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第72話「見えない来訪者」怖さ:☆☆☆☆☆
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祖母の家で誰かが来た気配がしたが、チャイムは鳴っていなかった。玄関を覗くと、開いた扉の向こうに顔のない客が立っていた。
椎名悠人が祖母の遺品整理のために一人で古い家を訪れたのは、梅雨の始まりの蒸し暑い日だった。三か月前に亡くなった祖母・キヨは九十三歳まで一人でこの家に住み続けていた。親戚たちは早く家を処分したがっていたが、悠人だけは祖母との思い出が詰まったこの家を簡単に手放したくなかった。
昭和初期に建てられた木造二階建ての家は、確かに古くて不便だった。しかし悠人にとっては、夏休みに遊びに来た懐かしい場所でもある。縁側でスイカを食べたこと、蔵で古い写真を見つけたこと、祖母が作ってくれた手作りの料理の味。
午後二時頃から作業を始め、一階の居間から片付けていた。古い茶箪笥や座卓、年代物のテレビ。どれも祖母が大切に使っていたものばかりだ。思い出に浸りながら作業をしていると、時間があっという間に過ぎていった。
夕方五時を過ぎた頃、ふと人の気配を感じた。玄関の方から足音が聞こえてくる。ペタペタという、スリッパを履いた足音だった。
悠人は作業の手を止めて耳を澄ませた。確かに誰かが歩いている。玄関から廊下へ、そして居間に向かってくる足音だ。
「どなたですか?」
声をかけたが返事がない。足音だけが近づいてくる。悠人は立ち上がって廊下を見たが、誰もいなかった。
気のせいだったのかもしれない。古い家は音が響きやすいし、外を歩く人の足音が聞こえたのだろう。悠人は作業に戻った。
しかし十分後、また同じ足音が聞こえた。今度ははっきりと家の中からだった。玄関から入って、廊下を通り、居間の入り口で止まる。
悠人が振り返ると、誰もいない。しかし確実に気配は感じる。まるで目に見えない誰かがそこに立っているような感覚だった。
「祖母さん……?」
思わず祖母の名前を呼んでしまった。もしかしたら祖母の霊が帰ってきたのかもしれない。悠人はそう信じたかった。
作業を続けていると、今度は台所から物音が聞こえてきた。コトコトという、何かを煮ている音だ。祖母がよく台所で料理をしていた時の音に似ている。
台所に行ってみると、ガスの元栓は閉まっているし、鍋も置かれていない。しかし確かに料理をしているような匂いがかすかに漂っていた。祖母が作っていた煮物の香りだった。
悠人の心は複雑だった。祖母が戻ってきてくれたのなら嬉しい。でも同時に、少し怖くもあった。
日が暮れてから、足音の頻度が増した。玄関、廊下、居間、台所。家中を歩き回っているようだ。そして必ず、悠人がいる部屋の入り口で止まる。
見えない誰かが、自分を見ているような気がした。
午後八時頃、ついに決定的な出来事が起きた。
居間で古いアルバムを整理していた悠人の背後で、畳を歩く音がした。ペタ、ペタ、ペタ。ゆっくりと自分に近づいてくる足音だ。
悠人は振り返った。誰もいない。しかし足音は続いている。そして自分のすぐ隣で止まった。
その時、悠人の右肩に手が置かれた。
冷たくて軽い手だった。祖母の手の感触に似ているが、何かが違う。もっと希薄で、まるで霧のような手だった。
「祖母さん、本当にいるんですね」
悠人は安堵と共に声をかけた。しかし肩に置かれた手は、優しいものではなかった。だんだん重くなり、そして冷たさが増していく。
振り返ろうとしたが、手に押さえられて動けない。そして耳元で、かすかな声が聞こえた。
「……帰りたくない……」
祖母の声だった。でも生前の温かい声ではない。もっと暗くて、絶望に満ちた声だった。
「帰りたくないって、どこに?」
悠人が聞き返すと、手の重さがさらに増した。まるで何かにしがみつくように、悠人の肩を掴んでいる。
「……あの世は……寒くて……暗くて……」
「祖母さん……」
「……一人は……嫌……」
悠人は困惑した。祖母が成仏できずにいるということだろうか。それとも、あの世が辛い場所だったのだろうか。
しかし次の瞬間、肩の手が首に移った。そして徐々に締め付けてくる。
「祖母さん、苦しいです」
悠人は手を振りほどこうとしたが、見えない手を掴むことはできない。首への締め付けは強くなる一方だった。
「……一緒に……来て……」
「え?」
「……一緒に……あの世に……」
悠人の血の気が引いた。祖母は自分を殺してあの世に連れて行こうとしているのか。
「やめてください! まだ死にたくありません!」
悠人は必死にもがいたが、見えない手は離れない。呼吸が苦しくなってきた。
その時、玄関のチャイムが鳴った。
ピンポーン。
首を締めていた手がぱっと離れた。悠人は咳き込みながら玄関に向かった。
誰か来てくれたのだ。助かったかもしれない。
しかし玄関のドアを開けると、そこには誰もいなかった。夜の闇があるだけで、人影は見えない。
「おかしいな……確かにチャイムが……」
その時、悠人の背後で声がした。
「誰も来てないよ」
振り返ると、居間の入り口に祖母が立っていた。生前と同じ着物姿だが、顔色が青白く、目が虚ろだった。
「チャイムを鳴らしたのは私だよ。悠人を呼んだんだ」
「祖母さん、見えるようになったんですね」
「あの世から戻ってきたからね。でもまた帰らなくちゃいけない」
祖母はゆっくりと悠人に近づいてきた。
「一人で帰るのは寂しいから、悠人も一緒に来ておくれ」
「でも僕はまだ……」
「心配しなくていいよ。あっという間だから」
祖母の手が再び悠人の首に向かった。今度ははっきりと見える。しかしその手は、生前の優しい手ではなかった。指が異常に長く、爪は黒く変色していた。
「祖母さん、あなた本当に祖母さんですか?」
「もちろんだよ。キヨだよ。悠人の大好きだった祖母さんだよ」
しかし祖母の顔が変わり始めた。皮膚がただれ、目は落ち窪み、口は大きく裂けていた。これは祖母ではない。祖母の姿をした何か別のものだ。
「嘘だ! 祖母さんはこんな姿じゃない!」
悠人は逃げようとしたが、偽物の祖母は素早く動いた。悠人の首を両手で掴み、持ち上げた。異常な怪力だった。
「悠人……愛しい孫よ……一緒にいよう……永遠に……」
悠人は必死にもがいたが、力が抜けていく。意識が朦朧としてきた。
その時、玄関の方から本当のチャイムが鳴った。今度は長く、何度も鳴り続けている。まるで緊急事態を知らせるように。
偽物の祖母は振り返った。そして苛立ったような表情を見せた。
「邪魔をする奴がいるな」
玄関のドアが勢いよく開いた。そこに立っていたのは、本物の祖母だった。生前と同じ優しい顔で、白い光に包まれていた。
「悠人から手を離しなさい」
本物の祖母が偽物に向かって言った。
「あなたは私ではない。悠人の祖母を名乗る資格はない」
偽物の祖母は悠人を放して、本物の祖母と向かい合った。
「この子は私のものだ。連れて行く」
「悠人はまだ生きなければならない人間です。あなたのような死霊に渡すわけにはいきません」
二人の祖母が対峙する中、悠人は床に倒れて咳き込んでいた。首には青いあざができている。
「悠人」本物の祖母が振り返った。「すぐにこの家から出なさい。そして二度と一人では来てはいけません」
「でも祖母さん……」
「私はもうあの世にいます。この世に未練はありません。あなたも私のことは忘れて、自分の人生を生きなさい」
本物の祖母は偽物に向き直った。
「この家には昔から死霊が住み着いています。人の姿を真似て、生者を死の世界に引きずり込む悪霊です」
偽物の祖母、いや死霊の顔が更に歪んだ。
「邪魔をするな。この子は私のものだ」
「悠人、今すぐ逃げなさい!」
本物の祖母が死霊に飛びかかった。二つの霊が激しく争う中、悠人は必死に玄関に向かって走った。
外に出ると、本物の祖母の声が聞こえた。
「この家は取り壊しなさい。そして私のことは安らかに眠らせてください」
悠人が振り返ると、家の中で強い光が瞬いた。そして全てが静かになった。
翌日、悠人は親戚たちに家の取り壊しを提案した。理由は説明できなかったが、皆すぐに同意してくれた。
工事が始まってから、近所の人が教えてくれた。この家では昔から不審死が多発していたという。一人で住んでいた人が突然死ぬのだ。皆、心臓発作や脳卒中と診断されていたが、死ぬ前に「誰かが呼んでいる」と言っていたらしい。
悠人の首のあざは一週間ほどで消えた。しかし時々、夢の中で偽物の祖母が現れる。
「まだ諦めていないよ」と囁きながら。
悠人は引っ越しを繰り返したが、どこにいても偽物の祖母の気配を感じる。一人でいる時、必ず足音が聞こえる。見えない来訪者の足音が。
そして最近、悠人の周りで原因不明の突然死が増え始めた。偽物の祖母が、他の人の姿を借りて近づいてきているのかもしれない。
今夜も玄関でチャイムが鳴っている。でも外には誰もいない。
ペタペタという足音だけが、家の中に響いている。
椎名悠人が祖母の遺品整理のために一人で古い家を訪れたのは、梅雨の始まりの蒸し暑い日だった。三か月前に亡くなった祖母・キヨは九十三歳まで一人でこの家に住み続けていた。親戚たちは早く家を処分したがっていたが、悠人だけは祖母との思い出が詰まったこの家を簡単に手放したくなかった。
昭和初期に建てられた木造二階建ての家は、確かに古くて不便だった。しかし悠人にとっては、夏休みに遊びに来た懐かしい場所でもある。縁側でスイカを食べたこと、蔵で古い写真を見つけたこと、祖母が作ってくれた手作りの料理の味。
午後二時頃から作業を始め、一階の居間から片付けていた。古い茶箪笥や座卓、年代物のテレビ。どれも祖母が大切に使っていたものばかりだ。思い出に浸りながら作業をしていると、時間があっという間に過ぎていった。
夕方五時を過ぎた頃、ふと人の気配を感じた。玄関の方から足音が聞こえてくる。ペタペタという、スリッパを履いた足音だった。
悠人は作業の手を止めて耳を澄ませた。確かに誰かが歩いている。玄関から廊下へ、そして居間に向かってくる足音だ。
「どなたですか?」
声をかけたが返事がない。足音だけが近づいてくる。悠人は立ち上がって廊下を見たが、誰もいなかった。
気のせいだったのかもしれない。古い家は音が響きやすいし、外を歩く人の足音が聞こえたのだろう。悠人は作業に戻った。
しかし十分後、また同じ足音が聞こえた。今度ははっきりと家の中からだった。玄関から入って、廊下を通り、居間の入り口で止まる。
悠人が振り返ると、誰もいない。しかし確実に気配は感じる。まるで目に見えない誰かがそこに立っているような感覚だった。
「祖母さん……?」
思わず祖母の名前を呼んでしまった。もしかしたら祖母の霊が帰ってきたのかもしれない。悠人はそう信じたかった。
作業を続けていると、今度は台所から物音が聞こえてきた。コトコトという、何かを煮ている音だ。祖母がよく台所で料理をしていた時の音に似ている。
台所に行ってみると、ガスの元栓は閉まっているし、鍋も置かれていない。しかし確かに料理をしているような匂いがかすかに漂っていた。祖母が作っていた煮物の香りだった。
悠人の心は複雑だった。祖母が戻ってきてくれたのなら嬉しい。でも同時に、少し怖くもあった。
日が暮れてから、足音の頻度が増した。玄関、廊下、居間、台所。家中を歩き回っているようだ。そして必ず、悠人がいる部屋の入り口で止まる。
見えない誰かが、自分を見ているような気がした。
午後八時頃、ついに決定的な出来事が起きた。
居間で古いアルバムを整理していた悠人の背後で、畳を歩く音がした。ペタ、ペタ、ペタ。ゆっくりと自分に近づいてくる足音だ。
悠人は振り返った。誰もいない。しかし足音は続いている。そして自分のすぐ隣で止まった。
その時、悠人の右肩に手が置かれた。
冷たくて軽い手だった。祖母の手の感触に似ているが、何かが違う。もっと希薄で、まるで霧のような手だった。
「祖母さん、本当にいるんですね」
悠人は安堵と共に声をかけた。しかし肩に置かれた手は、優しいものではなかった。だんだん重くなり、そして冷たさが増していく。
振り返ろうとしたが、手に押さえられて動けない。そして耳元で、かすかな声が聞こえた。
「……帰りたくない……」
祖母の声だった。でも生前の温かい声ではない。もっと暗くて、絶望に満ちた声だった。
「帰りたくないって、どこに?」
悠人が聞き返すと、手の重さがさらに増した。まるで何かにしがみつくように、悠人の肩を掴んでいる。
「……あの世は……寒くて……暗くて……」
「祖母さん……」
「……一人は……嫌……」
悠人は困惑した。祖母が成仏できずにいるということだろうか。それとも、あの世が辛い場所だったのだろうか。
しかし次の瞬間、肩の手が首に移った。そして徐々に締め付けてくる。
「祖母さん、苦しいです」
悠人は手を振りほどこうとしたが、見えない手を掴むことはできない。首への締め付けは強くなる一方だった。
「……一緒に……来て……」
「え?」
「……一緒に……あの世に……」
悠人の血の気が引いた。祖母は自分を殺してあの世に連れて行こうとしているのか。
「やめてください! まだ死にたくありません!」
悠人は必死にもがいたが、見えない手は離れない。呼吸が苦しくなってきた。
その時、玄関のチャイムが鳴った。
ピンポーン。
首を締めていた手がぱっと離れた。悠人は咳き込みながら玄関に向かった。
誰か来てくれたのだ。助かったかもしれない。
しかし玄関のドアを開けると、そこには誰もいなかった。夜の闇があるだけで、人影は見えない。
「おかしいな……確かにチャイムが……」
その時、悠人の背後で声がした。
「誰も来てないよ」
振り返ると、居間の入り口に祖母が立っていた。生前と同じ着物姿だが、顔色が青白く、目が虚ろだった。
「チャイムを鳴らしたのは私だよ。悠人を呼んだんだ」
「祖母さん、見えるようになったんですね」
「あの世から戻ってきたからね。でもまた帰らなくちゃいけない」
祖母はゆっくりと悠人に近づいてきた。
「一人で帰るのは寂しいから、悠人も一緒に来ておくれ」
「でも僕はまだ……」
「心配しなくていいよ。あっという間だから」
祖母の手が再び悠人の首に向かった。今度ははっきりと見える。しかしその手は、生前の優しい手ではなかった。指が異常に長く、爪は黒く変色していた。
「祖母さん、あなた本当に祖母さんですか?」
「もちろんだよ。キヨだよ。悠人の大好きだった祖母さんだよ」
しかし祖母の顔が変わり始めた。皮膚がただれ、目は落ち窪み、口は大きく裂けていた。これは祖母ではない。祖母の姿をした何か別のものだ。
「嘘だ! 祖母さんはこんな姿じゃない!」
悠人は逃げようとしたが、偽物の祖母は素早く動いた。悠人の首を両手で掴み、持ち上げた。異常な怪力だった。
「悠人……愛しい孫よ……一緒にいよう……永遠に……」
悠人は必死にもがいたが、力が抜けていく。意識が朦朧としてきた。
その時、玄関の方から本当のチャイムが鳴った。今度は長く、何度も鳴り続けている。まるで緊急事態を知らせるように。
偽物の祖母は振り返った。そして苛立ったような表情を見せた。
「邪魔をする奴がいるな」
玄関のドアが勢いよく開いた。そこに立っていたのは、本物の祖母だった。生前と同じ優しい顔で、白い光に包まれていた。
「悠人から手を離しなさい」
本物の祖母が偽物に向かって言った。
「あなたは私ではない。悠人の祖母を名乗る資格はない」
偽物の祖母は悠人を放して、本物の祖母と向かい合った。
「この子は私のものだ。連れて行く」
「悠人はまだ生きなければならない人間です。あなたのような死霊に渡すわけにはいきません」
二人の祖母が対峙する中、悠人は床に倒れて咳き込んでいた。首には青いあざができている。
「悠人」本物の祖母が振り返った。「すぐにこの家から出なさい。そして二度と一人では来てはいけません」
「でも祖母さん……」
「私はもうあの世にいます。この世に未練はありません。あなたも私のことは忘れて、自分の人生を生きなさい」
本物の祖母は偽物に向き直った。
「この家には昔から死霊が住み着いています。人の姿を真似て、生者を死の世界に引きずり込む悪霊です」
偽物の祖母、いや死霊の顔が更に歪んだ。
「邪魔をするな。この子は私のものだ」
「悠人、今すぐ逃げなさい!」
本物の祖母が死霊に飛びかかった。二つの霊が激しく争う中、悠人は必死に玄関に向かって走った。
外に出ると、本物の祖母の声が聞こえた。
「この家は取り壊しなさい。そして私のことは安らかに眠らせてください」
悠人が振り返ると、家の中で強い光が瞬いた。そして全てが静かになった。
翌日、悠人は親戚たちに家の取り壊しを提案した。理由は説明できなかったが、皆すぐに同意してくれた。
工事が始まってから、近所の人が教えてくれた。この家では昔から不審死が多発していたという。一人で住んでいた人が突然死ぬのだ。皆、心臓発作や脳卒中と診断されていたが、死ぬ前に「誰かが呼んでいる」と言っていたらしい。
悠人の首のあざは一週間ほどで消えた。しかし時々、夢の中で偽物の祖母が現れる。
「まだ諦めていないよ」と囁きながら。
悠人は引っ越しを繰り返したが、どこにいても偽物の祖母の気配を感じる。一人でいる時、必ず足音が聞こえる。見えない来訪者の足音が。
そして最近、悠人の周りで原因不明の突然死が増え始めた。偽物の祖母が、他の人の姿を借りて近づいてきているのかもしれない。
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