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6章 勇者と、魔族と、王女様
アリアンサイド 〜決戦〜
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~十年前~
決闘で敗れた玄武はまっさらな荒野に倒れこんだ。
そして自分を下した相手を見上げる。
玄武が見上げているのは十歳にも満たない少年、名はアッシュという。
少年は修羅と呼ばれる魔族なのだが、人間の血が半分流れている、この世界でも珍しい半魔と呼ばれる存在だ。
半魔はその中途半端な在り方の所為で、本当なら周囲に疎まれてしまうものの、アッシュは周りにそうさせないだけの恐ろしい力を秘めている。
その噂を聞き付けた玄武は力試し目的で彼に挑み、そして敗れたのであった。
そんな少年の力をその身に味わった玄武は確信する。
このアッシュなら……いや、このアッシュとなら、きっと魔王軍でトップになれると。
玄武は彼をなんとか口説き落とし仲間に加え、アッシュを含めた仲間と共に魔王軍へ加入する。
そんな玄武の最終目的は魔王を下し、魔王軍を乗っ取る事にある。
難しい事だが、アッシュが一緒ならばそれも不可能な事では無いと玄武は心躍らせていた。
…………しかし、そう思惑通りに事が運ばないのが人生なのである。
ここから玄武は数多くの挫折を味わうのだ。
──────────
──魔王軍に加入してから数年の月日が流れた。
コツコツと勢力を伸ばして行く玄武達だったが、ある時、アッシュと決別する事になってしまう。
理由は明白。
アッシュは魔族とは思えないほどサッパリとした性格なのに比べて、玄武は絵に描いたような魔族で非常に高い残虐性を持っていた。
敗者を愚弄する事は当然のこと、自らに逆らった者は存分にいたぶり二度と歯向かえない恐怖心を抱かせてきた。
そんなやり方がアッシュは気に入らなかったようだ。
徐々に互いは険悪となり、鬱憤の爆発したアッシュは遂に玄武の陣営から抜け出す事となった。
「──アッシュ、俺たちのチームを抜けてどうするつもりだぁ?どの道そんな甘い考えでは、この魔王軍で這い上がる事はできんぞ?」
「はっ!言ってろよっ!俺は俺のやり方で生きて行く!」
威勢よく離れて行くアッシュを玄武は止めなかった。
抜けられると大いに困るが、しばらくすれば戻って来るだろうと楽観的に考えていたからだ。
……しかし、それっきりアッシュは二度と戻って来ることは無かった。
─────────
玄武の下を去ったアッシュは破竹の勢いで力を伸ばして行き、僅か数ヶ月で十魔衆に登り詰めていた。
それも部下や仲間などに頼らず、たった一人の力で……
それを知った玄武は、自分を見限ったかつての仲間へ対する嫉妬心に駆られ、自分もアッシュに続こうと、当時まだ序列十位だったザイス=ヴァンへ挑んだ。
しかし、結果は惨敗だった。
敗因は言うまでもなく、明らかな実力不足。
アッシュが打ち勝った相手に玄武は手も味も出なかったのだ。
やはりアッシュは天才だ……もしかしたら自分は足枷でしか無かったのかも知れない。
そんな事を思いながら、玄武は十魔衆へのし上がる道を諦めカルマの傘下に加わったのである。
自分がリーダーとして魔王軍のトップに君臨出来なくとも、次期魔王と噂される彼の下でなら、それなりの栄光を手にする事が出来る……そう考えた。
しかし、こんな何百歩も譲った思惑すらも上手くいかない。
……何故なら──
──魔王テレサが誕生したからである。
彼女の圧倒的な強さは野望を棄てるのに充分であった。
なんせ魔王テレサは強過ぎた。
ずっと次期魔王と謳われ続けてきたカルマすらも、顔を合わせただけで腑抜けにし、命知らずに特攻を期したアッシュは、魔神具を解放していたにも関わらず小指一本で軽くあしらわれた。
始めはカルマからこの魔王テレサへ鞍替えしようとも考えたが、近寄るだけで命をも奪い兼ねない呪いを持った者の下に着くなど命がいくつあっても足りない。
加えてあの醜すぎる容姿だ……あんな究極な醜女の配下になるなど、玄武は死んでも御免だった。
それならば隙を突いてと暗殺を何度も実行したのだが、これも全て失敗に終わる。
いや、正確にはどれも成功したが、どんな魔法や攻撃が直撃してもテレサにダメージを与えられなかった。
酷い時には、皆と力を合わせて完成させた大魔法が直撃して『なんか光ったかな?』と首を傾げながら呟かれた事があった。
一つの国をも滅ぼし兼ねない大魔法を一点に凝縮し、対人に放った凄まじい魔法を身に受けて、テレサから光を感じる程度の反応しか貰えなかったのである。
だから玄武もとうとうに諦めた。
魔王テレサに挑むのは馬鹿のする事だ。
そもそも十魔衆にすら成れない我らが、足掻くだけ無駄なのだ。
そう思って全てを諦めた…………
…………その筈だったのに。
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
~玄武視点~
──テレサ=アウシューレンが魔王軍を脱退したという大ニュースが、カルマ様と我らの耳に飛び込んで来たのはつい先日。
それを知ったカルマ様は直ぐに行動を開始し、人族の中で最大の力を持つユリウスを『一旦』新たな魔王に指名した。
そして俺達も、このチャンスを逃すべきではないと分かっている。
まずは魔王ユリウスの故郷を滅ぼし、それを他の上位十魔衆……いや、四天王達の仕業に仕立て上げる。
そしてユリウスの怒りを買わせ、ルナリアとネネコをユリウスに殺させる事がカルマ様の真なる目的なのだ。
そして最終的にはユリウスをも……
普段温厚そうに見えるカルマ様だが、実はかなりの野心家なのさ。
その事を知っているのは魔王軍では我ら親衛隊と、カルマ様に協力的なアイヌス様だけだがな。
カルマ様は爪を隠しているのだ……何処までも尖った鋭い爪を。
そんな野心家だからこそ、この玄武を含む七人で結成された親衛隊はカルマ様に付き従っているのだ。
……そして暗躍の日々はもう終わった。
魔王テレサが居なくなった今、我らの進行を妨げる者は存在しない。
王都制圧なんてモノも、我らにしてみればただの通過点に過ぎないのだ。
こんなモノ楽勝よ。
まずは城に残った三人の王女、ネリー・ラクスール、マリア・ラクスール、シャルロッテ・ラクスールを殺す。
三名とも俺達にとってすれば力ない人族の女だから、ここで手こずる心配は何もない!!
今こそ長年叶えられなかった野望を叶える時だぜッ!!
……
……
──しかし、玄武とは何処まで不幸な男なんだろうか?
───────────
「──グゥッ!!!……おっ、おぉぉッッ!!」
玄武は大きく後ろへ下がった。
いや、下がらざる終えなくなったと言った方が正しい。
アリアンの剣に軽々受け止められてしまった大斧に力を入れ、全力で押し返そうとしてもビクともしないのだから。
「化け物がッ!!」
玄武は自分でも気付かない内に怒鳴り声を上げた。
自分よりひと回りも巨大な生物の攻撃を難なく、しかも片腕で受け止める存在を、化け物と呼ばずしてなんと呼べば良いのだろうか。
玄武は距離を開けて赤髪の女を睨みつけた……しかし、こんな状況にも関わらず、赤髪の女……アリアンは玄武など眼中に無いと言った感じであった。
今の玄武の一撃で格付けを済ませてしまったのだろう。玄武とは大したことの無い、つまらない相手でしかないのだと。
そんな玄武などに目もくれず、アリアンは近くで倒れるアテナとエディの下へ向かう。
「──うむ……大袈裟に倒れていると思ったら、やはり大した怪我ではないじゃないか、エディ」
「うそだろ……?この傷だらけの姿を見て、そんな事言えるのか……?」
「ふっ……私が稽古をつけている勇者は、もっとボロボロになっても毅然と立ち向かって来たぞ?……アイツは私が休めと言うまで立ち続ける根性を持っている男だからな」
エディは人でなしアリアンにクレームを入れる。
しかしアリアンにこの抗議は響かない。
何故なら彼女は知ってるから。もっとボロボロな状態になっても自分へ立ち向かって来る勇敢な少年を。
彼女はそんな孝志との訓練を思い浮かべ頬を緩めたが、会議室で否定された一幕を思い出し落ち込んだ。
喜怒哀楽の切り替わりが実に激しい。
「マ、マジかよ……アリアン……さんのシゴキに弱音を履かないとか……その勇者すげぇ……っすね」
「ははは、そうだろう?……敬語が雑になってるのが気になる所だが、今は見逃そう!私は寛大だからな!」
「あっはは……うっす」
数年前にボコられた事を根に持っているエディは、アリアン相手に敬語なんて使いたくない。
けど割と礼儀にうるさいアリアンはタメ口だとキレるので、エディは辿々しいながらも敬語で会話する。
この反骨心は彼なりの意地である。
そんな二人の会話を遮る様に、アテナはアリアンの剣を持っていない方の左腕に抱き付いた。
「アリアンさまぁ♡私、本当に怖かったですぅ~」
「そうか、最後は少し情けなかったが、よく頑張ったな!褒めてやるぞ」
「でへへへぇ~」
アリアンに褒められる。
するとアテナはツインテールを揺らしながら大喜びする。命懸けで戦っていた威厳などもはや皆無。
後方の兵達には聞こえてなくても、近くにいるエディにはバリバリ聞こえている。
こんな阿保な女と心中するところだったのかとエディは激しく後悔した。
因みにアテナは27歳。
アリアンより二歳年上である。だいぶキツイ。
──ただ、こんな緊張感の無いやり取りも長くは続かなかった。
怪訝な瞳でやり取りを見詰める大男が居るのだから。
「──無視してんじゃねぇぇぞッッ!!」
「「…………ッッ!?」」
「…………………………」
玄武の咆哮で大気がピリピリと張り詰める。
先程の怒鳴り声とは比べ物にならない玄武の咆哮には、アテナとエディだけでなく、離れた兵士達まで顔を青く染めた。そんな威圧感が玄武から放たれたのだ。
ただし、この中でもアリアンだけはどこ吹く風。
微動だにせず、うるさそうに玄武の方を向いた。
「ア、アリアン様っ!」
「大丈夫だ、アテナ。あの程度大した相手ではない」
心配そうなアテナに安心させるような言葉を掛け、アリアンは玄武の方へと歩き出した。
アテナとエディ、兵士達は固唾を呑んでそんなアリアンを見つめている。
──相手は魔王軍最高幹部の十魔衆。※勘違い※
エディや兵士達の見立では、アリアンとこの玄武の実力はほぼ互角だ。
だからこそ、これから空前絶後の激戦が繰り広げられるであろう……皆はそれを確信していた。
──しかし、玄武にそんな甘い考えはない。
玄武は解っている、アリアンが自分より格上の存在だと言うことは……王国の節穴達とは違うのだ。
そして甘く考えないという事は、玄武が勝ち目の低い一騎打ちをわざわざ受け入れる訳がない。
玄武は離れた場所で見届けている三体へ向かって、高らかに声を張り上げた。
「朱雀!!青龍!!白虎!!コイツは強敵だっ!!四人でひと息に仕留めるぞッッ!!」
玄武はカルマから前もって聞かされいた事がある。
王国には三大戦力といわれる危険な存在が居ると。
正直、たかが人間を危険だと警戒するのは情けない事だと思っていた。
いやしかし、とんでもない。
実際こうして対峙するとその恐ろしさが解ってしまう。
できる事なら玄武は逃げ出したいくらいだが、現実はそれも難しい。見逃して貰える訳がない。
ならば迎え打つまで……もちろん仲間引き連れて。
──だが、玄武の必死な気持ちとは裏腹に、三人が此方へ近付いて来る気配がしなかった。
それどころか呼び掛けた事に対する返事すら未だ返されていない。
(もしかして、相手をナメているんか!?……そんな馬鹿では無いと思っていたが……)
遠くからでも赤髪女の恐ろしさは見て取れる筈だ。
ならば何故、俺の援護をしない……!?
「──おいっっ!!ふざけてる場合じゃねぇぞぉッッ!!コイツは本気でヤバいんだってぇッッ!!なあ!おい!」
………………
………………
しかし、必死な叫声にも返事が返される事は無かった。
(流石にこれはいくら何でもおかしい……こんなに静かなんて事があり得るのだろうか?)
気になるが怖くてアリアンから目を切ることが出来ない。
後ろに居るのは自分と同じくらい気性の悪い奴らだ。
人間に攻撃を受け止められたのを観れば、飛んできそうなモノだが……
いや、そんな事よりも……もっとおかしいことが起きている──
……何故だ?
…………
なぜだなぜだッッ!!??
さっきまで絶望に項垂れていた人間供が、どうして朱雀達が居る場所を観て歓声を上げているんだよッッ!!?
どうして嬉しそうに泣いている者まで居るッッ!!
そんじゃまるで勝利を確信しているみたいじゃねぇーかッッ!!
歓声を遠くに聴きながら玄武は恐る恐る朱雀、白虎、青龍が居る方を振り返った。
女騎士は怖かったが、どうしても彼らがどうしているのか、玄武は気になって仕方無かったのだ。
「……………………どう…………して…………」
今度は玄武が絶望する番となる。
振り向いた先では、朱雀、白虎、青龍が変わり果てた姿で地面に転がって居たのだ。
巨大な青龍、白虎はどうやってか氷漬けにされており、残った朱雀は首を綺麗に両断されている。
「──ひぃぃッッ!??」
慌てて再びアリアンに向き直る。
そしてよく観ると、アリアンが手に持つ白銀の剣からは血が滴り落ちているのに気が付いた。
恐らく、朱雀の首を切断した時に付着した血なのだろう。
(こ、殺されてしまう……)
玄武はカタカタと震え出した。
後ろの三体は自分と匹敵する実力者達……それが音も無く殺されていたのだから無理もない。
だがもし、不意打ちで三体を仕留めたんだとしたら、正面から戦えば勝ち目は有るのでは……?
「──因みに一応言っておくが、格下相手に不意打ちなんてズルはしてないぞ?真正面から挑んださ……まぁ瞬殺だったけど」
「そ、そそ、そんなわけ有るかッッ!!戦闘音なんてなかったぜぇ!!??てか心読めんのかッッ!?」
「いや、信じる信じないはお前が決める事だ──だが、私は真実を話した。その事を私が知っていればそれで良い……あと心は読めないぞ?」
「ッッぐぉおおおおおッッッッ!!!!」
絶望を振り払うような雄叫びと共に、力いっぱい振り下ろされる玄武の大斧……そんなヤケクソの一撃が、玄武の生涯最後の攻撃となった。
──アリアンは振り下ろされた大斧を払うように剣を下から上へ切り上げた。
ただそれだけの簡単な動作で、玄武は大斧ごと真っ二つとなったのだ。
エディとアテナが何度斬りつけても、傷一つ付けれなかった玄武の鋼の肉体をアリアンはいとも簡単に斬り裂いたのである。
戦闘らしい行動なんて殆どない。
こんな呆気ない決着だからアリアンに満足感は微塵もなく、彼女は退屈そうに剣を鞘に戻した。
──薄れゆく意識の中で、玄武はこれまでの人生を振り返る。
そして一番に思い浮かんだのがアッシュとの出会い。
あの時、アッシュに言われた通りに態度を改め、アッシュを引き留めていれば、自分の生き方は大きく変わっていたかも知れない。
少なくともこんな惨めな死に方だけは無かっただろう。
アッシュさえ一緒だったら、逃げ癖が付くことも無かったかも知れない。
そうなればアッシュみたいに、魔王テレサの事も尊敬出来たかも知れない。
しかし、どれもこれも今更過ぎる後悔。
もう玄武は真っ二つにされた、意識を保っているだけの死体なのだから……
(ケッ……今更言っても……しかたない……ぜ……ぇ…)
最期にこう思った。
逃げ続けだった自分に相応しい無様な死に方だと──そして実につまらない。
野心を抱く者はどれだけ逃げ回っても結局、怪物からは逃れられない運命にあるのだ。
玄武は意識がなくなる直前、自らを葬った赤髪の女を見つめながら負け惜しみでニヤリと笑った。
──ああ、折角だから最期に名前聞いときゃ良かったぜ。
いや……死ぬし、まぁいいか。
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