優しい人に、出会ってしまった(朝比奈聖×櫻井乃)

朝比奈*文字書き

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#6 手だけで、こんなに愛されるなんて。

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⚠️この作品には以下の描写が含まれます
・ R-18 / 性的表現
・ 番・発情期(ヒートなし)設定あり
・ほぼ車内行為
・擦り合い・ゴム有(非挿入)プレイ
・濃厚スキンシップ / 執着愛 / 無理矢理なしの合意の上
・下着描写 / 涎 / 擬音 / 少し羞恥プレイ寄り

※番設定における番特有の匂いや反応に関する描写あり
※苦手な方はご注意ください。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「……僕が落ち着くまで手を繋いでて?」

「あぁ……ずっと繋いでる」
車のエンジンをかけ駐車場を出ると乃の手に指絡ませ手を繋ぐ。

暫く車を走らせると、日が沈んで来る。
「夜景が綺麗に見える場所があるんだけど、そこに行ってもいいか?」
「うん、朝比奈さんとならどこでも行きたい」
少しまだ声が震える。

暫く無言が続き、車が止まる。

「降りれるか?」
「うん」
車を降り、椅子がある場所に座る。
「初めて自分が好きな場所教えた」
「え」
「よく、ここ一人で悩んでる時に来てたんだ、景色が綺麗で空っぽになれる、ここ、恋人と来れたら最高だろうなとか思ってて」
「こんな眺めのいい景色僕、初めてです…と言うか……こう言う所初めて来て感動しました」
「乃は、まだ敬語まじりだな」
「あ…」
「もう、恋人兼パートナーなんだから敬語じゃなくて良いよ」
手を繋ぎ乃を抱き締め額にキスをする。
「寒くないか?」
「うん…朝比奈さんと出会えて良かったです」
「俺も乃と出会えて良かったよ……さ、車戻ろうか」

乃を車に案内し、朝比奈も車に乗る、その瞬間、乃の座席がガタンと倒れる。

「ふぇっ?!」
「大丈夫か?」
朝比奈は慌てて乃の座席を戻そうと覆い被さる状態になる。
ふと朝比奈は乃が目に入る。
「どうした?しんどいか?このままシート倒しておくか?」
「そ、そうじゃないです…その…急に朝比奈さんが……近くて」
「風邪じゃないなら良かった」
安心したその瞬間、乃が朝比奈に抱き着いた。
「どうした?」
「……こうしたかったです」
嬉しそうに溜息を漏らし、朝比奈はそのまま乃の座席に覆い被さった。
「少しこうしておこう……ここは人も来ないからゆっくり過ごせる」
「朝比奈さんの匂い落ち着く」
そうかと言いながら、乃の頭を優しく撫でる。
微かな甘い匂いが朝比奈の鼻を掠める。

「乃……?」
「な、なんでもないです…」
顔を隠すように朝比奈の肩に顔を埋める。

「甘い匂いがするんだが」
「違くて…その…」
「足がモジモジしてるのに?……でも、ヒートには早いよな?」
「…ヒートじゃない…です」
「したい?」
「…あ…いや、でも…車の中だし……ゴム無いと……その…いや、お家帰ってからで大丈夫です!」
顔を真っ赤にしながら目線を逸らし、喋る。

「あっ…朝比奈さんっ、待って」
「ほら、服汚れるぞ」
乃の服に触れる。
「く、車汚れるから…」
「良いよ、掃除すればいいし、乃は気にするな」
「気にするっ」
朝比奈の手が乃の下着の中に手を滑り込ませる。
「そう言いながら、ここを濡らしてるのは?」
「…朝比奈さんが…触るから……余計……んっ」
ピクッと体が反応し朝比奈に抱き着く腕に力が入る。
「ほら、力抜いて」
「無理……車汚れちゃう…」
「じゃあ、ちょっと待って」
そう言って後ろの座席からタオルを引っ張り出し、乃の下に敷く。
「これで良いか?」
「…なんでタオルあるんですか?」
「飲み物こぼした時とか急な雨の日とかあるだろ?だから、それでいつも車に常備してる……ん?俺がなんかしてると思ったか?」
「……思ってないです…いつも朝比奈さん……準備良すぎるから」
「不安にしたなら申し訳ないな、俺は乃しか見てないから大丈夫だ、それに乃しか匂いがわからないからな」
そう言って乃にキスをして、手をゆるゆる動かす。
「ふっ、んっ……ふ、ぁ」
「相変わらず凄いな、ドロドロだ」
服が汚れないようにと、乃のズボンと下着をそっと脱がせる。
「終わったら下着買いに行くか?」
乃は顔を真っ赤にする。
「一緒に住んでるんだし、下着何枚かあっても困らないだろ?」
小さく頷く。
すると朝比奈は一度車を出て、助手席側にまわってきた。乃を抱き抱え、助手席に座り、自分の上に乗せダッシュボードからゴムを取る。
「あ、朝比奈さん?」
「入れないから安心しろ」
自分のモノを出し、ゴム嵌め乃のモノにもゴムを嵌めるが少しブカブカ。
「これなら、汚れないだろ?」
「……あの…ちょっとゴムが…」
「乃のは可愛いからな」
少しからかう朝比奈。
「んーっ!!」
「怒ってるのか?」
そう言って頬を膨らます乃の頬に指を指す。
「家帰ったら可愛がってやるから、許してくれるか?」
「……仕方ないから…良いよ」
目線を逸らし、頬を赤らめる。朝比奈に腕を引っ張られ、朝比奈の胸の中に倒れ込み、抱き締められ頭を撫でられる。
「今はこれで許してな?」
耳元で囁かれ、ピクッと乃の体が反応する。唇が触れ舌を絡ませ、同時に扱かれる。

「気持ちいい?」
「……恥ずかしい」
「恥ずかしい?ドロドロなのに?」
「だ、だって……誰かに見られたら」
「見えないよ?……ふふ、今ちょっと大きくなったね」
「言わないでって…っ」
「ピクピク反応してて可愛いね」
心地よい低い声が乃の耳に掠め、乃は自然と腰が揺れ、息が上がる。
「んっ、ぁ…」
「もっと、いつもみたいに声きかせて」
「やだ……外、聞こえちゃう…んぁっ…」
「ずっと腰揺れてるね」
「だって…大好きな人の手触られたら…」
「俺の手好きだもんな?」
そう言いながら、乃の唇に指を這わし、口の中に指を入れる。
「ふっ、ん」
「俺の手、乃のだから好きなようにして良いよ」
そう言うと乃は朝比奈の手を両手で持ち、頬を赤くし目を潤ませ、舌を這わすように舐める。
「ふっ…はぁ…んっ」
「下から眺める乃も可愛いね」
「はぁっ…んっ…やら、むり」
指を舐めながら涎が口元から溢れ、体がうねる。
「そ、そんなに…手…動かさないでっ」
朝比奈の手を握ってる手に力が入る。
「俺も、そんな可愛い乃の顔見てると興奮するよ」
「んっ…あぁ、待ってっ…イッちゃうっ!!」
その瞬間、朝比奈は乃を抱き寄せ噛み付くようにキスをし、二人で果てる。

「……朝比奈さん…ゴムから漏れちゃったかも」
「良いよ」
ウェットティッシュを手に取りゴムを取り、拭く。
「乃、下着履くか?」
少しカピカピになった下着にある。
「……う…履かない」
「下着屋さん行こう、乃に似合いそうなお店あるから」
再び抱き締め、キスをする。
「疲れた?」
「ううん、大丈夫、この疲れ大好き」
「下着屋さん着くまで寝てていいからな」
そう言って、座席倒したまま、朝比奈は運転席に移動する。


下着屋さんに行き何着か購入し家に戻る。


「朝比奈さん、今日いっぱいありがと」
「うん、良いよ」
「僕の機嫌とりで、可愛がってくれるんでしょ?」
後ろで手を組み首を傾げる。
「そうだな、約束だもんな」


そう言って、乃を抱き抱え寝室へ向かう。
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