婚姻=スキル共有!? ハズレと追放された俺に、美少女女王とイケメン魔王が嫁婿に来て土下座してきたんだが。俺の隠しスキルはガチャ確操作だった

みにぶた🐽

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第1章8話「真価発揮と新たな力の開花」

「真価発揮と新たな力の開花」 ①

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 村の魔法陣再構築から三日が経った。

 俺はセバスティアン博士と共に、村民たちの覚醒したスキルの詳細調査を続けていた。調査結果は博士の予想を遥かに上回る驚異的なものだった。

「隼人殿、これは本当に歴史的発見です」

 博士が興奮を抑えきれずに測定結果を見つめている。

「村民の皆さんのスキルレベルが、まだ上昇し続けています」

「上昇し続けてる?」

 俺は驚いた。てっきり魔法陣の効果は一回きりだと思っていた。

「ええ。どうやら抑制が解除されたことで、本来の成長軌道に戻ったようです」

 フィーナが測定器のデータを整理しながら説明する。

「特にマルセリーヌさんの【植物育成】は、もうレベル4相当まで向上しています」

「レベル4って、そんなに高いんですか?」

「一般的な魔法使いでも、レベル3に到達するのに数年かかります」

 博士が感心する。

「それが数日で4まで上がるなんて、古代の血筋というものは恐ろしいですね」

 俺は複雑な気持ちになった。確かに村民たちの成長は素晴らしいが、あまりに急激過ぎて心配でもある。

「大丈夫なんでしょうか?急激な変化で体に負担が……」

「心配ありません」

 エドリアンが「エイドリアン」として会話に加わる。

「古代の魔法陣は、使用者の限界を見極めて段階的に力を解放するよう設計されています。むしろ、自然な成長を促進しているだけです」

「なるほど……さすが古代の技術ですね」

 博士がエドリアンに感心の眼差しを向ける。

「エイドリアンさんの魔法理論に関する知識は本当に深い。まるで専門の研究者のようです」

「まあ、趣味の範囲ですが」

 エドリアンが謙遜する。

 その時、村の中央広場から賑やかな声が聞こえてきた。

「何かあったみたいですね」

 俺たちは広場に向かった。

 そこには驚くべき光景が広がっていた。

 村民たちが、それぞれのスキルを組み合わせて何かを作っている。

「おお、これは……」

 博士が目を見開いた。

 マルセリーヌの【植物育成】で急成長させた植物を、【手先器用】のスキルを持つ村民が精密に加工し、【怪力】の老人が組み立てている。さらに、【光球術】の子供が照明を提供し、【直感】のスキルを持つ女性が全体の調整を行っていた。

「連携作業だ……」

 エドリアンが感嘆する。

「単独では難しい作業を、複数のスキルの組み合わせで実現している」

 完成したのは、美しい木製の東屋だった。通常なら数日かかる作業を、わずか数時間で完成させている。

「すごいですね!」

 フィーナが拍手する。

「皆さんの連携が完璧です」

「隼人さん!」

 マルセリーヌが俺たちに気づいて手を振る。

「どうですか?皆で力を合わせて作りました」

「素晴らしいですよ」

 俺は心から感動していた。

「まるで一つの生き物みたいに、皆さんの力が調和している」

「それもこれも、隼人さんのおかげです」

 村の老人が深々と頭を下げる。

「あなたが来てくださったおかげで、わしらは本当の自分を取り戻せました」

「いえいえ、俺は何も……」

「そんなことありません」

 【光球術】の子供が俺の前に飛び出してくる。

「隼人おにいちゃんが来てから、みんなが元気になったんだもん」

 子供の純粋な言葉に、俺は胸が熱くなった。

「隼人殿」

 博士が俺に向き直る。

「どうやら、あなたの存在そのものが村の魔力バランスを向上させているようです」

「え?」

「昨日からの測定で分かったのですが、あなたがいる場所の魔力密度が常に高く保たれています」

 博士が測定器を見せる。

「【ガチャ確操作】の副次効果かもしれません。周囲の『運』を向上させる力が、魔法の成長にも影響しているのでしょう」

 そういえば、最近村にいると調子がいい。エリシアやエドリアンとの連携も以前より滑らかになった気がする。

「興味深いですね」

 エリシアが「エリー」として会話に参加する。

「では、隼人さんと一緒にいると、私たちの能力も向上するということでしょうか?」

「可能性は十分にあります」

 博士が頷く。

「実際、エリーさんとエイドリアンさんも、来られてから調子が良いとおっしゃっていましたね」

 確かに、エリシアの聖技も、エドリアンの魔法も、以前より威力が上がっているような気がする。

「ならば」

 エドリアンが提案する。

「我々三人でユニゾン魔法を試してみてはどうだろうか?前回のワイバーン戦から、さらに威力が向上している可能性がある」

「でも、ここで使うのは危険では?」

 俺は心配した。

「大丈夫です」

 マルセリーヌが提案する。

「村の外れに、魔法の練習場があります。そこでなら、安全に試せますよ」

 こうして、俺たちは魔法の練習場に向かうことになった。
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