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第四章 空と大地の交差
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丘の上にある、この街を取り仕切るマルク・ユルゲンスの屋敷。
その一室で、部屋の主は部下達に集めさせた情報を纏めた資料をヨハンに手渡してきた。
「状況はあまりよくありませんな」
資料と言ってもそれほど形式ばったものではなく、漁師や船乗り達が海で見たものを簡潔にまとめさせただけのものだが、それだけでも今の海がどれだけ異常な状況にあるかはすぐに理解できた。
「海は大荒れ、魚の気配もなく……。あの白い魚型の魔物が大量発生していているから船を出すことも外から入ることもできない」
「……はい。こんな状況が続けば、ハーフェンは成り立たないでしょう」
顔を青くして、額に浮かんだ汗を拭うマルク。
「オルタリアには使者を送ったのですか?」
「本来それを解決するのがあちらから送られてきた官吏の仕事なのでしょうが……。生憎ともうこちらに干渉するつもりはないようでして」
「ああ、そう言えばクラウディアさんに海に」
「……はい。お転婆な娘で困ったものです」
それは困ったとかそう言うレベルを超えているような気もするのだが、ヨハンは黙っておいた。彼女がそうしたおかげでこうしてイシュトナルがハーフェンに近付く隙ができたとも言える。
「つまりオルタリアからの支援は期待できない」
元よりあてにしたものでもないがエーリヒのような力のある貴族が来てくれれば、戦力としては申し分がなかっただろう。加えて彼等に御使いの脅威を知らしめることができる。
そこまで考えて、ヨハンは自分の浅はかさを恥じた。
エーリヒがもし来たら、あのルー・シンも来る。そうなれば彼はハーフェンが生み出す利益を見逃しはしない。
直接的な戦闘にならないにしても、ここで彼とやりあうのは避けたい。
「あの、ヨハン殿?」
「……はい?」
向かいのソファに座ったままのマルクが、不思議そうな顔でこちらを見ていた。
「失礼しました。何か?」
「……これは不確定な情報なので、あまり他言はしてほしくないのですが」
気持ち小声になって、扉や窓が閉じられていることを軽く確認してからマルクはそう口を切った。
「禁忌の地、と言うのをご存じですかな?」
「禁忌の地? いえ、すみませんが」
「エトランゼである貴方が知らないのも無理はないでしょう。……とはいえ、我々もその詳細を知っているわけではないのですが」
ゆっくりと、マルクは語りだす。
エイスナハルの信徒達によって伝わる禁忌の地。ハーフェンの沖にあるその小さな島には、古代の遺跡のようなものが残っていると。
エイスナハルはそこに立ち居ることを禁じた。万が一流れ着いたとしてもその封印を解くことを絶対の禁忌とした。
それはハーフェンと、一部の貴族や王族達だけに伝えられた禁忌。そして長い時間の間に半ば忘れられた戒め。
「事実、私もこの街の代表のような仕事をするようになってから一度、信徒の方に言われたきりで忘れていました。決して大きな島ではありませんし、無理に行くような用事があるような場所でもありませんからな」
「それで、その禁忌の地に何か?」
「つい先日、海岸に一隻の船が流れ着いておりました。乗っていたのは見たこともない荒くれ者。しかしどうやら話を聞けば彼等は禁忌の地に立ち入っていたと言います。そこで見たこともない光によって仲間が消滅させられるのを見たと」
「……禁忌の地には御使いがいて、彼等はその封印を解いてしまったと?」
考えられない話ではない。ウァラゼルがそうであったように、御使いは誰も彼もが自由に動き回っているわけではないようだ。
封じられたものが、何かのきっかけで動きだしたという可能性も充分にありえる。
「それもそうなのですが、本題はその後です。何故そのようなことをしたかと尋ねると、どうやら依頼を受けてのことらしいのです」
マルクは一度言葉を切る。この先を果たして本当に口にしていいものかと、今まだ迷っている様子だった。
しかし、ここで口籠ったところで何も変わりはしないと、その続きを口にする。
「依頼主は、ヘルフリート陛下と」
「……なるほど」
「ですが所詮荒くれ者の言うこと。全て信用することもできないでしょう。錯乱していた部分もありましたし」
ヘルフリートが力を求めてそこに部下を向かわせたが、ウァラゼルの時のように失敗してこのような事態を招いた。
彼ならばやりそうな失態でもあるが、同時に腑に落ちない部分もある。
ウァラゼルの件の報告を聞いていながら、自分達が危険に晒されるようなことをするだろうか。少なくとも御使いは人の制御できるものではないと理解しているはずなのに。
ましてや彼はエイスナハルを狂信する五大貴族達の支援を受けて立っている。禁忌の地を掘り返すなど、彼等が認めるとは思えないが。
「……何にせよ、今後のことを考える必要がありそうです」
「はい……。ですが、今後と言うのは」
「現状がどうにもならない以上、取れる選択肢は二つです。御使いを倒すか、この街を捨てて逃げるか」
「……ですか」
マルクの顔色は青いを通り越して白くなっている。
それも当たり前で、どちらを選んでも只事ではない。街一つを捨てて逃げるにも骨が折れるし、納得しない民も大勢いるだろう。
戦うとなれば今度こそどうなるかは誰にも判らない。下手をして怒りを買えば、御使いの力で街ごと壊滅させられるかも知れないのだから。
「少し、時間を頂けますかな?」
「……はい。ですが、あまり長くは」
「判っています……。判っていますが」
そう言ってマルクは顔を伏せてしまう。
それ以上掛ける言葉も見つからず、退室しようとヨハンはソファから腰を上げると、ノックもなく扉が強く打ち開かれた。
「大変ですよ、よっちゃんさん!」
「ラニーニャ?」
片腕にあて木をして、痛々しく包帯を巻きつけたラニーニャが慌てた様子で飛び込んでくる。
「喧嘩です、喧嘩! どっちが勝つか賭けないと終わっちゃいますよ!」
「……そんなことをわざわざ言いに来たのか?」
「ふっふー。喧嘩の相手を聞いても平常心で居られますか? なんとお宅のカナタさんと、うちのクラウディアさんですよ」
「それを早く言え。それから」
ちらりと背後を見ると、マルクは全身から力が抜けてソファに深く沈みこんでいる。
「あまりマルク殿に心労を掛けさせるな」
「わたしは報告に来ただけですので。いたっ!」
悪戯っ子のように笑って誤魔化そうとしたラニーニャに、逃すかとばかりに額をペチンと叩いてやる。
「女の子を叩くなんて酷いじゃないですか」
そうは言うが、ラニーニャの顔は笑っていた。喧嘩もヨハンに叩かれたことも楽しんでいるようだった。
「いいから、行くぞ」
「はいはい。で、どっちに賭けます?」
もう一発引っ叩いてから、ヨハンはマルクに挨拶をして部屋から出ていった。
その一室で、部屋の主は部下達に集めさせた情報を纏めた資料をヨハンに手渡してきた。
「状況はあまりよくありませんな」
資料と言ってもそれほど形式ばったものではなく、漁師や船乗り達が海で見たものを簡潔にまとめさせただけのものだが、それだけでも今の海がどれだけ異常な状況にあるかはすぐに理解できた。
「海は大荒れ、魚の気配もなく……。あの白い魚型の魔物が大量発生していているから船を出すことも外から入ることもできない」
「……はい。こんな状況が続けば、ハーフェンは成り立たないでしょう」
顔を青くして、額に浮かんだ汗を拭うマルク。
「オルタリアには使者を送ったのですか?」
「本来それを解決するのがあちらから送られてきた官吏の仕事なのでしょうが……。生憎ともうこちらに干渉するつもりはないようでして」
「ああ、そう言えばクラウディアさんに海に」
「……はい。お転婆な娘で困ったものです」
それは困ったとかそう言うレベルを超えているような気もするのだが、ヨハンは黙っておいた。彼女がそうしたおかげでこうしてイシュトナルがハーフェンに近付く隙ができたとも言える。
「つまりオルタリアからの支援は期待できない」
元よりあてにしたものでもないがエーリヒのような力のある貴族が来てくれれば、戦力としては申し分がなかっただろう。加えて彼等に御使いの脅威を知らしめることができる。
そこまで考えて、ヨハンは自分の浅はかさを恥じた。
エーリヒがもし来たら、あのルー・シンも来る。そうなれば彼はハーフェンが生み出す利益を見逃しはしない。
直接的な戦闘にならないにしても、ここで彼とやりあうのは避けたい。
「あの、ヨハン殿?」
「……はい?」
向かいのソファに座ったままのマルクが、不思議そうな顔でこちらを見ていた。
「失礼しました。何か?」
「……これは不確定な情報なので、あまり他言はしてほしくないのですが」
気持ち小声になって、扉や窓が閉じられていることを軽く確認してからマルクはそう口を切った。
「禁忌の地、と言うのをご存じですかな?」
「禁忌の地? いえ、すみませんが」
「エトランゼである貴方が知らないのも無理はないでしょう。……とはいえ、我々もその詳細を知っているわけではないのですが」
ゆっくりと、マルクは語りだす。
エイスナハルの信徒達によって伝わる禁忌の地。ハーフェンの沖にあるその小さな島には、古代の遺跡のようなものが残っていると。
エイスナハルはそこに立ち居ることを禁じた。万が一流れ着いたとしてもその封印を解くことを絶対の禁忌とした。
それはハーフェンと、一部の貴族や王族達だけに伝えられた禁忌。そして長い時間の間に半ば忘れられた戒め。
「事実、私もこの街の代表のような仕事をするようになってから一度、信徒の方に言われたきりで忘れていました。決して大きな島ではありませんし、無理に行くような用事があるような場所でもありませんからな」
「それで、その禁忌の地に何か?」
「つい先日、海岸に一隻の船が流れ着いておりました。乗っていたのは見たこともない荒くれ者。しかしどうやら話を聞けば彼等は禁忌の地に立ち入っていたと言います。そこで見たこともない光によって仲間が消滅させられるのを見たと」
「……禁忌の地には御使いがいて、彼等はその封印を解いてしまったと?」
考えられない話ではない。ウァラゼルがそうであったように、御使いは誰も彼もが自由に動き回っているわけではないようだ。
封じられたものが、何かのきっかけで動きだしたという可能性も充分にありえる。
「それもそうなのですが、本題はその後です。何故そのようなことをしたかと尋ねると、どうやら依頼を受けてのことらしいのです」
マルクは一度言葉を切る。この先を果たして本当に口にしていいものかと、今まだ迷っている様子だった。
しかし、ここで口籠ったところで何も変わりはしないと、その続きを口にする。
「依頼主は、ヘルフリート陛下と」
「……なるほど」
「ですが所詮荒くれ者の言うこと。全て信用することもできないでしょう。錯乱していた部分もありましたし」
ヘルフリートが力を求めてそこに部下を向かわせたが、ウァラゼルの時のように失敗してこのような事態を招いた。
彼ならばやりそうな失態でもあるが、同時に腑に落ちない部分もある。
ウァラゼルの件の報告を聞いていながら、自分達が危険に晒されるようなことをするだろうか。少なくとも御使いは人の制御できるものではないと理解しているはずなのに。
ましてや彼はエイスナハルを狂信する五大貴族達の支援を受けて立っている。禁忌の地を掘り返すなど、彼等が認めるとは思えないが。
「……何にせよ、今後のことを考える必要がありそうです」
「はい……。ですが、今後と言うのは」
「現状がどうにもならない以上、取れる選択肢は二つです。御使いを倒すか、この街を捨てて逃げるか」
「……ですか」
マルクの顔色は青いを通り越して白くなっている。
それも当たり前で、どちらを選んでも只事ではない。街一つを捨てて逃げるにも骨が折れるし、納得しない民も大勢いるだろう。
戦うとなれば今度こそどうなるかは誰にも判らない。下手をして怒りを買えば、御使いの力で街ごと壊滅させられるかも知れないのだから。
「少し、時間を頂けますかな?」
「……はい。ですが、あまり長くは」
「判っています……。判っていますが」
そう言ってマルクは顔を伏せてしまう。
それ以上掛ける言葉も見つからず、退室しようとヨハンはソファから腰を上げると、ノックもなく扉が強く打ち開かれた。
「大変ですよ、よっちゃんさん!」
「ラニーニャ?」
片腕にあて木をして、痛々しく包帯を巻きつけたラニーニャが慌てた様子で飛び込んでくる。
「喧嘩です、喧嘩! どっちが勝つか賭けないと終わっちゃいますよ!」
「……そんなことをわざわざ言いに来たのか?」
「ふっふー。喧嘩の相手を聞いても平常心で居られますか? なんとお宅のカナタさんと、うちのクラウディアさんですよ」
「それを早く言え。それから」
ちらりと背後を見ると、マルクは全身から力が抜けてソファに深く沈みこんでいる。
「あまりマルク殿に心労を掛けさせるな」
「わたしは報告に来ただけですので。いたっ!」
悪戯っ子のように笑って誤魔化そうとしたラニーニャに、逃すかとばかりに額をペチンと叩いてやる。
「女の子を叩くなんて酷いじゃないですか」
そうは言うが、ラニーニャの顔は笑っていた。喧嘩もヨハンに叩かれたことも楽しんでいるようだった。
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