18 / 20
18
しおりを挟む
「何が食べたい?」
彼は振り向きざまに唐突に聞く。
「夕食のことですか?」
「そう。 他に何かあるの?」
なんでこんな上から目線で人に聞くのだろう。
いきなり現れて一緒に映画を観ると言い出し、一体何なのだろう。
なんだかモヤモヤとした気持ちが残りながらも私は彼の後をついて歩いた。
「夏にアクションってやっぱ似合うよなぁ。」
「そうですね。」
「格闘シーンがよかった。俺、ああ言うの観るとついついジムがんばっちゃったりするんだよね。」
楽しそうに話す彼を見ながらその姿が想像でき笑ってしまった。
「意外に単純なんですね。」
「そうだね。めちゃめちゃ単純だよね。男なんてそんなもんじゃないの。」
「そうなんですね。」
「直江さんはアクションを見た後、格闘技始めたりしないの?」
「しないですね。」
本当は家の鏡の前でやってみたりする事はあるが絶対に人には言えない。
そんな話をしている彼は少し歩いた先の居酒屋に入る。席に案内されるとすぐに彼は店員に店にビールを二つ注文し、私に
「ビールでいいよね。」
と尋ねた。
私はうなずき、すぐに来たビールを飲みながら二人で映画の話をした。
何やっているのだろうと思いながらも知らないうちに時間は過ぎていた。
そしてそれは思った以上に居心地のいい時間だった。
彼は振り向きざまに唐突に聞く。
「夕食のことですか?」
「そう。 他に何かあるの?」
なんでこんな上から目線で人に聞くのだろう。
いきなり現れて一緒に映画を観ると言い出し、一体何なのだろう。
なんだかモヤモヤとした気持ちが残りながらも私は彼の後をついて歩いた。
「夏にアクションってやっぱ似合うよなぁ。」
「そうですね。」
「格闘シーンがよかった。俺、ああ言うの観るとついついジムがんばっちゃったりするんだよね。」
楽しそうに話す彼を見ながらその姿が想像でき笑ってしまった。
「意外に単純なんですね。」
「そうだね。めちゃめちゃ単純だよね。男なんてそんなもんじゃないの。」
「そうなんですね。」
「直江さんはアクションを見た後、格闘技始めたりしないの?」
「しないですね。」
本当は家の鏡の前でやってみたりする事はあるが絶対に人には言えない。
そんな話をしている彼は少し歩いた先の居酒屋に入る。席に案内されるとすぐに彼は店員に店にビールを二つ注文し、私に
「ビールでいいよね。」
と尋ねた。
私はうなずき、すぐに来たビールを飲みながら二人で映画の話をした。
何やっているのだろうと思いながらも知らないうちに時間は過ぎていた。
そしてそれは思った以上に居心地のいい時間だった。
0
あなたにおすすめの小説
運命の相手の探し方
アズやっこ
恋愛
私の婚約者は「運命の人」をいつも探しているの。
お互い家族みたいに育ったから婚約者と言っても恋人のようじゃないし、でも嫌いじゃないわよ?
婚約者は私にも探せって言うの。
私の運命の人は誰?
❈ 恋に鈍感な主人公です。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 設定ゆるゆるです。
❈ あまり深く考えず頭を空っぽにして読む話です。
❈ おバカシリーズ ②
私の大好きな彼氏はみんなに優しい
hayama_25
恋愛
柊先輩は私の自慢の彼氏だ。
柊先輩の好きなところは、誰にでも優しく出来るところ。
そして…
柊先輩の嫌いなところは、誰にでも優しくするところ。
遠回りな恋〜私の恋心を弄ぶ悪い男〜
小田恒子
恋愛
瀬川真冬は、高校時代の同級生である一ノ瀬玲央が好きだった。
でも玲央の彼女となる女の子は、いつだって真冬の友人で、真冬は選ばれない。
就活で内定を決めた本命の会社を蹴って、最終的には玲央の父が経営する会社へ就職をする。
そこには玲央がいる。
それなのに、私は玲央に選ばれない……
そんなある日、玲央の出張に付き合うことになり、二人の恋が動き出す。
瀬川真冬 25歳
一ノ瀬玲央 25歳
ベリーズカフェからの作品転載分を若干修正しております。
表紙は簡単表紙メーカーにて作成。
アルファポリス公開日 2024/10/21
作品の無断転載はご遠慮ください。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
君と暮らす事になる365日
家具付
恋愛
いつでもぎりぎりまで疲れている主人公、環依里(たまき より)は、自宅である築28年のアパートの扉の前に立っている、驚くべきスタイルの良さのイケメンを発見する。このイケメンには見覚えがあった。
何故ならば、大学卒業後音信不通になった、無駄に料理がうまい、変人の幼馴染だったのだから。
しかし環依里は、ヤツの職業を知っていた。
ヤツはメディアにすら顔を出すほどの、世間に知られた天才料理人だったのだ!
取扱説明書が必要な変人(世間では天才料理人!?)×どこにでもいる一般人OL(通訳)の、ボケとツッコミがぶつかりあうラブコメディ!(予定)
嘘をつく唇に優しいキスを
松本ユミ
恋愛
いつだって私は本音を隠して嘘をつくーーー。
桜井麻里奈は優しい同期の新庄湊に恋をした。
だけど、湊には学生時代から付き合っている彼女がいることを知りショックを受ける。
麻里奈はこの恋心が叶わないなら自分の気持ちに嘘をつくからせめて同期として隣で笑い合うことだけは許してほしいと密かに思っていた。
そんなある日、湊が『結婚する』という話を聞いてしまい……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる