4 / 5
第一章 学園編
Episode 4
しおりを挟む
峰村涼太はサラ・ツインベールことサラを追いかけ、宛もなく探していた。
教室や体育館などを周ったが見つからず。 ひとまず休憩しようと、峰村本人もよく行く屋上へと足を運んだ。
「はぁ……はぁ……いない、どこに行ったんだよ。 いかん、疲れた。 (ひとまず休むか、こういう時は、落ち着く屋上だな)」
ドアノブを触ろうとした時、ドアは少し開いていて、声が聞こえた。
耳を澄ますと、なにやら独り言のようで、その声の主はサラだった。
「またやっちゃった。 どうして私はいつもこう……カレンの事、ホントは尊敬してるのに。 私って、最低ね。 自分優先で、私の問題なのに、その八つ当たりを、会う度にカレンにぶつけて。 カレン、きっと私の事、嫌いよね。 むしろ憎いまであるわよね。 はぁ……どうしよう、正直チームの宛なんかないし、というかカッコつけて、チーム勧誘全部断っちゃってるしな、カレンと同じチームになりたくて、なのにもぉー! どうして私はいつもいつも!」
峰村涼太は、話したいと思いつつも、今はそっとしておこうと、というより気まずさでその場から離れようとした時、サラに気配を察知された。
「! 誰!」
「……」
気まずいと思いつつ、峰村涼太はドアを開け、姿を現した。
「なんだ……アンタか」
「すいませんね、カレン先輩じゃなくて」
「ふんっ……別にそんな……え?」
「あ……」
「アンタ……今、なんて?」
「いや、なんでも、失礼しましたぁ~」
立ち去ろうとしたが、サラに制服を掴まれ、逃げられなかった。
「コラ待ちなさいよ! 逃がさないわよ! アンタどこまで、というか……いつからいたのよ!」
「わ……割と初め……から」
「でしょうねぇ!! もう我慢できない、やっぱり貴方は変態、てかストーカーよ! なんでここに来るのよ変質者そのものじゃない! いくら私が美少女で! 魅力的でも! やってはいけないラインぐらい分かるでしょ!」
「おま! そういうのは、自分で言わないからこそ魅力的だと言うのにぃ~」
「ふんっ! そんなのアニメの見すぎよ! あれは男に都合の良い女の子が出てきて、しかも皆可愛くて、なんで自分が主人公でもないのに、モテた気になっているのかしら、全く理解できない!」
気づけば二人はお互いの両手を掴み、取っ組み合いなり、ひたすら激しく語り合っていた。
「それ以上は聞き捨てならないなサラさんよぉ! アニメは日本の文化! いや世界に誇れる最大最高級のエンターテイメント! それを! お嬢様なのに知らないのかよ!」
「あら馬鹿にしないでくれます! こちとらアニメは小さい頃からずっと見てるわよ! なんならクッションとかアニメグッズだらけですよ私の部屋! でも! 私は! お嬢様だから! コミケに行けない! ホントはいかなる手段を使ってでも行きたいと言うのに! あぁ! 全く美少女お嬢様は大変よ!」
「あぁそうですかい、俺はニュースは見ないが、アニメは見てるぞ! 特に美少女がたくさん出てくるアニメなんて推しを選びきれない毎日さ!」
「男なら一途に一人を愛しなさいよ! なにが推しよ! 推しは一人でしょ! なに他のアニメ見て推し変えてるのよ! これだから男は!ていうかそもそもアニメの女の子が可愛いなんて当たり前じゃない! 皆魅力的すぎて私なんか一時期自分が惨めに感じて泣いちゃったわよ! 皆素敵すぎよもぉ!!!」
アニメの語り合いを始め、気づけば十分経っていた。
「はぁ……はぁ……なかなかやるじゃないかお嬢様、まさかアニメをご覧になっていたとは」
「私だって、お嬢様と言えど女子ですから、というか一人のアニメが好きな乙女ですから、BLも百合も、なんだって大好物。 でもまさか貴方と話が合うとは、予想外だったわ」
「俺も……そうだよ」
「ふぅ……疲れた。 こんなに激しく話しのはいつぶりだろうか、貴方のお陰で、気が紛れたわ、ありがとう」
「いえ、こちらこそ。まさかこうなるとは、予想外だったけど」
「というか、なんで貴方は屋上へ? 話に夢中で忘れてたけど」
「あぁ……その件だが、さっきの続きだよ」
「アニメの?」
「いやそっちじゃない、その前だ」
「……あぁ、なるほど」
「あぁまで思ってるのに、どうして」
「峰村涼太君、だったわよね」
「うん」
「少し、聞いてくれない?」
「うん」
「私、サラ・ツインベールは、ツインベール家の人間として、トーマスランド家同様、天才であることが、当たり前なのよ。 天才でなければ、意味がない。 そう教わってきた」
「(そう言えばカレン先輩も、言ってたな)」
「でも私は知ってる。 修行で満足いかないと思った時、私はいつも修練場に行くんだけど、そこには必ずカレンが誰よりも早くいて、毎日一人で黙々と木剣を振るっていた。 手がボロボロになろうが、いつもいつも。 凄かったわ、そのストイックさに、正直尊敬すらあった」
「なら、どうして」
「自分でも分からない。 でも、原因は私よ」
「サラさんに?」
「私は天才剣士なんて言われてるけど、正直言われたくなかった」
「どうして?」
「怖いのよ。 皆が、皆の目が、皆の期待が、確かに私は、人の何倍も魔法の適正はあるし、器用だとも感じている。 でもそれ故に、失敗は絶対に許されない、失敗なんてすれば、きっと私の価値なんてない。 だから私は、カレンには絶対言えないけど、羨ましかった。 失敗を恐れず、何度も木剣の振るい方や型の練習を、何度も何度も積み重ね、その上にカレンの強さがある。 カレンとはよく勝負するんだけどね。 引き分けなのよ、絶対、カレンの方が、強いに決まってるのに。 私なんかより、カレンの方が、天才であるべきよ、そしてカレンならきっと人類最強剣士にだってなれる。 ソードマスターが世に現れたのはたった一度だけ、それほどの名誉と実力なのよ。 それに初代ソードマスターは、魔法の適正がなかったって噂だし、きっとそういう事なのよ」
「サラ……」
「なのに私は、見苦しい嫉妬で、いつもカレンに当たって、ホント……最低」
サラ・ツインベールは、天才と呼ばれた特別な剣士。 だがそれ故に彼女は周りの目が怖かった。 失敗が絶対に許されない。 カレンと勝負して、勝敗以上に、彼女はただ純粋に、カレンとたくさん勝負したい。 それこそ自由に、彼女の心は、ひたすらに自由な、決闘を求めていた。
「ホントはカレンのチームに入りたい。 でも、こんな私は、そんな資格も、価値だって……」
「入りたいんだな、チームに」
「そりゃあ」
「じゃあ、それでいいじゃん」
「え?」
「正直、サラの辛さを、分かるなんて、そんな事は口にできないし、できるもんでもないと思う。 名家の事情だって、俺はよく知る訳でもない。 でもサラ、君は、【ミスト】に来た。 それだけで、答えは出てるさ」
「!」
「学園の生徒である前に。 サラは、サラ・ツインベールという一人の女の子の人生は、なにをするにも、全ての決定権は君が握っている。 他の誰でもない、君なんだ」
「私が……でも、ホントに……良いのかな」
「うん、ここには、君の気にする視線もなにもかもない。 君にあるのは自由だ。 障害があっても、その時は俺が取り除く。 だから、したいこと、していいんだ、サラ」
「どうして、そこまで」
「俺がそうしたい、それだけだよ」
「お人好しが過ぎるわね、バカなやつ」
選択の自由、それに味方であるという宣言。峰村涼太の言葉は、確かにサラ・ツインベールの心に響き、涙を流す。
「私、決めたわ。 カレンに謝りたい、これまでのこと、そして入りたい、カレンのチームに」
「じゃあ、行こうぜ」
手を差し伸べる峰村涼太。
「えぇ」
その手をとり、カレンの所へと向かう。
教室や体育館などを周ったが見つからず。 ひとまず休憩しようと、峰村本人もよく行く屋上へと足を運んだ。
「はぁ……はぁ……いない、どこに行ったんだよ。 いかん、疲れた。 (ひとまず休むか、こういう時は、落ち着く屋上だな)」
ドアノブを触ろうとした時、ドアは少し開いていて、声が聞こえた。
耳を澄ますと、なにやら独り言のようで、その声の主はサラだった。
「またやっちゃった。 どうして私はいつもこう……カレンの事、ホントは尊敬してるのに。 私って、最低ね。 自分優先で、私の問題なのに、その八つ当たりを、会う度にカレンにぶつけて。 カレン、きっと私の事、嫌いよね。 むしろ憎いまであるわよね。 はぁ……どうしよう、正直チームの宛なんかないし、というかカッコつけて、チーム勧誘全部断っちゃってるしな、カレンと同じチームになりたくて、なのにもぉー! どうして私はいつもいつも!」
峰村涼太は、話したいと思いつつも、今はそっとしておこうと、というより気まずさでその場から離れようとした時、サラに気配を察知された。
「! 誰!」
「……」
気まずいと思いつつ、峰村涼太はドアを開け、姿を現した。
「なんだ……アンタか」
「すいませんね、カレン先輩じゃなくて」
「ふんっ……別にそんな……え?」
「あ……」
「アンタ……今、なんて?」
「いや、なんでも、失礼しましたぁ~」
立ち去ろうとしたが、サラに制服を掴まれ、逃げられなかった。
「コラ待ちなさいよ! 逃がさないわよ! アンタどこまで、というか……いつからいたのよ!」
「わ……割と初め……から」
「でしょうねぇ!! もう我慢できない、やっぱり貴方は変態、てかストーカーよ! なんでここに来るのよ変質者そのものじゃない! いくら私が美少女で! 魅力的でも! やってはいけないラインぐらい分かるでしょ!」
「おま! そういうのは、自分で言わないからこそ魅力的だと言うのにぃ~」
「ふんっ! そんなのアニメの見すぎよ! あれは男に都合の良い女の子が出てきて、しかも皆可愛くて、なんで自分が主人公でもないのに、モテた気になっているのかしら、全く理解できない!」
気づけば二人はお互いの両手を掴み、取っ組み合いなり、ひたすら激しく語り合っていた。
「それ以上は聞き捨てならないなサラさんよぉ! アニメは日本の文化! いや世界に誇れる最大最高級のエンターテイメント! それを! お嬢様なのに知らないのかよ!」
「あら馬鹿にしないでくれます! こちとらアニメは小さい頃からずっと見てるわよ! なんならクッションとかアニメグッズだらけですよ私の部屋! でも! 私は! お嬢様だから! コミケに行けない! ホントはいかなる手段を使ってでも行きたいと言うのに! あぁ! 全く美少女お嬢様は大変よ!」
「あぁそうですかい、俺はニュースは見ないが、アニメは見てるぞ! 特に美少女がたくさん出てくるアニメなんて推しを選びきれない毎日さ!」
「男なら一途に一人を愛しなさいよ! なにが推しよ! 推しは一人でしょ! なに他のアニメ見て推し変えてるのよ! これだから男は!ていうかそもそもアニメの女の子が可愛いなんて当たり前じゃない! 皆魅力的すぎて私なんか一時期自分が惨めに感じて泣いちゃったわよ! 皆素敵すぎよもぉ!!!」
アニメの語り合いを始め、気づけば十分経っていた。
「はぁ……はぁ……なかなかやるじゃないかお嬢様、まさかアニメをご覧になっていたとは」
「私だって、お嬢様と言えど女子ですから、というか一人のアニメが好きな乙女ですから、BLも百合も、なんだって大好物。 でもまさか貴方と話が合うとは、予想外だったわ」
「俺も……そうだよ」
「ふぅ……疲れた。 こんなに激しく話しのはいつぶりだろうか、貴方のお陰で、気が紛れたわ、ありがとう」
「いえ、こちらこそ。まさかこうなるとは、予想外だったけど」
「というか、なんで貴方は屋上へ? 話に夢中で忘れてたけど」
「あぁ……その件だが、さっきの続きだよ」
「アニメの?」
「いやそっちじゃない、その前だ」
「……あぁ、なるほど」
「あぁまで思ってるのに、どうして」
「峰村涼太君、だったわよね」
「うん」
「少し、聞いてくれない?」
「うん」
「私、サラ・ツインベールは、ツインベール家の人間として、トーマスランド家同様、天才であることが、当たり前なのよ。 天才でなければ、意味がない。 そう教わってきた」
「(そう言えばカレン先輩も、言ってたな)」
「でも私は知ってる。 修行で満足いかないと思った時、私はいつも修練場に行くんだけど、そこには必ずカレンが誰よりも早くいて、毎日一人で黙々と木剣を振るっていた。 手がボロボロになろうが、いつもいつも。 凄かったわ、そのストイックさに、正直尊敬すらあった」
「なら、どうして」
「自分でも分からない。 でも、原因は私よ」
「サラさんに?」
「私は天才剣士なんて言われてるけど、正直言われたくなかった」
「どうして?」
「怖いのよ。 皆が、皆の目が、皆の期待が、確かに私は、人の何倍も魔法の適正はあるし、器用だとも感じている。 でもそれ故に、失敗は絶対に許されない、失敗なんてすれば、きっと私の価値なんてない。 だから私は、カレンには絶対言えないけど、羨ましかった。 失敗を恐れず、何度も木剣の振るい方や型の練習を、何度も何度も積み重ね、その上にカレンの強さがある。 カレンとはよく勝負するんだけどね。 引き分けなのよ、絶対、カレンの方が、強いに決まってるのに。 私なんかより、カレンの方が、天才であるべきよ、そしてカレンならきっと人類最強剣士にだってなれる。 ソードマスターが世に現れたのはたった一度だけ、それほどの名誉と実力なのよ。 それに初代ソードマスターは、魔法の適正がなかったって噂だし、きっとそういう事なのよ」
「サラ……」
「なのに私は、見苦しい嫉妬で、いつもカレンに当たって、ホント……最低」
サラ・ツインベールは、天才と呼ばれた特別な剣士。 だがそれ故に彼女は周りの目が怖かった。 失敗が絶対に許されない。 カレンと勝負して、勝敗以上に、彼女はただ純粋に、カレンとたくさん勝負したい。 それこそ自由に、彼女の心は、ひたすらに自由な、決闘を求めていた。
「ホントはカレンのチームに入りたい。 でも、こんな私は、そんな資格も、価値だって……」
「入りたいんだな、チームに」
「そりゃあ」
「じゃあ、それでいいじゃん」
「え?」
「正直、サラの辛さを、分かるなんて、そんな事は口にできないし、できるもんでもないと思う。 名家の事情だって、俺はよく知る訳でもない。 でもサラ、君は、【ミスト】に来た。 それだけで、答えは出てるさ」
「!」
「学園の生徒である前に。 サラは、サラ・ツインベールという一人の女の子の人生は、なにをするにも、全ての決定権は君が握っている。 他の誰でもない、君なんだ」
「私が……でも、ホントに……良いのかな」
「うん、ここには、君の気にする視線もなにもかもない。 君にあるのは自由だ。 障害があっても、その時は俺が取り除く。 だから、したいこと、していいんだ、サラ」
「どうして、そこまで」
「俺がそうしたい、それだけだよ」
「お人好しが過ぎるわね、バカなやつ」
選択の自由、それに味方であるという宣言。峰村涼太の言葉は、確かにサラ・ツインベールの心に響き、涙を流す。
「私、決めたわ。 カレンに謝りたい、これまでのこと、そして入りたい、カレンのチームに」
「じゃあ、行こうぜ」
手を差し伸べる峰村涼太。
「えぇ」
その手をとり、カレンの所へと向かう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
学園長からのお話です
ラララキヲ
ファンタジー
学園長の声が学園に響く。
『昨日、平民の女生徒の食べていたお菓子を高位貴族の令息5人が取り囲んで奪うという事がありました』
昨日ピンク髪の女生徒からクッキーを貰った自覚のある王太子とその側近4人は項垂れながらその声を聴いていた。
学園長の話はまだまだ続く……
◇テンプレ乙女ゲームになりそうな登場人物(しかし出てこない)
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる