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6章 勇者と、魔族と、王女様
全知全能者と破壊の王
しおりを挟む──国王ゼクス・ラクスール。
彼の妻、レオノーラ王妃は三女シャルロッテを出産して数日後にこの世を去った。
死因は【病死】であったいう。
この世界では怪我や病気をした場合、治療は全て魔法で行っている。
だが、レオノーラの症状はあまりに重く、もはや手の施しようが無かったらしい。
──そして、外科医や産婦人科などは当然無く、出産時も治癒と同じく全て魔法で行われるのがこの世界である。
なのでもちろん、シャルロッテが生まれる時も同じ要領で行われていたのだったが……
その場に立ち会った神聖魔法使いは皆、シャルロッテを生んだ直後の王妃レオノーラの反応を観て、凍り付いたと言う。
『私は……とんでもない悪魔の子を産み落としてしまったッ!』
と、レオノーラが声を張り上げて叫んだからだ。
治療室の入り口で待機していたゼクスは、この騒ぎを聞き付け部屋へと入って来るが、この部屋には産まれた直後とは思えない程に落ち着き払ったシャルロッテと、恐怖に震えたレオノーラの姿があったそうだ。
……故に、シャルロッテの産まれは、あまり良いものでは無かった。
この直後、レオノーラは魔法でも癒せない病気に侵され亡くなってしまうのだが、シャルロッテが産まれた日の出来事が外へ漏れることは無かった。
それはゼクスがその場に居合わせた全員に対し、厳重な口止めしたのと、そのとき部屋に居た者が王へ忠信の厚い者達であったからだ。
なので当然、この事がマリア達の耳へ入るなんて事は無かった。
ただ、流石にレオノーラの言葉はゼクスの心に引っ掛かって居た。
妻があれだけ騒ぐのだから、本当にシャルロッテには恐ろしい何かが有るのかも知れない……と。
しかし、ゼクスの警戒は杞憂に終わる。
今年で7歳を迎えたシャルロッテは、とても素直で可愛いらしい少女に育ったからだ。
なので、レオノーラはこの時から病気に侵されており、その所為で気が触れてしまって居たのだろう。
ゼクスはそう思う様になった。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
~シャルロッテ視点~
わたくしの名前はシャルロッテ・ラクスール。
人から『天使』と呼ばれ可愛がられている。
だけどそれは全部演技で、腹の内は皆の評価とは真逆。
周りは常に見下して居るし、マリアお姉様以外の人間なんてどうでも良いと思っている。
だって、わたくしの周りには無能しか居ないんだもの。
ブローノは優秀だけど、わたくしから観れば大した事なんてない。
間違いなく類稀な知力を持っては居るけれど、武器が私と同じ『知能』である以上、ブローノがわたくしに勝つ事は有り得ないでしょう。
だから、彼の上位互換であるわたくしは彼を下に見ている。
それに、ブローノは弱点がもの凄い。
嫌いな人間に取り繕う事が出来なければ、演技で友好的に接する事も出来ない。
一度嫌いだと思って仕舞えば、本人が意識せずとも態度に出てしまう。
生き方が本当にヘタクソなのだ。
わたくしと違い、彼は悪い人間では無いのだけれど……もっと上手くやれば良いのに。
本当、彼にとって王族とは生き難い世界ね。
その点ネリーは凄いと思うわ。
ある一点に置いては、他を寄せ付けない程の才を秘めているんだから。
その才能と言うのが『戦闘技術』
ブローノは男子という立場から、剣術を嗜む程度に学んでいる。
そして彼にはかなりの素質がある様で、今では相当な実力者となった。
……それでもネリーに比べたら天と地の差。
彼女の場合、素質なんて次元の才能ではない。
わたくし達三姉妹は王女の立場から剣術なんて危ない事は一切学ばない。
なんせ王女とは騎士に護られる立場だから。
もちろんそれはネリーも同じ。
だと言うのに、ネリーはブローノが剣術指導を受けている場面を観ていただけで、ほぼ完璧にブローノが教えられていた剣術の『型』をマスターしていた。
誰も居ない訓練所で興味本位に素振りをしていたのを、わたくしだけが観ていた。
……本当に見事で練成された剣捌きだった。
もし、彼女の生まれが王族で無ければ、さぞ名の知れた騎士になっていた筈ね。
そして王国三大戦力も、きっと四大戦力となっていた事でしょう。
だからわたくしにとってブローノはどうでも良い存在。
マリアお姉様は愛すべき存在。
そしてネリーは……心から尊敬できる存在だ。
だから、ネリーを裏で馬鹿にしていた奴らは陰ながら潰して来たし、彼女を堕落させる取り巻きもそろそろ潰そうかと思っていた……勝手に離れて行ったみたいだけど……
わたくしは才能溢れるネリーを馬鹿にする奴らを許さない。傷付けるなんてもっての他だ。
だって、ネリーを傷付けて良いのは、この世で私独りだけなんだから!
ユリウスやアリアンにも同じくらいの戦術の才能が有るけれど、あの二人に対してこんな邪な感情は抱かない……やっぱり姉妹は特別ね!
──なんて……今の話を聞いたら、大抵の人は最低な子供だと思うかも知れないけど、それは仕方ないこと。
だってわたくしは【悪魔の子】ですもの!
お父様やわたくしの出生に立ち会った人達は、み~んな、上手いこと隠して居るつもりの様だけど、それは全部無駄なのよね。
だって、私には生まれた瞬間から物事を考える知能が備わって居るんですもの。
だから、あの時にお母様から言われた言葉はハッキリと今でも覚えている──
『私は……とんでもない悪魔の子を産み落としてしまったッ!』
この言葉がどうしても頭から離れない。
私を悪魔の子だと言ったお母様の言葉が。
お母様がどうしてそんな事を言ったのかは分からない……けど、お母様が最後に残した遺言なのだから、わたくしは悪魔として生きるしかないと考えた。
だって頭の中で今も目新しく響いているんですもの、お母様の残した呪いの言葉が。
そして、これからも消えてくれそうにないの……
─────────
──わたくしは、マリアお姉様と話をしてから自室へと戻った。
部屋の中には可愛らしいぬいぐるみが沢山置かれているが、ハッキリ言ってどれもわたくしの趣味じゃないわ。
可愛らしい王女を演じるには必要な道具だから、仕方なく飾っているだけ。
──既にモニクとは別れている。
メイドも居ないので、今は部屋にわたくししか居ない。
だからわたくしは気兼ねする事なく、霊体化している彼を呼び出す事にした。
「──ずっと放置していてごめんなさいね『ティータちゃん』……もう出て来て良いわよ?」
シャルロッテがそう言うと、何も無い空間から一人の男が姿を現した。
長い金髪で長身の大男である。
真っ黒なローブを身に纏い、身体中を覆い隠しているが、隠し切れて居ない太い腕なんかを観ると、かなり筋肉質だと分かる。
シャルロッテにティータちゃんと呼ばれた男は、少し不満げな表情でシャルロッテを観ていた。
「──主よ。何度も言っている事だが、余はティータちゃんでは無い──余の名はティタノマキアだ……【ティタノマキア=グレートデビル】其れが余の真名である」
威圧感を漂わせる大男の講義に、シャルロッテはクスクスと笑いながら答える。
「名前なんてどうでも良いでしょう?それにティタノマキアってなんか呼び難いし……他の人にでも呼んで貰いなさいな」
「うむ」
今のシャルロッテの言葉に、ティタノマキアは何かを理解し、頷いた。
「……?どうしたのかしら?」
「いや、他の者に呼ばせると言ったな?──ならば、他に協力者が居るのだな?」
「あら?見た目からして脳筋かと思ったけど、案外頭が廻るみたいね」
「うむ。これでも一つの世界を支配していた王であるからな」
「そう…………それよりも、貴方背が高いから立ったままだと話しづらいわ──こっちに来なさいな」
ティタノマキアは、立ち尽くして居た場所から移動し、シャルロッテの対面にあるソファーへと腰を下ろした。
シャルロッテの背丈に合わせたソファーな為、少し窮屈に感じたが、ティタノマキアは何も言わずに話を続ける。
「──しかし、大抵の者は余を目にすれば恐怖に怯えると言うものだがな。主人からはそう言った感情が一切見られない。平気で無礼な言葉も口にする……それは、余が汝を手に掛ける事が無いとわかっているからであろう?」
この問い掛けに、シャルロッテは微笑みながら頷く。
「そうよ。ティータちゃんが、何をすれば本気で怒るのか。どこまでの無礼が許されるのか。その全てが私には御見通しなのよ」
「なるほど。先程教えてくれた【全知全能】の力か」
「ふふ……正解」
「なるほど、便利な能力だ。しかも余ほどの実力者の思考をも見破れるとはな」
シャルロッテは、自らの能力について語り合える事が嬉しいのか、先程までと同様、嬉しそうな表情でティタノマキアの言葉に耳を傾けている。
───全知全能。
未来の事象を予知する能力。
また、それが自身に対して不利な出来事の場合、対処法なども予言できる。
……この能力を使い、シャルロッテはゼクスの計画を予見していたのだ。
どのタイミングでユリウスを裏切らせるのか、何を思って裏切りを計画したのか。
全てシャルロッテには分かっていたのだ。
「しかし、その能力……生まれ付きのモノではあるまい?」
「へぇ~、そこまで分かるなんて……凄いわね」
「いやなに……数千年前、その能力の所持者と関わりがあってな。全知全能については少し思うところが有るのだよ」
「そうなの?……まぁ良いわ。貴方に能力を隠して居ると、信頼関係を損ないそうだし、教えてあげるわ」
「ふふ……それも、全知全能で予知したな?」
「そう言うこと。貴方に隠し事は得策では無いみたいね」
ここでシャルロッテは甘い紅茶を少し啜ると、全知全能のスキル詳細を産まれて初めて他者に語るのだった。
「──全知全能が使える様になったのは3歳の時かしら?その頃は【なんとなく】というあやふやな感覚だったわ」
「ふむ。余の知り合った全知全能者も、そう言っていたな……能力の発端は【なんとなく】と言った曖昧な感覚であったと」
「あら?そうなの?だとしたら始まりは同じなのかもね」
「そうであろうな……して、主人よ。一つ大事な事を聴いておきたいのだが……良いかな?」
「ふぅ~……予知したわ。面倒だけど、答えてあげるわ」
「ふむ……以前味わった感覚とは言え、発言前に思考を読まれてしまうのは、あまり気分が良いモノでは無いな」
『気分がよくない』
本来恐れるべき相手に、そんな事を言われてもシャルロッテはどこ吹く風である。
全知全能者のシャルロッテはティタノマキアの沸点を重々承知して居るのだ。
この程度で覇王が怒る事はあり得ない、と。
その事を察したティタノマキアは、呆れた様に軽く首を振り、シャルロッテへ問い掛ける。
「──汝が余を復活させた理由を問いたい。主人は余をおもちゃだと言っていたな?──その発言自体に特に思う事は無いのだが、余の使い道はどうするのだ?」
「使い道?何の事かしら?」
「ふっ、惚けるのはよせ……というより解って言ってるのだろう?」
「あはは!そうよ!流石は私のティータちゃんだわ!察しが良くってよ!」
「余はティータちゃんでは無い……いや、もはや何も言うまい。好きに呼ぶと良い」
「ようやく折れてくれたわね」
シャルロッテはここで一息ついてカップに残っていた紅茶を一気に飲み干した。
緊張したからでは無く、ただ単に喉が渇いただけである。
ティタノマキアは更に質問を続けた。
「──おもちゃと言われたのは初めてだが、おもちゃには遊び方がある筈だ…主人よ、余を使ってどの様に遊ぶ?」
「ふふ……ある連中に、ひと泡吹かせる遊びよ」
「ある連中?」
シャルロッテは空になったカップを、受け皿の上で裏返しにした。
「そう……400年前に、王国から捨てられたある勇者が居たの……知らないでしょ?」
「うむ……400年前か……つい最近の出来事だな。余は知らぬ」
「でしょ?……それで、辺境の地に古びた城を貰ってそこで生活して居るのよ──ま、あの人達は大人しかったから、今まで無視していたんだけど」
ここで裏返しにしていたカップを元へ戻す。
この一連の動きに意味はない。シャルロッテと言う少女に落ち着きが無いだけである。
「けどね……何があったのか、最近この400年前の勇者の下に、世界中が束になっても敵わない様な戦力が集結して居るみたいなの」
「ほぉ?なるほど……理解した。汝は余を使って、その古城を攻め落とすと言うのだな?」
「……さっきから感が鋭かったけど、今回は流石にハズレよ」
「うむ。そうか、ハズレてしまったか……少し残念であるな」
「全くのハズレって事も無いけど……まぁ、ハッキリ言うなら、ティータちゃんが無策に突っ込んでも、勝ち目が無いから、今は様子見ってところね」
「む?余が攻めあぐねるだと?それは誠の話か?」
「ええ、本当よ。わたくしは嘘や冗談が大好きだけど、今の話は本当。ティータちゃんが単身で古城へ乗り込んで行った場合、そこを攻め落とせる可能性は10%未満よ」
「…………うむ……にわかに信じ難い話だが、全知全能者がそう言うのなら本当の事であろう……して?その古城とやらは、なぜそこまで固いのだ?」
「う~ん……魔王の存在がね~……厄介なのよね~」
「魔王?たかが魔王程度が、そこまで強いと言うのか?」
「ええ。今回の魔王は、ティータちゃんより強いわよ、それも圧倒的にね」
ティタノマキアは姿勢を正したまま、信じられないと言った表情でシャルロッテを見つめる。
ティタノマキアは、全知全能の能力について詳しい人物だ。
なので、シャルロッテの言う事を疑う事は無い。
だからこそ信じられないのだ。
自分よりも遥かに格下の魔王が、自らを圧倒的に上回る力を身に付けている事実に……!
「……うむ、ではその魔王が居ない場合の勝率はどれくらいだ?」
「ふふ、跳ね上がるわ。99%よ」
「よしっ!」
「…………」
「今のは忘れよ」
「ティータちゃんもお茶目なところが有るのね。今のは全知全能でも観れなかったわよ?」
「だから忘れよ!」
ティタノマキアは勢いよく立ち上がって言葉を強めた。
思わず喜んでしまったのは、10%からの上がり幅に興奮してしまったのだ。
……が、テレサを除いた生物の中では最強だけあって直ぐに冷静さを取り戻す。
「──しかし、どうするのだ?汝は古城を攻め落としたいのだろう?魔王も仕留めなければ意味など有るまい?」
「ああ、大丈夫よ。正面からじゃ無理だけど、上手くやれば倒せるわ」
「ほう?弱点でもあるのか?」
ここでシャルロッテは不適な笑みをうかべた。
「そうなのよっ!今までどうしようも無かったけど、最近、自分から弱点を作ったのっ!マヌケよね~」
「詳しく聴いても大丈夫であろうか?」
「うん。最近わたくし達の国で勇者召喚を行ったのだけれど、なんかその勇者が彼女の弱点になっているみたいなのよ!」
「なるほど……弱点とは人物であったか」
「そう。勇者が男性で、魔王が女性なのだけど、やっぱり男女間の愛って足を引っ張るだけね。あれほど打つ手無かった魔王が、腑抜けになるんだもの!」
「……愛の形か。余は嫌いでは無いがな」
「あら?以外ね?そう言った俗な話には興味が無いと思っていたのだけれど?」
「茶化すな──では話は簡単だ。その魔王の弱点たる勇者を、捕えれば良いのだな?」
「そんな簡単な話でも無いのよ。ティータちゃんの世界で、貴方の部下だったフェイルノートちゃんがやらかした所為で、魔王による勇者の監視はかなりキツくなったわ。あの監視を掻い潜るのは至難の技よ?」
「……ふぅ……アレもこの世界に呼び出されて居たのか……全く、肝心なところでヘマする癖は相変わらずの様だな」
「…………」
「……ん?どうしたのだ?」
「いえ……その勇者なんだけど、少し困ったちゃんなのよね」
シャルロッテは面倒くさそうに溜息を吐いた。
「理由は不明だけど、あの勇者に対して全知全能が発動しなかったのよ」
「……ほう?」
「こんな事、今まで無かったのに……あの魔王も、貴方も、邪神とか言う噛ませ犬も……しっかり事象が読み取れたのに……彼だけは、何も見えなかったの。こんなの初めてよ──何か心当たりは無いかしら?」
「ふっ、なるほど」
「……っ!!?」
シャルロッテは目を見開いて顔を上げた。
そしてティタノマキアの顔を見る。
「余の心を読み取ったか……ならば、何故その者の未来が読み取れないのか、察したであろう?」
「…………嘘でしょ?彼もわたくしと同じ?」
「可能性は高いであろう。以前の全知全能者から聴いた話だと、そのスキルは同じ全知全能者には通じぬらしい」
シャルロッテは、うんうんと嬉しそうに首を縦に振り、ティタノマキアの話に耳を傾けている。
「……へぇ~、松本孝志と言ったかしら?この勇者には俄然興味が湧いて来たわ」
松本孝志が自身と同じ全知全能者である可能性が高い。
それが解っても、シャルロッテに恐怖の感情など全く無かった。
それどころか自分の能力が通じず、同じ思考を持つ者と、もしかしたら知恵比べが出来るかも知れないと言う話にシャルロッテは心踊った。
「あはは、楽しみね……松本孝志。必ず貴方を捕まえてみせるわ!」
ゲラゲラと無邪気に笑うシャルロッテを観て、ティタノマキアの表情は少し険しくなる。
「──最後に一つ確認したい」
「ん?何かしら?」
シャルロッテには既に解っている……ティタノマキアが何を聞こうとしているのか。
それでもティタノマキアが聴きやすい様に言葉を返す。
「──魔王を滅ぼし……主人……いや、シャルロッテ・ラクスールは、その後の世界に何を望む?」
「………………」
シャルロッテは腰掛けていた椅子からゆっくりと立ち上がった。
そのまま窓際へと移動し、換気で開けていた窓の外へ向かって言い放った。
「──自由が欲しいの!わたくしの望みは、ただそれだけよ!」
「自由か……」
「そうよ!自由!──この身体は全部わたくしのですものっ!王女なんてまっぴらゴメンだわ!指の先から、足の爪先まで、全部わたくしが自由に動かして良い身体のパーツだものっ!」
「…………」
それは、今までの冷静さなど垣間見れない……まるで自分へ言い聞かせる様にティタノマキアには聴こえていた。
──ねぇ、天国のお母様?
今の私の姿をみてくれているかしら?
お母様に言われた通り悪魔の子となりました。
だから、もし死んで再会した時……今度こそ、わたしくしの事を抱き締めて下さいね?
──あの時、シャルロッテの母・レオノーラが、何を思って我が子を悪魔と言ったのか……今更誰にも分からない。
彼女の持つ全知全能のスキルは、死んだ人間には効果を発揮しないのだから──
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