美熟女ヒロインは鵜の目鷹の目で狙われて…

奇談エバンジェリスト

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第十一戦:小熟女ヒロインは偽ビューティ・マダムに変身させられマニアックなコスチュームまで着せられ赤っ恥

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数日後―――。
CMの作成の打ち合わせという事で、映像制作会社ポニック・アートのスタジオを訪ねた郁子たち。

「な、何コレ、聞いてないんですけど、こーいう展開は!?」
と、狼狽しまくる郁子。
「おお、良いぞ良いぞ、郁ちゃん」
と、ベンが褒めたたえれば、
「つーか…エロ過ぎるじゃん、郁子奥サマ」
目尻をスケベオヤジさながらにダラーっと下げ続けの、ダメ亭主洋助。
「んもう、じろじろ見ないでよ!」
と、怒り貌を赤面させる郁子。
それもそのはず、郁子は妙にエロい水着姿だ。
グレーのソレは妙に蠱惑的な肉体に密着し、歩を進めるだけでぶるんぶるんと震える郁子の乳房の大きさを誇示させる。
しかもその布地が妙に薄いのだ。
乳房の上で乳首がくっきりと浮かび上がり、へその穴まで透けて見えるではないか。

だが、エロさはそれにとどまらず、だ。
エンジェルゾーンの鋭角の度合いがやたらと鈍いのである。
いうなれば、一昔前のブルマ、いやスクール水着とでも形容すればよいだろうか。
太腿の付け根の部分が水着の生地に覆い隠され、ビキニラインが布地の下に浮かび上がり、コレがまた妙にコケティッシュなのだ。
「おお、郁子、何年ぶりのスク水だよぉ? めっちゃ、可愛いぞ」
「そういやあ、郁ちゃん、体操部だったし、ブルマにレオタ、夏はスク水と、やたらサービスシーンが多かったよなあ」
「そうそう、その頃から何度“お世話”になったことか」
と、ダメ亭主は恥ずかしげもなく、しみじみと当時の“おかず”を回想している。
「んもう、いつまでたってもエッチな男の子なんだからぁ!」
と、ぷんぷん顔の郁子。
が、郁子の受難はここからが本番だった。

「え…何コレ、ベン君?」
と、きょとんとする人妻に渡されたモノ、それは、金色のパーティマスク。
「さ、ソレ付けて、郁ちゃん」
「これって…噂の…ビューティ・マダムの仮面?」
と、内心うしろめたさと、白々しさを覚えつつ、郁子は戸惑いの表情を浮かべ勉を見返す。
「そう、巷じゃなかなかの人気だぜ、ビューティ・マダムは。何せ正体不明にして魅惑の小熟女だからな。俺の周りの男らも大注目、まさに時の人ってわけさ」
確かに郁子、いやビューティ・マダムの闘いぶりは、嵐難ジャーナルのお節介な報道により、この街のみならず県内でもなかなか知られるところだ。
「仮面の上からでもありゃ、相当な美人さんだぜ。そこで思いついたんだ。郁ちゃんにビューティ・マダムのパロディを演じてもらおうと、ね。それが今回のCMの演出だ。さ、仮面をつけて」
「え、ええ…」
(困っちゃったな。コレで仮面なんて付けたら、逆に正体がバレるんじゃないかな?)
鮮やかなマスクをつけた途端、男二人から賞賛のあらしだ。

「郁子、めっちゃエロ――――い‼ もう、最ッッ高だぜ‼ 惚れ直した‼」
と、タダでさえビューティ・マダムファンの洋助は、マニアックなビューティ・マダムの変形ヴァージョンに扮した嫁を垂涎の表情で眺めまわす。
「おお、似合う似合う、股間のラインがスク水チックなのが、逆にエロいねえ。まぁ、へその穴も開いていないし、レオタードとは違うから、ご本人様がロイヤリティを主張してくることはないっしょ。ある意味、モノホンのビューティ・マダムよりエッチで可愛いかも」
と、ベンは職業人らしい、賛辞を送ってくる。
(もう、この男たちったら。…洋助、フツーに気づくでしょ、自分の奥さんがビューティ・マダムの正体だって)
と、肝心の惚れぬいた嫁が件のヒロインであることにだけは、まるで気が付く様子もないダンナに痛し、痒し、の郁子でもある。
が、郁子の偽ビューティ・マダム姿に熱視線を送る輩はもう一人いるようだ。

「フフフ、郁子お嬢、なかなか素敵ですなぁ。いっそ、ビューティ・マダムのコスチュームを、そのデザインで発注しなおしましょうかねえ」
と、ほくそ笑むのはハイクオリティの古株の技術開発部長、柏森だ。
郁子がマダムであることを知る人物でもある。
「ジョーダンはやめてください、柏森さんまで」
と、ツンと澄ました貌を作る郁子。
「ははは、あんまり可愛らしい怒り貌など見せると“共演者”が悦んでしまいますぞう」
「…どういうことかしら?」
「CMの共演者、御存じですか。ご当地タレント、あるちんさんなんですよ。何せ、彼…いや彼女、そのテの人ですが、美人が好きだと噂ですからねえ。好きといっても、嫉妬に駆られてマニアックな趣向を凝らして歓待するらしいですぞ」
「え…」
(ヤダ、隼人の言ってたこととは違う意味で、妖しい人なのかな?)
と、郁子は不安に駆られる。

「さ、準備準備。郁ちゃん今度はコレ」
と、ベンは馴れ馴れしく郁子の手を後ろに回す。
「え、え、何、ちょっと?」
郁子が戸惑う間もなく、その手首を背後で手錠で拘束してしまったベン。
「これもCMの演出なのよ」
「ええ、ちょっとぉ! よーちゃん、助けてよお」
と困惑顔の郁子は、哀願するように夫に救いを求め、可愛い人妻貌を赤面させる。
がもともと熱烈なDIDマニアにして、“郁子囚われの図”を拝むのが夢である洋助がこのスチュエーションに興奮しないはずもない。
偽ビューティ・マダムのコスチューム姿で、後ろ手に拘束され身悶える妻に、惚れ惚れだ。
「すっげえ良いぞ、郁子…。どんなエロいAVもお前の痴態には敵わないわ!」
「もう、コレだから変態さんはぁ!」
と、郁子は偽マダムの仮面をつけた美貌を、激しく左右に振る。
そんな彼女に歩み寄る影…。
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