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悩み多き思春期の少年と、壮年のオッサン。
小学生の頃から真弓の家に入り浸っていた走にとって、真弓と一緒に寝るのも風呂に入るのも、日常的に何度もしてきた事。
中学を卒業するまでは好きな相手とは言え、性的な対象として意識する事はほとんど無く、つい最近まではごく自然に線引きが出来ていた。
それがキス━━という行為が引き金となり、堰を切ったようにドッと真弓に対する性的な欲求が溢れ出した。
今まで無意識なまま自分の欲望に蓋をして押さえ付け隠していた本心が、ググッと頭をもたげさせて蓋を開き、真弓を性的に意識しないように堪えていた事を自覚させた。
「俺、真弓をそんな目で見ないようにしなきゃって、ずっと我慢していたんだな。」
湯舟に浸かって冷えた身体を温めながら、走がポツリと独り言つ。
「真弓を…抱きたい………」
今、真弓と一緒に寝たりしたら……真弓とのそういう行為を妄想せずには居られない。
断言する。真弓の寝姿や寝顔に絶対に欲情してしまう。
そして、そんな自分にドン引きされたら、どうしよう。
そんな考えが頭をよぎる。
「つーか…セックスって、どうやるんだ。」
周りからの影響もあり、頭の中にそういう知識だけはたくさん入っている。
ほとんどが『彼女との初エッチ』のハウトゥー的なものだが。
知りたい事は調べれば情報が手に入るのだが、知識ばかり増えた所で、いざ実践となるともう最初っから分からない。
先ほどまでの、真弓の身体に触れていた行為の延長上にそれはあるのだろうが…
いざ改めて、やろう!と考えると、その行為に行き着く取っ掛かりすら分からない。
「あのまま真弓が俺のする事を全て受け入れてくれていたら……出来ていたのだろうか。」
本能の赴くままに何も考えずに、ただただ真弓を求めて。
触れたいから触れて、真弓の香りを吸い込んで……
出来れば真弓の肌に唇で触れたかった。
首筋に、鎖骨に、その下に降りて真弓の胸も………
「……………ヤベ…」
ザバッと激しく湯を波立たせて浴槽から出ると、走は浴室から出て身体を拭く。
思春期の若い身体は思考に直結して、すぐ素直に反応を見せる。
走は頭から冷水を被るイメージで思考を鎮め、身体と精神を落ち着かせた。
着替えてから冷めた夕食を温めずにさっさと平らげ、そのまま自室に戻る。
「あー…我慢すんの、キツいだろうな…
それでも泊まらせて貰えば良かった。」
触れる事を許されなくても……見たい。
真弓の寝姿や寝顔は今の俺の目に、どんな風に映るんだろう。
▼
▼
▼
ランが帰った後、俺はシャワーを浴びて茶の間でひとり酒を嗜んだ。
ウィスキーグラスにウィスキーを注ぎ、チビチビと酔わない程度に飲んでいく。
いっそ酔い潰れてしまえば楽なのかも知れないが、考える事を放棄したくなかった。
「泊まっていけ位、言ってやりゃ良かったよな…。
ずぶ濡れのまま、帰しちまうなんて…。」
アイツに対して過保護な面もある俺は、兄貴みたいな立場でそんな事を思ったりする。
とは言え、泊まるのを許したイコールそういう行為を許したと思われるのも困る。
いや昔から何度もウチに泊まっていたのだから、そんな短絡的な考えは持たないかも知れないが。
「だってよ…ガバッと来られたら、黙って受け入れてやる自信がネェよ。
やめろっつって、ランの頭をはたいてしまいそうだ。
そんな事したら、アイツすげー傷付きそうじゃん。
俺に嫌われたとか思ったりして。
違う!そうじゃねーんだよなぁ!
今さら嫌いになったりするかよ!ソコ分かれよ!」
独り言に力んで、ちゃぶ台をバンっと叩く。
誰も居ない部屋で独り絡み酒。
「そうじゃねぇよな…煮え切らない態度を取り続ける俺が悪いんだよな…。」
いっそ、自分が若い女だったら…抱かれる事にここまで悩む事も無かったのだろうかとも考えてしまう。
いや、女性であろうと初めての行為では不安も抱くだろうが……。
それでも、こんな後ろめたい様な気持ちにはならないだろう。
齢37にして初めて男を受け入れる側の覚悟を求められるなんて、今だに不思議でならない。
しかも親子ほど歳の離れた少年に。
不安にならない方が無理ってもんだろう。
それは行為そのものに対する不安もあるが、自分がランを受け入れる事で、アイツの人生に何らかの傷を付けてしまいそうで怖いってのもある。
「結局は俺の気持ちの問題なんだよな。
今はまだ、何かされたらヤツの頭をはたいてしまいそうな俺だが……
そんな俺が、ランを男として受け入れる日が本当に来るのか…?」
ランに抱かれるって。
想像がつかん…とゆーか想像すんのも怖いわ。
▼
▼
▼
▼
朝を迎え、走は寝不足の重い身体を引き摺って学校に行った。
通いたかった高校が割と自宅に近い場所にある為、登校には徒歩で行く。
通いやすさもあって、この学校には走の小中学生時代の同級生もそれなりに居たりする。
「……ぉはよ……」
「何だ御剣、朝っぱらから覇気がネェな。」
走の机の上に腰を下ろし、組んだ足の先のかかとを踏んだ内履きをプラプラさせた金森が紙パックのコーヒー牛乳を片手に声を掛けて来る。
走は自分の机に腰を下ろす金森をジロッと一回睨み付け席に着いた。
「……やらしい事、いっぱいしたい……」
自分の席に着いた走は、自分の机に座る金森の背中にゴスッと頭突きをしたまま頭を寄り掛からせ、ボソッと金森だけに聞こえる小声で呟く。
口に含んだコーヒー牛乳を吹き出しそうになった金森は、吹き出す前に口の中のコーヒー牛乳を慌ててゴクリと飲み干した。
「朝っぱらからナニ言ってんだよ、お前。
何でいきなり発情してんの。
エロい夢でも見ちまったのか?」
背中に寄り掛からる走がウゼェと、金森が走の机から降りる。
頭を寄り掛からせていた支えを失った走は、そのまま自分の机にゴンと頭を軽く打って突っ伏した。
金森は走の前の席に後ろを向く格好で座り、机に突っ伏した走の頭を見ながらヂューっとコーヒー牛乳を飲み干す。
「夢…見てない。
ってゆーか寝てない…気がついたら朝だった…」
「寝てない。朝までエロい妄想しまくって?
眠れなくなるほど?
わははは、変態だな御剣。」
「どうやっていいか、分からない……
やり方どうこう以前に、それを許して貰える方法が分からない。
…いつになれば俺は真弓に、恋人だって認めて貰えるんだか…」
「……あー……ソコからかよ……」
小学生の頃は顔を合わせれば理由も無く互いに喧嘩腰になってしまい、いつもワァワァ言い争っていた金森と走は今や互いを悪友と呼ぶ、本音を吐露し合える親友同士となっている。
「真弓は……自分は俺の恋人になるべきじゃないかもとか、まだ思ってんだよ。
保護者みたいな立場で俺に世間一般的な普通の恋をさせた方がいいとか。
真弓にとって俺は、いつまで経っても子どものままだ……」
「子ども扱いされても当たり前じゃんよ。
高校生になったばっかは、四十前のオッサンには子どもだろうよ。」
「真弓はまだ37だ。」
「アラフォーには違いねぇだろ。」
走が真弓と付き合っている事を知っている金森は、走が真弓との事を話せる唯一の相手であり理解者だ。
喧嘩っ早くて乱暴者な一面を持つ金森だが、意外と冷静に物を見る部分もあり、公平な視野で見た的を得た意見を言ったりもする。
走は金森のそんな性格に少なからず救われていると思う部分もあるが、金森の口から正当な事を言われると今だにイラッとしてしまう。
「御剣、お前贅沢なんだよ。
実際にガキなんだから、子ども扱いは当然だろうよ。
まだ子どもの、しかも友人の息子とそういう関係になりにくいってオッサンの立場も分かってやれよな。」
「…そうなんだけど…」
「付き合ってんだろ?
恋人関係を否定されたワケじゃねぇしフラれたワケでも無い。
だったら、やらしい事は大人って認められるまでお前が我慢すりゃいーじゃん。」
やらしい事なんて言い方をしたが、走が言いたいのはそういう事ではない。
それも引っくるめてではあるが、要は恋人という立場を真弓に認められたいという愚痴だ。
「分かってるんだけど…5年待たされた反動って言うか…真弓は俺の事どう思ってるんだとか、真弓は俺に触れたいって思わないのとか、答えが出ないのに考える事を止められなくて。」
「5年待たされたんだから、もう何してもいいだろって考えはすんなよ。
オッサンは約束を守って、お前をちゃんと恋人として扱ってくれてるじゃねぇか。
もっと恋人らしい事をさせろとか、恋人らしく振る舞えはお前のワガママだぞ。」
「そうなんだけどよ……」
「お前の考えは傲慢だって言ってんだよ。
自分の考えばっか押し付けてよ、オッサンの考えも聞かずに勝手にネガティブな想像ばっかしてよ。
なのにエロい事がしたいとか。
まさかエロい事をしたいから恋人って認められたいってんじゃねぇよな?」
「それは違う。」
「そこで違うと即答出来るんなら、あまりがっついてオッサン困らせんなよ。
ガキのお前と違って、大人のオッサンは色々と考えてくれてんだろうから。」
自分の気持ちを優先したい走と違い、走の気持ちも踏まえた上で、自分を含めた周囲への配慮も考える真弓の性格を走は良く分かっている。
分かっているが…じゃあ、剥き出しの真弓の本当の気持ちって、どうなんだ…本当に自分を恋人だと認めてくれてるのか。
そんな不安がいつまでも付き纏う。
抱きたいのは、そんな不安を拭い去る為の証のひとつかも知れない。
だが抱くには、恋人だと認めて貰わなければ………
「ああ…いつまで経っても堂々巡りじゃないか……」
無気力な掠れた声を出した走は、机に突っ伏したまま微かに寝息を立て始めた。
寝てしまったらしい走の後頭部を見下ろしながら金森が呆れた様に笑った。
「ハハハ、御剣うぜーな。オッサンも大変だ。
ったく、コッチは彼女とキスすらまだだってのによ。」
中学を卒業するまでは好きな相手とは言え、性的な対象として意識する事はほとんど無く、つい最近まではごく自然に線引きが出来ていた。
それがキス━━という行為が引き金となり、堰を切ったようにドッと真弓に対する性的な欲求が溢れ出した。
今まで無意識なまま自分の欲望に蓋をして押さえ付け隠していた本心が、ググッと頭をもたげさせて蓋を開き、真弓を性的に意識しないように堪えていた事を自覚させた。
「俺、真弓をそんな目で見ないようにしなきゃって、ずっと我慢していたんだな。」
湯舟に浸かって冷えた身体を温めながら、走がポツリと独り言つ。
「真弓を…抱きたい………」
今、真弓と一緒に寝たりしたら……真弓とのそういう行為を妄想せずには居られない。
断言する。真弓の寝姿や寝顔に絶対に欲情してしまう。
そして、そんな自分にドン引きされたら、どうしよう。
そんな考えが頭をよぎる。
「つーか…セックスって、どうやるんだ。」
周りからの影響もあり、頭の中にそういう知識だけはたくさん入っている。
ほとんどが『彼女との初エッチ』のハウトゥー的なものだが。
知りたい事は調べれば情報が手に入るのだが、知識ばかり増えた所で、いざ実践となるともう最初っから分からない。
先ほどまでの、真弓の身体に触れていた行為の延長上にそれはあるのだろうが…
いざ改めて、やろう!と考えると、その行為に行き着く取っ掛かりすら分からない。
「あのまま真弓が俺のする事を全て受け入れてくれていたら……出来ていたのだろうか。」
本能の赴くままに何も考えずに、ただただ真弓を求めて。
触れたいから触れて、真弓の香りを吸い込んで……
出来れば真弓の肌に唇で触れたかった。
首筋に、鎖骨に、その下に降りて真弓の胸も………
「……………ヤベ…」
ザバッと激しく湯を波立たせて浴槽から出ると、走は浴室から出て身体を拭く。
思春期の若い身体は思考に直結して、すぐ素直に反応を見せる。
走は頭から冷水を被るイメージで思考を鎮め、身体と精神を落ち着かせた。
着替えてから冷めた夕食を温めずにさっさと平らげ、そのまま自室に戻る。
「あー…我慢すんの、キツいだろうな…
それでも泊まらせて貰えば良かった。」
触れる事を許されなくても……見たい。
真弓の寝姿や寝顔は今の俺の目に、どんな風に映るんだろう。
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ランが帰った後、俺はシャワーを浴びて茶の間でひとり酒を嗜んだ。
ウィスキーグラスにウィスキーを注ぎ、チビチビと酔わない程度に飲んでいく。
いっそ酔い潰れてしまえば楽なのかも知れないが、考える事を放棄したくなかった。
「泊まっていけ位、言ってやりゃ良かったよな…。
ずぶ濡れのまま、帰しちまうなんて…。」
アイツに対して過保護な面もある俺は、兄貴みたいな立場でそんな事を思ったりする。
とは言え、泊まるのを許したイコールそういう行為を許したと思われるのも困る。
いや昔から何度もウチに泊まっていたのだから、そんな短絡的な考えは持たないかも知れないが。
「だってよ…ガバッと来られたら、黙って受け入れてやる自信がネェよ。
やめろっつって、ランの頭をはたいてしまいそうだ。
そんな事したら、アイツすげー傷付きそうじゃん。
俺に嫌われたとか思ったりして。
違う!そうじゃねーんだよなぁ!
今さら嫌いになったりするかよ!ソコ分かれよ!」
独り言に力んで、ちゃぶ台をバンっと叩く。
誰も居ない部屋で独り絡み酒。
「そうじゃねぇよな…煮え切らない態度を取り続ける俺が悪いんだよな…。」
いっそ、自分が若い女だったら…抱かれる事にここまで悩む事も無かったのだろうかとも考えてしまう。
いや、女性であろうと初めての行為では不安も抱くだろうが……。
それでも、こんな後ろめたい様な気持ちにはならないだろう。
齢37にして初めて男を受け入れる側の覚悟を求められるなんて、今だに不思議でならない。
しかも親子ほど歳の離れた少年に。
不安にならない方が無理ってもんだろう。
それは行為そのものに対する不安もあるが、自分がランを受け入れる事で、アイツの人生に何らかの傷を付けてしまいそうで怖いってのもある。
「結局は俺の気持ちの問題なんだよな。
今はまだ、何かされたらヤツの頭をはたいてしまいそうな俺だが……
そんな俺が、ランを男として受け入れる日が本当に来るのか…?」
ランに抱かれるって。
想像がつかん…とゆーか想像すんのも怖いわ。
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朝を迎え、走は寝不足の重い身体を引き摺って学校に行った。
通いたかった高校が割と自宅に近い場所にある為、登校には徒歩で行く。
通いやすさもあって、この学校には走の小中学生時代の同級生もそれなりに居たりする。
「……ぉはよ……」
「何だ御剣、朝っぱらから覇気がネェな。」
走の机の上に腰を下ろし、組んだ足の先のかかとを踏んだ内履きをプラプラさせた金森が紙パックのコーヒー牛乳を片手に声を掛けて来る。
走は自分の机に腰を下ろす金森をジロッと一回睨み付け席に着いた。
「……やらしい事、いっぱいしたい……」
自分の席に着いた走は、自分の机に座る金森の背中にゴスッと頭突きをしたまま頭を寄り掛からせ、ボソッと金森だけに聞こえる小声で呟く。
口に含んだコーヒー牛乳を吹き出しそうになった金森は、吹き出す前に口の中のコーヒー牛乳を慌ててゴクリと飲み干した。
「朝っぱらからナニ言ってんだよ、お前。
何でいきなり発情してんの。
エロい夢でも見ちまったのか?」
背中に寄り掛からる走がウゼェと、金森が走の机から降りる。
頭を寄り掛からせていた支えを失った走は、そのまま自分の机にゴンと頭を軽く打って突っ伏した。
金森は走の前の席に後ろを向く格好で座り、机に突っ伏した走の頭を見ながらヂューっとコーヒー牛乳を飲み干す。
「夢…見てない。
ってゆーか寝てない…気がついたら朝だった…」
「寝てない。朝までエロい妄想しまくって?
眠れなくなるほど?
わははは、変態だな御剣。」
「どうやっていいか、分からない……
やり方どうこう以前に、それを許して貰える方法が分からない。
…いつになれば俺は真弓に、恋人だって認めて貰えるんだか…」
「……あー……ソコからかよ……」
小学生の頃は顔を合わせれば理由も無く互いに喧嘩腰になってしまい、いつもワァワァ言い争っていた金森と走は今や互いを悪友と呼ぶ、本音を吐露し合える親友同士となっている。
「真弓は……自分は俺の恋人になるべきじゃないかもとか、まだ思ってんだよ。
保護者みたいな立場で俺に世間一般的な普通の恋をさせた方がいいとか。
真弓にとって俺は、いつまで経っても子どものままだ……」
「子ども扱いされても当たり前じゃんよ。
高校生になったばっかは、四十前のオッサンには子どもだろうよ。」
「真弓はまだ37だ。」
「アラフォーには違いねぇだろ。」
走が真弓と付き合っている事を知っている金森は、走が真弓との事を話せる唯一の相手であり理解者だ。
喧嘩っ早くて乱暴者な一面を持つ金森だが、意外と冷静に物を見る部分もあり、公平な視野で見た的を得た意見を言ったりもする。
走は金森のそんな性格に少なからず救われていると思う部分もあるが、金森の口から正当な事を言われると今だにイラッとしてしまう。
「御剣、お前贅沢なんだよ。
実際にガキなんだから、子ども扱いは当然だろうよ。
まだ子どもの、しかも友人の息子とそういう関係になりにくいってオッサンの立場も分かってやれよな。」
「…そうなんだけど…」
「付き合ってんだろ?
恋人関係を否定されたワケじゃねぇしフラれたワケでも無い。
だったら、やらしい事は大人って認められるまでお前が我慢すりゃいーじゃん。」
やらしい事なんて言い方をしたが、走が言いたいのはそういう事ではない。
それも引っくるめてではあるが、要は恋人という立場を真弓に認められたいという愚痴だ。
「分かってるんだけど…5年待たされた反動って言うか…真弓は俺の事どう思ってるんだとか、真弓は俺に触れたいって思わないのとか、答えが出ないのに考える事を止められなくて。」
「5年待たされたんだから、もう何してもいいだろって考えはすんなよ。
オッサンは約束を守って、お前をちゃんと恋人として扱ってくれてるじゃねぇか。
もっと恋人らしい事をさせろとか、恋人らしく振る舞えはお前のワガママだぞ。」
「そうなんだけどよ……」
「お前の考えは傲慢だって言ってんだよ。
自分の考えばっか押し付けてよ、オッサンの考えも聞かずに勝手にネガティブな想像ばっかしてよ。
なのにエロい事がしたいとか。
まさかエロい事をしたいから恋人って認められたいってんじゃねぇよな?」
「それは違う。」
「そこで違うと即答出来るんなら、あまりがっついてオッサン困らせんなよ。
ガキのお前と違って、大人のオッサンは色々と考えてくれてんだろうから。」
自分の気持ちを優先したい走と違い、走の気持ちも踏まえた上で、自分を含めた周囲への配慮も考える真弓の性格を走は良く分かっている。
分かっているが…じゃあ、剥き出しの真弓の本当の気持ちって、どうなんだ…本当に自分を恋人だと認めてくれてるのか。
そんな不安がいつまでも付き纏う。
抱きたいのは、そんな不安を拭い去る為の証のひとつかも知れない。
だが抱くには、恋人だと認めて貰わなければ………
「ああ…いつまで経っても堂々巡りじゃないか……」
無気力な掠れた声を出した走は、机に突っ伏したまま微かに寝息を立て始めた。
寝てしまったらしい走の後頭部を見下ろしながら金森が呆れた様に笑った。
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