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5章 明かされる真実と『狂』の襲撃者
オーバー・ザ・デビル 前編
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この世界には誰も足を踏み入れてはならない危険地帯が幾つもあり、その内の一つに【デルラット深穴】という名の深い洞窟がある。30階層もある大規模な作りだ。
また、このエリアは数ある危険地帯の中でも、圧倒的に立ち寄ってはならないとされている場所。もはや魔族ですら立ち寄る事はない。
危険な理由としては恐ろしい魔物が数多く出現する、危ない構造である……など様々だが、一番の理由はこの深穴の地下30階を更に奥まで進んだ最奥地と言われる場所に、ある封印が施されているからだ。
──封印されているのは怪物。
呼び名は様々で、人々には【悪魔】と呼ばれ、魔族の間では【邪神】と呼ばれている。
そして人間はもちろん、魔族にも恐れられている存在だ。
もう1000年以上も前になるが、ある時代の魔王が勇者に敗北した腹いせに、世界を滅ぼす怪物を何処とも解らぬ異世界から呼び出した。
この怪物の外見的特徴は大昔過ぎて、あまり伝わっていないが、唯一性別が女性である事はハッキリしている。
世界を滅ぼすと言う目的で召喚されたこの怪物は、人間だけで無く魔族や魔物さえも分け隔てなく殺し尽くし、その圧倒的に凄まじい力を前に人間、魔族ともに打つ手なく逃げ回るしか無かったと言う。
そして怪物の進撃は凄まじく、呼び出されて数週間の間に幾つもの国を滅ぼし、魔族も大多数犠牲になった。
加えてこの間に勇者がこの怪物に挑んで敗北。
勇者が全滅した事で再び新たな勇者を呼び出して挑むが、圧倒的な力の差と修練期間の短さから手も足もでずに再び敗北する。
ただ、人間側には勇者以外に希望が無かった為、勇者召喚をその後、幾度も繰り返し数多くの勇者を犠牲にする事になってしまった。
そして次第に人々は大人しく怪物に殺されるのを待つしか無いのかと、諦め始めるのだった。
……しかしその邪神は突如現れた救世主の手によって、このデルラットの最奥地に封印される事となった。
救世主と呼ばれる存在も結局誰なのか分からなかったが、人々の間では神の使徒だと言い伝えられている。
またその封印方法は不明だが、封印を行ったとされるデルラット深穴の最奥地に、鎖で何重にも捕縛された巨大な扉が出現した事から、この中に封印したものだと推測されている。
それから、人間側も魔族側も互いに暗黙の了解として、怪物を封印してあるこのデルラット深穴には近づかないのだが……
現在、この危険地帯を探索する三つの人影が存在していた。
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~松本弘子視点~
松本弘子は二人の使い魔を引き連れて、デルラット深穴の最奥地を目指し洞窟内を探索していた。
既にかなり奥まで進んでおり、あと二つほど階段を下れば最奥地へ繋がる最終階層へ辿り着く。
このデルラット深穴は、かなり危険な場所で出現する魔物も非常に強力だが、ここまで特に苦戦する事もなくスムーズに辿り着く事が出来た。
それは元勇者である弘子が高い戦闘力を有しているというのもあるが、一番の理由は彼女の引き連れている二人の使い魔の存在が大きかった。
一緒に行動している二人の使い魔は、共に人の姿をしている。
一人は人間。黒い甲冑で身を包む長身で黒髪の男性騎士。貴公子と呼ぶに相応しい外見で、名前を【ジーク】という。
そしてもう一人が頭に竜のツノを生やした竜人の女性。露出度が少し高い黒色の着物と小紫色の長髪が印象的な麗しい女性。名前は【メイア】だ。
そして、種族こそ違うがこの二人は夫婦関係にある。
弘子は何年か前にこの二人の魂を偶然見つけ、使い魔としての契約を結ぶ事が出来た。
彼女の得意とするスキル【使い魔使役】
このスキルの所持者は霊体となって漂う魂を視認でき、更にはその能力値も確認をする事が出来る。
基本的に生物は死去後、消滅して消えてしまうのだが、稀に強い心残りのある魂は霊体となって浮遊し続けるのだ。
ジークとメイアも例外ではなく、その浮遊霊という存在になっていた。
ただし、この二人の魂が余りに強大な力を秘めていた事は規格外。
弘子はこの二人を見つけた時、あまりにも非凡な二人を無視できず、ダメ元で契約を持ちかけたところ、あっさり許可を貰い契約する事に成功していた。
それからは頼れる戦力として探索の時なんかは共に行動しているのだ。
偶に夫婦という事でイチャイチャする事があり、旦那と離れ離れになった弘子としては堪らないが、それでもこの二人以上の使い魔は二度と現れないと思っているので、それくらいの事は大目に見ている。
──そして、私がこの深穴に潜っているのには理由がある。
私がこの世界に呼び出されるずっと前から、この洞窟の最奥地にはとんでもない悪魔が封印されていた。
人間のみならず、魔族すらも滅ぼしかねない存在である為、人も魔族もあの封印を解く事は無いはずだったが……
この封印を解こうと最奥地を訪れている愚か者が現れたのだ。
弘子は洞窟内を進みながら一人深い溜息を吐いた。
人々の間では、悪魔を封印したのは姿無き救世主とされている……しかし、私はこの場所に怪物を封印したのが誰なのか知っている。
……その人物とは、私が心から信仰している女神ティファレト様だった。
相変わらず、ティファレト様が行った善行が全く広まらない事を私は不満に思うが、既にティファレト様本人は気にしていない様子。
そしてティファレト様が言うには──
『怪物が生まれて世界が滅ぼされ掛けたから、ちょっと様子を観ようと地上界に降りたのよ……べ、別に、人間を助ける目的で地上に降りたんじゃ無いわよ!?ただ様子を観るだけのつもりで下界したのよ?!……そしたら偶然偶々あの女の目の前に降りただけよ!?人間なんて大嫌いだから助けるつもりなんてそもそも無いんだからね!?』
と、実に可愛らしく言い訳を交えながら語ってくれた。
私は、ティファレト様がどのような目に会われて来たか知っている。
私もこの世界に呼び出されてから虐げられたり、無理やり戦わせられたりと散々な目に合ってきたが、ティファレト様はもっと酷い扱いを受けて来た。
それでも、何だかんだ言いながら世界の危機には駆け付ける、心優しい方だ。
……そんなティファレト様を私は誇りに思う。
──だが、ティファレト様がその後に言った言葉を思い出して弘子は更に気を引き締める。
『──あの存在……仮に悪魔と呼ぶわね?結局最後まで正体は分からなかった。けど、女神である私が全力で戦って彼女とはギリギリ私が上回っていた程度の実力差しか無かったわ……本当に強かった』
ティファレト様は本当にお強い。
そのティファレト様がここまで言うのだから、本当に恐ろしい存在なんだろう。
私はアルマスと別れた一件以来、ティファレト様とは何度も交流を計っていた。
交流と言っても、ティファレト様が遊びに古城を訪れてくれる程度だが、割と頻繁に会いに来てくれた。
ある時は10日連続くらいで遊びに来てくれた事もあったので、かなり深い関係にあると言えるだろう。
私が不老長寿のスキルを手に入れる事が出来たのも、ティファレト様がそのスキルが手に入る場所を探してくれたからでもある。
どうやら出来るだけ私には長生きして欲しいみたいだ。
ティファレト様には高い信仰心を今でも抱いているが、最近はとても可愛らしく思える時がある事は、本人の目の前では言えない。
ただ、現在ティファレト様は地上に降り、人として生きているのでこちらから連絡は取れず、会える頻度は極端に減ってしまったが、それでも王国の目を盗んで偶に会いに来てくれる。
そして、恐らくルラット深穴の最奥地に何者かが侵入した事は、既にティファレト様も気が付いている筈だ。
そもそも、私がこうして最奥地の侵入者に気付いているのも、ティファレト様がその場所に【アラーム】という魔法を施してくれていたからだ。
このアラームという魔法は、施した区域に何者かが侵入した際、対象者の脳内に警報が鳴り響き知らせるという魔法。
その対象者はティファレト様、私、アレクセイの三人。
また王国の方でもつい最近、宮廷魔導師の何人かがこのアラームを最奥地に施したらしい。
事前にティファレト様が教えてくれなければ、今回みたいに拘束に乗り込んでいただろう。
そして封印の地に侵入者が現れたという異常事態が発生している訳だが、未だにティファレト様から何の連絡もなく、動いている気配すらも無い。
もしかしたらこの侵入者は用意周到な者で、下界している女神様に気が付いており、何らかの妨害を行なっているのかも知れない。
よって私はこちらから連絡が取れないので、ティファレト様の判断を待たずこの場所にやって来たのである。
───────
あの後も進行はスムーズに進み、とうとう最下層に到着する事が出来た。
後は、封印の間と呼ばれる最奥地を目指すだけだ。
基本、この深穴は狭い通路が続く洞窟だが、今から向かう封印の間のみは、ティファレト様と怪物の激しい戦闘によって壁が削れ、かなり広々とした空間になっているらしい。
──それから更に奥へと進み、だんだんと最奥地へ近付いてきた所で、途端に洞窟内に金属がぶつかり合う様な反響音が大きく鳴り響き始めた。
この音はどうやら今目指している最奥地の方から聞こえているみたいだ。
金属が何かとぶつかり合う様なこの音は、恐らくは戦闘で発生するものだろう。悲しい事にこの音には聴き慣れてしまっているので直ぐに感ずく事が出来た。
そして、弘子は嫌な予感を思い浮かべる。
まさか間に合わなかったのだろうか?
いや、その可能性が一番高い。
もしそうだとしたら、封印の解かれた悪魔と誰かが戦っている事になるが、私達よりも先に駆け付けた者が居たと言う事だろうか?
私達以外にこの異常に気付けるのは、ラクスール王国の宮廷魔導師だけなので、だとすると、ラクスール王国の人間と言う事になってしまうが……
弘子は更に急いで最奥地へ向かった。
──到着した弘子は、そのまま岩陰に隠れて最奥地で繰り広げられているであろう戦闘を隠れながら見る事にした。
後ろにはジークとレイアが着いて来ているが、この位置なら見つかる事も無いだろう。
私はひっそりと岩陰から顔を出した。
──そして弘子は、目の前で繰り広げられている戦闘に思わず固唾を呑んだ。
弘子はかつて勇者だった者だ。
アルマスの第4能力を授かった事で勇者としての称号こそ失ったが、戦闘能力を失った訳ではないので勇者としての力を有している。
それでも年々老いの影響で、身体能力や魔力量は衰えてしまい、今では全盛期の半分程の力しか無いが、それでも相当な実力があると自負している。
──だが目の前で戦いを繰り広げている二人は、そんな強者から観ても別次元の強さだった。
戦っている二人の内の一人の外見は、真っ白な長髪に、真紅の瞳を輝かせている女性。
牙の様に飛び出した歯が視認できたが、研ぎ澄まされたそれは八重歯ではなく、吸血鬼としての肉体の一部だろう。
この世界でも吸血鬼という存在は極めて珍しく、一人一人が高い戦闘能力を秘めて居るが、あの吸血鬼はこの世界の存在とは思えなかった。
そして戦闘を行なっている二人から少し離れた所には、開かれてしまっている封印の扉が見える……どうやら間に合わなかったようだ。
この女が悪魔だと確信したのは、禍々しく邪悪な気配をその身に宿しているから……間違いなくこの吸血鬼が大昔に封印されし悪魔だと言い切れる。
今も随分離れた所に隠れて居るが、この位置からでもその身の毛もよだつ程の力と殺気を感じた。
──そして、この化物と対峙しているもう一人の方には見覚えが有った。
こちらも女性で、赤く燃える様な長髪が印象的な人間。
ただ、面識こそ無いが彼女は有名人なので一方的に私の方は彼女を知っている。
加えてアレクセイが、危険度S級に認定していた要注意人物の一人だから良く覚えていた。
確か名をアリアンと言った筈だ。
どうしてこの二人がこの場所で戦闘を行なっているのかは分からないが、今もこの二人は凄まじい戦闘を繰り広げている。
二人の攻撃方法は、吸血鬼の方が素手でアリアンは真っ白な長剣。
アリアンが繰り出す恐ろしい破壊力を有した長剣による一撃を、吸血鬼はいとも容易く素手で弾き続けている。
私達が到着するまでに、幾度となく打ち合っていたのだろう。
二人の周囲には、粉々に砕けた岩が散乱しており、地面の至るところにクレーターが出来ていた。
なんの魔法も使わず、純粋な打ち合いをしている様にしか見えないが、周囲の物損被害は大魔法でも連発したかの様に凄まじいほど荒れている。
「バケモノね、どっちも………だけど」
弘子は思わず独り言を呟く。
確かに、この二人は両者とも弘子では太刀打ちできない程の力を秘めているが、戦況はどうみてもアリアンが不利に見えた。
「主人、どうしますか?」
メイアと一緒に息を殺してこの光景を観察していたジークが弘子に判断を仰ぐ。
しかし、敵は間違いなく吸血鬼だが、弘子としてもどのタイミングで戦いに介入するか決めかねているのだ。
「もう少し様子を観ましょう」
取り敢えず無難に、目の前の戦いを偵察する事にした。
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