SSSクラス治癒魔法使いは、変態はいらないと勇者パーティーを追放されたので王女とハーレムを目指します。

ローレイン

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プロローグ 変態の末路

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A、B、A、C、B、A、D……
うほっ、あっちにはEクラスだと!?

ーーた、たまらない。
顔のニヤケは止まらないし、鼻血もガンガン出てくる。
まったく罪な女の子達だ。

「…………たい!.....................するな!」
「お……変態!宿屋..........ことするな!」
「おい、変態!宿屋で変なことするな!」

ん、何か声がする。
もしかして僕のことを言ってるのか?
まったく失敬だなぁ。僕は変態ではなく自分の心に素直な紳士なんだよ。

「って、ミミちゃん?今日も相変わらず可愛いねー」

ミミちゃんは僕のパーティーのリーダーで《勇者》なんだって。すごいよねー!
なでなでなで……
あぁ、この感触やっぱりいい。

「勝手に触んな!」
「ッッッッ!」

ミミちゃんの蹴りは僕の股間にジャストミート。
ミミちゃんはゴミを見るような眼で見下ろしてくる。
だが……

「残念だね、ミミちゃん。僕はMなんだ。つまり、僕にとってこれはご褒美なんだよ。」

「よかったわね。それじゃあ、ご褒美をもう一つあげるわ」

ーーえ、ちょ、流石に2連続は……

「ッッッッッッ!」

あ、連続も案外悪くないかも。
これはそろそろ上級者のドMに昇格かな。

そんなことを考えてると、ミミちゃんが急に真剣な顔になる。

「今日はアンタに話があってきたの。」

なんだろう?
この真剣な顔は。ま……まさか、愛の告白?!

確かに僕達は同じパーティーで何年もやってきた。共に窮地も乗り越えてきた。
絆も深いし、惚れてしまうのもしょうがないってもんだよ。

「アンタは強い。治癒魔法は強力だし、剣の腕まである。私たちも何度も助けられてきた。」

ミミちゃんは少し目を背け、気まずそうにしている。

ーーきたきた、この前振りは確実だよね。
さぁ、早く僕の胸に飛び込んでおいで

「だけど、あんたにはこのパーティーを抜けてもらいたいの!」
「へ?」

予想外の言葉に呆然としてしまう。

「え……えーと、照れ隠し?」
「何の照れ隠しよ?」

ーーじゃあ、本当に僕にやめて欲しいってこと?

「な……何で?告白は?そもそもこのパーティーは僕たちの愛の結晶じゃないの?」

「ま、まさか……他に男ができたとか?それなら、僕にもう一度チャンスをください!」

「告白?愛の結晶?他に男?何言ってるか分かんないけどそんなんじゃないわよ。」

「え、じゃあ何でなの?」

「アンタ本当にわからないの?」

ミミちゃんが呆れたように言う。

「変態だからよ、へ・ん・た・い」

「アンタ治癒魔法かける時もいつも『密着しないと効果が薄れる』とか言って、抱きついてくるじゃない。それに、いつもいやらしい眼でおっぱいばっかり見てるでしょ。」

「パーティーはアンタ以外みんな女の子だし嫌がってたのよ。それなのに、アンタはいつまでもやめないから……。」

ーー嘘だろ

僕が抱きつくとき、みんな笑顔だったじゃないか。一緒に冒険していても嫌な素振り一つ見せなかったのに。
そんな急に……

みんなは僕のことが嫌いだったの?仲間とは思ってなかったの?
僕はパーティーのみんなもおっぱいも大好きだったのに。

そんなの酷すぎるよ。

「う、うわぁぁぁぁぁん!」
「ちょっ、急にどこ行くのよ?」

僕は宿屋を飛び出した。
飛び出してどれくらいたったかわからないが、気づいたら夜の森にいた。

流石に疲れたので、木に腰をかける。

「これからどうしよう。」

とりあえず、今日はここで野宿することにした。
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