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激闘編
三日月党との激闘 七
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夏夜の生暖かい風が大奥を突き抜ける。
大奥は広く、桜の戦っている場所から月光院の部屋はいくつもの廊下を渡り歩かなければならない。
月光院に付いていた泉凪は桜が戦っている事を知らない。
だが、突如感じた尋常ならぬ殺気に刀を持って立ち上がる。
「泉凪、また三日月党が来たのか?」
「はい。容易ならぬ殺気でございます。昨日の二人よりも明らかに手強い相手でしょう。しかし相手が誰であろうと一命を掛けて月光院様をお守り致します」
「お前のような若い女子に一命を掛けさせている事をすまなく思う」
「月光院様、そのようなお言葉を臣下の身にかけて頂き身に余る光栄でございます。ですが、これは私の役目でございます。お気になさらないで下さい」
月光院は最初こそ、まだ若い泉凪に対して不信もあったが、今では絶大の信頼を寄せていた。いつしか十六歳の泉凪を娘のように思っていたのかも知れない。
だが、感激している状況ではなかった。
迫り来る殺気は肌を突き刺すほどビリビリと泉凪に危険のシグナルを送り続けている。
かつてない強敵である事は疑いようもなかった。
月光院は別式女たちに見廻りをさせてはいたが、三日月党を発見した場合、戦わずに速やかに報告するよう命じていた。
これ以上犠牲を増やさないための処置であったが、廊下から風に乗って血の匂いが漂ってくる。
「まさか。。」
泉凪が急ぎ廊下に出ると、見廻りに出ていた別式女七人が全員斬り倒されていた。
声を上げる間すらなく一瞬にして葬り去られたのであろう。
泉凪はぎりっと歯を噛み締めて悔しさを押し殺す。
倒れている別式女たちの間をゆっくりと歩きこちらに近づいてくる影の姿が見えると短髪に黒装束の男であった。
一見すると吉宗と対峙した陽炎と似たような姿であるが、陽炎は顔を装束を覆って目だけ見せていたのに対して顔を完全に出している。
「今生の別れは済ませたか?」
低くも高くもない普通の声量であったが、その威圧たるや昨日戦った時雨、飛燕の比ではない。
泉凪は背筋に冷たいものが滴り落ちる感覚を覚えていた。
「月光院、お前はこの別式を倒した後で始末してやる。そこで首を洗ってまっていろ」
鋭く氷のような冷たい目に月光院も背筋に寒気を覚えていた。
「そう簡単にいくと思うな。お前が何者であろうと月光院様をお守りする」
「俺は六人衆が長、夢幻」
「長だと?お前が三日月党の首領か?」
「あいにくだが、俺は六人衆を統率するだけ。我らが首領がお前たち如き相手に出てくるまでもない」
そう言い終えると夢幻がふわりと飛んだ。
〔後方宙返り?いや。。〕
後方宙返りかと思われた足から強烈な蹴りが泉凪の顎目掛けて迫ってくる。
泉凪は辛うじてこの蹴りを避けた。
「何という身のこなし。。」
驚くべき身体能力に泉凪は驚きながらも鯉口を切って抜刀する。
夢幻も着地したと同時に抜刀し、強力な足音を鳴らすと泉凪との間合いを一気に詰めてくる。
「桜より速い。。」
桜との試合で桜の速さを知っている泉凪であったが、夢幻は桜を凌ぐ速さであった。
強靭に鍛え上げられた足腰の筋力と幼少からの血の滲むような努力がなければ、これほどの速さを身につけることは出来ないであろう。
桜の速さも天性の脚力だけではなく、幼少時からの努力の賜物なのだ。
〔この男、私や桜を上回る修行をしている〕
泉凪は夢幻の速さに焦りを感じていた。
「一乃型明鏡(いちのがためいきょう)」
泉凪得意の一文字斬りが空を切る。
攻撃が空を切らされるなどこれまでの戦いでは経験がなかった。
〔焦りは隙を生む。。〕
泉凪は必死で呼吸を整え精神統一を図るが、そこへ今度は夢幻の技が放たれる。
「五乃型火輪(ごのがたかりん)」
夢幻の右一文字斬りを泉凪は受け止めたが、力で押し込まれた。
「ちっ!」
泉凪は威力を相殺させるため左へ飛ぶが、身体が中に浮いている絶妙なタイミングで夢幻の左前蹴りが泉凪の腹部を捉える。
空中では避ける事も出来ず、泉凪は後方へ蹴り飛ばされた。
間髪入れず間合いを詰めてくる夢幻に泉凪も素早く起き上がる。
〔とにかく相手を止めなければ〕
「三乃型霧氷(さんのがたむひょう)」
夢幻に向けて突きを放つが、腹部の痛みを堪えての技は当然威力も速度も不足であった。
夢幻に軽々避けられたが、これは相手の動きを一瞬でも遅らせるためのもの。
泉凪は小太刀を抜くと両刀から攻撃に出る。
「五乃型鶺鴒(ごのがたせきれい)」
超神速の五連撃だったが、手応えがない。
次の瞬間、右の回し蹴りが泉凪の首筋をとらえた。
鈍い音が部屋に響き渡る。
まともに蹴りを受けた泉凪は一瞬だが意識が飛んでしまった。
泉凪は薄れゆく意識の中で目の前に岩のような物が自分に向かってくるのを感じ取った。
〔何か飛んでくる。。岩?とにかく、避けなきゃ。。〕
ほとんど無意識で身体を床の上に転がすように回転させて避けると、とどめを刺しに突きを繰り出した夢幻の刀が泉凪の髪をかすめた。
その動きで意識は回復したが、ダメージは大きく、口から血を流していた。
「泉凪!」
月光院が泉凪を心配して呼びかける。
「今のを避けるとは中々やるが、その身体でこれ以上戦えまい」
仁王立ちする夢幻に泉凪はふらつきながらも立ち上がる。
〔鶺鴒がすべて避けられたうえに死角からの蹴りとは。まだ頭がクラクラする。。〕
泉凪のダメージはかなり大きく、立って刀を構えるのがやっとであった。
〔速さも力も私より上。。どう戦えばいいのか〕
「もう一人の御庭番も我が同胞が今頃始末している頃であろう。すぐにあの世へ連れて行ってやるから三途の川で感動の再会を果たすがいい」
「桜が。。桜がやられるものか」
その一言が泉凪の消えかけた闘争心に再び火をつけた。
「鬼頭流剣術の全てを尽くして勝つ」
殺気と音を聞きつけた左近が駆けつけると、泉凪は両刀の構えをしているものの、足もとがおぼつかない状態であった。
「泉凪!私も戦う」
「左近さんは月光院様をお守り下さい」
「しかし。。」
左近はそう言いながらも夢幻の強さが並外れたものである事を感じ取った。
〔自分が出て行っても泉凪を回復させるための時間稼ぎにすらならない。。悔しいけど泉凪の言う通り月光院様の護衛をするしかない〕
左近は力不足の悔しさを押し殺して泉凪に声をかける。
「わかった。月光院様は私がお守りする。泉凪!必ず倒せ」
左近の言葉に泉凪はにこりと笑う。
〔余裕もないし勝てる可能性も見えないけどね。でも私はまだ全てを出し尽くしていない〕
「二人かかりでくればほんの少しだけ勝つ可能性が出来たかも知れなかったものを。馬鹿な奴らよ」
「私一人で十分だ。。」
「ならば面白いものを見せてやろう」
夢幻が両刀を構えるが、その構えを見た瞬間泉凪は「まさか」と「まずい」の思いが同時に頭を駆け抜ける。
「五乃型鶺鴒(ごのがたせきれい)」
今見たばかりの泉凪の必殺技である鶺鴒を夢幻が放ったのである。
「自分の技でやられてたまるか!五乃型鶺鴒(ごのがたせきれい)」
泉凪も負けじと鶺鴒を放つ。
超神速の五連撃がぶつかり合う金属音が鳴り響いた。
五連撃を全て弾き返した泉凪は距離を置き、両刀を鞘に納めた。
「ぬ?」
泉凪が初めて見せる居合い抜きの構え。
これまでと違う雰囲気に夢幻の顔から余裕の表情が消えた。
「居合い抜きで勝負に来るか。面白い」
大奥は広く、桜の戦っている場所から月光院の部屋はいくつもの廊下を渡り歩かなければならない。
月光院に付いていた泉凪は桜が戦っている事を知らない。
だが、突如感じた尋常ならぬ殺気に刀を持って立ち上がる。
「泉凪、また三日月党が来たのか?」
「はい。容易ならぬ殺気でございます。昨日の二人よりも明らかに手強い相手でしょう。しかし相手が誰であろうと一命を掛けて月光院様をお守り致します」
「お前のような若い女子に一命を掛けさせている事をすまなく思う」
「月光院様、そのようなお言葉を臣下の身にかけて頂き身に余る光栄でございます。ですが、これは私の役目でございます。お気になさらないで下さい」
月光院は最初こそ、まだ若い泉凪に対して不信もあったが、今では絶大の信頼を寄せていた。いつしか十六歳の泉凪を娘のように思っていたのかも知れない。
だが、感激している状況ではなかった。
迫り来る殺気は肌を突き刺すほどビリビリと泉凪に危険のシグナルを送り続けている。
かつてない強敵である事は疑いようもなかった。
月光院は別式女たちに見廻りをさせてはいたが、三日月党を発見した場合、戦わずに速やかに報告するよう命じていた。
これ以上犠牲を増やさないための処置であったが、廊下から風に乗って血の匂いが漂ってくる。
「まさか。。」
泉凪が急ぎ廊下に出ると、見廻りに出ていた別式女七人が全員斬り倒されていた。
声を上げる間すらなく一瞬にして葬り去られたのであろう。
泉凪はぎりっと歯を噛み締めて悔しさを押し殺す。
倒れている別式女たちの間をゆっくりと歩きこちらに近づいてくる影の姿が見えると短髪に黒装束の男であった。
一見すると吉宗と対峙した陽炎と似たような姿であるが、陽炎は顔を装束を覆って目だけ見せていたのに対して顔を完全に出している。
「今生の別れは済ませたか?」
低くも高くもない普通の声量であったが、その威圧たるや昨日戦った時雨、飛燕の比ではない。
泉凪は背筋に冷たいものが滴り落ちる感覚を覚えていた。
「月光院、お前はこの別式を倒した後で始末してやる。そこで首を洗ってまっていろ」
鋭く氷のような冷たい目に月光院も背筋に寒気を覚えていた。
「そう簡単にいくと思うな。お前が何者であろうと月光院様をお守りする」
「俺は六人衆が長、夢幻」
「長だと?お前が三日月党の首領か?」
「あいにくだが、俺は六人衆を統率するだけ。我らが首領がお前たち如き相手に出てくるまでもない」
そう言い終えると夢幻がふわりと飛んだ。
〔後方宙返り?いや。。〕
後方宙返りかと思われた足から強烈な蹴りが泉凪の顎目掛けて迫ってくる。
泉凪は辛うじてこの蹴りを避けた。
「何という身のこなし。。」
驚くべき身体能力に泉凪は驚きながらも鯉口を切って抜刀する。
夢幻も着地したと同時に抜刀し、強力な足音を鳴らすと泉凪との間合いを一気に詰めてくる。
「桜より速い。。」
桜との試合で桜の速さを知っている泉凪であったが、夢幻は桜を凌ぐ速さであった。
強靭に鍛え上げられた足腰の筋力と幼少からの血の滲むような努力がなければ、これほどの速さを身につけることは出来ないであろう。
桜の速さも天性の脚力だけではなく、幼少時からの努力の賜物なのだ。
〔この男、私や桜を上回る修行をしている〕
泉凪は夢幻の速さに焦りを感じていた。
「一乃型明鏡(いちのがためいきょう)」
泉凪得意の一文字斬りが空を切る。
攻撃が空を切らされるなどこれまでの戦いでは経験がなかった。
〔焦りは隙を生む。。〕
泉凪は必死で呼吸を整え精神統一を図るが、そこへ今度は夢幻の技が放たれる。
「五乃型火輪(ごのがたかりん)」
夢幻の右一文字斬りを泉凪は受け止めたが、力で押し込まれた。
「ちっ!」
泉凪は威力を相殺させるため左へ飛ぶが、身体が中に浮いている絶妙なタイミングで夢幻の左前蹴りが泉凪の腹部を捉える。
空中では避ける事も出来ず、泉凪は後方へ蹴り飛ばされた。
間髪入れず間合いを詰めてくる夢幻に泉凪も素早く起き上がる。
〔とにかく相手を止めなければ〕
「三乃型霧氷(さんのがたむひょう)」
夢幻に向けて突きを放つが、腹部の痛みを堪えての技は当然威力も速度も不足であった。
夢幻に軽々避けられたが、これは相手の動きを一瞬でも遅らせるためのもの。
泉凪は小太刀を抜くと両刀から攻撃に出る。
「五乃型鶺鴒(ごのがたせきれい)」
超神速の五連撃だったが、手応えがない。
次の瞬間、右の回し蹴りが泉凪の首筋をとらえた。
鈍い音が部屋に響き渡る。
まともに蹴りを受けた泉凪は一瞬だが意識が飛んでしまった。
泉凪は薄れゆく意識の中で目の前に岩のような物が自分に向かってくるのを感じ取った。
〔何か飛んでくる。。岩?とにかく、避けなきゃ。。〕
ほとんど無意識で身体を床の上に転がすように回転させて避けると、とどめを刺しに突きを繰り出した夢幻の刀が泉凪の髪をかすめた。
その動きで意識は回復したが、ダメージは大きく、口から血を流していた。
「泉凪!」
月光院が泉凪を心配して呼びかける。
「今のを避けるとは中々やるが、その身体でこれ以上戦えまい」
仁王立ちする夢幻に泉凪はふらつきながらも立ち上がる。
〔鶺鴒がすべて避けられたうえに死角からの蹴りとは。まだ頭がクラクラする。。〕
泉凪のダメージはかなり大きく、立って刀を構えるのがやっとであった。
〔速さも力も私より上。。どう戦えばいいのか〕
「もう一人の御庭番も我が同胞が今頃始末している頃であろう。すぐにあの世へ連れて行ってやるから三途の川で感動の再会を果たすがいい」
「桜が。。桜がやられるものか」
その一言が泉凪の消えかけた闘争心に再び火をつけた。
「鬼頭流剣術の全てを尽くして勝つ」
殺気と音を聞きつけた左近が駆けつけると、泉凪は両刀の構えをしているものの、足もとがおぼつかない状態であった。
「泉凪!私も戦う」
「左近さんは月光院様をお守り下さい」
「しかし。。」
左近はそう言いながらも夢幻の強さが並外れたものである事を感じ取った。
〔自分が出て行っても泉凪を回復させるための時間稼ぎにすらならない。。悔しいけど泉凪の言う通り月光院様の護衛をするしかない〕
左近は力不足の悔しさを押し殺して泉凪に声をかける。
「わかった。月光院様は私がお守りする。泉凪!必ず倒せ」
左近の言葉に泉凪はにこりと笑う。
〔余裕もないし勝てる可能性も見えないけどね。でも私はまだ全てを出し尽くしていない〕
「二人かかりでくればほんの少しだけ勝つ可能性が出来たかも知れなかったものを。馬鹿な奴らよ」
「私一人で十分だ。。」
「ならば面白いものを見せてやろう」
夢幻が両刀を構えるが、その構えを見た瞬間泉凪は「まさか」と「まずい」の思いが同時に頭を駆け抜ける。
「五乃型鶺鴒(ごのがたせきれい)」
今見たばかりの泉凪の必殺技である鶺鴒を夢幻が放ったのである。
「自分の技でやられてたまるか!五乃型鶺鴒(ごのがたせきれい)」
泉凪も負けじと鶺鴒を放つ。
超神速の五連撃がぶつかり合う金属音が鳴り響いた。
五連撃を全て弾き返した泉凪は距離を置き、両刀を鞘に納めた。
「ぬ?」
泉凪が初めて見せる居合い抜きの構え。
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