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キスを逆から言ってみて?
キスを逆から言ってみて?⑨
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◇◆◇
「ん…キス、もういいだろ…ぁっ」
「もう少し…」
「…ぅん…」
充のキスはしつこい。
でも昨日ほど面倒に感じていない俺がいる。
息が上がるまで舌を絡め取られ、舌先を吸われる。
弱い場所ばかり執拗に責められて、目の前がチカチカする。
「あっ! ああ…っ!」
「聡司さん、こうされるの好きだね」
「んっ…! あ、だめ…も、イきそ…っ!」
あっという間に昇り詰めていく俺を充はうっとりとした瞳で見つめる。
弱い場所を更に責められてすぐにイッてしまう。
充はまた唇を重ねて俺の荒い呼吸を感じようと吐息を交わらせる。
キスを解いて動きを速める充の表情が綺麗で思わずじっと見てしまう。
「聡司さんに見られてるとすごく興奮する…」
「ああっ! あ、あ…!」
身体だけじゃだめなのか。
今、気持ちよければそれでいいじゃないか。
そうやって生きていたほうが傷付かないし楽だ。
時には相手と揉めたり罵られたりもするけれどどうでもいい。
それなりに痛みを覚える事だってあるけれど、愛する相手に『いらない』と捨てられる痛みに比べたら微々たるものだ。
「っ聡司さん…」
「んっ! んぁ…っ」
俺はきっともう、こんな生き方しかできない。
「ん…キス、もういいだろ…ぁっ」
「もう少し…」
「…ぅん…」
充のキスはしつこい。
でも昨日ほど面倒に感じていない俺がいる。
息が上がるまで舌を絡め取られ、舌先を吸われる。
弱い場所ばかり執拗に責められて、目の前がチカチカする。
「あっ! ああ…っ!」
「聡司さん、こうされるの好きだね」
「んっ…! あ、だめ…も、イきそ…っ!」
あっという間に昇り詰めていく俺を充はうっとりとした瞳で見つめる。
弱い場所を更に責められてすぐにイッてしまう。
充はまた唇を重ねて俺の荒い呼吸を感じようと吐息を交わらせる。
キスを解いて動きを速める充の表情が綺麗で思わずじっと見てしまう。
「聡司さんに見られてるとすごく興奮する…」
「ああっ! あ、あ…!」
身体だけじゃだめなのか。
今、気持ちよければそれでいいじゃないか。
そうやって生きていたほうが傷付かないし楽だ。
時には相手と揉めたり罵られたりもするけれどどうでもいい。
それなりに痛みを覚える事だってあるけれど、愛する相手に『いらない』と捨てられる痛みに比べたら微々たるものだ。
「っ聡司さん…」
「んっ! んぁ…っ」
俺はきっともう、こんな生き方しかできない。
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