【J庭58無配】組曲 恋 Love Suite

すずかけあおい

文字の大きさ
1 / 10

第一曲 へいぼん

しおりを挟む
 卑屈ではなく自分は平凡だとえいは自覚している。目立つところも秀でるところもないし、存在を忘れられるほうが多い。いつでもその他大勢の中のひとりだ。そうではない自分を想像できないくらいに、平凡な自分が身に馴染んでいる。
 ごくごく普通の日常が当たり前にすぎ、大学二年になっていた。秋が深まった頃から、なぜか学内で視線を感じるようになった。はじめは思いすごしだと考えたが、たしかに誰かに見られている気がする。なにかおかしいところがあるかと、小心者の詠は緊張で鼓動を速くした。
 服が変だったかな。髪に寝ぐせがついてるのかも。
 自分の黒髪を手で撫でつけながら、あれ、と思う。そういうことではないかもしれない。感じる視線が、じろじろと観察するものとは違う。なんだろうとカフェテラス内を見まわすと、ひとりの学生と目が合った。瞬間、ぱあっと星が散るような眩しさを覚える。
 相手は学内の有名人、太弦たつるだった。
 太弦は驚くほどのイケメンで、みんなが彼のまわりに集まる。接点のない詠でさえ名前を知っているくらいの、あきらかに住む世界が違う人だ。その太弦の視線がなぜか詠に向いている。
 なんで見られてるんだろう。小さく首をかしげながら、目が合ったのでとりあえず会釈をする。相手は数度目をまばたいてから、薄茶色の髪を揺らして同じ動きを返した。
 見られているなんて、自意識過剰だったかもしれない。今度は変な動悸がしはじめた。そもそも接点のない太弦が詠を見る理由がない。他の人を見ていたのかも、と思って、きっとそうだと結論づけた。早とちりした自分が恥ずかしく、それでも嫌な顔をせず会釈を返してくれた太弦に好感を持った。
 不思議なことに、それからもたびたび視線を感じ、視線のもとを辿ると太弦だったということが重なる。気のせいや人違いにしては頻繁すぎる。詠がいつも一緒にいる学生なんて特にいないから、他の人への視線を勘違いしているとも思えない。間違いなくこちらに向いている太弦からの視線は、不可解で仕方がなかった。
 そんな日々をすごし、気がつけば三年生になっていた。そろそろ就職活動の準備に本腰を入れないといけなくて、緊張しすぎて胃が痛くなりそうな毎日。太弦からの視線はまだ感じる。
 どんなに考えても、視線の意味がわからない。本人に聞けばいいのかもしれないが、いつでもまわりに人がいる太弦に、基本ひとりでいる詠が近づくなんて到底できることではなかった。


「きみが詠くんだろ?」
「え?」
 夏が近いある日、突然見知らぬ男子学生から声をかけられた。なにごとかと身を固くする詠に、相手はにっこりと笑んだ。
 男子学生が言うには、仲間内での飲み会に来てほしいとのこと。詠が来るなら行く、と言う人がいると説明された。
「僕が行くなら?」
「そーなの。そいつを絶対参加させたいから、きみも来てね」
 勝手に店名と時間を伝えられ、戸惑っているうちに男子学生は去っていった。講義室で茫然と佇み、返事してないんだけど、と呟いてみた。
 仲間内の飲み会なんて楽しいはずがない。だって詠の知っている人はひとりもいないのだ。そこになぜ詠が来るならと言う人がいたのか、それは誰なのか、すべてが謎だった。
 行くとは言っていないけれど、向こうは詠が来るものだと思っているだろう。嫌だなあ、と重い気持ちをかかえて、大学の最寄り駅の近くにある居酒屋に向かった。
 足がなかなか前に進まないくらいに気が乗らない。でも無視して帰ることができるほど、詠は度胸が据わっていない。少しだけ顔を出してすぐに帰ろう。
「待ってたよー、詠くん。ほら太弦、まじで来ただろ。てことでおまえも最後まで参加な」
 案内された個室に入ると、詠を誘った男子学生が明るい声をあげた。隣には太弦がいて、目を丸くして詠を見ている。驚いたのは詠も同じだった。
 もしかして、詠が来るならと言ったのは太弦だろうか。でもどうして。ますます疑問は膨らんだが、別世界の存在である太弦は人に囲まれているので声をかけられず、ただいつものように会釈をして空いた席に座った。
 こういう飲み会に参加したことがないから、どうしたらいいかわからない。掘りごたつ席のすみのほうに座り、ひとりでちびちびとビールを飲んだ。もちろん詠を気にする参加者などいない。みんな、特に女子は太弦に気に入ってもらおうと、必死で声をかけている。大変そうだな、とちらりと視線を向けたら、また太弦と目が合った。慌てて視線を絶ち、俯いて静かにビールを飲む。
「二次会二次会」
 二時間ほど飲んでも参加者たちはまだ飲む元気があるようで、二次会に向かった。詠がいなくなっても気がつかれないだろうと思い、駅と反対方向に進む集団の中から、ひとり歩みを遅くして距離を取った。このまま帰ろう。
 結局、なんで呼ばれたのかわからなかった。前方を歩く集団がカラオケボックスのあるビルに入っていくのを見送り、駅の改札に向かう。ひどく疲れたので吐く息が重い。
「帰るの?」
「っ……!」
 突然背後から声をかけられ、びくんと肩が跳ねる。振り返ると、そこには太弦がいた。穏やかな笑みを浮かべ、小さく首をかしげている。黙っていなくなるつもりだったから、想定外に見つかったことで焦りが起こった。
「詠、くんはどっち?」
 詠と呼んだ彼は、はっとしたようにすぐに「くん」をつけ、にこやかに微笑んだ。足は駅に向かっている。
「詠でいいです。のぼりです」
 この人の声をきちんと聞くのは、はじめてだ。心が凪ぐ落ちついた声だ。急かさずにこちらの言葉を待ってくれる会話にほっとする。焦りがおさまって、詠も冷静に話せた。
「ありがとう。のぼりなら俺と同じだ。一緒に行こう」
「えっ」
 あんなに人に囲まれていた太弦が抜けていいのだろうか。でもそれを聞くのも失礼かもしれない。もごもごと言葉を続けられずにいたら、太弦は詠の様子に不思議そうな顔をした。
「どうしたの?」
「えっと、太弦さん、が抜けて……いいんですか?」
 名前を呼んでから、失敗した、と後悔する。みんなが太弦、太弦、と呼ぶからファーストネームは知っているけれど、苗字がわからない。仲がいいわけでもない詠が勝手に名前を呼んで、相手が不快になったのではと焦る。名前を呼んできたのは太弦も同じだが、立場が違う気がしてならない。太弦はよくても詠はだめ、そんな感じがするし、そういう理屈が存在しそうだ。
「いいのいいの。もともと参加したくなかったんだ。それで絶対無理だろうってことを条件にしたら、本当に連れてきたから驚き半分、嬉しさ半分、困惑ほんの少し」
 太弦は気分を害した様子など微塵もなく、柔らかく微笑む。
 やはり飲み会に詠が来るならと言ったのは太弦だ。でも、本当にどうして。首をかしげたら背を押された。
「行こう、電車来る」
 参加したくない太弦を強引に参加させるほどに来てほしかったのでは、と考えると、いいのかなとなる。それでも本人が帰るつもりでいるのだから、引き留めるなんてできるはずがない。引き留めておいて詠だけ帰るのもおかしい。
「どうしたの? やっぱり帰らない?」
「い、いえ、帰ります」
 ぴんと姿勢を正して、ぎくしゃくと歩き出す。
「敬語使わないでよ。同い年じゃん」
 苦笑した太弦は自然な動きで歩調を遅くして、詠の隣に並んだ。
 あれこれとよくわからないことだらけのまま、若干混み合った電車に乗る。なにを話したらいいかわからず俯いていても、太弦も特に声をかけてこなかった。単に帰る方向が同じというだけのようだ。太弦と詠と同じように、飲み会の帰りと思われる集団も車内に見られた。
 なんとはなしに窓の外に目を向けると、都会の夜景が広がっている。広い世界にはたくさんの人がいるのに、今太弦と一緒に電車に乗っているのが、詠みたいな平凡な男だということが不思議だった。
「あのさ」
 電車が動き出したと同時に声をかけられた。車窓から隣に視線を移す。太弦はなにかを思案する顔を見せ、詠の目線に合わせて身をかがめてくる。
「はい、じゃなくて、えっと。な、なに?」
 急に近くなった距離に驚いて、若干身体を引く。ぎこちない受け答えをする詠に、太弦は優しく目を細めた。かがめた背をすっと伸ばして一度深呼吸をした太弦を、なんだろうと見あげる。どこか緊張した硬さを含む眼差しに捕まり、どきりとする。いつものように目が合い、この視線は本当にどういう意味なのかな、と考える。聞いてみようかと思ったら、先に太弦が口を開いた。
「詠が好きなんだけど、詠は同性ってどう思う?」
「え?」
「もし抵抗がなければ、つき合ってほしい」
 言葉が理解できず何度も目をまたたく詠に、太弦は真剣な表情を向けてくる。
 電車が停車し、人が降りて乗ってまた走り出す。そのあいだ無言で太弦を見あげた。次の駅に間もなく到着するアナウンスが車内に流れてから、ようやく口が開けた。
「な、なんで僕?」
「すごく気になるんだよね。いつも詠がなにしてるか、つい見ちゃう。目が引かれるって言えばいいかな」
「うん……」
「こんなに誰かが気になったことがないんだ。だからそばにいたい」
 あ、と小さく声が出た。意味が理解できた。イケメンで目立つ太弦は、別の次元にいるような、地味で平凡な詠に興味を持ったのだ。だからつき合ってほしい、と。少々おかしな方向に飛躍した思考だけれど、太弦は思っていた以上に真面目でいい人だとわかったので、おずおずと頷いた。
「……僕でよければ」
 同性に抵抗はないし、別世界にいる人間同士の交流くらいの感覚でいいのだろうから、断らなかった。
 太弦は驚きながらも喜びを満面に見せ、壊れものを扱うように詠の手に触れる。触れ合った手の温もりが優しくて、どきんどきんと心臓が跳びはねておさまらない。落ちつかない気持ちが胸に広がり、頬がぼうっと火照った。こんな変な感じは、はじめてだ。


 それから平凡な詠に見合わない、非平凡な日々がはじまった。太弦は詠とつき合いはじめたことを周囲に隠さず、堂々としている。学生たちは詠の存在に気がついていなかった人のほうが多くて、見物に来られたりした。
 ――信じられない。
 ――嘘。
 ――冗談でしょ。
 ――なんで。
 特に女子はなんとも言えない顔をして、口々に落胆や否定を零した。申しわけない気持ちで縮こまりながら、頷いたのは間違いだったかもと思う。軽い気持ちで頷いたわけではなくても、あまり深く考えていなかった。つき合うということは、こういう視線にさらされるのだ。相手が太弦なのだから、ことさらに。
 周囲の反応以上に気を滅入らせるのは、太弦に自然に接することができない自分のぎこちなさだ。情けないくらいに言葉が出ないし、ぎくしゃくした動きになる。それでも太弦は呆れずそばにいてくれる。無理してるんじゃないかな、と思っても口に出せなかった。太弦があまりに幸せそうだから。
 からかわれると、そのたびに太弦がかばってくれる。陰口にははっきりと反論し、何度言ってもまだ悪く言う相手とは縁を切るくらいに、詠を大切にしてくれている。そこまでしなくていいと慌てると、自分にとってなにより許せないことは詠を悪く言うことだ、ときっぱり断言するのだ。まっすぐな気持ちのままに行動する太弦は眩しくて、誰よりも恰好いい。


「詠は卒業後どうするか決めてる?」
「どうするかって?」
 唐突に振られた話題に首をかしげる。
 太弦とつき合ってから外食する機会も増えた。今日も手ごろな価格帯のイタリアンレストランで、ふたりで夕食をとる。
 太弦との食事は楽しい。気の置けない昔からの友人といるような、柔らかい空気が流れるからだ。話題を探して悩んだことはない。いつでも太弦が次々と話を振ってくれる。ぎくしゃくせずに話せるようになったのは、彼の心遣いのおかげだ。会話をすればするほどに太弦を知れることが嬉しかった。
「あのさ、詠が嫌じゃなければ、だけど」
「うん……?」
 手にしているピザをお皿に置いた太弦は、真剣な瞳を向けてきた。つき合いはじめたときと同じ目だ。まっすぐな視線は、いつでも揺らがず詠を見つめる。向けられる瞳にどきどきしながら続きを待つと、太弦は表情を緩めないままゆっくりと、丁寧な口調で言葉を紡いだ。
「一緒に暮らさない?」
 急に周囲の音が遠のいた。太弦の言葉だけが耳に響く。たったひと言が、慎重に発せられたものだとわかった。それくらいに太弦の表情は緊張していた。


 太弦の真面目さや朗らかさにどんどん惹かれていく。基本的に魅力のある人だが、周囲へは見せない表情を詠だけに見せてくれると、たまらない気持ちになるのだ。落ちついた性格に似合わずサプライズが好きなところには、驚きすぎて心臓が何度も止まりそうになった。びっくり箱を自作してプレゼントしてきたり、両手でもかかえられないほどの花束を贈られたり。平凡ではない太弦がくれる平凡ではない毎日は、かけがえのないものになっていた。
 大好きな太弦とずっと一緒にいたくて、でもうまく伝えられない。どんなに楽しくても、いつか飽きられるんじゃ、と心の奥に言いようのない不安が燻っている。その燻りは燃えあがることなく、じりじりといつでも心のすみに存在した。
 詠の不安をよそに、毎日は驚きの連続ですぎていく。同棲をはじめてから一年と少しが経ち、いつものように目を覚ました朝、手を伸ばしたらシーツが冷たかった。
「太弦……?」
 隣で寝ているはずの太弦がいない。今日はふたりとも休みだし、出かける予定も聞いていない。どこに行ったんだろう、とベッドから起きあがり、寝室を出た。テーブルの上に置かれたものを見て、思考も身体も固まった。
 ダイニングテーブルには、鍵が置かれていた。
 ……ああ、そっか。
 停止した思考でも理解する。太弦は出ていったのだ。
 思い返せば、太弦に自分はまったくつり合っていなかった。なにをするのもスマートな太弦と、ぎこちない詠。イケメンな太弦と平凡な詠。足が速い太弦と、どんくさい詠。ひとつひとつあげていったらきりがないくらいに、つり合う部分などなにもなかった。
 これまでの非平凡は夢だったのかもしれない。異世界の人との交流が突然終わり、平凡な現実に引き戻されて、どうしたらいいかわからない。ただ茫然と立ち尽くした。
「ただいまー。あ、詠起きてた?」
「……太弦?」
 なぜか異世界から戻ってきた太弦は、エコバッグを片手に持っていつもどおりに微笑む。エコバッグからは、ロングタイプのバゲットがはみ出している。状況を理解しようとしても、冷静に物事が考えられない。
「忘れものでもしたの?」
「詠?」
「……出ていったんじゃ、ないの?」
 震える声で問うと、太弦も状況が理解できないという顔で首をかしげる。
「出ていったって、誰が?」
 言葉と状況が理解できていなそうでも、詠の様子がおかしいことには気がついてくれた。気遣いながら手を置かれた肩が、びくんと跳ねる。縋るように相手を見あげ、整った顔をまっすぐに見つめる。たしかに太弦だ。
「詠?」
「だって……鍵……」
 テーブルの上の鍵に視線を向けると、太弦はますます不思議そうにした。
「それ、詠の鍵じゃん。キーホルダー取れたからつけ直さないとって、昨日置いてたよ」
「……」
 力が抜けて床に座り込む。たしかにそんな行動をしたことを思い出した。慌てた太弦が両手を伸ばす。いつもの力強さで手を持たれ、安堵と同時に情けなさが込みあげた。
 これまでなにも伝えていなかった自分が、とても愚かに感じる。太弦が突然いなくなることがあると想像することもできないくらいに、非平凡な日常が普通になっていた。太弦が隣にいることもまた、詠の当たり前だった。その存在と日常が、なにより愛しくて大切であると気がついていたはずだ。それなのに詠は自分を否定することに一生懸命になっていて、太弦のことを本心で考えていなかった。自己中心さがひどく恥ずかしくなり、太弦から目を逸らした。
「詠、本当にどうしたの?」
 まっすぐに見つめてくれる太弦に、何度救われただろう。それを感謝しながら、口にしたことが一度もないなんて、やはり自分は愚かだ。
「……太弦が、出ていったと思った……」
 震える手を伸ばし、太弦のシャツを掴む。太弦の脚に腕をまわしてしがみつき、どこにも行かないで、と幼い子どものように声をあげて泣いた。こんなふうに泣いたら太弦が困るとわかっている。でも止まらない。太弦を失いたくない。
 言葉に出すことが怖かった。身にそぐわないことを言う詠に呆れた太弦が去っていくのが怖くて、心の中にいろいろな気持ちをしまい込んでいた。そうすることで自分を守っているつもりだったが、ただ太弦を傷つけていただけではないのか。太弦は無理強いをしないけれど、本当は詠の気持ちを聞きたいと思っていたかもしれない。いつも笑っていてくれる彼のことを、本当の意味で考えたことがあるだろうか。
「太弦が好き。だから絶対どこにも行かないで……離れていかないで……」
 自らを恥じながら、溢れる気持ちを素直に伝える。頭に手が置かれ、あやすように優しく撫でられる。太弦からしたら状況がまったく理解できないだろうが、詠は必死だった。
 好き、好き、と拙く気持ちを伝える姿は滑稽かもしれない。それでも太弦はきちんと受け止めてくれた。あやす手つきで何度も頭を撫でられ、その優しさがいっそう涙を誘う。
「詠、ちょっと待ってて」
「え?」
 脚にまわった腕をそっとはずさせ、太弦が寝室に向かう。すぐに戻ってきた太弦は、床に座り込んだままの詠の目線に合わせてしゃがみ、手を差し出した。手のひらには、黒いベルベット素材で覆われたドーム型の小さい箱がのっている。涙で濡れた頬をそのままに、小箱と太弦の顔を交互に見る。
「ここにこんなものがあります」
「……!」
 太弦が言葉とともに小箱の蓋を開ける。そこには、控えめに輝くシンプルな銀色の指輪がおさまっていた。
「絶対離れないこと約束するから、証としてはめてみない?」

(終)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

イケメンに惚れられた俺の話

モブです(病み期)
BL
歌うことが好きな俺三嶋裕人(みしまゆうと)は、匿名動画投稿サイトでユートとして活躍していた。 こんな俺を芸能事務所のお偉いさんがみつけてくれて俺はさらに活動の幅がひろがった。 そんなある日、最近人気の歌い手である大斗(だいと)とユニットを組んでみないかと社長に言われる。 どんなやつかと思い、会ってみると……

小石の恋

キザキ ケイ
BL
やや無口で平凡な男子高校生の律紀は、ひょんなことから学校一の有名人、天道 至先輩と知り合う。 助けてもらったお礼を言って、それで終わりのはずだったのに。 なぜか先輩は律紀にしつこく絡んできて、連れ回されて、平凡な日常がどんどん侵食されていく。 果たして律紀は逃げ切ることができるのか。

インフルエンサー

うた
BL
イケメン同級生の大衡は、なぜか俺にだけ異様なほど塩対応をする。修学旅行でも大衡と同じ班になってしまって憂鬱な俺だったが、大衡の正体がSNSフォロワー5万人超えの憧れのインフルエンサーだと気づいてしまい……。 ※pixivにも投稿しています

平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。

しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。 基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。 一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。 それでも宜しければどうぞ。

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き

toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった! ※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。 pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。 もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿ 感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_ Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109 素敵な表紙お借りしました! https://www.pixiv.net/artworks/100148872

あなたのいちばんすきなひと

名衛 澄
BL
亜食有誠(あじきゆうせい)は幼なじみの与木実晴(よぎみはる)に好意を寄せている。 ある日、有誠が冗談のつもりで実晴に付き合おうかと提案したところ、まさかのOKをもらってしまった。 有誠が混乱している間にお付き合いが始まってしまうが、実晴の態度はいつもと変わらない。 俺のことを好きでもないくせに、なぜ付き合う気になったんだ。 実晴の考えていることがわからず、不安に苛まれる有誠。 そんなとき、実晴の元カノから実晴との復縁に協力してほしいと相談を受ける。 また友人に、幼なじみに戻ったとしても、実晴のとなりにいたい。 自分の気持ちを隠して実晴との"恋人ごっこ"の関係を続ける有誠は―― 隠れ執着攻め×不器用一生懸命受けの、学園青春ストーリー。

孤毒の解毒薬

紫月ゆえ
BL
友人なし、家族仲悪、自分の居場所に疑問を感じてる大学生が、同大学に在籍する真逆の陽キャ学生に出会い、彼の止まっていた時が動き始める―。 中学時代の出来事から人に心を閉ざしてしまい、常に一線をひくようになってしまった西条雪。そんな彼に話しかけてきたのは、いつも周りに人がいる人気者のような、いわゆる陽キャだ。雪とは一生交わることのない人だと思っていたが、彼はどこか違うような…。 不思議にももっと話してみたいと、あわよくば友達になってみたいと思うようになるのだが―。 【登場人物】 西条雪:ぼっち学生。人と関わることに抵抗を抱いている。無自覚だが、容姿はかなり整っている。 白銀奏斗:勉学、容姿、人望を兼ね備えた人気者。柔らかく穏やかな雰囲気をまとう。

処理中です...