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Ver 1.1 京の街をご案内 キャラクターストーリー「闇の男子学生 大門」
予告エピソード 変な茶屋に出入りする怖い男子学生
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都の中央、反逆軍の要塞から続く大通りを歩いて3分のところ、そこを右に曲がり少し先の細道との曲がり角。そこには古くから『地元公認、鬼も笑う三色団子』を売っている店がある。
都を破壊する悪霊の中でも最強格の鬼、それを笑わせようという文言なのだから、創業当時は凄まじい批判を受け、今もなお、暴力に訴える反対の意見を受けることもあるこの店。
逞しく生きてきたのはただ、その家に伝わる伝承と、その伝承を重んじたからこそ生まれた団子である事を誇りに、決して心が折れなかった誇り高い家系があってこそだ。
長い時を得て、この店の心意気に惹かれた者たちが密なファンとなり、よく甘味を味わいに来る。
店主のおばちゃんは京都でも珍しく60歳を越えて生きているご長寿で名物女将。その女将と看板孫娘が盛り上げるこの店は、大通りの店では珍しく、外と中を隔てる扉がないタイプの店だ。
店の中から外へ多くの椅子が並び――路に面するところはもちろん許可を得ている――赤色の布がかぶる長椅子に、最近は珍しく、ぎゅうぎゅうに人が座って名物の団子を楽しむ光景がみられる。
「ばあちゃん! 今日も来たぜ!」
そんな中で今日も店の表にある特等席で団子と黒茶を注文した男がいた。
「大門! 最近ちょっと来ることが多いんじゃないかい?」
店主のおばちゃんは常連となっているその男を見る。
背が高く、堂々を股を開き座る姿は様になっている。目は釣り目寄りで黒紫の瞳の中は常に暗黒の炎が燃えているかのよう。
体も良く鍛えられていて、半袖の服からのぞく肉体が相まって、その男を一目見た通りすがりは、一瞬、恐ろしい何かを見たかのような顔だった。
男は失礼なその通りすがりの態度を特に気にしない。おばちゃんから差し出されたくしの通っていない皿盛りの三色鬼団子の1つを手に取り口にほおりこむ。
「ばあちゃん。なんか人がいっぱいいるなぁ? こんな人気じゃなかったろ」
「店を長くやってみると珍しこともあるもんだ。最近、悪霊退治の鬼娘、流行ってるだろ?」
「あー、そういや円のやつが言ってたな。妙な悪霊がいるって。そうか、鬼か!」
「妙な噂が流れてね。きっとここにも彼女らが食べにくるって。だから注文してはここであの子たちを見張ってるんだよ。席代を取るために、団子3つで10分って言ったら大儲けさ」
「ははははは! そりゃおもろいなばあちゃん。だけど、きっかけはどうあれ、これでりぴーたー? だっけか。も増えんじゃないか? ここの団子は傑作だ」
「それにしても、あんた最近はよく来るじゃないか。お金は平気なのかい? 大門」
大門。それが先ほどの通りすがりをビビらせた男の名前だ。
「最近高校生デビューしたんだ。おかげで悪霊ぶっ殺せばお小遣いがもらえんだよ。喧嘩でカネがもらえて人の役にも立てるとは、悪くねえ」
「ふふふ」
「なんだよ、変なこと言ったか?」
「いいや。ただ、今までは環境が環境だった。あんたのことを分かってくれる奴が居そうなところに行けて良かったじゃないか」
「ああ。でもやっぱり、この団子は外せねえ。食わなきゃやっていけねえや」
大門と出会った時のことをおばちゃんは今も鮮明に思い出せる。悪ガキでも、味方になろうと決心したある日の夕暮れの話――。
「でもあんた。悪霊と戦うなんて危険なんじゃないのかい?」
「まあな。命がけだよ。でもそんなの若者としちゃ珍しくもねえ。俺と同年代で戦ってる奴なんか京都にいっぱいいるさ」
「辛いもんだ。若者が戦うなんて。その中には命を散らすやつだっている。そういう子の話を聞くと、未来を作る若者を大人がこき使ってるみたいで辛いもんだよ」
「そういうもんじゃねえさ。ばあちゃん」
食べるスピードは全く落とさないまま最後の団子を口に放り込む大門。目を閉じて味わい喉を通してからまた口を開ける。
「皆この街が好きなんだ。戦いばかりで悪いことも多いけど、それでもそれなりに平和で面白い話題に事欠かないこの街が。だから、守りたい。すげえ奴らさ、俺とは違って」
「なんだい、あんたは違うのかい?」
「忌み子だぜ俺は? 俺が街のために戦ったらキモいって言われるもんだろ。俺は暴れて、暴れて強くなって、俺を馬鹿にした奴らを見返す。そのために戦うんだ」
「動機が不純だね」
「でも、その方が俺に合ってる。気に入らない奴をぶっ飛ばす。最高な生き方だろ?」
「ああ、私もそう思うよ」
「へああ。食った食った。へへ、彩夏も忙しそうだな。繫盛はいいことだな。俺みたいな悪ガキも太鼓判だ。鬼も好く団子ってのは嘘じゃねえってもんよ。ばあちゃん、会計!」
「よく食うねぇ。まあ、その方が作る甲斐もあるってものだよ。また来な」
「ああ。この団子が俺の楽しみだ。しかし、鬼娘かぁ。突如名乗りを上げて実績と共に有名になる。ばあちゃんのこの店の賑わいを見ても興味が出てきたな」
「馬鹿なことはやめな。鬼は鬼だ。出会わないに越したことはない」
「でもばあちゃんは『鬼にもいい奴はいる』って信じてるんだろ?」
「ああ。噂の鬼娘が鬼だったら、ぜひうちの団子も食ってもらいたいよ。本当に鬼だというのなら、鬼でも笑顔になるか確かめてみたいもんだ」
「そうか。なら俺が言いに行ってやろうか? 食いに来いって」
「ははは。面白そうだけど、気持ちだけ受け取っておくよ。ありがとね、大門」
手を少し振って別れの挨拶。その後大門は店を去った。
それとすれ違うように、2人の女の子が大門とすれ違って店の前を通ろうとした。
立ち止まる。
一人はおかしなことに男の服を着ているけれど、可愛らしいショートヘアの女の子。淡い金色の髪で黒瞳という目立つ顔をしている。隣は清廉な印象の黒いストレートのセミロングヘアの女の子。
「鬼も……笑う……」
「団子か。少し小腹も空いたし食べてみる?」
「はい。いいですね」
おばちゃんはにっこりと。
「いらっしゃい。初めて見る顔だ」
彼女たち2人を奥の席へと迎え入れた。
キャラクターストーリー「闇のオーラを宿す男子学生 大門」 まもなく投稿開始
都を破壊する悪霊の中でも最強格の鬼、それを笑わせようという文言なのだから、創業当時は凄まじい批判を受け、今もなお、暴力に訴える反対の意見を受けることもあるこの店。
逞しく生きてきたのはただ、その家に伝わる伝承と、その伝承を重んじたからこそ生まれた団子である事を誇りに、決して心が折れなかった誇り高い家系があってこそだ。
長い時を得て、この店の心意気に惹かれた者たちが密なファンとなり、よく甘味を味わいに来る。
店主のおばちゃんは京都でも珍しく60歳を越えて生きているご長寿で名物女将。その女将と看板孫娘が盛り上げるこの店は、大通りの店では珍しく、外と中を隔てる扉がないタイプの店だ。
店の中から外へ多くの椅子が並び――路に面するところはもちろん許可を得ている――赤色の布がかぶる長椅子に、最近は珍しく、ぎゅうぎゅうに人が座って名物の団子を楽しむ光景がみられる。
「ばあちゃん! 今日も来たぜ!」
そんな中で今日も店の表にある特等席で団子と黒茶を注文した男がいた。
「大門! 最近ちょっと来ることが多いんじゃないかい?」
店主のおばちゃんは常連となっているその男を見る。
背が高く、堂々を股を開き座る姿は様になっている。目は釣り目寄りで黒紫の瞳の中は常に暗黒の炎が燃えているかのよう。
体も良く鍛えられていて、半袖の服からのぞく肉体が相まって、その男を一目見た通りすがりは、一瞬、恐ろしい何かを見たかのような顔だった。
男は失礼なその通りすがりの態度を特に気にしない。おばちゃんから差し出されたくしの通っていない皿盛りの三色鬼団子の1つを手に取り口にほおりこむ。
「ばあちゃん。なんか人がいっぱいいるなぁ? こんな人気じゃなかったろ」
「店を長くやってみると珍しこともあるもんだ。最近、悪霊退治の鬼娘、流行ってるだろ?」
「あー、そういや円のやつが言ってたな。妙な悪霊がいるって。そうか、鬼か!」
「妙な噂が流れてね。きっとここにも彼女らが食べにくるって。だから注文してはここであの子たちを見張ってるんだよ。席代を取るために、団子3つで10分って言ったら大儲けさ」
「ははははは! そりゃおもろいなばあちゃん。だけど、きっかけはどうあれ、これでりぴーたー? だっけか。も増えんじゃないか? ここの団子は傑作だ」
「それにしても、あんた最近はよく来るじゃないか。お金は平気なのかい? 大門」
大門。それが先ほどの通りすがりをビビらせた男の名前だ。
「最近高校生デビューしたんだ。おかげで悪霊ぶっ殺せばお小遣いがもらえんだよ。喧嘩でカネがもらえて人の役にも立てるとは、悪くねえ」
「ふふふ」
「なんだよ、変なこと言ったか?」
「いいや。ただ、今までは環境が環境だった。あんたのことを分かってくれる奴が居そうなところに行けて良かったじゃないか」
「ああ。でもやっぱり、この団子は外せねえ。食わなきゃやっていけねえや」
大門と出会った時のことをおばちゃんは今も鮮明に思い出せる。悪ガキでも、味方になろうと決心したある日の夕暮れの話――。
「でもあんた。悪霊と戦うなんて危険なんじゃないのかい?」
「まあな。命がけだよ。でもそんなの若者としちゃ珍しくもねえ。俺と同年代で戦ってる奴なんか京都にいっぱいいるさ」
「辛いもんだ。若者が戦うなんて。その中には命を散らすやつだっている。そういう子の話を聞くと、未来を作る若者を大人がこき使ってるみたいで辛いもんだよ」
「そういうもんじゃねえさ。ばあちゃん」
食べるスピードは全く落とさないまま最後の団子を口に放り込む大門。目を閉じて味わい喉を通してからまた口を開ける。
「皆この街が好きなんだ。戦いばかりで悪いことも多いけど、それでもそれなりに平和で面白い話題に事欠かないこの街が。だから、守りたい。すげえ奴らさ、俺とは違って」
「なんだい、あんたは違うのかい?」
「忌み子だぜ俺は? 俺が街のために戦ったらキモいって言われるもんだろ。俺は暴れて、暴れて強くなって、俺を馬鹿にした奴らを見返す。そのために戦うんだ」
「動機が不純だね」
「でも、その方が俺に合ってる。気に入らない奴をぶっ飛ばす。最高な生き方だろ?」
「ああ、私もそう思うよ」
「へああ。食った食った。へへ、彩夏も忙しそうだな。繫盛はいいことだな。俺みたいな悪ガキも太鼓判だ。鬼も好く団子ってのは嘘じゃねえってもんよ。ばあちゃん、会計!」
「よく食うねぇ。まあ、その方が作る甲斐もあるってものだよ。また来な」
「ああ。この団子が俺の楽しみだ。しかし、鬼娘かぁ。突如名乗りを上げて実績と共に有名になる。ばあちゃんのこの店の賑わいを見ても興味が出てきたな」
「馬鹿なことはやめな。鬼は鬼だ。出会わないに越したことはない」
「でもばあちゃんは『鬼にもいい奴はいる』って信じてるんだろ?」
「ああ。噂の鬼娘が鬼だったら、ぜひうちの団子も食ってもらいたいよ。本当に鬼だというのなら、鬼でも笑顔になるか確かめてみたいもんだ」
「そうか。なら俺が言いに行ってやろうか? 食いに来いって」
「ははは。面白そうだけど、気持ちだけ受け取っておくよ。ありがとね、大門」
手を少し振って別れの挨拶。その後大門は店を去った。
それとすれ違うように、2人の女の子が大門とすれ違って店の前を通ろうとした。
立ち止まる。
一人はおかしなことに男の服を着ているけれど、可愛らしいショートヘアの女の子。淡い金色の髪で黒瞳という目立つ顔をしている。隣は清廉な印象の黒いストレートのセミロングヘアの女の子。
「鬼も……笑う……」
「団子か。少し小腹も空いたし食べてみる?」
「はい。いいですね」
おばちゃんはにっこりと。
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キャラクターストーリー「闇のオーラを宿す男子学生 大門」 まもなく投稿開始
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