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激闘編
三日月党との激闘 一
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吉宗の命により源心と左近が小田原と信州高遠に向かってから五日が経過していた。
どちらも急を要するために馬を走らせての旅となったが、それでも小田原は往復二日。
信州ともなると行きだけでも早馬を使って二日と半日はかかる。
左近は江島と対面する日を含めても吉宗から与えられた時間は七日間であった。
目一杯早馬を飛ばしてもギリギリである。
それまで宮守と三日月党が待ってくれる保証はなく、万一の時には桜と泉凪の二人だけで守るつもりでいた。
左近よりひと足先に戻っていた源心は吉宗に報告を終えていた。
「三日月党は確かに秋津弾正に仕えておりました。しかし弾正が病で亡くなり、今は嫡男の兼好が秋津家を継いでいるのですが、前領主弾正の死と共に秋津家から任を解かれておりました。
それを宮守が再度雇い入れたという事です。
この時に党の中で宮守について徳川家と戦うと決めた者と、小田原に残り静かに暮らしていくと決めた者とに別れ、小田原残る三日月党は自給自足の平和な暮らしをしていました。
この者たちは大奥の三日月党に加担して戦う事はないと見ていいでしょう。
問題は宮守についている者たちです。わかっている限りで首領と六人衆と呼ばれる精鋭が忍び込んでいるようです。無論、それ以外にもまだいる可能性はございますが」
「大奥内には少なくとも主領以下六人以上いるという事だな」
「はい」
吉宗の問いに源心がうなずく。
「まずいな。早めに手を打たないと桜と泉凪だけでは手に負えなくなる」
吉宗はしばらく考えていたが、将軍以外の男性禁制の大奥に源心を連れて行くか迷っていた。
しかし現状では桜、泉凪以外に彼女たちに匹敵するような実力を持つ別式もくのいちも吉宗の側近にはいなかった。
左近が戻ったとしても三人である。
「手駒が足りぬ。。」
吉宗は大奥という特殊な場所での厄介事に苦心する事となった。
⭐︎⭐︎⭐︎
「相手は五人。こちらは六人。一人に一人ずつ掛かれば一度で済む。不知火はあの調子だ。止めても聞くまい。あれには御庭番を討つよう伝えておいた。残りは俺が決める。ただし吹雪はここに残れ。お前は万一に備えて待機とする」
夢幻にそう言われて吹雪は少し不満顔であったが「わかりました」と引き下がった。
「頭、戦えるのは別式一人ではないか。不知火だけ言った者勝ちとはいささか納得がいかぬぞ」
飛燕が不平を漏らすが夢幻がそれを制する。
「お主たち全員戦いたいであろうが、お方様の命令は戦う事ではない。標的の抹殺だ。我らは命じられた事を確実にこなすのが務め。つまるつまらぬの話ではない。金をもらって引き受ける仕事なのだ」
確かに宮守の命令は標的全員の抹殺。
そう言われては残る三人もこれ以上の不平不満は言えなかった。
夢幻の指示により飛燕は月光院、時雨は泉凪、陽炎は天英院と錦小路を標的とする事となった。
「よし、各自の標的が決まった。早速行動に移れ!」
「了解!」
飛燕、時雨、陽炎はそれぞれ標的とする相手の抹殺に動いた。
「頭、何故私だけここに残したのだ?」
「吹雪は万一、不知火か時雨がやられた時のためだ」
「まさか。あの二人がやられるとは思えぬ」
「我らはこの数年、実践経験がない。実践経験で上回る相手に不覚を取る事も予想しておかねばならぬ。無論、何事もなく済めばそれでいい。だが、俺は楽観視してはおらぬ。最悪の場合には俺も戦いに出るつもりだ」
夢幻の言葉に吹雪は驚く。
夢幻が戦いの場に出るなどこれまで一度も無かったからである。
〔もし、頭が出るような事が本当に起きたなら、それだけ相手が手強いという事。そんな奴らと戦ってみたい」
吹雪は口にこそ出さなかったが、内心はむしろそうなって欲しいと密かに願望していた。
⭐︎⭐︎⭐︎
夜の暗闇が江戸城を包み込む。
江戸の夏は暑さが厳しく、大奥でも女中たちに打ち水をさせたりうちわであおがせたりして暑さを凌いでいた。
しかし夜になれば昼の暑さも嘘のように涼しくなり、心地よい風が顔を撫でていく。
月光院は夕餉後に中庭で夜の月を眺めていた。
無論、泉凪も同席している。
桜は見廻りの最中で、一刻〔二時間〕おきに泉凪と交代で月光院の守りと見廻りを行っていた。
「いい月夜じゃのう。月を眺めていると嫌な事も忘れられる。私にとっては束の間の安らぎのようじゃ」
自身の名前に月が付いている月光院は月夜を眺めるのが何よりも好きであった。
その日は満月で、明るい月明かりが大奥の中庭を照らし、部屋の灯火もあっていつもの夜よりもひときわ明るく感じた。
「いつまでもこんなのどかな日々が続くと良いのじゃが」
「月光院様、いましばらくの辛抱でございます。この戦いが終われば大奥にも平穏が訪れましょう。私も桜もそのために尽力します」
「お前たちには苦労をかけますね」
「いえ、これが私たちの役目でございますので」
桜は見廻りをしながら五感を研ぎ澄ましている。
「嫌な予感がする。何事も起こらなければいいけど。。」
三日月党という名前は月にちなんでいる。
今宵は三日月ではなく満月だが、月夜に三日月党が襲撃してくる可能性は高いと桜と泉凪は考えていた。
しばらくして桜の足が止まる。
凄まじい殺気を感じとったからだ。
「きゃあああ」
女の叫び声と共に桜の嫌な予感は的中した。
大奥への侵入者を発見した別式女たちが侵入を阻止すべく薙刀を持って立ちはだかったのだが、最初に斬りかかった三人は瞬時に葬られていた。
桜が現場にたどり着くと、目の前には山のように立ちはだかる巨大な影があった。
「別式女たちでは無理だ!さがっていろ!」
桜の声に別式女たちは下がっていく。
桜は一気に前に出て剣を抜く。
「焔乃舞(ほむらのまい)」
桜の一撃が相手を斬り裂くかと思われたその時、金砕棒(かなさいぼう)がその太刀筋を遮った。
「さすがは吉宗が誇る最強の御庭番よの。わしでなかったら、この金砕棒ごと弾き斬られていたであろう」
「何者?」
「三日月党の一人。不知火」
「やはり三日月党か」
男は身長六尺二寸〔およそ百八十八センチ〕はあろうかという大柄であった。
持っている金砕棒も三貫〔およそ十一キロ〕はあるであろう。
不知火の金砕棒は樫の木で作られ、長さが二・五メートルほどあり前半分が六角形に鉄鋲が打ち込まれており、後ろ半分は円筒形になっており、名前通り重量で相手を粉砕するための武器である。
〔こんな大きな身体に金砕棒を振り回す相手と戦うのは初めてだ〕
桜はまともに撃ち合っては刀が折れるため、距離を置いた。
不知火が金砕棒を振り回すと風を切る音が唸りをあげる。
横から縦への攻撃の変化でズドン!と床を叩きつける地響きが大きな音を立てる。
確かに恐るべき破壊力であるが、桜のスピードなら十分に避けきれる。
桜は小太刀を抜き、二刀流で一気に勝負を付けにいく。
不知火が縦攻撃を繰り出し、桜がそれをかわして金砕棒が床に叩きつけられたタイミングで間合いを詰める。
「銀龍牙(しろがねのりょうが)」
超神速の六連撃が決まったはずであった。
が、斬れたのは着物だけで不知火の身体は鉄の鎧に覆われていた。
「。。鉄の鎧か」
桜は素早く不知火から距離を置く。
「斬れはせぬ。この鉄の鎧がある限りな」
上背に加えて怪力に全身鉄の鎧。
これなら真っ向斬りだけ金砕棒で防げば六連撃にも対応出来る。
「厄介だな。。」
どちらも急を要するために馬を走らせての旅となったが、それでも小田原は往復二日。
信州ともなると行きだけでも早馬を使って二日と半日はかかる。
左近は江島と対面する日を含めても吉宗から与えられた時間は七日間であった。
目一杯早馬を飛ばしてもギリギリである。
それまで宮守と三日月党が待ってくれる保証はなく、万一の時には桜と泉凪の二人だけで守るつもりでいた。
左近よりひと足先に戻っていた源心は吉宗に報告を終えていた。
「三日月党は確かに秋津弾正に仕えておりました。しかし弾正が病で亡くなり、今は嫡男の兼好が秋津家を継いでいるのですが、前領主弾正の死と共に秋津家から任を解かれておりました。
それを宮守が再度雇い入れたという事です。
この時に党の中で宮守について徳川家と戦うと決めた者と、小田原に残り静かに暮らしていくと決めた者とに別れ、小田原残る三日月党は自給自足の平和な暮らしをしていました。
この者たちは大奥の三日月党に加担して戦う事はないと見ていいでしょう。
問題は宮守についている者たちです。わかっている限りで首領と六人衆と呼ばれる精鋭が忍び込んでいるようです。無論、それ以外にもまだいる可能性はございますが」
「大奥内には少なくとも主領以下六人以上いるという事だな」
「はい」
吉宗の問いに源心がうなずく。
「まずいな。早めに手を打たないと桜と泉凪だけでは手に負えなくなる」
吉宗はしばらく考えていたが、将軍以外の男性禁制の大奥に源心を連れて行くか迷っていた。
しかし現状では桜、泉凪以外に彼女たちに匹敵するような実力を持つ別式もくのいちも吉宗の側近にはいなかった。
左近が戻ったとしても三人である。
「手駒が足りぬ。。」
吉宗は大奥という特殊な場所での厄介事に苦心する事となった。
⭐︎⭐︎⭐︎
「相手は五人。こちらは六人。一人に一人ずつ掛かれば一度で済む。不知火はあの調子だ。止めても聞くまい。あれには御庭番を討つよう伝えておいた。残りは俺が決める。ただし吹雪はここに残れ。お前は万一に備えて待機とする」
夢幻にそう言われて吹雪は少し不満顔であったが「わかりました」と引き下がった。
「頭、戦えるのは別式一人ではないか。不知火だけ言った者勝ちとはいささか納得がいかぬぞ」
飛燕が不平を漏らすが夢幻がそれを制する。
「お主たち全員戦いたいであろうが、お方様の命令は戦う事ではない。標的の抹殺だ。我らは命じられた事を確実にこなすのが務め。つまるつまらぬの話ではない。金をもらって引き受ける仕事なのだ」
確かに宮守の命令は標的全員の抹殺。
そう言われては残る三人もこれ以上の不平不満は言えなかった。
夢幻の指示により飛燕は月光院、時雨は泉凪、陽炎は天英院と錦小路を標的とする事となった。
「よし、各自の標的が決まった。早速行動に移れ!」
「了解!」
飛燕、時雨、陽炎はそれぞれ標的とする相手の抹殺に動いた。
「頭、何故私だけここに残したのだ?」
「吹雪は万一、不知火か時雨がやられた時のためだ」
「まさか。あの二人がやられるとは思えぬ」
「我らはこの数年、実践経験がない。実践経験で上回る相手に不覚を取る事も予想しておかねばならぬ。無論、何事もなく済めばそれでいい。だが、俺は楽観視してはおらぬ。最悪の場合には俺も戦いに出るつもりだ」
夢幻の言葉に吹雪は驚く。
夢幻が戦いの場に出るなどこれまで一度も無かったからである。
〔もし、頭が出るような事が本当に起きたなら、それだけ相手が手強いという事。そんな奴らと戦ってみたい」
吹雪は口にこそ出さなかったが、内心はむしろそうなって欲しいと密かに願望していた。
⭐︎⭐︎⭐︎
夜の暗闇が江戸城を包み込む。
江戸の夏は暑さが厳しく、大奥でも女中たちに打ち水をさせたりうちわであおがせたりして暑さを凌いでいた。
しかし夜になれば昼の暑さも嘘のように涼しくなり、心地よい風が顔を撫でていく。
月光院は夕餉後に中庭で夜の月を眺めていた。
無論、泉凪も同席している。
桜は見廻りの最中で、一刻〔二時間〕おきに泉凪と交代で月光院の守りと見廻りを行っていた。
「いい月夜じゃのう。月を眺めていると嫌な事も忘れられる。私にとっては束の間の安らぎのようじゃ」
自身の名前に月が付いている月光院は月夜を眺めるのが何よりも好きであった。
その日は満月で、明るい月明かりが大奥の中庭を照らし、部屋の灯火もあっていつもの夜よりもひときわ明るく感じた。
「いつまでもこんなのどかな日々が続くと良いのじゃが」
「月光院様、いましばらくの辛抱でございます。この戦いが終われば大奥にも平穏が訪れましょう。私も桜もそのために尽力します」
「お前たちには苦労をかけますね」
「いえ、これが私たちの役目でございますので」
桜は見廻りをしながら五感を研ぎ澄ましている。
「嫌な予感がする。何事も起こらなければいいけど。。」
三日月党という名前は月にちなんでいる。
今宵は三日月ではなく満月だが、月夜に三日月党が襲撃してくる可能性は高いと桜と泉凪は考えていた。
しばらくして桜の足が止まる。
凄まじい殺気を感じとったからだ。
「きゃあああ」
女の叫び声と共に桜の嫌な予感は的中した。
大奥への侵入者を発見した別式女たちが侵入を阻止すべく薙刀を持って立ちはだかったのだが、最初に斬りかかった三人は瞬時に葬られていた。
桜が現場にたどり着くと、目の前には山のように立ちはだかる巨大な影があった。
「別式女たちでは無理だ!さがっていろ!」
桜の声に別式女たちは下がっていく。
桜は一気に前に出て剣を抜く。
「焔乃舞(ほむらのまい)」
桜の一撃が相手を斬り裂くかと思われたその時、金砕棒(かなさいぼう)がその太刀筋を遮った。
「さすがは吉宗が誇る最強の御庭番よの。わしでなかったら、この金砕棒ごと弾き斬られていたであろう」
「何者?」
「三日月党の一人。不知火」
「やはり三日月党か」
男は身長六尺二寸〔およそ百八十八センチ〕はあろうかという大柄であった。
持っている金砕棒も三貫〔およそ十一キロ〕はあるであろう。
不知火の金砕棒は樫の木で作られ、長さが二・五メートルほどあり前半分が六角形に鉄鋲が打ち込まれており、後ろ半分は円筒形になっており、名前通り重量で相手を粉砕するための武器である。
〔こんな大きな身体に金砕棒を振り回す相手と戦うのは初めてだ〕
桜はまともに撃ち合っては刀が折れるため、距離を置いた。
不知火が金砕棒を振り回すと風を切る音が唸りをあげる。
横から縦への攻撃の変化でズドン!と床を叩きつける地響きが大きな音を立てる。
確かに恐るべき破壊力であるが、桜のスピードなら十分に避けきれる。
桜は小太刀を抜き、二刀流で一気に勝負を付けにいく。
不知火が縦攻撃を繰り出し、桜がそれをかわして金砕棒が床に叩きつけられたタイミングで間合いを詰める。
「銀龍牙(しろがねのりょうが)」
超神速の六連撃が決まったはずであった。
が、斬れたのは着物だけで不知火の身体は鉄の鎧に覆われていた。
「。。鉄の鎧か」
桜は素早く不知火から距離を置く。
「斬れはせぬ。この鉄の鎧がある限りな」
上背に加えて怪力に全身鉄の鎧。
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