星空の夜に

ryu3329

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1「出会いと別れ」

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「こんばんわ」
月明かりの下で少女は笑みを浮かべながらそう言った
「・・・こんばんは」
「星好きなんですか?」
「どちらかというと好きです」
少女は笑みを浮かべたまま星空を見上げていたそれにつられるように俺も星空を見上げた
「ここ、星空がよく見えますね」
「わたしも星空を見るの好きです」
へえ~そうなんだ・・・何か返した方がいいかな?
そう思ったがまた少女が
「あなたはいつもここに来るんですか」
「まあ、大抵はここに来ています」
「じゃあまた明日も会えますね」
「え?」
「だって私も明日来ますから」
「だから、まだ名前は言いません」
「知りたいなら、明日もここに来てください」
「それではまた明日」
そう言うと少女は木影の中に去っていった
なんだあいつ・・・もしかしておれに!
いや、いや、それでまえも失敗したんだ
・・・女なんてすぐ人を裏切る
・・・・帰るか
そして、眠りについた
「・・・すけて、助けて・・おにい・・ちゃん」
「あかね!」
「ち、嫌な夢だ」
そしてまた昨日と同じように学校に行き適当に授業を受け
そして夜がきた
あの子の名前か・・・やっぱり知りたい
そう考えるとその場所に向かって、走った
すると、ピーーーークラクションの音が静かな住宅街に鳴り響く

俺はその時初めて死の痛みと悲しみを知った
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