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天空大陸~終わりの始まり
強大な反応と無反応の影2つ(※グリードとノアの事です)
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~とある廃村~
カンカン…コンコンコン…
「やはりと言うべきか、想定よりも忌み地化が懸念される範囲が広大だ。
侵食を食い止める為に持ち込んだ"聖樹の楔"が圧倒的に足りない。(ユグ)」
「応急的に楔同士の間隔を広げ、数を確保出来ませぬかな?(司教)」
「…その考えを織り込んだ上での現況だ。
それに楔同士の間隔を広げ過ぎると1つ1つの効力が落ち、何処かで忌み地が"漏れて"しまう。
止むを得ん、一先ずは忌み地にランク付けをし侵度の軽い場所を重点的に施し、他は地道に浄化で対処して貰う外無いか…?(ユグ)」
「街や村が残っていれば教会を建立するだけで良かったのですが、ここまでの状況ですと浄化に至るまで何年掛かるか…(シンプソン)」
ノア達が居る場所から約3ケメル南下したとある廃村。
そこには特有の長い耳を持つエルフ族族長のユグと、『神聖国』の司教、ヴァリエンテ領での戦いを終えて戻る途中の神父シンプソンが何やら話し込んでいた。
シンプソンはノアより先に周辺一帯の異常を調べる為、ヒュージャを先に帰し彷徨っているとエルフ族と司教率いる『神聖国』の集団と遭遇。
『神聖国』よりも地理的に近く、【勇者】軍の侵攻に関する情報を少なからず持っていた為一時的に協力関係をとる事となった。
(忌み地化か…
伝え聞いた事はあれど、比較的平穏な世で起こる事などあり得ないと思っていたが…(シンプソン))
エルフ族のユグや司教から聞かされた忌み地に関する詳細に戦慄したシンプソン。
彼も伝聞でのみ忌み地化に関する情報は持っていたが、その後の影響については知り得なかった。
(数ヶ月前まで平穏であったこの一帯に生まれてしまうのか…
"地獄に繋がる門"が…
そうなったらどうなってしまうのだこの世界は…(シンプソン))
忌み地化による大地の侵食、その後異界と化して侵度が増した後の成れの果て、-に-が積み重なった結果特異点となった地点を中心とし"門"が形成され、血潮の如く"地獄"が溢れ返る。
俄には信じられない事だが、それが起こってしまうというのだ。
「ユグ族長、この先で別動隊が"反応2つ"を感知。
反応の1つは最低でも"侯爵"クラスはある強力な物との事で壮年の『神聖戦騎士団』とエルフ族20を連れて対処に向かいました。(エルフ1)」
3人がやり取りをしていると、緑の外套を羽織った1人のエルフ族がやって来て報告をして来た。
周囲の警戒にあたっていた様だが、強力な反応を感知した為、別動隊の判断で対処に向かったとの事だった。
「なっ、"侯爵"クラスだと?
…それでもう1つの反応はどの程度か?(ユグ)」
「"無反応"です。(エルフ1)」
「は?(ユグ)」
「"無反応"と"侯爵"クラスの反応を持つ"少年少女"の組み合わせです。
異常としか思えません。(エルフ1)」
エルフが報告した内容に困惑の色を浮かべるユグであったが、背後に居るシンプソンは別で違和感を感じていた。
(強力な反応と"無反応"の"少年少女"…?
"無反応"と言うと思い当たるのが1人…あれ、確かノア殿はヴァリエンテ領を南下するとか何とか…(シンプソン))
何と無く思い当たる節があるシンプソンはエルフに問う。
「なぁ君、その"少年少女"の特徴は分からないか?(シンプソン)」
「見た目…?
強力な反応は黒いドレス姿で"無反応"の方は無手の少年…
「あ゙あ゙あ゙っ!やっぱそうだ!
待て待て!その者達に攻撃しちゃダメだ!(シンプソン)」ダッ!
「む!?何か知っているのかシンプソン殿?(ユグ)」
エルフ族から特徴を聞いたシンプソンは、思い当たる2人の姿がスパッと思い浮かんだ瞬間には慌てて駆け出していた。
その姿を見てつられて駆け出すユグ。
「断定は出来ないが友人だ!
ノアと言う少年と契約獣やも知れん!(シンプソン)」
「なっ!?ノア殿だとぉっ!?(ユグ)」
カンカン…コンコンコン…
「ねぇポーラちゃん、今ノア君の名前が聞こえた気がするんだけど…(???)」カンカン…
「うん。少年も相変わらずの様ね。(ポーラ)」コンコン…
『『『『ギュルルァッ!』』』』『『『『ジャララッ!』』』』
『『『ズズンッ!』』』
襲来してきた光の鎖はノアの両の腕に巻き付き拘束してきた。
だが靄の向こうから引き寄せられる感覚はあるが、ノアを留めておくには力が全く足りていない。
「鎖だけど光ってる…魔法の類いかな?」
(『光ってるが熱は無ぇな。』)
《一体何でしょう。
取り敢えず聞いてきましょうか?》
「いや、ここに呼ぶよ。」
『『『『グンッ!』』』』
ノアは腕に巻き付いた光の鎖をグンッ!と引っ張り、この仕業の張本人を引き寄せる事にした。
が
『ブンッ!』『ブゥンッ!』『ブンッ!』『ブンッ!』
「お。」
光の鎖は消失したかと思えばグリードの頭上、ノアの背後に・左右前方に転移陣が発生。
白生地に金の装飾が施された法衣を纏う男女の集団が転移してきた。
「ッセイッ!(団員1)」ゴォッ!
「シィッ!(団員2)」キュボッ!
「シッ!(団員3)」ヒュボッ!
『『『『『『『『ジャララララララッ!』』』』』』』』
頭上にバカでかハンマーを携えた老獪な男性、背後からは両四指から光る鎖を放つ少年、左右前方にはレイピアと刺剣を構える男女2人が、居るなぁ~という状況確認を終える2人。
既に攻撃が放たれ、如何に対処するかという場面であるが
『『ゴィンッ!』』(グリードの頭にバカでかハンマー命中)
『『スカッ!』』(レイピア&刺剣をしゃがんで回避)
『ガッ!』「あっ!?(光る鎖団員)」(しゃがみつつ回転して足払い)
『パシッ!』「な!?(レイピア団員)」(突き出されたレイピア団員の手首を掴み)
『チキ』「ヒッ!?(光る鎖団員)」(転けた光る鎖団員の眼前に突き付ける)
「仲間を害されたくなくば動くな!
コチラは攻撃の意図を聞きたいだけだ。
グリード、大丈夫?」
《もち。》
「何ッ!?(老獪団員)」
「よし。」
奇襲を仕掛けた側が攻撃を利用され、一瞬の間に人質に取られた為誰も動けなくなってしまった。
バカでかハンマーで殴られたグリードにダメージは皆無の様で、安否を気にするノアに小さく指で◯を描いて応えていた。
と
~‹気配感知›の反応~
‹ピコンッ!›‹ピコッ!›‹ピコッ!›‹ピコンッ!›
‹ピコッ!›‹ピコンッ!›‹ピコッ!›‹ピコッ!›‹ピコンッ!›
「あら、また新しい反応だ。
どうやら脅しは通用しないみたいだ。」
《その様ですね。》
「おい待て!止まれ!
コイツらは何ぞ違うぞ!(老獪団員)」
ノアの‹気配感知›に多数の反応。
周囲の廃墟や木々の陰に隠れつつ左右から接近しつつあった。
法衣を纏った老獪の団員はノアとグリードを別の何かと勘違いしていたのを悟り、声を上げるもドンドンと迫って来ていた。
『キュン』『キュン』『キュキュン』『キュン』『キュン』『キュン』『キュキュン』…(靄の向こうから光)
《やる気満々みたいですね、薙ぎ払いましょうか?》『『ギュィィイッ!』』
「待った待った、過剰過剰。」
「待てと言ってるだろうが!(老獪団員)」
老獪の団員はどうやら靄の向こうの連中と仲間らしいが止まる気配はない。
グリードはグリードでプラズマレーザーの発射準備までしちゃってるしカオスな状況に陥りかけている。
するとそこに
『『『『バチィイインッ!』』』』(雷)
「ほぇ?」
《あら?》プシュン…
『キュン』『キュキュ…『『『パシュンッ!』』』
突如ノアや法衣の集団と靄の向こうとの中間辺りに落雷が発生。
呆気に取られるノアやグリードと違い、靄の向こうでは次々に発生しかけていた光が消失していった。
直後靄の向こうでは
‹弓を下げよ!敵では無い!(ユグ)›
「あ、誰か来て止めたみたい。
…あれ?この反応って…」
《その後ろからも見知った人物が来ますわ。
神父さん、まだこの辺りに居たのですね。》
…ダダダダダダッ!
「ッパソウだ!おーいノア殿ー!私だ!シンプソンだ!その者達は敵じゃない!
説明するからその者達を解放してくれないか!(シンプソン)」
靄の向こうからダッシュで駆け付けてきたのは、ヴァリエンテ領で分かれたハズの神父シンプソンで、息を切らしつつノア達の下へやって来たのだった。
カンカン…コンコンコン…
「やはりと言うべきか、想定よりも忌み地化が懸念される範囲が広大だ。
侵食を食い止める為に持ち込んだ"聖樹の楔"が圧倒的に足りない。(ユグ)」
「応急的に楔同士の間隔を広げ、数を確保出来ませぬかな?(司教)」
「…その考えを織り込んだ上での現況だ。
それに楔同士の間隔を広げ過ぎると1つ1つの効力が落ち、何処かで忌み地が"漏れて"しまう。
止むを得ん、一先ずは忌み地にランク付けをし侵度の軽い場所を重点的に施し、他は地道に浄化で対処して貰う外無いか…?(ユグ)」
「街や村が残っていれば教会を建立するだけで良かったのですが、ここまでの状況ですと浄化に至るまで何年掛かるか…(シンプソン)」
ノア達が居る場所から約3ケメル南下したとある廃村。
そこには特有の長い耳を持つエルフ族族長のユグと、『神聖国』の司教、ヴァリエンテ領での戦いを終えて戻る途中の神父シンプソンが何やら話し込んでいた。
シンプソンはノアより先に周辺一帯の異常を調べる為、ヒュージャを先に帰し彷徨っているとエルフ族と司教率いる『神聖国』の集団と遭遇。
『神聖国』よりも地理的に近く、【勇者】軍の侵攻に関する情報を少なからず持っていた為一時的に協力関係をとる事となった。
(忌み地化か…
伝え聞いた事はあれど、比較的平穏な世で起こる事などあり得ないと思っていたが…(シンプソン))
エルフ族のユグや司教から聞かされた忌み地に関する詳細に戦慄したシンプソン。
彼も伝聞でのみ忌み地化に関する情報は持っていたが、その後の影響については知り得なかった。
(数ヶ月前まで平穏であったこの一帯に生まれてしまうのか…
"地獄に繋がる門"が…
そうなったらどうなってしまうのだこの世界は…(シンプソン))
忌み地化による大地の侵食、その後異界と化して侵度が増した後の成れの果て、-に-が積み重なった結果特異点となった地点を中心とし"門"が形成され、血潮の如く"地獄"が溢れ返る。
俄には信じられない事だが、それが起こってしまうというのだ。
「ユグ族長、この先で別動隊が"反応2つ"を感知。
反応の1つは最低でも"侯爵"クラスはある強力な物との事で壮年の『神聖戦騎士団』とエルフ族20を連れて対処に向かいました。(エルフ1)」
3人がやり取りをしていると、緑の外套を羽織った1人のエルフ族がやって来て報告をして来た。
周囲の警戒にあたっていた様だが、強力な反応を感知した為、別動隊の判断で対処に向かったとの事だった。
「なっ、"侯爵"クラスだと?
…それでもう1つの反応はどの程度か?(ユグ)」
「"無反応"です。(エルフ1)」
「は?(ユグ)」
「"無反応"と"侯爵"クラスの反応を持つ"少年少女"の組み合わせです。
異常としか思えません。(エルフ1)」
エルフが報告した内容に困惑の色を浮かべるユグであったが、背後に居るシンプソンは別で違和感を感じていた。
(強力な反応と"無反応"の"少年少女"…?
"無反応"と言うと思い当たるのが1人…あれ、確かノア殿はヴァリエンテ領を南下するとか何とか…(シンプソン))
何と無く思い当たる節があるシンプソンはエルフに問う。
「なぁ君、その"少年少女"の特徴は分からないか?(シンプソン)」
「見た目…?
強力な反応は黒いドレス姿で"無反応"の方は無手の少年…
「あ゙あ゙あ゙っ!やっぱそうだ!
待て待て!その者達に攻撃しちゃダメだ!(シンプソン)」ダッ!
「む!?何か知っているのかシンプソン殿?(ユグ)」
エルフ族から特徴を聞いたシンプソンは、思い当たる2人の姿がスパッと思い浮かんだ瞬間には慌てて駆け出していた。
その姿を見てつられて駆け出すユグ。
「断定は出来ないが友人だ!
ノアと言う少年と契約獣やも知れん!(シンプソン)」
「なっ!?ノア殿だとぉっ!?(ユグ)」
カンカン…コンコンコン…
「ねぇポーラちゃん、今ノア君の名前が聞こえた気がするんだけど…(???)」カンカン…
「うん。少年も相変わらずの様ね。(ポーラ)」コンコン…
『『『『ギュルルァッ!』』』』『『『『ジャララッ!』』』』
『『『ズズンッ!』』』
襲来してきた光の鎖はノアの両の腕に巻き付き拘束してきた。
だが靄の向こうから引き寄せられる感覚はあるが、ノアを留めておくには力が全く足りていない。
「鎖だけど光ってる…魔法の類いかな?」
(『光ってるが熱は無ぇな。』)
《一体何でしょう。
取り敢えず聞いてきましょうか?》
「いや、ここに呼ぶよ。」
『『『『グンッ!』』』』
ノアは腕に巻き付いた光の鎖をグンッ!と引っ張り、この仕業の張本人を引き寄せる事にした。
が
『ブンッ!』『ブゥンッ!』『ブンッ!』『ブンッ!』
「お。」
光の鎖は消失したかと思えばグリードの頭上、ノアの背後に・左右前方に転移陣が発生。
白生地に金の装飾が施された法衣を纏う男女の集団が転移してきた。
「ッセイッ!(団員1)」ゴォッ!
「シィッ!(団員2)」キュボッ!
「シッ!(団員3)」ヒュボッ!
『『『『『『『『ジャララララララッ!』』』』』』』』
頭上にバカでかハンマーを携えた老獪な男性、背後からは両四指から光る鎖を放つ少年、左右前方にはレイピアと刺剣を構える男女2人が、居るなぁ~という状況確認を終える2人。
既に攻撃が放たれ、如何に対処するかという場面であるが
『『ゴィンッ!』』(グリードの頭にバカでかハンマー命中)
『『スカッ!』』(レイピア&刺剣をしゃがんで回避)
『ガッ!』「あっ!?(光る鎖団員)」(しゃがみつつ回転して足払い)
『パシッ!』「な!?(レイピア団員)」(突き出されたレイピア団員の手首を掴み)
『チキ』「ヒッ!?(光る鎖団員)」(転けた光る鎖団員の眼前に突き付ける)
「仲間を害されたくなくば動くな!
コチラは攻撃の意図を聞きたいだけだ。
グリード、大丈夫?」
《もち。》
「何ッ!?(老獪団員)」
「よし。」
奇襲を仕掛けた側が攻撃を利用され、一瞬の間に人質に取られた為誰も動けなくなってしまった。
バカでかハンマーで殴られたグリードにダメージは皆無の様で、安否を気にするノアに小さく指で◯を描いて応えていた。
と
~‹気配感知›の反応~
‹ピコンッ!›‹ピコッ!›‹ピコッ!›‹ピコンッ!›
‹ピコッ!›‹ピコンッ!›‹ピコッ!›‹ピコッ!›‹ピコンッ!›
「あら、また新しい反応だ。
どうやら脅しは通用しないみたいだ。」
《その様ですね。》
「おい待て!止まれ!
コイツらは何ぞ違うぞ!(老獪団員)」
ノアの‹気配感知›に多数の反応。
周囲の廃墟や木々の陰に隠れつつ左右から接近しつつあった。
法衣を纏った老獪の団員はノアとグリードを別の何かと勘違いしていたのを悟り、声を上げるもドンドンと迫って来ていた。
『キュン』『キュン』『キュキュン』『キュン』『キュン』『キュン』『キュキュン』…(靄の向こうから光)
《やる気満々みたいですね、薙ぎ払いましょうか?》『『ギュィィイッ!』』
「待った待った、過剰過剰。」
「待てと言ってるだろうが!(老獪団員)」
老獪の団員はどうやら靄の向こうの連中と仲間らしいが止まる気配はない。
グリードはグリードでプラズマレーザーの発射準備までしちゃってるしカオスな状況に陥りかけている。
するとそこに
『『『『バチィイインッ!』』』』(雷)
「ほぇ?」
《あら?》プシュン…
『キュン』『キュキュ…『『『パシュンッ!』』』
突如ノアや法衣の集団と靄の向こうとの中間辺りに落雷が発生。
呆気に取られるノアやグリードと違い、靄の向こうでは次々に発生しかけていた光が消失していった。
直後靄の向こうでは
‹弓を下げよ!敵では無い!(ユグ)›
「あ、誰か来て止めたみたい。
…あれ?この反応って…」
《その後ろからも見知った人物が来ますわ。
神父さん、まだこの辺りに居たのですね。》
…ダダダダダダッ!
「ッパソウだ!おーいノア殿ー!私だ!シンプソンだ!その者達は敵じゃない!
説明するからその者達を解放してくれないか!(シンプソン)」
靄の向こうからダッシュで駆け付けてきたのは、ヴァリエンテ領で分かれたハズの神父シンプソンで、息を切らしつつノア達の下へやって来たのだった。
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