選挙・開票・そして殺人~君に一票を。死んで欲しいから~

みにぶた🐽

文字の大きさ
7 / 12

第6章「記憶の断片」

しおりを挟む
 田中の処刑から一夜が明けた。

 蒼太は個室のベッドで目を覚ましたが、昨夜の光景が脳裏に焼き付いて離れなかった。雨宮が震える手で注射器を握っていた瞬間、田中の最後まで歪んだ笑顔、そして処刑後に崩れ落ちた雨宮の姿。

 隣室からは、夜中ずっと雨宮のすすり泣きが聞こえていた。彼女の精神状態は、明らかに限界を超えていた。

 スピーカーから機械音声が流れる。

「おはようございます。本日は休息日とします。次回選挙の準備期間といたします」

 休息日。蒼太は苦笑した。この地獄に休息などあるはずがない。参加者たちの心は、一刻も休まることなく恐怖と絶望に支配され続けている。

 個室から出ると、廊下で高橋と遭遇した。彼の表情には深い疲労と、何かを考え込んでいる様子が見て取れた。

「蒼太さん、少し話がありませんか」

 高橋の声には、いつもの分析的な冷静さに加えて、切迫感が込められていた。

「もちろんです」

 二人は人目につかない廊下の角に移動した。高橋は周囲を確認してから、小声で話し始めた。

「昨夜、気になることがあったんです。田中の処刑後、神谷の行動を観察していたんですが……」

 高橋は言葉を選びながら続けた。

「彼は処刑台を片付ける職員たちと、何やら会話をしていました。普通の参加者なら、職員と接触することなんてできないはずなのに」

 蒼太は眉をひそめた。確かに、これまで職員たちは参加者との接触を一切避けていた。防護服に身を包み、無言で業務を遂行するだけの存在だった。

「それに」

 高橋の声がさらに小さくなった。

「神谷は処刑の方法について、事前に知っているような素振りを見せていました。昨日の処刑で使われた注射器の種類や、効果について詳しく語っていたんです」

「まるで、このゲームの内部情報を知っているかのような」

 蒼太の推測に、高橋は頷いた。

「ええ。神谷は単なる参加者ではない可能性があります。もしかすると、このゲームの関係者、あるいは……」

 その時、背後から声をかけられた。

「何をひそひそ話しているんですか?」

 振り返ると、神谷が立っていた。いつから聞いていたのか分からないが、その微笑みには明らかな警告の意味が込められていた。

「神谷さん」

 蒼太は冷静を装った。

「おはようございます。昨夜はお疲れさまでした」

「ああ、雨宮さんの初めての処刑執行でしたからね。なかなか見応えがありました」

 神谷の言葉には、人の苦痛を楽しむような響きがあった。田中とは別種の、より知的で計算された悪意だった。

「ところで」

 神谷は高橋を見つめた。

「高橋さんは研究者でしたね。観察眼が鋭くて感心します。ただ、あまり深く詮索しすぎると、危険な目に遭うかもしれませんよ」

 明確な脅迫だった。高橋の顔が青ざめる。

「何か隠していることでもあるんですか?」

 蒼太が割って入った。神谷の視線が彼に向かう。

「隠していること? 面白い表現ですね。では、蒼太さんはいかがですか? まだ思い出せませんか? あなたの『罪』を」

 神谷の言葉に、蒼太の心臓が跳ね上がった。

「僕の記憶について、あなたは何か知っているんですか?」

「知っている、というより……」

 神谷は意味深な笑みを浮かべた。

「思い出すきっかけを与えることはできるかもしれません。もし、あなたが本当に真実を知りたいなら」

 蒼太は神谷の提案に警戒した。この男の申し出には、必ず裏がある。

「どういう意味ですか?」

「今夜、個室でお待ちください。興味深いものをお見せしましょう」

 神谷はそれだけ言うと、立ち去っていった。残された蒼太と高橋は、困惑と不安を隠せなかった。

「蒼太さん、神谷の申し出は危険です。彼の真の目的が分からない以上……」

「分かっています」

 蒼太は高橋の忠告を遮った。

「でも、僕の記憶は必ず重要な鍵を握っているはずです。このゲームの真相に迫るためには、リスクを取る必要もある」

 高橋は心配そうな表情を浮かべたが、最終的には頷いた。

「分かりました。ただし、何かあったらすぐに助けを呼んでください」

 二人が話していると、雨宮が現れた。しかし、昨日までの雨宮とは別人のような様子だった。

 髪は乱れ、目は充血し、顔は青白く痩せこけている。田中の処刑が、彼女の精神に致命的なダメージを与えたことは明らかだった。

「雨宮さん」

 蒼太が声をかけると、雨宮はびくりと震えた。

「あ、蒼太さん……」

 彼女の声は掠れていた。

「大丈夫ですか?」

「大丈夫じゃない……私、人を殺したのよ。この手で……」

 雨宮は自分の手を見つめながら震えていた。

「私はもう……もう教師なんかじゃない。ただの殺人者よ」

 雨宮の自己嫌悪は深刻だった。このままでは、次の選挙まで持たない可能性もある。

「雨宮さん、あなたは悪くない」

 蒼太は慰めようとしたが、雨宮は首を振った。

「悪くないって? 私は田中を殺した。確かに彼は異常だった。でも、それでも人間よ。私が殺したのよ」

 雨宮の涙が止まらなかった。

「私の同僚も、田中も、みんな私のせいで死んだ。私は生きている資格なんてない」

 危険な発言だった。雨宮の精神状態は、自殺願望にまで発展している可能性がある。

「雨宮さん、聞いてください」

 蒼太は彼女の肩に手を置いた。

「このゲームは狂っています。あなたを殺人者にしたのは、このシステムです。あなた自身の意思ではない」

「でも、私が注射器を……」

「強制されたんです。あなたに選択肢はなかった」

 蒼太の言葉に、雨宮は少しだけ冷静さを取り戻した。

「本当に……そうでしょうか?」

「ええ。そして、私たちは必ずここから脱出します。一緒に、このゲームの真相を暴きましょう」

 雨宮は蒼太の目を見つめた。そこには、わずかながら希望の光が宿っているように見えた。

「蒼太さん……ありがとう」

 午後になると、参加者たちは中央ホールに集められた。今日は選挙はないが、何らかの発表があるようだった。

 スクリーンが点灯し、機械音声が響いた。

「参加者の皆さん、現在の生存者数は十八名です。次回、第三回選挙の実施について説明いたします」

 新しい情報が表示された。

【第三回選挙特別ルール】

【前回当選者(雨宮香織)は自動立候補】

【推薦権は全参加者に均等付与】

【ただし、神谷の影響力増大により、特別措置を実施】

【神谷は候補者から除外される】

 発表に、会場がざわめいた。神谷の候補者除外は予想外の展開だった。

 神谷自身も、初めて表情を変えた。明らかに動揺している様子だった。

「これは……どういうことですか?」

 神谷が機械音声に向かって質問したが、返答はなかった。

 スクリーンに追加情報が表示された。

【理由:前回当選者(神谷)の影響力が過度に増大】

【公平な選挙実施のため、一時的に候補者資格を停止】

【神谷は投票権のみ保持】

 神谷の顔が青ざめた。彼の計画に、大きな狂いが生じたのだ。

 参加者たちの間から、安堵のため息が漏れた。神谷の脅威から一時的にでも解放されることは、大きな救いだった。

 しかし、蒼太は別の不安を感じていた。このタイミングでの神谷除外は、あまりにも都合が良すぎる。まるで、誰かが意図的に操作したかのようだった。

「参加者の皆さん、明日は準備日とします。第三回選挙は明後日実施予定です」

 機械音声の発表で、参加者たちは解散した。しかし、神谷だけは立ち去らず、スクリーンを見つめ続けていた。

 その夜、蒼太は個室で神谷を待っていた。

 午後十時を過ぎた頃、ドアがノックされた。

「蒼太さん、お約束通り伺いました」

 神谷の声だった。ドアを開けると、彼は小さな装置を手に持っていた。

「これは何ですか?」

「記憶再生装置です。簡単に言えば、封印された記憶を呼び覚ますためのツールです」

 蒼太は警戒した。そんな装置が存在するということは、記憶の封印も人為的に行われたということになる。

「なぜ、あなたがそんなものを?」

「私の正体については、後ほど説明しましょう。まずは、あなたの記憶を取り戻すことが先決です」

 神谷は装置を蒼太に向けた。

「これを使えば、あなたが忘れている『罪』を思い出すことができます。ただし……」

 神谷の表情が険しくなった。

「その記憶は、おそらくあなたが想像している以上に重いものです。本当に知りたいですか?」

 蒼太は迷った。記憶を取り戻すことで、このゲームの真相に近づける可能性がある。しかし、同時に自分自身の恐ろしい過去と向き合わなければならない。

「やってください」

 蒼太は決断した。真実を知ることが、すべての始まりだった。

 神谷は装置のスイッチを入れた。微弱な電磁波のようなものが、蒼太の頭部に向けて放射される。

 最初は何も変化がなかった。しかし、数分経つと、蒼太の頭の中に映像が浮かび始めた。

 大学時代の研究室。指導教授との会話。そして……

 「あっ……」

 蒼太は頭を抱えた。封印されていた記憶が、堰を切ったように流れ込んできた。

 五年前、蒼太は大学の研究室で心理学を専攻していた。指導教授は、違法な人体実験を行っていた。記憶操作、洗脳、精神支配。そのすべてに、蒼太は協力していたのだ。

 「思い出しましたね」

 神谷の声が遠くに聞こえる。

 蒼太の記憶の中で、実験の被験者たちが苦しんでいた。彼らは皆、社会的に弱い立場の人々だった。ホームレス、精神病患者、身寄りのない老人。

 そして、その中に……雨宮がいた。

 五年前の雨宮は、まだ大学生だった。教職を目指していた彼女は、アルバイトとして実験に参加したのだ。そこで、記憶操作の実験を受けた。

 蒼太は、雨宮の記憶を改竄した張本人だったのだ。

 「そうです……あなたは覚えている」

 神谷の声が続く。

 蒼太の記憶はさらに続いた。実験は失敗し、多くの被験者が精神的な後遺症を負った。雨宮もその一人だった。彼女の記憶は混乱し、現実と虚構の区別がつかなくなった。

 その結果、雨宮は教師になってから同僚を裏切ることになった。混乱した記憶が、彼女の判断力を狂わせたのだ。

 そして、裏切られた同僚が自殺したのも、すべて蒼太の実験が原因だった。

 「全て……僕のせいだった……」

 蒼太は絶望した。雨宮の『罪』も、その同僚の死も、すべて自分が引き起こしたことだった。

 「まだ続きがあります」

 神谷は冷酷に告げた。

 記憶はさらに遡った。実験が発覚した時、蒼太は真実を隠蔽した。証拠を隠滅し、被験者たちを口封じのために施設に隔離した。

 高橋もその隠蔽に関わっていた。彼の『罪』である「不正の見逃し」は、この事件のことだったのだ。

 田中は、実験の証拠隠滅のために雇われた業者の息子だった。彼が異常な性格になったのも、幼い頃から暴力的な環境で育てられたからだった。

 鈴木の隣人の老人も、実験の被験者の一人だった。彼女が助けを求める声を無視したのは、実験の関係者だと知っていたからだった。

 佐藤は、実験の告発を試みた内部告発者だった。しかし、蒼太たちによって口封じされ、記憶を操作されて沈黙させられた。

 すべてが繋がった。参加者全員が、あの違法実験に関わっていたのだ。

 「これが真実です、蒼太さん」

 神谷は満足そうに微笑んだ。

 「あなたたちは皆、五年前の事件の関係者です。加害者、被害者、協力者、隠蔽者。そして今、最終的な『裁き』を受けているのです」

 蒼太は床に崩れ落ちた。自分が諸悪の根源だったという事実に、精神が崩壊しそうになった。

 「では、私の正体も明かしましょう」

 神谷は装置をしまいながら言った。

 「私は、あの実験で死んだ被験者の遺族です。父親を実験で殺されました。そして、復讐のためにこのゲームを企画したのです」

 神谷の告白に、蒼太は戦慄した。

 「つまり、あなたが……このゲームの主催者……」

 「正確には、主催者の一人です。真の黒幕は別にいます。しかし、このゲームの設計と運営には深く関わっています」

 神谷は蒼太を見下ろした。

 「あなたたちの『罪』に相応しい罰を与えるために、このシステムを構築しました。選挙という形式にしたのは、あなたたちに選択の重みを思い知らせるためです」

 蒼太は理解した。このゲームは復讐劇だったのだ。神谷の父親、そして他の被害者たちのための。

 「でも……なぜあなたも参加者として?」

 「より深い復讐のためです。あなたたちの絶望を間近で見たかった。そして、最終的にあなたたちを自分の手で裁きたかった」

 神谷の復讐心は、想像を絶するほど深かった。

 「しかし、計画に狂いが生じました。私の影響力が強すぎて、ゲームの公平性が損なわれる可能性が出てきたのです」

 神谷は苦々しい表情を浮かべた。

 「真の黒幕から、候補者除外の命令が下りました。私の復讐は、思うようには進まないかもしれません」

 蒼太は混乱していた。記憶の回復、自分の罪の重さ、そして神谷の正体。すべてが想像を超えていた。

 「これで、すべてを知りました」

 神谷は立ち上がった。

 「明後日の選挙で、あなたがどのような選択をするか、楽しみにしています。自分の罪を背負って生きるのか、それとも死を選ぶのか」

 神谷が去った後、蒼太は一人で慟哭した。

 すべてが自分のせいだった。雨宮の苦しみ、同僚の死、他の参加者たちの悲劇。すべての元凶は自分だった。

 しかし、絶望の中でも、蒼太は一つの決意を固めていた。

 この罪を背負って生き残り、必ず真の黒幕を見つけ出す。そして、残された参加者たちを救ってみせる。

 それが、自分にできる唯一の償いだった。

 翌朝、蒼太は雨宮の個室を訪れた。

 彼女に真実を告白し、謝罪しなければならない。そして、一緒に戦ってもらわなければならない。

 「雨宮さん」

 ドアをノックすると、弱々しい声が聞こえた。

 「どなた?」

 「蒼太です。大切な話があります」

 しばらくして、ドアが開いた。雨宮の顔は昨日よりもさらに憔悴していた。

 「話って……何でしょうか?」

 蒼太は深呼吸してから、すべてを語り始めた。

 五年前の実験、記憶操作、隠蔽工作、そして自分が雨宮の記憶を改竄した事実。

 雨宮は最初、信じられないという表情を浮かべていた。しかし、蒼太の話が進むにつれて、彼女の顔は青ざめていった。

 「つまり……私の記憶は……」

 「改竄されています。あなたの同僚への裏切りも、混乱した記憶が原因です」

 雨宮は震えながら壁にもたれかかった。

 「私の人生は……偽物だったということ?」

 「そうです。そして、それは僕の罪です」

 蒼太は土下座した。

 「申し訳ありませんでした。すべて僕のせいです」

 雨宮は長い間沈黙していた。そして、ついに口を開いた。

 「私は……あなたを恨むべきなのでしょうね」

 蒼太は覚悟していた。雨宮の怒りを、復讐を。

 しかし、彼女の次の言葉は意外なものだった。

 「でも……少し楽になりました」

 蒼太は顔を上げた。

 「私の罪が、完全に私だけのものではなかったということが分かって……少しだけ、心が軽くなりました」

 雨宮は涙を流していた。しかし、それは絶望の涙ではなく、どこか安堵の涙だった。

 「蒼太さん、私たちはどうすればいいのでしょうか?」

 蒼太は立ち上がった。

 「戦いましょう。このゲームの真の黒幕を見つけ出し、残された参加者たちを救いましょう」

 雨宮は蒼太の目を見つめた。

 「分かりました。一緒に戦います」

 第三回選挙まで、あと一日。

 蒼太と雨宮は、新たな決意を胸に準備を始めた。

 真実を知った今、彼らにはもう迷いはなかった。

 このゲームを終わらせ、すべての真相を明らかにする。

 それが、彼らの新たな使命だった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

思いを込めてあなたに贈る

あんど もあ
ファンタジー
ファナの母が亡くなった二ヶ月後に、父は新しい妻とその妻との間に生まれた赤ん坊を家に連れて来た。義母は、お前はもうこの家の後継者では無いと母から受け継いだ家宝のネックレスを奪うが、そのネックレスは……。

悪役令嬢は手加減無しに復讐する

田舎の沼
恋愛
公爵令嬢イザベラ・フォックストーンは、王太子アレクサンドルの婚約者として完璧な人生を送っていたはずだった。しかし、華やかな誕生日パーティーで突然の婚約破棄を宣告される。 理由は、聖女の力を持つ男爵令嬢エマ・リンドンへの愛。イザベラは「嫉妬深く陰険な悪役令嬢」として糾弾され、名誉を失う。 婚約破棄をされたことで彼女の心の中で何かが弾けた。彼女の心に燃え上がるのは、容赦のない復讐の炎。フォックストーン家の膨大なネットワークと経済力を武器に、裏切り者たちを次々と追い詰めていく。アレクサンドルとエマの秘密を暴き、貴族社会を揺るがす陰謀を巡らせ、手加減なしの報復を繰り広げる。

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

嫌われたと思って離れたのに

ラム猫
恋愛
 私は、婚約者のカイルに嫌われたと思った。冷たくそっけなく、近づくたびに避けられる日々。  距離を置くことを選び、留学の準備も進めて心を落ち着かせようとするけれど——。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

側妃の愛

まるねこ
恋愛
ここは女神を信仰する国。極まれに女神が祝福を与え、癒しの力が使える者が現れるからだ。 王太子妃となる予定の令嬢は力が弱いが癒しの力が使えた。突然強い癒しの力を持つ女性が異世界より現れた。 力が強い女性は聖女と呼ばれ、王太子妃になり、彼女を支えるために令嬢は側妃となった。 Copyright©︎2025-まるねこ

悪役令嬢の逆襲

すけさん
恋愛
断罪される1年前に前世の記憶が甦る! 前世は三十代の子持ちのおばちゃんだった。 素行は悪かった悪役令嬢は、急におばちゃんチックな思想が芽生え恋に友情に新たな一面を見せ始めた事で、断罪を回避するべく奮闘する!

処理中です...