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ヴァリエンテ領・大規模氾濫掃討戦編~街(前哨基地)建設~
説明プリーズ!
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~前回のあらすじ~
亜龍ぶっ殺すマンとなったノアが善戦。
お互いに大技を放とうとした所で暦(時)の神様″暦″が仲裁。
何故か亜龍も″暦″の事を知っている様子。
キコキコキコーン♪(謎のSE。)
〝翻訳混薬(ホンヤクコンヤク)~!〟
『……。』
《……。》
〝…と、取り敢えずこの丸薬を飲んで下さい!〟
『絶対や
ダバダバと普段走る事の無い暦が大慌てで駆け込んで来るかと思えば、懐から如何にも怪しげな小瓶を取り出しつつ中から謎の丸薬を取り出してノアと亜龍に「飲め」と言ってきた。
何の説明も無い登場である為、尚の事拒否するノアだが
パチンッ!(指パッチン。)
だ』
『ピタッ。』(全ての″時″が停止。)
〝そぉいっ!〟ポイッ!ポイッ!(丸薬投擲。)
スポ。(ノアの口内にin。)
コロン。(亜龍の口内にin。)
パチンッ!(再び指パッチン。)
っ!…ングッ!?
な、何か喉に入った…!?』
《暦殿…一体何を…む?″言葉″が分かるぞ?
貴様、龍族の言語を話せたのか?》
『けほっ…あれ?コイツの″言葉″が分かる…?
何だお前話せたのなら最初から話せよ。』
《は?》
『あ?』
〝はいストップ!ストーップ!
説明しますからお互いカッカしないで下さいね!〟
ノアの『絶対やだ!』の『だ!』に合わせて暦が″時間を止め″、謎の丸薬を無理矢理口内に投げ込まれた途端、後ろに居た亜龍の″言葉″が理解出来る様になった。
お互いほぼ同時であった為、お互いに元々話せたと疑って掛かった。
が、考えずとも原因は暦にある事が分かるだろう。
『翻訳混薬(ホンヤクコンヤク)』…時の神様″暦″が、知り合いの言葉の神様″コトサカ″からパクってきたチートアイテム。
飲めばどんな種族の言語ですら理解可能。
〝えー、今回私がやって来たのは他でもありません。お二人の死合いを止めに…〟
『は?10年前に虚仮にされた奴と気配が同じだったから仕返した?
俺今年15だぞ?5才で何が出来るってんだ?』
《姿形は変装していたので見てはおらんが気配は間違いなく貴様であった!》
『ほーん。つまりアンタ、剣すら握った事の無い5才の子供に良い様に弄ばれたって事ね?』
《な、何だと…?》ワナワナ…
〝ああああ!意志疎通出来たら落ち着くかと思ったのに、よりギスギスしちゃってんじゃないですかぁっ!
ね?聞いて!お願いだから先ずは話聞いて!〟
言葉が通じた事で余計険悪なムードとなるノアと亜龍は、暦の説明に一切耳を貸そうとしなかった。
なのでその後再び両者間に割って入り、説明を聞いて貰う様に頼み込んだのであった。
〝『四季龍インヴェルノ』、単刀直入に言いますね?
″彼(ノア)とは確かに10年前に遭遇していますが、彼が貴方と会うのは今日が初″です。
この意味、理解して貰えると助かるのですが…〟
『んん?』
《…なる程、通りでこの者に身に覚えが無い様であるし、年齢的に無理がある訳ですな。》
〝理解が早くて助かります。〟
『ちょ…何でそんなにあっさり納得して…
え?どういう事なの暦さん?』
『四季龍インヴェルノ』は既にノアと会っているが、ノアは亜龍とは初対面。
何とも矛盾する事を告げられたノアは混乱し、『四季龍インヴェルノ』はすんなり理解して受け入れていた。
今更だがこの亜龍は『四季龍インヴェルノ』と言い、名前の通り″四季″に関する亜龍である。
『四季龍インヴェルノ』…文字通り『四季』に関係し、別名『季節を運ぶ者』と呼ばれている。
他に三つの亜龍が存在し、その中で″冬″の役割を担っている。
季節に関連している為、地母神等とも知り合いで、暦とも顔馴染みである。
〝ごめんなさい!これ以上は私の口から言える事は出来ないんです!〟
『えええっ!?』
〝今回私がやって来たのも、こちらの事情をある程度理解している『四季龍インヴェルノ』とノアさんが敵対して欲しくなくてやって来たのです!〟
一番説明が必要であろうノアには何も説明出来ないと言う暦。
当たり前ではあるがノアは微妙に納得出来ていない。
『ちょ…じゃあ俺のこのやり場の無い怒りはどうしたら良いんです?
顔の左半分血塗れで腕も毎度の事ながら折れてるのに…!』
《それについては謝罪する。
お主が″変革者″だと知らなかったのだ。》
『ちょおい!また新たな単語出てきたよ!?』
〝怪我については″時間を戻して″対応しますので、それで何とか…
やり場の無い昂りは彼女さん達で発散して貰って…〟
『いやらしく聞こえるからその言い方止めて!』
″変革者″と言う新たなワードも飛び出すが、やはり暦からの説明は無い。
後サラッと言っているが、暦の権限を行使して時間を戻し、怪我を″無かった事″にするとの事だ。
〝本当に説明出来なくてごめんなさい!
これは必要な″イベント″!どうしてもこの″イベント″は踏む必要があって…〟
『だったら次々と引っ掛かる単語を引っ張り出して来ないでぇ!』
″変革者″に続いて″イベント″なるワードが飛び出すが、やっぱり暦からの説明は無い。
ある程度事情を理解しているハズの『四季龍インヴェルノ』も閉口していた。
〝と、取り敢えず、さっき2人が出会した所まで時間を戻しますね!
本当は″制約″がありますが、今回は私からのサービスです。〟
『…本当に最後まで説明無いんだね。』
《伝えねばならぬ事は多分にあるが、これに関しては説明出来んのだ、許されよ。》
早口で話す暦はただひたすらに目を泳がしてノアとは視線を合わせてこない。
神様から〝話せない〟と言われてしまったら、亜龍からも何も言えないのだろう。
《先程の非礼を詫びよう。
納得出来ないだろうがこれからは良き隣人として接してくれ。
だが、お主も時が来たら謝って欲しいものだ。
私は10年に渡り腹を煮えたぎらせていたのだからな。》
『わ″がり″ま″じだ。』
身に覚えの無い行動で謝罪する事を約束させられ、終始納得のいかないノアであった。
~後の暦・現世では無い何処かの場所~
〝…これで良かったのですか?〟
『あぁ、勿論。』
〝良いのですか?
″神の力を行使する所″を見せて。
しかも″制約″がある事を話してしまったら、あの少年なら″気付いて″しまうでしょう?〟
『良い。これも含めて″彼にとってのイベント″なのだ。
この″イベント″を踏まなければ後々厄介になるからな。』
〝…それならこの先起こる暦は…いえ、何でもありません。
3時間後、また現世に向かいます。
良いですね?″神様″。〟
亜龍ぶっ殺すマンとなったノアが善戦。
お互いに大技を放とうとした所で暦(時)の神様″暦″が仲裁。
何故か亜龍も″暦″の事を知っている様子。
キコキコキコーン♪(謎のSE。)
〝翻訳混薬(ホンヤクコンヤク)~!〟
『……。』
《……。》
〝…と、取り敢えずこの丸薬を飲んで下さい!〟
『絶対や
ダバダバと普段走る事の無い暦が大慌てで駆け込んで来るかと思えば、懐から如何にも怪しげな小瓶を取り出しつつ中から謎の丸薬を取り出してノアと亜龍に「飲め」と言ってきた。
何の説明も無い登場である為、尚の事拒否するノアだが
パチンッ!(指パッチン。)
だ』
『ピタッ。』(全ての″時″が停止。)
〝そぉいっ!〟ポイッ!ポイッ!(丸薬投擲。)
スポ。(ノアの口内にin。)
コロン。(亜龍の口内にin。)
パチンッ!(再び指パッチン。)
っ!…ングッ!?
な、何か喉に入った…!?』
《暦殿…一体何を…む?″言葉″が分かるぞ?
貴様、龍族の言語を話せたのか?》
『けほっ…あれ?コイツの″言葉″が分かる…?
何だお前話せたのなら最初から話せよ。』
《は?》
『あ?』
〝はいストップ!ストーップ!
説明しますからお互いカッカしないで下さいね!〟
ノアの『絶対やだ!』の『だ!』に合わせて暦が″時間を止め″、謎の丸薬を無理矢理口内に投げ込まれた途端、後ろに居た亜龍の″言葉″が理解出来る様になった。
お互いほぼ同時であった為、お互いに元々話せたと疑って掛かった。
が、考えずとも原因は暦にある事が分かるだろう。
『翻訳混薬(ホンヤクコンヤク)』…時の神様″暦″が、知り合いの言葉の神様″コトサカ″からパクってきたチートアイテム。
飲めばどんな種族の言語ですら理解可能。
〝えー、今回私がやって来たのは他でもありません。お二人の死合いを止めに…〟
『は?10年前に虚仮にされた奴と気配が同じだったから仕返した?
俺今年15だぞ?5才で何が出来るってんだ?』
《姿形は変装していたので見てはおらんが気配は間違いなく貴様であった!》
『ほーん。つまりアンタ、剣すら握った事の無い5才の子供に良い様に弄ばれたって事ね?』
《な、何だと…?》ワナワナ…
〝ああああ!意志疎通出来たら落ち着くかと思ったのに、よりギスギスしちゃってんじゃないですかぁっ!
ね?聞いて!お願いだから先ずは話聞いて!〟
言葉が通じた事で余計険悪なムードとなるノアと亜龍は、暦の説明に一切耳を貸そうとしなかった。
なのでその後再び両者間に割って入り、説明を聞いて貰う様に頼み込んだのであった。
〝『四季龍インヴェルノ』、単刀直入に言いますね?
″彼(ノア)とは確かに10年前に遭遇していますが、彼が貴方と会うのは今日が初″です。
この意味、理解して貰えると助かるのですが…〟
『んん?』
《…なる程、通りでこの者に身に覚えが無い様であるし、年齢的に無理がある訳ですな。》
〝理解が早くて助かります。〟
『ちょ…何でそんなにあっさり納得して…
え?どういう事なの暦さん?』
『四季龍インヴェルノ』は既にノアと会っているが、ノアは亜龍とは初対面。
何とも矛盾する事を告げられたノアは混乱し、『四季龍インヴェルノ』はすんなり理解して受け入れていた。
今更だがこの亜龍は『四季龍インヴェルノ』と言い、名前の通り″四季″に関する亜龍である。
『四季龍インヴェルノ』…文字通り『四季』に関係し、別名『季節を運ぶ者』と呼ばれている。
他に三つの亜龍が存在し、その中で″冬″の役割を担っている。
季節に関連している為、地母神等とも知り合いで、暦とも顔馴染みである。
〝ごめんなさい!これ以上は私の口から言える事は出来ないんです!〟
『えええっ!?』
〝今回私がやって来たのも、こちらの事情をある程度理解している『四季龍インヴェルノ』とノアさんが敵対して欲しくなくてやって来たのです!〟
一番説明が必要であろうノアには何も説明出来ないと言う暦。
当たり前ではあるがノアは微妙に納得出来ていない。
『ちょ…じゃあ俺のこのやり場の無い怒りはどうしたら良いんです?
顔の左半分血塗れで腕も毎度の事ながら折れてるのに…!』
《それについては謝罪する。
お主が″変革者″だと知らなかったのだ。》
『ちょおい!また新たな単語出てきたよ!?』
〝怪我については″時間を戻して″対応しますので、それで何とか…
やり場の無い昂りは彼女さん達で発散して貰って…〟
『いやらしく聞こえるからその言い方止めて!』
″変革者″と言う新たなワードも飛び出すが、やはり暦からの説明は無い。
後サラッと言っているが、暦の権限を行使して時間を戻し、怪我を″無かった事″にするとの事だ。
〝本当に説明出来なくてごめんなさい!
これは必要な″イベント″!どうしてもこの″イベント″は踏む必要があって…〟
『だったら次々と引っ掛かる単語を引っ張り出して来ないでぇ!』
″変革者″に続いて″イベント″なるワードが飛び出すが、やっぱり暦からの説明は無い。
ある程度事情を理解しているハズの『四季龍インヴェルノ』も閉口していた。
〝と、取り敢えず、さっき2人が出会した所まで時間を戻しますね!
本当は″制約″がありますが、今回は私からのサービスです。〟
『…本当に最後まで説明無いんだね。』
《伝えねばならぬ事は多分にあるが、これに関しては説明出来んのだ、許されよ。》
早口で話す暦はただひたすらに目を泳がしてノアとは視線を合わせてこない。
神様から〝話せない〟と言われてしまったら、亜龍からも何も言えないのだろう。
《先程の非礼を詫びよう。
納得出来ないだろうがこれからは良き隣人として接してくれ。
だが、お主も時が来たら謝って欲しいものだ。
私は10年に渡り腹を煮えたぎらせていたのだからな。》
『わ″がり″ま″じだ。』
身に覚えの無い行動で謝罪する事を約束させられ、終始納得のいかないノアであった。
~後の暦・現世では無い何処かの場所~
〝…これで良かったのですか?〟
『あぁ、勿論。』
〝良いのですか?
″神の力を行使する所″を見せて。
しかも″制約″がある事を話してしまったら、あの少年なら″気付いて″しまうでしょう?〟
『良い。これも含めて″彼にとってのイベント″なのだ。
この″イベント″を踏まなければ後々厄介になるからな。』
〝…それならこの先起こる暦は…いえ、何でもありません。
3時間後、また現世に向かいます。
良いですね?″神様″。〟
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