婚姻=スキル共有!? ハズレと追放された俺に、美少女女王とイケメン魔王が嫁婿に来て土下座してきたんだが。俺の隠しスキルはガチャ確操作だった

みにぶた🐽

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第1章8話「真価発揮と新たな力の開花」

「真価発揮と新たな力の開花」 ②

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 村の外れにある練習場は、古い石の円形劇場のような作りになっていた。

「これも古代オルテンシア朝の遺跡の一部ですね」

 博士が興味深そうに建造物を調べる。

「魔法の訓練用に作られたもののようです」

 練習場の中央には、魔法の標的となる石の人形がいくつか設置されている。さらに、周囲には防護結界を張るための魔法陣も刻まれていた。

「これなら安全に実験できそうですね」

 フィーナが安心した表情を見せる。

「では、早速やってみましょう」

 俺はエリシアとエドリアンと共に練習場の中央に立った。

「【ガチャ確操作】も発動させてみます」

 俺は集中して隠しスキルを起動させた。

『【ガチャ確操作】発動中……周囲の成功確率を向上させています』

「おお……」

 博士が測定器を見て驚く。

「隼人殿の周囲の魔力が急激に上昇しています」

 確かに、体の奥底から力が湧き上がってくるのを感じる。そして、エリシアとエドリアンとの絆がより強く感じられた。

「準備はいいですか?」

 エリシアが確認する。

「ええ」

「ああ」

 俺たちは手を繋いだ。瞬間、魂の共鳴が始まる。しかし、今回の共鳴は前回とは明らかに違っていた。

 より深く、より強く、三人の心が一つになる感覚。まるで三つの楽器が完璧なハーモニーを奏でているようだった。

「これは……」

 エドリアンが驚く。

「前回より遥かに強い共鳴だ」

「私も感じます」

 エリシアが頷く。

「まるで魂の深い部分まで繋がっているようです」

 そして、頭の中にシステムの声が響いた。

『ユニゾン魔法進化検出……新技習得可能です』

『【トリニティブラスト】→【トリニティノヴァ】へアップグレード』

『威力:従来の3倍 範囲:従来の2倍 消費MP:従来の1.5倍』

「進化した?」

 俺は驚いた。

「【トリニティブラスト】が【トリニティノヴァ】に?」

「素晴らしい!」

 エドリアンが興奮する。

「魂の共鳴が深まったことで、技術も進化したのだ」

「でも、威力が3倍って大丈夫ですか?」

 俺は不安になった。前回でさえ地形が変わるほどの威力だったのに。

「防護結界があるから大丈夫です」

 フィーナが励ます。

「この練習場は、古代の大魔法にも耐えられるよう作られています」

「なら、やってみましょう」

 俺は決意を固めた。

「【ユニゾン魔法:トリニティノヴァ】!」

 三人同時に叫ぶ。

 聖光、闇、純粋魔力が融合し、今度は巨大な星のような光球が形成された。それは虹色に輝き、まるで小さな太陽のようだった。

 光球は標的に向かって一直線に飛んでいく。

 着弾の瞬間、眩い光と轟音が響き渡った。

 煙が晴れると、石の標的は跡形もなく消えていた。それだけでなく、地面に巨大なクレーターができている。

「すごい……」

 博士が呆然としている。

「これが古代魔法の真の力なのですね」

 しかし、俺はもっと驚くべきことに気づいた。

 俺のレベルが上がっているのだ。

『レベルアップ:20→22』

『新スキル習得:【魔力増幅Lv2】』

「レベルが上がった?」

 俺は驚いた。戦闘をしたわけでもないのに。

「それは当然だ」

 エドリアンが説明する。

「高度な魔法を成功させることで、魔法経験値が大幅に入るのだ。特に新技の習得は大きな成長要因になる」

「私もレベルが上がりました」

 エリシアが報告する。

「50から52に。そして【聖光強化Lv3】を習得しました」

「私は52から54だ」

 エドリアンも続く。

「【魔王威圧Lv5】に進化した」

 三人とも大幅に成長していた。

「これが婚姻スキルの真価なのですね」

 博士が感嘆する。

「単なるスキル共有を超えて、相互の成長を促進する効果がある」

 確かに、一人では絶対に到達できない領域に達している実感があった。

「隼人さん、すごいです!」

 フィーナが目を輝かせる。

「まるで伝説の英雄みたいです」

「いや、俺一人じゃ何もできませんよ」

 俺は苦笑いを浮かべた。

「エリシアとエドリアンがいるからこそです」

「そうですね」

 エリシアが微笑む。

「三人だからこそ、このような力を発揮できるのです」

「ああ」

 エドリアンも頷く。

「愛しき我が契約者よ、我々の絆がより深まった証拠だ」

 その時、練習場の入り口から慌ただしい足音が聞こえてきた。

「隼人さん!大変です!」

 マルセリーヌが息を切らして駆け込んできた。

「王都から使者が来ました!」

「使者?」

 俺は首をかしげた。セバスティアン博士の調査団とは別の?

「はい!騎士団の方が、隼人さんを指名して緊急の依頼を持ってきたんです!」

 俺たちは急いで村に戻った。
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