5 / 8
#5「怖かった僕に、ずっと手を握ってくれる人がいた」
しおりを挟む
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
⚠️注意事項
・オメガバース設定(α×Ω)
・性描写あり(事後)
・甘々ラブラブ → ストーカーによる緊張描写あり
・執着描写/店のストーカー登場
・軽度の暴力表現あり(制圧描写あり)
・恐怖・トラウマ表現あり(乃の反応)
・ハッピーエンド/安心できる展開あり
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「乃、今回も凄いな…床びちゃびちゃだ」
「きょ、今日は僕が床掃除するからっ!……拭くもの借りていい?」
朝比奈は口元を緩ませ、乃にタオルを渡す。
「俺も手伝おうか?」
「…うん…朝比奈さん、毎回僕汚してばっかだよね」
床を掃除しながら喋る。
「それだけ気持ちいいって事だろ?いい事じゃないか」
「でも……やっぱり机の上でするのは……ちょっと気が引けちゃう」
「そうだな」
「……お風呂がいい!次からお風呂でしよ?」
「うん、お風呂ならそのまま流せるし、そのままお風呂にも浸かれるしな」
床掃除が終わり、お風呂場に行く。
「洗ってやる」
シャワーを掛け、乃の体を洗う。
「いつも思うんだけど、朝比奈さんって体洗うの上手いよね?」
「そう?」
「うん、寝れそうなくらい気持ちいい」
「そうか」
お風呂にゆっくり浸かり、部屋着に着替えベッドに入る。
「寝れそうか?」
「うん、爆睡出来そう!」
「じゃあ、おやすみ~」
--朝。
朝起きると朝比奈が朝ごはんを作っていた。
「あ…朝比奈さん…今日お休み?」
目を擦りながら起きてくる乃。
「今日は休暇を取ったよ…朝ごはんも丁度できたし食べよう」
テーブルに朝ごはんを並べられる。
「わぁっ、あのお店みたい!」
「写真よりボリュームがすごいお店?」
「そう!」
厚切りのトーストに、スクランブルエッグに、オレンジジュースにサラダ。
「厚切りのトースト好き?」
「うん、大好き!」
「それは良かった……今日は何処かに出かける?」
「朝比奈さんしんどく無いですか?」
「うん、俺は全然、乃とならどこでも行けるよ」
「んー、お家でまったりも良いけど……どっか行くのもいいな…」
真剣に悩み始める乃。
「あ!」
「なに?」
「…朝比奈さんは女装とか好き?」
「乃がするの?」
「そう」
「じゃあ、洋服買いに行こうか!」
「いいの!」
「良いよ、プレゼントするよ、どんな服が良い?」
「え、えーと…僕ロリータとか可愛い服が好きです!」
「似合いそうだね、見に行こうか」
「いや、あ、でも…高いし」
「どのくらい?」
「多分…4から5万は超えると思う」
「良いよ、乃が欲しいなら惜しまないし、好きなだけ」
「じゃ、じゃあ…僕体でいい?」
「体はすでに俺のでしょ?ずっと居てくれたら良いよ」
「なんで、そんなに優しいんですか…」
「俺は、普通に俺がやりたい事をやってるから、気にしなくて良いよ!」
乃の頭をくしゃくしゃと片手で撫でる。
「ご飯食べたら準備して行こうか」
「はいっ」
ご飯を食べ終え、出かける準備をし朝比奈が運転する車に乗る。
「乃は元々女装が好きだったの?」
「女装というか、可愛い服が好きなんだ」
「だから、水色とか淡い色が多いんだね、洋服」
「はい!」
「俺はその人に似合ってたら問題ないから、乃の可愛い服も似合うと思うよ」
「そう言われて、すっごい買い物楽しみ!」
「お昼ご飯もどこかで食べようか!」
はいと楽しみの雰囲気で、ニコニコする乃。
「あ、そう言えば乃はいつもどこで洋服買ってる?」
「んー、だいたい公式サイトか、原宿…新宿とか」
「じゃあ、その辺行ってみようか」
原宿の駐車場に止め竹下通りを歩く。
「んーっ、久しぶりに来た」
「どのくらい振り?」
「お仕事始めてから来てなかったんだよね」
「じゃ数年ぶりぐらい?」
「うん、そのくらい!…でも、欲しい物いっぱいあったらどうしよう」
「欲しいやつ買えばいい、金額は気にするな」
一店舗目の洋服屋さんに入る。
レースやフリルがふんだんに使われたゴシック調のお店。
「ここのお店初めて来た」
目をキラキラさせながら朝比奈を見る。
「はっ!」
「どうした?」
「つい…可愛くてテンション上がっちゃった」
「良いよ」
「うわぁ…フリルの姫袖…可愛い……は、ヘッドドレスもある…んー」
「ほら、貸せ、スカートとかズボンは良いのか?靴とかは?」
乃が悩んでるいる服を全て取っていく。
「え、あ…そんなに…まだ一店舗目」
「他のお店でも買えばいい」
「…んーじゃ、じゃあ…このフリフリのスカート」
「ん」
朝比奈は会計を済まし、乃と店を出る。
「一店舗目でこんなに買ってもらっちゃった」
「次は?」
「んー…あ、このお店行きたい!いつも公式で買ってたお店だ」
「じゃあ、ここが本命だな」
「ねぇねぇ、朝比奈さん、ここのお店僕全部好きなんだけど、朝比奈さんがコーディネートしたやつ着たい」
「俺…こういう系統の洋服はセンスないと思うぞ?」
「…朝比奈さんが選んだやつなら喜んで着るよ、僕」
少しため息漏らし、そうかと呟く。そして店に入る。
淡い色のロリータ服に店内もピンクの壁紙に可愛いものだらけ。
「今日は何かお探しですか?」
「あ…」
「この子に似合う洋服が欲しくて」
「あ、でしたら丁度今新作が入ってきたんですよ」
店員が箱から出してくる。
「でも、お顔が可愛いから何でも似合いそうですね…試着してみますか?」
「いんですか」
「はい、こちらにどうぞ……このブラウスもお似合いかと」
ブラウスを渡し乃が試着室に入る。
「ど、どうかな?」
結局店員が見繕ってくれたものを全部着た。
ピンクのフリフリのメルヘンロリータワンピースに、ピンクのヘッドドレス、ブラウスは丸襟で白、レース付きの白靴下に、ピンクの厚底パンプス。
「可愛いな、お姉さんこれ、一式と……このワンピースもお願いする」
「はい、ありがとうございます」
すると後ろからソロっと水色のヘッドドレスをレジに置く。
「ふっ……お姉さんすまない、これも」
「朝比奈さんが選んだワンピース水色だから、水色のヘッドドレスいる」
「……可愛いな」
会計を済ませ、店を出る。
「朝比奈さん、いっぱいありがとう……今日は満足しちゃった」
「もう、良いのか?」
「うん、全部満たされたよ!すっごい嬉しい」
そして駐車場に向かい、乃を先に車に乗せる。
「さっきから君は何か用か?」
朝比奈は勘づいていた、後ろから誰かが付いてきているのを。
「…俺の乃何だけど、取らないでくれない?」
「君、俺のマンションにも居たやつだよな?」
「俺の乃返せよ」
「君は警察から会うなと言われてるはずだが」
「関係ない」
朝比奈が戻ってくるのが遅く、乃は車から降りる。
「朝比奈さん、まだ……はぁっ」
「あ、乃、戻って来てくれたんだね」
「……いや…嫌だ…」
腰が抜け動けなくなる。朝比奈が咄嗟に乃の前に立つ。
「なぁ、俺達結婚するって誓ったよな?セックスもしたじゃん」
「……やだ…来るな……」
息が上がり、体が震える。
「俺の大事なパートナーに触れないでくれるか?」
男の腕を掴む。
「はぁ?偉そうに」
「乃、警察呼べるか?」
乃は首を動かす事しか出来なかった、震える手で携帯を取り警察に電話をする。
「おい、愛し合った仲じゃねぇのかよっ、淫乱」
朝比奈の中でブチッと切れ、男を地面に押し倒し後ろで手を抑え込んだ。
「君にはこの子の良さが分かってないから、勿体ない……」
一生近付くなと怒りが混じった声を出した。
「あ、朝比奈…さん…後5分くらいで…警察来るみたい」
「あぁ、ありがと」
男は警察に連れて行かれ、無事なのを確認したあと解放され二人とも車に戻った。
「悪かったな…せっかくのデート台無しにしてしまった」
乃は左右に首を振る。
「台無しじゃない!…僕が…嫌なの分かってて…見えない所で解決しようとしてくれたんでしょ?」
「じゃあ、何出てきたんだ?危ないだろ」
「……朝比奈さんが……いつもより遅かったから……それで心配になって」
思わず泣きそうな声で喋った。無言で乃を抱き締める。
「お前を隠してたら何もないと思った、もし出て来たら相手何するか分からないし……俺もお前の事で何しでかすか分からないからな……」
少し乃が朝比奈の腕の中で震えてるのが分かる。
「怖かったな……少し、ドライブして帰るか?」
「……うん…後さ…少しお願いある」
「なんだ」
「……僕が落ち着くまで手を繋いでて?」
⚠️注意事項
・オメガバース設定(α×Ω)
・性描写あり(事後)
・甘々ラブラブ → ストーカーによる緊張描写あり
・執着描写/店のストーカー登場
・軽度の暴力表現あり(制圧描写あり)
・恐怖・トラウマ表現あり(乃の反応)
・ハッピーエンド/安心できる展開あり
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「乃、今回も凄いな…床びちゃびちゃだ」
「きょ、今日は僕が床掃除するからっ!……拭くもの借りていい?」
朝比奈は口元を緩ませ、乃にタオルを渡す。
「俺も手伝おうか?」
「…うん…朝比奈さん、毎回僕汚してばっかだよね」
床を掃除しながら喋る。
「それだけ気持ちいいって事だろ?いい事じゃないか」
「でも……やっぱり机の上でするのは……ちょっと気が引けちゃう」
「そうだな」
「……お風呂がいい!次からお風呂でしよ?」
「うん、お風呂ならそのまま流せるし、そのままお風呂にも浸かれるしな」
床掃除が終わり、お風呂場に行く。
「洗ってやる」
シャワーを掛け、乃の体を洗う。
「いつも思うんだけど、朝比奈さんって体洗うの上手いよね?」
「そう?」
「うん、寝れそうなくらい気持ちいい」
「そうか」
お風呂にゆっくり浸かり、部屋着に着替えベッドに入る。
「寝れそうか?」
「うん、爆睡出来そう!」
「じゃあ、おやすみ~」
--朝。
朝起きると朝比奈が朝ごはんを作っていた。
「あ…朝比奈さん…今日お休み?」
目を擦りながら起きてくる乃。
「今日は休暇を取ったよ…朝ごはんも丁度できたし食べよう」
テーブルに朝ごはんを並べられる。
「わぁっ、あのお店みたい!」
「写真よりボリュームがすごいお店?」
「そう!」
厚切りのトーストに、スクランブルエッグに、オレンジジュースにサラダ。
「厚切りのトースト好き?」
「うん、大好き!」
「それは良かった……今日は何処かに出かける?」
「朝比奈さんしんどく無いですか?」
「うん、俺は全然、乃とならどこでも行けるよ」
「んー、お家でまったりも良いけど……どっか行くのもいいな…」
真剣に悩み始める乃。
「あ!」
「なに?」
「…朝比奈さんは女装とか好き?」
「乃がするの?」
「そう」
「じゃあ、洋服買いに行こうか!」
「いいの!」
「良いよ、プレゼントするよ、どんな服が良い?」
「え、えーと…僕ロリータとか可愛い服が好きです!」
「似合いそうだね、見に行こうか」
「いや、あ、でも…高いし」
「どのくらい?」
「多分…4から5万は超えると思う」
「良いよ、乃が欲しいなら惜しまないし、好きなだけ」
「じゃ、じゃあ…僕体でいい?」
「体はすでに俺のでしょ?ずっと居てくれたら良いよ」
「なんで、そんなに優しいんですか…」
「俺は、普通に俺がやりたい事をやってるから、気にしなくて良いよ!」
乃の頭をくしゃくしゃと片手で撫でる。
「ご飯食べたら準備して行こうか」
「はいっ」
ご飯を食べ終え、出かける準備をし朝比奈が運転する車に乗る。
「乃は元々女装が好きだったの?」
「女装というか、可愛い服が好きなんだ」
「だから、水色とか淡い色が多いんだね、洋服」
「はい!」
「俺はその人に似合ってたら問題ないから、乃の可愛い服も似合うと思うよ」
「そう言われて、すっごい買い物楽しみ!」
「お昼ご飯もどこかで食べようか!」
はいと楽しみの雰囲気で、ニコニコする乃。
「あ、そう言えば乃はいつもどこで洋服買ってる?」
「んー、だいたい公式サイトか、原宿…新宿とか」
「じゃあ、その辺行ってみようか」
原宿の駐車場に止め竹下通りを歩く。
「んーっ、久しぶりに来た」
「どのくらい振り?」
「お仕事始めてから来てなかったんだよね」
「じゃ数年ぶりぐらい?」
「うん、そのくらい!…でも、欲しい物いっぱいあったらどうしよう」
「欲しいやつ買えばいい、金額は気にするな」
一店舗目の洋服屋さんに入る。
レースやフリルがふんだんに使われたゴシック調のお店。
「ここのお店初めて来た」
目をキラキラさせながら朝比奈を見る。
「はっ!」
「どうした?」
「つい…可愛くてテンション上がっちゃった」
「良いよ」
「うわぁ…フリルの姫袖…可愛い……は、ヘッドドレスもある…んー」
「ほら、貸せ、スカートとかズボンは良いのか?靴とかは?」
乃が悩んでるいる服を全て取っていく。
「え、あ…そんなに…まだ一店舗目」
「他のお店でも買えばいい」
「…んーじゃ、じゃあ…このフリフリのスカート」
「ん」
朝比奈は会計を済まし、乃と店を出る。
「一店舗目でこんなに買ってもらっちゃった」
「次は?」
「んー…あ、このお店行きたい!いつも公式で買ってたお店だ」
「じゃあ、ここが本命だな」
「ねぇねぇ、朝比奈さん、ここのお店僕全部好きなんだけど、朝比奈さんがコーディネートしたやつ着たい」
「俺…こういう系統の洋服はセンスないと思うぞ?」
「…朝比奈さんが選んだやつなら喜んで着るよ、僕」
少しため息漏らし、そうかと呟く。そして店に入る。
淡い色のロリータ服に店内もピンクの壁紙に可愛いものだらけ。
「今日は何かお探しですか?」
「あ…」
「この子に似合う洋服が欲しくて」
「あ、でしたら丁度今新作が入ってきたんですよ」
店員が箱から出してくる。
「でも、お顔が可愛いから何でも似合いそうですね…試着してみますか?」
「いんですか」
「はい、こちらにどうぞ……このブラウスもお似合いかと」
ブラウスを渡し乃が試着室に入る。
「ど、どうかな?」
結局店員が見繕ってくれたものを全部着た。
ピンクのフリフリのメルヘンロリータワンピースに、ピンクのヘッドドレス、ブラウスは丸襟で白、レース付きの白靴下に、ピンクの厚底パンプス。
「可愛いな、お姉さんこれ、一式と……このワンピースもお願いする」
「はい、ありがとうございます」
すると後ろからソロっと水色のヘッドドレスをレジに置く。
「ふっ……お姉さんすまない、これも」
「朝比奈さんが選んだワンピース水色だから、水色のヘッドドレスいる」
「……可愛いな」
会計を済ませ、店を出る。
「朝比奈さん、いっぱいありがとう……今日は満足しちゃった」
「もう、良いのか?」
「うん、全部満たされたよ!すっごい嬉しい」
そして駐車場に向かい、乃を先に車に乗せる。
「さっきから君は何か用か?」
朝比奈は勘づいていた、後ろから誰かが付いてきているのを。
「…俺の乃何だけど、取らないでくれない?」
「君、俺のマンションにも居たやつだよな?」
「俺の乃返せよ」
「君は警察から会うなと言われてるはずだが」
「関係ない」
朝比奈が戻ってくるのが遅く、乃は車から降りる。
「朝比奈さん、まだ……はぁっ」
「あ、乃、戻って来てくれたんだね」
「……いや…嫌だ…」
腰が抜け動けなくなる。朝比奈が咄嗟に乃の前に立つ。
「なぁ、俺達結婚するって誓ったよな?セックスもしたじゃん」
「……やだ…来るな……」
息が上がり、体が震える。
「俺の大事なパートナーに触れないでくれるか?」
男の腕を掴む。
「はぁ?偉そうに」
「乃、警察呼べるか?」
乃は首を動かす事しか出来なかった、震える手で携帯を取り警察に電話をする。
「おい、愛し合った仲じゃねぇのかよっ、淫乱」
朝比奈の中でブチッと切れ、男を地面に押し倒し後ろで手を抑え込んだ。
「君にはこの子の良さが分かってないから、勿体ない……」
一生近付くなと怒りが混じった声を出した。
「あ、朝比奈…さん…後5分くらいで…警察来るみたい」
「あぁ、ありがと」
男は警察に連れて行かれ、無事なのを確認したあと解放され二人とも車に戻った。
「悪かったな…せっかくのデート台無しにしてしまった」
乃は左右に首を振る。
「台無しじゃない!…僕が…嫌なの分かってて…見えない所で解決しようとしてくれたんでしょ?」
「じゃあ、何出てきたんだ?危ないだろ」
「……朝比奈さんが……いつもより遅かったから……それで心配になって」
思わず泣きそうな声で喋った。無言で乃を抱き締める。
「お前を隠してたら何もないと思った、もし出て来たら相手何するか分からないし……俺もお前の事で何しでかすか分からないからな……」
少し乃が朝比奈の腕の中で震えてるのが分かる。
「怖かったな……少し、ドライブして帰るか?」
「……うん…後さ…少しお願いある」
「なんだ」
「……僕が落ち着くまで手を繋いでて?」
0
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました
あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」
穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン
攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?
攻め:深海霧矢
受け:清水奏
前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。
ハピエンです。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
自己判断で消しますので、悪しからず。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学で逃げ出して後悔したのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
【完結済】極上アルファを嵌めた俺の話
降魔 鬼灯
BL
ピアニスト志望の悠理は子供の頃、仲の良かったアルファの東郷司にコンクールで敗北した。
両親を早くに亡くしその借金の返済が迫っている悠理にとって未成年最後のこのコンクールの賞金を得る事がラストチャンスだった。
しかし、司に敗北した悠理ははオメガ専用の娼館にいくより他なくなってしまう。
コンサート入賞者を招いたパーティーで司に想い人がいることを知った悠理は地味な自分がオメガだとバレていない事を利用して司を嵌めて慰謝料を奪おうと計画するが……。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
婚約破棄された令息の華麗なる逆転劇 ~偽りの番に捨てられたΩは、氷血公爵に愛される~
なの
BL
希少な治癒能力と、大地に生命を呼び戻す「恵みの魔法」を持つ公爵家のΩ令息、エリアス・フォン・ラティス。
傾きかけた家を救うため、彼は大国アルビオンの第二王子、ジークフリート殿下(α)との「政略的な番契約」を受け入れた。
家のため、領民のため、そして――
少しでも自分を必要としてくれる人がいるのなら、それでいいと信じて。
だが、運命の番だと信じていた相手は、彼の想いを最初から踏みにじっていた。
「Ωの魔力さえ手に入れば、あんな奴はもう要らない」
その冷たい声が、彼の世界を壊した。
すべてを失い、偽りの罪を着せられ追放されたエリアスがたどり着いたのは、隣国ルミナスの地。
そこで出会ったのは、「氷血公爵」と呼ばれる孤高のα、アレクシス・ヴァン・レイヴンだった。
人を寄せつけないほど冷ややかな瞳の奥に、誰よりも深い孤独を抱えた男。
アレクシスは、心に傷を抱えながらも懸命に生きようとするエリアスに惹かれ、次第にその凍てついた心を溶かしていく。
失われた誇りを取り戻すため、そして真実の愛を掴むため。
今、令息の華麗なる逆転劇が始まる。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
愛する公爵と番になりましたが、大切な人がいるようなので身を引きます
まんまる
BL
メルン伯爵家の次男ナーシュは、10歳の時Ωだと分かる。
するとすぐに18歳のタザキル公爵家の嫡男アランから求婚があり、あっという間に婚約が整う。
初めて会った時からお互い惹かれ合っていると思っていた。
しかしアランにはナーシュが知らない愛する人がいて、それを知ったナーシュはアランに離婚を申し出る。
でもナーシュがアランの愛人だと思っていたのは⋯。
執着系α×天然Ω
年の差夫夫のすれ違い(?)からのハッピーエンドのお話です。
Rシーンは※付けます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる