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第二十四話『祭壇の守護者と赤き宝玉』
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スケルトンたちの動きを止めつつ先へと進む。
「これなら、目的地まですぐですね」
ゼノフォスが走りながら言った。
「そんな魔法があるなら、最初に言いなさいよね」
「効果があるかはやってみないとな。 それより、その宝玉の場所はまだか。 あまり時間がかかると追いかけてくるぞ」
「ここをまっすぐ行ったところよ」
「これなら、なんとか生きて帰れそうだ」
レンドが安心したように言う。
「ここ! この部屋が祭壇よ」
俺たちはその場所にはいる。 そこは祭壇があり階段の上の台に透明な赤い宝玉が置かれている。
「あった!」
レンドが声をあげ近寄ると、ディルセアが叫んだ。
「不用意に近づかないで!」
「えっ?」
祭壇の前の床を突き破り、鎧を着込んだ剣をもつスケルトンたちが現れた。
「......ゆるさぬ」
一体一際豪華な細工の施された全身鎧のスケルトンがそう言った。 兜の隙間からは空洞になったくぼんだ目の穴が見える。
「ひぃぃ!! しゃべった!」
レンドがあわてて戻ってくる。
「言葉を話すのか」
「一人だけ豪華な鎧ですね。 これがダンジョンマスターですかね?」
「なに二人とも冷静には話してるの! こいつらさっきのスケルトンと違うわよ!」
ディルセアの言うとおり、そのスケルトンたちは、生きている人間と変わらない動きで持っていた剣と盾を操る。
「この動き、素人ではないですね! 剣術を学んでいるような動きです!」
剣を交えながら、ゼノフォスは言った。
「ディルセア、俺たちが戦っているから、一体ずつ固めてくれ」
「わかったわ! レンドあなたも行くの!」
「くそ! やるしかないか!」
レンドも剣をふるい、スケルトンと切り結ぶ。
「お前は何者だ。 これを守っているのか」
「奪い取りに来たのか...... そうはさせぬ!」
ダンジョンマスターらしき豪華な鎧のスケルトンは、言葉はしゃべるが噛み合わない。
(こちらを認識している感じじゃないな。 何か執念とか怨念といった感じだ。 しかし、この豪華な鎧を交換するのはリスクがあるな......)
「契約《コントラクト》! 鋼掌《メタルハンド》」
俺はダンジョンマスターの剣を鋼の掌で受けつつ、時間を稼ぐ。
「......奪わせぬ」
うわ言のようにスケルトンが言っている。
(ヒュライドさんはあの宝玉はヴェルザグに奪われたと言っていた。 でもなぜここに...... ただこいつ強い!!)
一体、一体、レンドとゼノフォスが倒して、ディルセアが固めていく。
「加勢します!」
「俺も!」
俺たちは三人で戦い、全身鎧のスケルトンを足止めする。
「なんすか! このスケルトン強すぎでしょ!」
「ああ、信じられない剣技だ!」
「ディルセア頼む!!」
「わかってるわよ!!」
──大地のうねりよ、そのものをとらえて、包み込め──
ディルセアが唱えると、スケルトンが石に包まれた。
「ぐっ! ......させぬ!」
そうスケルトンの兜から見えた目の窪みが炎のように赤く灯る。 すると台の上にあった宝玉が呼応するように怪しく光った。
「うおああああああ!!」
スケルトンが咆哮すると固まっていた石を骨が突き破り、それらが集まると天井につくほどの巨大なスケルトンへと変化した。
「ひぃ!! でかくなった!」
「なにあれ!?」
「合体したんですか!」
「みんなひくぞ!」
俺たちは距離をとる。
「......強欲な者どもめ、この怒りを受けるがよい!」
スケルトンは殴りつけてくる。 地面がその威力で床から石片が飛び散る。
「くぅ! あんなの当たったら一撃で死にますよ!」
「取りあえず足を!」
レンドとゼノフォスが足を切りつけた。 しかしそれを弾く。
「だめだな。 骨の密度があがって切れない。 ディルセア!」
「わかってる!」
ディルセアの魔法で片足を固める。
「でもこんなの一時的なものよ!」
「わかってる......」
(強度もまして打撃も効きづらい...... 契約《コントラクト》を使うなら......)
「三人で動きを止めてくれ!」
「ええ、カイトさん!」
「わかったよ」
「勝手なことを言わないで!」
(よし、インターバルが終わったか)
三人が足止めしてある間に、俺はスケルトンに近づくとその足に触れる。
「契約《コントラクト》!」
俺の腕の皮膚と、スケルトンの足の一部を交換して、そこを骨となった拳で殴りつけた。
ガキッ!
足の一部が破損したことで、質量を支えられなくなったスケルトンは、地面に横倒しになった。 床石の破片が飛び散り、土煙があがる。
「拡張《スキル・エクスパンション》、契約《コントラクト》」
俺はスケルトンの背骨を床と交換すると、指につけた指輪を使った。
すると背骨が消えた。
「ディルセア両腕を石で固めてくれ」
「わかった!」
スケルトンの両腕は石となり、スケルトンの上半身はもがいている。
「これなら、目的地まですぐですね」
ゼノフォスが走りながら言った。
「そんな魔法があるなら、最初に言いなさいよね」
「効果があるかはやってみないとな。 それより、その宝玉の場所はまだか。 あまり時間がかかると追いかけてくるぞ」
「ここをまっすぐ行ったところよ」
「これなら、なんとか生きて帰れそうだ」
レンドが安心したように言う。
「ここ! この部屋が祭壇よ」
俺たちはその場所にはいる。 そこは祭壇があり階段の上の台に透明な赤い宝玉が置かれている。
「あった!」
レンドが声をあげ近寄ると、ディルセアが叫んだ。
「不用意に近づかないで!」
「えっ?」
祭壇の前の床を突き破り、鎧を着込んだ剣をもつスケルトンたちが現れた。
「......ゆるさぬ」
一体一際豪華な細工の施された全身鎧のスケルトンがそう言った。 兜の隙間からは空洞になったくぼんだ目の穴が見える。
「ひぃぃ!! しゃべった!」
レンドがあわてて戻ってくる。
「言葉を話すのか」
「一人だけ豪華な鎧ですね。 これがダンジョンマスターですかね?」
「なに二人とも冷静には話してるの! こいつらさっきのスケルトンと違うわよ!」
ディルセアの言うとおり、そのスケルトンたちは、生きている人間と変わらない動きで持っていた剣と盾を操る。
「この動き、素人ではないですね! 剣術を学んでいるような動きです!」
剣を交えながら、ゼノフォスは言った。
「ディルセア、俺たちが戦っているから、一体ずつ固めてくれ」
「わかったわ! レンドあなたも行くの!」
「くそ! やるしかないか!」
レンドも剣をふるい、スケルトンと切り結ぶ。
「お前は何者だ。 これを守っているのか」
「奪い取りに来たのか...... そうはさせぬ!」
ダンジョンマスターらしき豪華な鎧のスケルトンは、言葉はしゃべるが噛み合わない。
(こちらを認識している感じじゃないな。 何か執念とか怨念といった感じだ。 しかし、この豪華な鎧を交換するのはリスクがあるな......)
「契約《コントラクト》! 鋼掌《メタルハンド》」
俺はダンジョンマスターの剣を鋼の掌で受けつつ、時間を稼ぐ。
「......奪わせぬ」
うわ言のようにスケルトンが言っている。
(ヒュライドさんはあの宝玉はヴェルザグに奪われたと言っていた。 でもなぜここに...... ただこいつ強い!!)
一体、一体、レンドとゼノフォスが倒して、ディルセアが固めていく。
「加勢します!」
「俺も!」
俺たちは三人で戦い、全身鎧のスケルトンを足止めする。
「なんすか! このスケルトン強すぎでしょ!」
「ああ、信じられない剣技だ!」
「ディルセア頼む!!」
「わかってるわよ!!」
──大地のうねりよ、そのものをとらえて、包み込め──
ディルセアが唱えると、スケルトンが石に包まれた。
「ぐっ! ......させぬ!」
そうスケルトンの兜から見えた目の窪みが炎のように赤く灯る。 すると台の上にあった宝玉が呼応するように怪しく光った。
「うおああああああ!!」
スケルトンが咆哮すると固まっていた石を骨が突き破り、それらが集まると天井につくほどの巨大なスケルトンへと変化した。
「ひぃ!! でかくなった!」
「なにあれ!?」
「合体したんですか!」
「みんなひくぞ!」
俺たちは距離をとる。
「......強欲な者どもめ、この怒りを受けるがよい!」
スケルトンは殴りつけてくる。 地面がその威力で床から石片が飛び散る。
「くぅ! あんなの当たったら一撃で死にますよ!」
「取りあえず足を!」
レンドとゼノフォスが足を切りつけた。 しかしそれを弾く。
「だめだな。 骨の密度があがって切れない。 ディルセア!」
「わかってる!」
ディルセアの魔法で片足を固める。
「でもこんなの一時的なものよ!」
「わかってる......」
(強度もまして打撃も効きづらい...... 契約《コントラクト》を使うなら......)
「三人で動きを止めてくれ!」
「ええ、カイトさん!」
「わかったよ」
「勝手なことを言わないで!」
(よし、インターバルが終わったか)
三人が足止めしてある間に、俺はスケルトンに近づくとその足に触れる。
「契約《コントラクト》!」
俺の腕の皮膚と、スケルトンの足の一部を交換して、そこを骨となった拳で殴りつけた。
ガキッ!
足の一部が破損したことで、質量を支えられなくなったスケルトンは、地面に横倒しになった。 床石の破片が飛び散り、土煙があがる。
「拡張《スキル・エクスパンション》、契約《コントラクト》」
俺はスケルトンの背骨を床と交換すると、指につけた指輪を使った。
すると背骨が消えた。
「ディルセア両腕を石で固めてくれ」
「わかった!」
スケルトンの両腕は石となり、スケルトンの上半身はもがいている。
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