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第二章 魔法使いの追憶
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白鷲の宮を抜けて中庭に出ると、そこに作られた自然溢れるテラスの中心で白い椅子に座ったまま足をぶらぶらとさせているカナタが、こちらに気がついてテーブルにくっつけていた顔を持ち上げる。
「カナタ。すまないな、待たせてしまった」
「大丈夫です。人が大勢でてきたから、そろそろかなーとは思ってたんですけど」
若干機嫌悪そうに、カナタは誰かに入れてもらったであろうお茶を一飲みする。
彼女が不貞腐れているのには理由があった。
実は貴族会議が始まる前に、既にヘルフリートとの面会が行われていたが、その内容は数秒顔を見て脅威でないと判断されたのか、それ以降は無視された。はるばるやってきた身からすればあんまりな内容だった。
そして勿論会議に入ることもできないカナタは、こうして一人テラスで時間を潰していることしかできなかった。勿論、一般人であるカナタが王宮からつまみ出されず、それどころかもてなしを受けられたということが既に最低限の敬意は払われているということにはなるのだが。
「俺は自己紹介の時に噛んだのが原因だと思うがな」
「そーいう意地悪言わないでよ! これでもちょっとは傷ついてるんだから」
「……何にせよ、今日の宿を探すか。明日以降も会議は続くだろうし、その打ち合わせをしておく必要がある」
「やっぱりか……。なぁ、一応言われた通り兄上に顔は見せたし、もう帰ることはできないのだろうか? 妾達がこれ以上ここにいて、何か得るものがあるのか?」
「充分にありますね。……ですが、この話は」
大理石で作られた柱が幾つも並ぶ渡り廊下の先、今しがた貴族達が出ていった方向から戻ってくる人影を見て、ヨハンはそう話を誤魔化そうとした。
「いやいや、できれば俺もその話に混ぜてもらいたいものだな」
口髭を生やした初老の男は、馴れ馴れしげな態度でこちらに歩み寄ると、まずはヨハンの肩を強くバンと叩く。
「ヘルフリート殿下の圧力に負けずに話の流れを奪い取ったその手腕、見事だったぞ、エトランゼの青年。さては姫様の受け答えもお前が用意したものだな?」
「エーリヒ卿」
「おお。挨拶が遅れましたが、エレオノーラ様。お久しぶりです。陛下の崩御、そしてゲオルク様の行方不明から早数ヶ月。このエーリヒ・ヴィルヘルム・ホーガン。長らく姫様の身を案じておりましたぞ」
「……心配をかけたな。そなたの読み通り、妾の受け答え、話の運びは全てこのヨハンが計画したものだ。途中、言葉を失っては手を焼かせることになったが」
「なんの! お互いに見事と言うほかありませんな。して、エトランゼの青年。その名はかつて城に使えた宮廷魔術師のものだが、何か関係があるのか?」
「この世界に来てから世話になり、彼の元を去るにあたってその名をいただきました」
「ほう! なるほどヨハンの爺様め。どうりで孫一人を残して余裕のある死に様だと思ったら、既に後継者を残していたのか!」
合点がいったとばかりに、一人でエーリヒは目を輝かせる。
「いえ。残念ながら後継者というには自分はまだまだ未熟なものです」
「ハハハッ、だろうな。お前ほどの若輩に不相応の働きをされては、俺達の立場がない。せいぜい、俺が一線を退くまでは未熟なままで居てほしいものだ」
そう言って豪快に笑ってから、今度はエーリヒの視線はやや下方。ぽかんと固まっているカナタへと注がれた。
「おう。それでこちらが御使いを倒したという、小さな英雄殿か。先程姫様の紹介にもあったが、俺の名はエーリヒ・ヴィルヘルム・ホーガン。オルタリアに名を響かせ始めた新星に誰よりも早く挨拶ができたこと、光栄に思わせていただこう」
「え、いえ、ボクはそんな……。別に……。大したことはしてないですし……」
「はっはっは。英雄とはいえやはり小さなと付くだけあって可愛らしいものですな!」
わたわたするカナタを落ち着けせるために、ぽんとその頭を柔らかく叩く。
「時にエレオノーラ様。本日の宿はお決まりか? 本来ならばこの宮廷で寝泊まりしてもおかしくはない立場ですが……。何分、今の情勢ではそれも避けたいでしょう」
「……うむ。それは、な」
ここは当然、今のところ敵対に近い関係であるヘルフリートのすぐ傍にある。暗殺などの危険を思えば、すぐにでも離れたいほどだった。
「提案なのですが、別荘として使っている俺の屋敷に来るというのは如何でしょう? ご安心ください、俺自身はこの王宮内で寝泊まりしますので、正真正銘エレオノーラ様達だけの屋敷となります。場所も郊外にありますので、いざという時も安心かと」
「その提案はありがたいが……」
「では先回りしてその疑問を埋めるとしましょう。ヨハン、果たして俺の考えにどのような裏があると読み取る?」
敢えて、ここで自分の本心を読ませ語らせるとは、先程の印象通りに余程豪胆な男のようだ。
ヨハンはほんの少しだけ考えて、幾つかの浮かび上がった可能性を順に消していく。そのどれもが、今このエーリヒが行って彼の理になるとは思えないとだった。
「純粋な親切心かと」
「おいおい。俺は裏を読み取れと言ったぞ? どうしてこの場でそんな小細工を仕掛ける」
それはヨハンの悪手だった。
エーリヒも同じく、カマをかけていた。ここでヨハンは先程のような答えを返したことで、恐らくは彼の中でもうヨハンは信用に値しない人物となった。
「……恐らくは、俺達が会議でやろうとしていることがエーリヒ卿の利益にも繋がるからでしょうね。ここを退去、もしくはヘルフリート殿下に害されるわけにはいかないと」
「うむ、合格だ。で、その利益に関しての話だが……」
「その話は今はやめましょう。そろそろこいつが頭から湯気を立てるころなので」
冗談を交えつつ、瞳は本気だった。何も敵地のど真ん中でする話ではない。それだけの豪気さは、ヨハンにはない。
「ははっ、まあいいだろう。決断を急ぐものでもないからな。しかし、判ってくれたならいいさ。この会議の間は、俺はエレオノーラ様を支持する」
「そうしてもらえると助かるな」
エレオノーラがぺこりと頭を下げる。
「さて、それでは外の屋敷へと送りましょう。実は既に馬車が用意してありますのでな」
「……何から何まで、本当にありがたい」
「いえいえ。俺もエレオノーラ様の母君には世話になったこともあるし、何よりも先代のヨハン爺様とはいい飲み仲間だったので」
エーリヒが先頭を歩くのに追従するように、広い王宮の廊下を進んでいく三人。
その途中、出入り口である巨大な両開きの扉の前に立ったところで、エーリヒは一度足を止めて振り返った。
「――そうだったそうだった。実は、一つ提案があったんだ」
視線はヨハンでもエレオノーラでもなく、それよりも低いところに。
「小さな英雄殿は、これから会議の間ずっと暇をするわけだが。もしよかったらオル・フェーズが誇る最大級の魔法研究施設、オル・フェーズ魔法アカデミーの見学でもしていかないか?」
「魔法アカデミー?」
「その名の通り、魔法技術の研究機関だ。その他にも魔法使いの養成も行っているらしいが」
こちらを見上げてきたカナタにヨハンはそう簡単に説明する。
「そう。それこそ先代のヨハン爺様が最も力を入れていた事業だな。この大陸の未来を担う者達を育成する由緒正しき学院だ。きっと小さな英雄殿も、そこから学ぶことも多いと思うが」
「……急にそんなこと言われても……」
ちらりとヨハンを見て意見を求めるカナタ。
「いや実はな。今回の件もヘルフリート殿下が絡んでいるのだ。小さな英雄殿を口説き落とし、こちらの陣営に加えること。その役目を仰せつかったのが俺なんだが……。いやどうにも何をすれば子供が喜ぶかなど見当もつかなくてな」
それを言ってしまっていいのかと聞きたくなるほどの重要情報を簡単に話してしまうエーリヒだが、それも彼の手のうちの一つなのか、それとも単に何も考えていないのか。
「……魔法、アカデミー」
カナタの方を見れば、どうしたらいいのか迷っているものの、元々好奇心は旺盛な少女なのだから、全身で行きたさを表現しているかの如く小さく揺れていた。
「……行って来ればいいんじゃないか。許可が出ているなら、危険もないだろう」
あったとしても冒険者の端くれにして御使いを倒した少女だ。彼女を正面から害せる者の方が少ない。
「どうだ。お父さんの許可は下りたぞ?」
「……お父さんはやめてください」
「うん。じゃあボク、行きたいです!」
そう瞳を輝かせて、カナタは答えた。
「カナタ。すまないな、待たせてしまった」
「大丈夫です。人が大勢でてきたから、そろそろかなーとは思ってたんですけど」
若干機嫌悪そうに、カナタは誰かに入れてもらったであろうお茶を一飲みする。
彼女が不貞腐れているのには理由があった。
実は貴族会議が始まる前に、既にヘルフリートとの面会が行われていたが、その内容は数秒顔を見て脅威でないと判断されたのか、それ以降は無視された。はるばるやってきた身からすればあんまりな内容だった。
そして勿論会議に入ることもできないカナタは、こうして一人テラスで時間を潰していることしかできなかった。勿論、一般人であるカナタが王宮からつまみ出されず、それどころかもてなしを受けられたということが既に最低限の敬意は払われているということにはなるのだが。
「俺は自己紹介の時に噛んだのが原因だと思うがな」
「そーいう意地悪言わないでよ! これでもちょっとは傷ついてるんだから」
「……何にせよ、今日の宿を探すか。明日以降も会議は続くだろうし、その打ち合わせをしておく必要がある」
「やっぱりか……。なぁ、一応言われた通り兄上に顔は見せたし、もう帰ることはできないのだろうか? 妾達がこれ以上ここにいて、何か得るものがあるのか?」
「充分にありますね。……ですが、この話は」
大理石で作られた柱が幾つも並ぶ渡り廊下の先、今しがた貴族達が出ていった方向から戻ってくる人影を見て、ヨハンはそう話を誤魔化そうとした。
「いやいや、できれば俺もその話に混ぜてもらいたいものだな」
口髭を生やした初老の男は、馴れ馴れしげな態度でこちらに歩み寄ると、まずはヨハンの肩を強くバンと叩く。
「ヘルフリート殿下の圧力に負けずに話の流れを奪い取ったその手腕、見事だったぞ、エトランゼの青年。さては姫様の受け答えもお前が用意したものだな?」
「エーリヒ卿」
「おお。挨拶が遅れましたが、エレオノーラ様。お久しぶりです。陛下の崩御、そしてゲオルク様の行方不明から早数ヶ月。このエーリヒ・ヴィルヘルム・ホーガン。長らく姫様の身を案じておりましたぞ」
「……心配をかけたな。そなたの読み通り、妾の受け答え、話の運びは全てこのヨハンが計画したものだ。途中、言葉を失っては手を焼かせることになったが」
「なんの! お互いに見事と言うほかありませんな。して、エトランゼの青年。その名はかつて城に使えた宮廷魔術師のものだが、何か関係があるのか?」
「この世界に来てから世話になり、彼の元を去るにあたってその名をいただきました」
「ほう! なるほどヨハンの爺様め。どうりで孫一人を残して余裕のある死に様だと思ったら、既に後継者を残していたのか!」
合点がいったとばかりに、一人でエーリヒは目を輝かせる。
「いえ。残念ながら後継者というには自分はまだまだ未熟なものです」
「ハハハッ、だろうな。お前ほどの若輩に不相応の働きをされては、俺達の立場がない。せいぜい、俺が一線を退くまでは未熟なままで居てほしいものだ」
そう言って豪快に笑ってから、今度はエーリヒの視線はやや下方。ぽかんと固まっているカナタへと注がれた。
「おう。それでこちらが御使いを倒したという、小さな英雄殿か。先程姫様の紹介にもあったが、俺の名はエーリヒ・ヴィルヘルム・ホーガン。オルタリアに名を響かせ始めた新星に誰よりも早く挨拶ができたこと、光栄に思わせていただこう」
「え、いえ、ボクはそんな……。別に……。大したことはしてないですし……」
「はっはっは。英雄とはいえやはり小さなと付くだけあって可愛らしいものですな!」
わたわたするカナタを落ち着けせるために、ぽんとその頭を柔らかく叩く。
「時にエレオノーラ様。本日の宿はお決まりか? 本来ならばこの宮廷で寝泊まりしてもおかしくはない立場ですが……。何分、今の情勢ではそれも避けたいでしょう」
「……うむ。それは、な」
ここは当然、今のところ敵対に近い関係であるヘルフリートのすぐ傍にある。暗殺などの危険を思えば、すぐにでも離れたいほどだった。
「提案なのですが、別荘として使っている俺の屋敷に来るというのは如何でしょう? ご安心ください、俺自身はこの王宮内で寝泊まりしますので、正真正銘エレオノーラ様達だけの屋敷となります。場所も郊外にありますので、いざという時も安心かと」
「その提案はありがたいが……」
「では先回りしてその疑問を埋めるとしましょう。ヨハン、果たして俺の考えにどのような裏があると読み取る?」
敢えて、ここで自分の本心を読ませ語らせるとは、先程の印象通りに余程豪胆な男のようだ。
ヨハンはほんの少しだけ考えて、幾つかの浮かび上がった可能性を順に消していく。そのどれもが、今このエーリヒが行って彼の理になるとは思えないとだった。
「純粋な親切心かと」
「おいおい。俺は裏を読み取れと言ったぞ? どうしてこの場でそんな小細工を仕掛ける」
それはヨハンの悪手だった。
エーリヒも同じく、カマをかけていた。ここでヨハンは先程のような答えを返したことで、恐らくは彼の中でもうヨハンは信用に値しない人物となった。
「……恐らくは、俺達が会議でやろうとしていることがエーリヒ卿の利益にも繋がるからでしょうね。ここを退去、もしくはヘルフリート殿下に害されるわけにはいかないと」
「うむ、合格だ。で、その利益に関しての話だが……」
「その話は今はやめましょう。そろそろこいつが頭から湯気を立てるころなので」
冗談を交えつつ、瞳は本気だった。何も敵地のど真ん中でする話ではない。それだけの豪気さは、ヨハンにはない。
「ははっ、まあいいだろう。決断を急ぐものでもないからな。しかし、判ってくれたならいいさ。この会議の間は、俺はエレオノーラ様を支持する」
「そうしてもらえると助かるな」
エレオノーラがぺこりと頭を下げる。
「さて、それでは外の屋敷へと送りましょう。実は既に馬車が用意してありますのでな」
「……何から何まで、本当にありがたい」
「いえいえ。俺もエレオノーラ様の母君には世話になったこともあるし、何よりも先代のヨハン爺様とはいい飲み仲間だったので」
エーリヒが先頭を歩くのに追従するように、広い王宮の廊下を進んでいく三人。
その途中、出入り口である巨大な両開きの扉の前に立ったところで、エーリヒは一度足を止めて振り返った。
「――そうだったそうだった。実は、一つ提案があったんだ」
視線はヨハンでもエレオノーラでもなく、それよりも低いところに。
「小さな英雄殿は、これから会議の間ずっと暇をするわけだが。もしよかったらオル・フェーズが誇る最大級の魔法研究施設、オル・フェーズ魔法アカデミーの見学でもしていかないか?」
「魔法アカデミー?」
「その名の通り、魔法技術の研究機関だ。その他にも魔法使いの養成も行っているらしいが」
こちらを見上げてきたカナタにヨハンはそう簡単に説明する。
「そう。それこそ先代のヨハン爺様が最も力を入れていた事業だな。この大陸の未来を担う者達を育成する由緒正しき学院だ。きっと小さな英雄殿も、そこから学ぶことも多いと思うが」
「……急にそんなこと言われても……」
ちらりとヨハンを見て意見を求めるカナタ。
「いや実はな。今回の件もヘルフリート殿下が絡んでいるのだ。小さな英雄殿を口説き落とし、こちらの陣営に加えること。その役目を仰せつかったのが俺なんだが……。いやどうにも何をすれば子供が喜ぶかなど見当もつかなくてな」
それを言ってしまっていいのかと聞きたくなるほどの重要情報を簡単に話してしまうエーリヒだが、それも彼の手のうちの一つなのか、それとも単に何も考えていないのか。
「……魔法、アカデミー」
カナタの方を見れば、どうしたらいいのか迷っているものの、元々好奇心は旺盛な少女なのだから、全身で行きたさを表現しているかの如く小さく揺れていた。
「……行って来ればいいんじゃないか。許可が出ているなら、危険もないだろう」
あったとしても冒険者の端くれにして御使いを倒した少女だ。彼女を正面から害せる者の方が少ない。
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