ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~

.

文字の大きさ
350 / 1,117
再びアルバラスト編

戦闘開始50分

しおりを挟む
戦闘開始50分。

【破壊神】ギュラドスカルvs【鬼神】ノアの対決が開始された。


「ゴォオオオアアッ!」ボンッ!ギラリ! ズドンッ!


ギュラドスカルが【狂戦士状態】となり、腕が倍位の太さとなり、肌が浅黒く変化。
目が漆黒に染まると、ノアに向けて突撃を仕掛けてきた。


「オォオオラァッ!」

ガシッ!ガシッ!ゴガガガガガガガガガガガッ!!

真っ正面から突っ込んで来たギュラドスカルに真っ正面から体当たりを仕掛けたノアは、石畳を砕きながら押し込まれて行く。


ガクン!「ヌッ!?」

ズムンッ!「グオッ…!?」


ノアは押し込まれながらもギュラドスカルの襟首を掴んで自身の方に引いて体勢を崩すと、腹部に<剛脚>を乗せた強烈な蹴りを入れつつ巴投げを仕掛けた。

ギュラドスカルの巨体は、地上20メルの高さまで蹴り上げられた。

ズバッ!ブォンッ!

バシュッ!『オラァッ!』

腰に下げていた荒鬼神を引き抜いたノアは、ギュラドスカルへ向けてぶん投げると、即座に転移して<硬気功><渾身><剛腕>を発動した右の拳を繰り出す。


「ヌリャァッ!」ガギギギュンッ!


咄嗟に背中の巨大な斧を抜いて盾代わりに自身の前に翳したギュラドスカルだが、足場がしっかりしない空中と言う事もあり、火花を散らしながら地面へと向け打ち落とされる。


ズンッ!「キヤガレェッ!【鬼神】!」

『ったりめぇだ、オラァッ!』ブォンッ!


地面に足がめり込む程の衝撃を与えつつも着地を決めたギュラドスカルは、大声疾呼、気合いと共にノアへ向けて叫ぶ。

それに応じたノアは、再び荒鬼神をギュラドスカルへ向けて投擲。


バシュッ!『力込めろやぁっ!』

「オマエモナァッ!」ブォンッ!


ギュラドスカルの数メル手前で転移したノアは、<渾身><剛腕><抜刀術>を乗せた一撃を繰り出す。

それに合わせるかの様に、巨大な斧を振り被る体勢で待機していたギュラドスカルが<渾身><遠心力>を乗せた【斧倶戴天】を発動。

斧の刀身周辺の空間が歪む程の力が収束していき漆黒に染まっていく。
斧に込められた力の程が伺える。

ビシャアアアアアアアアッ!

落雷が発生したのかと錯覚する程の劈く音が辺りに響き、周囲の樹木や岩が地面の土砂ごと捲り上がる。
石畳が弾丸の様に吹き飛び、街の方にまで礫が降り注ぐ。





ガシュッ!ガシュッ!ゴクンッ!

爆心地から飛んできた石畳の破片を、高速で首を振って食い取るグリード。

《石不味い。》

「あ、ありがとうございます…」
「「た、助かりました…」」

《構わないわ、主様の言い付けだもの。
それにしてもあなた達、あの男にどんだけ魔法掛けたのかしら?
全員もれなく魔力がカツカツじゃない。》


(((り、流暢に喋る蛇に慣れないなぁ…)))


「わ、私は武器強化と攻撃力に関する支援魔法を10種程…」
「私は防御力と身体強化に関する支援魔法を10種程…」
「私は体力・スタミナ・魔力の継続回復に関する支援魔法を10種程…」

《あなた達、私の主様を【魔王】か何かと勘違いしてない?》

「そ、そんな事はありません…」
「「これはギュラドスカル様の指示で…」」

《冗談よ。
…でもそのお陰で主様の攻撃が通ってないみたいだけどね。》








ズズズズズズズズズズズッ…

ボフッ…ドガガガガガガガガガッ!


『くそっ!滅茶苦茶硬ぇ!』

(『どんだけ支援魔法掛かってんだ?
硬ぇだけじゃなく速力や攻撃力なんかも強化されてる様だ。』)


土煙の中から弾き出されたノアは、生成した腕と荒鬼神を地面に突き刺して急制動を掛ける。


「クッ…ナンツーイリョクダ…
ゲンカイマデシエンヲウケタニモカカワラズ、ウデノホネガクダケタゾ…」


そう言って折れた自身の右腕をノアに向ける。



シュゥウウウウウッ…ポキポキ、ピキ…

ギュゥウッ!「カンチダ!」

掛けられた数多くの支援魔法の効果で、重傷クラスの怪我が瞬時に完治した。

ズダンッ!「コンドハコチラカラダァッ!」

巨大な斧を振り被った状態でノアへ向け、猛然と駆け出した。

ドドドドドドッ!

「オ"ォオオオオオラアァッ!」ブォンッ!

ガッ!ギュリィインッ!

『『リベラ!』』ドゥンッ!「ウォッ!?」


目にも止まらぬ速さで振られた巨斧を、<受け流し>を発動して荒鬼神で弾いた後、装備効果の『リベラ』をギュラドスカルに当て、距離を取るノア。


「タイシタダメージハナイナ!
ワルアガキニデタカァ?」

『戦略を練ってる所です。』

「フ、マダマダヨユウノヨウダナ!
ダガ、カンガエルヒマヲアタエルトオモウナッ!」

ズラァッ!ズドンッ!

背中に担いでいた2本目の巨斧を手にしたギュラドスカルが、再び猛然と駆け出した。

ズダンッ!「ヴォオオオオオオオッ!」

ノアまで数メルと言う所でギュラドスカルが跳躍、手にしていた巨斧の刀身が再び漆黒に染まりだす。


『させるかっ!』ブォンッ!


再び【斧倶戴天】を発動する予兆に入ったギュラドスカルへ荒鬼神をぶん投げる。

バシュッ!『オラァッ!』ブォンッ!

即座に転移したノアが、荒鬼神の回転力を利用して後ろ回し蹴りを仕掛ける。

だが


「クルトオモッテイタゾ【鬼神】!」

ズドォオオッ!『ぐおあっ!?』


カウンター気味に2発同時の【斧倶戴天】を食らったノアは、4割位のダメージを防具や赤黒いオーラで吸収したものの、その他体の露出部、正確には腕や太腿、顔や手等の肌が裂け、血が噴き出した。


ズザザザザッ!

ノアは体のバネを駆使して身を翻し、何とか地面に着地した。
だがノアの体が通過した地面には血の跡が点々と滴っていた。



タッ、ポタタッ…

『あ~っ、しくじった…』

(『ちょっと先走っちまったな。
どうする?『俺』が前に出て戦ってやろうか?』)

(…さっき『リベラ』を打った時の反応で戦略が漸く決まったんだ。僕がやるよ…)


各所から血を滴らせながらノアがゆっくりと立ち上がる。

すると、次第に押し始めた事で気が大きくなったギュラドスカルが一時的に【狂戦士状態】を解除してノアに煽りを入れる。

フ…

「どうした【鬼神】よ。君の力はその程度か?」

『あー…ちょっと焦っちゃったみたいですね…』

「御前試合でも似た様な事態に陥っていた様だしな。」

『耳の痛い話だよ。』

「御前試合で、変異したコモン相手に戦った時は、もっと鬼気迫る戦いっぷりだったはずだぞ。」

『そりゃ、あれはもうどうしようも無かったから1体のモンスターとして対処したからね。』

「ふ、モンスターの様な状態になっても人間として扱うか…
ではこれからは私をモンスターとして相手して来い、"殺す気で掛かってこい"。
俺はさっきからそのつもりで戦っているぞ。」

『…。』

「おい、どうした?何故黙っている。」

『今何て言った?』

「"殺す気で掛かって来い"。そう言ったんだ。」

『"殺す気で"か…
ギュラドスカルさんは、死んだ事はありますか?』ズ…

「死線を彷徨った事は1~2回、若い頃にあったが死んだ事は無いな。」

『…ならそんな事を軽率に言うんじゃ無い。
撤回するなら今だぞ。』ズズ…

「何だ?禁句だったか?
それともそう言えば本気を出してくれるのか?
ならもう一度言おう。
"殺す気で掛かって来『分かった。』


ギュラドスカルの言葉を食い気味に被せてノアが言い放つ。


『…もう、いい…もう分かった…
死んだ事も無い奴が気軽に"殺す気で掛かって来い"だと?
そんなに死に急ぎたいなら望み通りにしてやる、さっさと【狂戦士状態】に戻りな…』ズズズ…

「…良い殺気だ…
漸く本領発揮って『ズアッ!』コトダナ!」


静かに殺気を立て始めたノアに、衝動的に【狂戦士状態】に入るギュラドスカル。


「オ"ォオオオオオオオッ!」ブォンッ!


【狂戦士状態】になったギュラドスカルはノアに向けて超速で巨斧を振り下ろす。

ガコッ!ザシュッ!メチッ!ドッ!ザシュザシュッ!

「ウゲェ、ォアアッ!?」ズザザッ!


<洗練された手業>を発動したノアは、巨斧の振り下ろしに合わせ、手首を掴んで<渾身>を発動。

手首を外し、太腿のカランビットナイフ2本を持ち手首、腕の腱を切断。

手首を固定して肘を破壊し、脇の下にナイフを突き入れ、首の両側をナイフで切り開かれた。

一瞬の内に6連撃を食らったギュラドスカルは大きく後退する。

 
「ウゲッ…エフッ…」

『チッ、まだ感覚が戻ってないか…
本当なら首の傷から腕を突っ込んで首の骨をへし折るまでが一連の流れだったんだがな…
ほら、さっさと殺し(壊し)てやるから掛かってこい。』
しおりを挟む
感想 1,253

あなたにおすすめの小説

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜

桜井正宗
ファンタジー
 能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。  スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。  真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

掘鑿王(くっさくおう)~ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち~

テツみン
ファンタジー
『掘削士』エリオットは、ダンジョンの鉱脈から鉱石を掘り出すのが仕事。 しかし、非戦闘職の彼は冒険者仲間から不遇な扱いを受けていた。 ある日、ダンジョンに入ると天災級モンスター、イフリートに遭遇。エリオットは仲間が逃げ出すための囮(おとり)にされてしまう。 「生きて帰るんだ――妹が待つ家へ!」 彼は岩の割れ目につるはしを打ち込み、崩落を誘発させ―― 目が覚めると未知の洞窟にいた。 貴重な鉱脈ばかりに興奮するエリオットだったが、特に不思議な形をしたクリスタルが気になり、それを掘り出す。 その中から現れたモノは…… 「えっ? 女の子???」 これは、不遇な扱いを受けていた少年が大陸一の大富豪へと成り上がっていく――そんな物語である。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~

きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。 洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。 レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。 しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。 スキルを手にしてから早5年――。 「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」 突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。 森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。 それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。 「どうせならこの森で1番派手にしようか――」 そこから更に8年――。 18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。 「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」 最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。 そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。

ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!

さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。 冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。 底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。 そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。  部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。 ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。 『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!

万物争覇のコンバート 〜回帰後の人生をシステムでやり直す〜

黒城白爵
ファンタジー
 異次元から現れたモンスターが地球に侵攻してくるようになって早数十年。  魔力に目覚めた人類である覚醒者とモンスターの戦いによって、人類の生息圏は年々減少していた。  そんな中、瀕死の重体を負い、今にもモンスターに殺されようとしていた外神クロヤは、これまでの人生を悔いていた。  自らが持つ異能の真価を知るのが遅かったこと、異能を積極的に使おうとしなかったこと……そして、一部の高位覚醒者達の横暴を野放しにしてしまったことを。  後悔を胸に秘めたまま、モンスターの攻撃によってクロヤは死んだ。  そのはずだったが、目を覚ますとクロヤは自分が覚醒者となった日に戻ってきていた。  自らの異能が構築した新たな力〈システム〉と共に……。

チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?

桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」  その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。  影響するステータスは『運』。  聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。  第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。  すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。  より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!  真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。 【簡単な流れ】 勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ 【原題】 『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

処理中です...