790 / 1,117
獣人国編~国交式典・解放・擬似的大氾濫~
攻撃✕ 食事◯
しおりを挟む
~ノアとセルトが接敵した直後~
『っ!何かが高速で来る!?
グリードはエルダークラーケンさんと共にあの蝶に!
ナサケさんはクリスト『ズザッ!』『ガギィンッ!』くっ!新手か!』
~その200メル後方~
(〔『また妙な術を使い、得体の知れない輩がノア殿と接敵したか!』〕)
ズボッ!
(〔直ぐにでも応援に向かいま…〕)
「待った。(ナサケ)」
〔『ぬぅん?』〕
〔ん?〕
″加速″を発動し、セルトがノアへ斬り掛かる光景を目撃した<人化>形態エルダークラーケンと<人化>形態グリードが急いで現場に向かおうとするのを制止するナサケ。
「これから私の″能力″で奴に″幻影″を見せます。
その隙にノア君が述べた指示の元行動しましょう。(ナサケ)」
〔″幻影″?
効果の程が分かりませんが、もし主様もその″幻影″を見たら混乱してしまうのでは…?〕
「それなら心配ない。
私の″幻影″は″何度も目にすると効果が薄れる″のだが、″彼は幾度も目にしていて、既に効果が無い″。
恐らく彼の目には、″素通りする我々の隣で、謎の人物が一人芝居を繰り広げている″光景を目の当たりにするだろうね。(ナサケ)」
〔『…?』〕
「…?(クリストフ)」
〔…よく分かりませんが、お任せしますわ。〕
「了解した。
それでは早速、【実像虚像(ドッペルゲンガー)】。(ナサケ)」
~で~
「む…ヤツめ名乗って無かったか…まぁ仕方無い。
その通り私は【魔王】軍配下にして【魔王】様より産み出された存在セルトだ。」
「おいセルト!どこ見て喋ってんだ隣見ろ!
くそっ!『ガォンッ!』『ガォンッ!』(イスケルダ)」
イスラエルの必死の呼び掛けも虚しく、ノアとは90°違う方向を見て名乗りを上げるセルト。
先んじてエボル・バトフライに向かっていった<人化>形態のエルダークラーケンと<人化>形態のグリードを迎え撃つ為、EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)を撃ちまくっていた。
「…という訳で彼と君には私の″能力″で″幻影″を見せている。
まぁ君には何度も会っているから、王都の時点で効き目が無くなっているけどね。(ナサケ)」
『今の今まで一切説明無かったから、やはりそう言った能力持ちだったんですね。
通りでよく出会すと思いましたよ。』
「とは言え、″幻影″を攻撃されると解除されるから、後は任せた。
健闘を祈るぞ、ノア君。(ナサケ)」
「御武運を。(クリストフ)」
『おぅ。』
ナサケとクリストフは、手短に話した後に駆けていった。
すると直ぐに
「″減速″!」
『っと、早そぉくぅかぁ(早速か!)…』ンザァアッ…!
セルトが何やら口にすると、途端にノアの体感時間が延び始めた。
自身では高速でダッシュしたつもりでも、通常時の小走りと何ら変わり無い速度で、高速移動するセルトの後を追う。
都合良く近場で動きを止めたセルトが虚空を斬り裂いた直後にピタリと動きを止め、左右をキョロキョロと見回していた。
セルトがどんな″幻影″を見ていたかは定かでは無いが、これは攻撃のチャンスである。
「…何が…『ォン…』ん?」
ゴシャッ!
「ぶぉっ!?」『プツン!』
ボケッと佇むセルトの側頭部をノアの荒鬼神ノ化身が容赦無く襲う。
それと同時に″減速″は解除された。
『せぇぇんとぅおぅちぃゅう(戦闘中)に余所見は良くないんじゃない?』
ピピッ!
″装甲耐久力が82%までダウン!
装甲耐久力が82%までダウン!″
「何っ!?そのアナウンスはさっき…
もしや私は幻覚を見ていたのか!?」
自身の装備からの報せを受け、一発で″幻影″を見ていたと判断したセルト。
するとノアは
『あぁそうさ!仲間をあのクソデカ蝶に向かわせる為の″幻覚″さ。
まんまと引っ掛かってくれて助かるよ″セルト″。』
「くっ!『チャキッ!』」
ガガンッ!ガンッ!
チュ『チュインッ!』チュインッ!
セルトはMP-G(魔力貫通銃)をノアに向けて発砲。対するノアは荒鬼神ノ化身で以て迎撃。
ちなみにノアは弾丸自体は見えておらず、荒鬼神ノ化身を射線に置いている″だけ″である。
フリアダビアではドワーフ達の魔改造ガトリング砲、ラインハードの居た宝物庫でも機兵のガトリングを目撃している為、弓と同様″射線上に物体を射出する道具″である事を理解出来ていれば、ノアにとっては何て事の無い事である。
「チッ!」
片やセルトは焦っていた。
先程ナサケの首を撥ね飛ばした事で″幻影″は霧散し、″幻覚″を見させられていたと気付いた。
つまり、″少しでもダメージを受ければ解除される幻覚″というのはセルトも理解出来た。
目の前に立つノアが″幻覚″を見せた張本人(本当はナサケ)だと思っているセルトは、不意を突いてMP-G(魔力貫通銃)を発射し、今見ている光景が″幻覚″で無いかどうかを確認しようとしたが失敗に終わった。
その為、エボル・バトフライの下に<人化>形態のエルダークラーケンと<人化>形態のグリードが攻撃を仕掛けている光景も本当かどうかが分からず、″無闇に動けなくなってしまった″のである。
「おいセルトォ!何素通りさせてんだぁっ!
コイツら1人じゃ手に負えねぇぞっ!(イスケルダ)」
「くっ…!」
『行ったら良いじゃないですか!
追いはしますけど止めはしませんよ?
まぁ行った所で″あの2人″を止められるとは思いませんけどねぇ!』
「ほざけぇっ!」
ガガンッ!シャキィンッ!
セルトはMP-G(魔力貫通銃)をぶっ放しつつ、SPV-B(超出力振動ブレード)を手にしてノアへと斬り掛かっていった。
~エボル・バトフライ上~
〔『ぬぅんっ!』〕
『『ドゴォアッ!』』
グヂャッ!ブシャァアアッ!
[ッギィィイイイッ!]
羽化直後のエボル・バトフライは、悲鳴混じりの咆哮を上げつつ、頭部から緑色の体液を噴き出して悶えていた。
自身の上で暴れている存在を振り落とそうと身を捩ってはいるが、それを意に介さずに巨岩の如き拳を打ち込み続けている。
いくら″造魔核″を2つも搭載し、恐るべき再生力と生命力を持ったエボル・バトフライとは言え、直径10メルもある巨岩の様な拳が毎秒打ち突けられれば、破壊力が再生力を凌駕し、絶命するのも時間の問題と言えた。
だが、エボル・バトフライ死守を託されたイスケルダも、ただ指を咥えて見ている訳も無く
ゴゴゴゴゴゴゴゴンッ!ゴゴンッ!ドゴンッ!
『ドドンッ!『『ドガァッ!』』ズガァッ!』『ボガァンッ!』
「オオオオオオオオオッ!一体何なんだコイツはぁっ!
旧型とは言え、EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)をこれだけぶっ放してビクともしないモンスターなんてこの世界には居ないハズだろぅがぁっ!」
〔『がははははっ!日々海底風呂(マグマ)に浸かっている我にその様な攻撃は温い温い!』〕
『『ドチャッ!』』
[ッギィィァアッ!!]
吐き捨てる様に文句を言いながらも、エボル・バトフライの上で暴れている<人化>形態のエルダークラーケンに向けてEMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)を撃ち続けるイスケルダ。
だが甲殻の所々が赤熱する程度で、攻撃の手を緩めさせるまでには至っていない。
ズリ…
「!?」
そんなイスケルダを最も恐れさせる存在が音も無く背後から近付く。
「うお『ガ『ブチブチッ!』ッヅァアアアッ!?」
ピーッ!ピーッ!
″左腕欠損!左腕欠損!至急応急手当が必要です!
装甲耐久力が64%までダウン!
衝撃吸収材・流動体の漏出により継続的な耐久力の低下が
「五月蝿い!黙ってろ!
武器使用権限!″HRAS-SG300(高連射自動索敵セントリーガン)″を食い千切られた″左腕″に寄越せ!今すぐ!」
ズズズ…
″了解しました。
″HRAS-SG300(高連射自動索敵セントリーガン)″の使用を許可し『ゴリンッ!』
「……っ…!」
バリンッ!プスンッ!ボリボリ…
〔…歯応えは良い。でも味薄い、魔力は程々。
良いわねその″手品″、次は?〕ポリポリ…
左腕を食い千切られたイスケルダが次の武装を展開するも、″武装そのもの″を食い千切られた。
新たな武装を展開すれば即座に食らい付いてくるグリードに、イスケルダは思考が停止し掛かっていた。
『っ!何かが高速で来る!?
グリードはエルダークラーケンさんと共にあの蝶に!
ナサケさんはクリスト『ズザッ!』『ガギィンッ!』くっ!新手か!』
~その200メル後方~
(〔『また妙な術を使い、得体の知れない輩がノア殿と接敵したか!』〕)
ズボッ!
(〔直ぐにでも応援に向かいま…〕)
「待った。(ナサケ)」
〔『ぬぅん?』〕
〔ん?〕
″加速″を発動し、セルトがノアへ斬り掛かる光景を目撃した<人化>形態エルダークラーケンと<人化>形態グリードが急いで現場に向かおうとするのを制止するナサケ。
「これから私の″能力″で奴に″幻影″を見せます。
その隙にノア君が述べた指示の元行動しましょう。(ナサケ)」
〔″幻影″?
効果の程が分かりませんが、もし主様もその″幻影″を見たら混乱してしまうのでは…?〕
「それなら心配ない。
私の″幻影″は″何度も目にすると効果が薄れる″のだが、″彼は幾度も目にしていて、既に効果が無い″。
恐らく彼の目には、″素通りする我々の隣で、謎の人物が一人芝居を繰り広げている″光景を目の当たりにするだろうね。(ナサケ)」
〔『…?』〕
「…?(クリストフ)」
〔…よく分かりませんが、お任せしますわ。〕
「了解した。
それでは早速、【実像虚像(ドッペルゲンガー)】。(ナサケ)」
~で~
「む…ヤツめ名乗って無かったか…まぁ仕方無い。
その通り私は【魔王】軍配下にして【魔王】様より産み出された存在セルトだ。」
「おいセルト!どこ見て喋ってんだ隣見ろ!
くそっ!『ガォンッ!』『ガォンッ!』(イスケルダ)」
イスラエルの必死の呼び掛けも虚しく、ノアとは90°違う方向を見て名乗りを上げるセルト。
先んじてエボル・バトフライに向かっていった<人化>形態のエルダークラーケンと<人化>形態のグリードを迎え撃つ為、EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)を撃ちまくっていた。
「…という訳で彼と君には私の″能力″で″幻影″を見せている。
まぁ君には何度も会っているから、王都の時点で効き目が無くなっているけどね。(ナサケ)」
『今の今まで一切説明無かったから、やはりそう言った能力持ちだったんですね。
通りでよく出会すと思いましたよ。』
「とは言え、″幻影″を攻撃されると解除されるから、後は任せた。
健闘を祈るぞ、ノア君。(ナサケ)」
「御武運を。(クリストフ)」
『おぅ。』
ナサケとクリストフは、手短に話した後に駆けていった。
すると直ぐに
「″減速″!」
『っと、早そぉくぅかぁ(早速か!)…』ンザァアッ…!
セルトが何やら口にすると、途端にノアの体感時間が延び始めた。
自身では高速でダッシュしたつもりでも、通常時の小走りと何ら変わり無い速度で、高速移動するセルトの後を追う。
都合良く近場で動きを止めたセルトが虚空を斬り裂いた直後にピタリと動きを止め、左右をキョロキョロと見回していた。
セルトがどんな″幻影″を見ていたかは定かでは無いが、これは攻撃のチャンスである。
「…何が…『ォン…』ん?」
ゴシャッ!
「ぶぉっ!?」『プツン!』
ボケッと佇むセルトの側頭部をノアの荒鬼神ノ化身が容赦無く襲う。
それと同時に″減速″は解除された。
『せぇぇんとぅおぅちぃゅう(戦闘中)に余所見は良くないんじゃない?』
ピピッ!
″装甲耐久力が82%までダウン!
装甲耐久力が82%までダウン!″
「何っ!?そのアナウンスはさっき…
もしや私は幻覚を見ていたのか!?」
自身の装備からの報せを受け、一発で″幻影″を見ていたと判断したセルト。
するとノアは
『あぁそうさ!仲間をあのクソデカ蝶に向かわせる為の″幻覚″さ。
まんまと引っ掛かってくれて助かるよ″セルト″。』
「くっ!『チャキッ!』」
ガガンッ!ガンッ!
チュ『チュインッ!』チュインッ!
セルトはMP-G(魔力貫通銃)をノアに向けて発砲。対するノアは荒鬼神ノ化身で以て迎撃。
ちなみにノアは弾丸自体は見えておらず、荒鬼神ノ化身を射線に置いている″だけ″である。
フリアダビアではドワーフ達の魔改造ガトリング砲、ラインハードの居た宝物庫でも機兵のガトリングを目撃している為、弓と同様″射線上に物体を射出する道具″である事を理解出来ていれば、ノアにとっては何て事の無い事である。
「チッ!」
片やセルトは焦っていた。
先程ナサケの首を撥ね飛ばした事で″幻影″は霧散し、″幻覚″を見させられていたと気付いた。
つまり、″少しでもダメージを受ければ解除される幻覚″というのはセルトも理解出来た。
目の前に立つノアが″幻覚″を見せた張本人(本当はナサケ)だと思っているセルトは、不意を突いてMP-G(魔力貫通銃)を発射し、今見ている光景が″幻覚″で無いかどうかを確認しようとしたが失敗に終わった。
その為、エボル・バトフライの下に<人化>形態のエルダークラーケンと<人化>形態のグリードが攻撃を仕掛けている光景も本当かどうかが分からず、″無闇に動けなくなってしまった″のである。
「おいセルトォ!何素通りさせてんだぁっ!
コイツら1人じゃ手に負えねぇぞっ!(イスケルダ)」
「くっ…!」
『行ったら良いじゃないですか!
追いはしますけど止めはしませんよ?
まぁ行った所で″あの2人″を止められるとは思いませんけどねぇ!』
「ほざけぇっ!」
ガガンッ!シャキィンッ!
セルトはMP-G(魔力貫通銃)をぶっ放しつつ、SPV-B(超出力振動ブレード)を手にしてノアへと斬り掛かっていった。
~エボル・バトフライ上~
〔『ぬぅんっ!』〕
『『ドゴォアッ!』』
グヂャッ!ブシャァアアッ!
[ッギィィイイイッ!]
羽化直後のエボル・バトフライは、悲鳴混じりの咆哮を上げつつ、頭部から緑色の体液を噴き出して悶えていた。
自身の上で暴れている存在を振り落とそうと身を捩ってはいるが、それを意に介さずに巨岩の如き拳を打ち込み続けている。
いくら″造魔核″を2つも搭載し、恐るべき再生力と生命力を持ったエボル・バトフライとは言え、直径10メルもある巨岩の様な拳が毎秒打ち突けられれば、破壊力が再生力を凌駕し、絶命するのも時間の問題と言えた。
だが、エボル・バトフライ死守を託されたイスケルダも、ただ指を咥えて見ている訳も無く
ゴゴゴゴゴゴゴゴンッ!ゴゴンッ!ドゴンッ!
『ドドンッ!『『ドガァッ!』』ズガァッ!』『ボガァンッ!』
「オオオオオオオオオッ!一体何なんだコイツはぁっ!
旧型とは言え、EMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)をこれだけぶっ放してビクともしないモンスターなんてこの世界には居ないハズだろぅがぁっ!」
〔『がははははっ!日々海底風呂(マグマ)に浸かっている我にその様な攻撃は温い温い!』〕
『『ドチャッ!』』
[ッギィィァアッ!!]
吐き捨てる様に文句を言いながらも、エボル・バトフライの上で暴れている<人化>形態のエルダークラーケンに向けてEMR-PB60(炸裂魔力徹甲弾)を撃ち続けるイスケルダ。
だが甲殻の所々が赤熱する程度で、攻撃の手を緩めさせるまでには至っていない。
ズリ…
「!?」
そんなイスケルダを最も恐れさせる存在が音も無く背後から近付く。
「うお『ガ『ブチブチッ!』ッヅァアアアッ!?」
ピーッ!ピーッ!
″左腕欠損!左腕欠損!至急応急手当が必要です!
装甲耐久力が64%までダウン!
衝撃吸収材・流動体の漏出により継続的な耐久力の低下が
「五月蝿い!黙ってろ!
武器使用権限!″HRAS-SG300(高連射自動索敵セントリーガン)″を食い千切られた″左腕″に寄越せ!今すぐ!」
ズズズ…
″了解しました。
″HRAS-SG300(高連射自動索敵セントリーガン)″の使用を許可し『ゴリンッ!』
「……っ…!」
バリンッ!プスンッ!ボリボリ…
〔…歯応えは良い。でも味薄い、魔力は程々。
良いわねその″手品″、次は?〕ポリポリ…
左腕を食い千切られたイスケルダが次の武装を展開するも、″武装そのもの″を食い千切られた。
新たな武装を展開すれば即座に食らい付いてくるグリードに、イスケルダは思考が停止し掛かっていた。
32
あなたにおすすめの小説
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる
暁刀魚
ファンタジー
社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。
なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。
食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。
そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」
コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。
かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる