【R18】熊の様な45歳の近衛隊長は、22歳の美貌の皇帝に欲しがられています。

DAKUNちょめ

文字の大きさ
7 / 124

誰が誰に、どんな風に欲情を?

「ガイン?ガーイーン?目を開けたまま気を失っているんじゃないよね?また現実逃避した?」


壁に寄り掛かったガインは目を開いているものの表情は虚ろで、心此処に在らずの様な状態になっている。

そんなガインの頬に手を当て、キリアンはガインの顔にチュッチュッとわざと音を立てながらキスの雨を降らせた。


「…………はっ!へ、陛下!もう、冗談はおやめ下さい!この様な事をした所で!」


我に返ったガインが、前をはだけさせたキリアンの肩を押して身体を離そうとする。

身体を離されそうになったキリアンは、肩を押すガインの手首を掴み、外側に払うようにしてガインの制止を振り払った。


「冗談……?この様な事って、どんな事だ?ガイン。」


キリアンの中で、スウッと何かが冷たくなった。

好きだという気持ちがすぐに伝わらないのは仕方ないのかも知れない。

真面目なガインからすれば、互いの性別も立場も年齢も障壁となり、二人の関係が恋愛という言葉に結び付く事はないのかも知れない。


それでも本気で求めた上での口付けを冗談だと言われて、キリアンは何故か無性に腹が立ってしまった。


「ガインは俺に欲情したりしないと言ったな?じゃあ、かわりに俺がガインに欲情する。」


「………はぁ?ちょ、ちょっと待って下さい!意味が分からんのだが!!」


キリアンはガインが身に着けた騎士の制服の固いボタンを苛立つ様に無理矢理開いていき、制服の前を大きく開かせた。

制服の下のシャツは、キリアンのシャツ同様に全てのボタンを飛ばしながら強引に左右に開いてしまう。


「うおおい!!キリアン!!俺のシャツのボタンを無くす気か!!昼に続き二回目だぞ!!」


ガインの厚い胸板と、その辺りから下方に向けて段々と濃くなる体毛に覆われた腹部が現れた。

幼い頃から何度も見て来たハズなのに、今、目の前に開かれた大きな筋肉質の肢体は扇情的で、予想以上の色香を放つ。


「じゃあ俺の前に来る時は、またこのシャツを着て来て下さいよ…。そしたらボタン無くさないでしょ。」


ホウッと熱い吐息をつき、ガインの胸に顔を寄せたキリアンが乳首を舌先でつつき始めた。


「ひぁっ!!ちょ!まっ…!待て!まっ…!」


盛り上がった胸筋の頂きにある胸の粒は、女性の胸の先の粒の様に口に含み易くなっており、キリアンは乳首全体を口に含んで強く吸い付く。


「んひゃ!まっ!やめっ…!おかしな声っ…!出ちまう!」


低い声のガインが時折裏返った高い声を上げる。

誰も知らないガインの一部を、自分一人のものにしている優越感。

口に含んだガインの胸の粒が、キリアンの口の中で固くなってゆく。


「っあっ!…や、あっ!ヤベッ…て…!ふぁっ!」


ガインの身体が時折ビクッビクッっと大きく跳ねる。

同時に、時折漏れるガインの甘ったるい声音。


どんな表情をしているのだろう…どんな顔をして、そんな声を出している?


キリアンはガインの乳首から口を離し、自分の唾液に濡れてテラテラと光るソコを指先でクニュクニュと弄ぶ。

その状態で、ガインの顔を見た。


耳まで真っ赤になったガインは、羞恥に耐える様に目を閉じていたが、キュッと結んだ唇が僅かに震えている。

乳首に刺激を与える度に喉仏が動き、鼻の奥から「フスフス」と大きな呼吸音が漏れビクッと身体が跳ね上がる。


━━何だこれ、この可愛さ!!我慢してんの?耐えてんの?感じてるのを!

隠しきれて無いんだけど!目茶苦茶、感じてますって顔!メス顔してんだけど!!

可愛すぎてぞくぞくする…!━━

「ガイン……可愛い……」


「わ!や、駄目だ!キリアン!!」


堪らなくなったキリアンの手がガインのトラウザーズの中に入る。

昼もこうやってトラウザーズの中に手を入れてガインの熱の塊を握ったが、今度はそれだけでは我慢出来なかった。


「ガインの…見せて…」


「な、な、何で!!あっ!やめ…あぁっ!ふおっ!」


ガインの抵抗力を無くすには、乳首を苛めるのが一番だと知ってしまったキリアンは、ガインの乳首を口に含み歯を立て甘噛みする。

その状態でトラウザーズの中に入れた手で、既に硬くなったぺニスを握り込み扱き始めた。


「あっ!やめろ……!ふぁっ!キリアン!待て!まっ…!」


ガインの乳首から離れたキリアンは、尻を床につけ座るガインの両足を開かせたままで正面に正座をし、トラウザーズの前のボタンを外して前を大きく寛がせた。


「見んな!やめろ!キリアン!!」


ズルンと取り出したガインの大きな竿を、キリアンが両手で握り込み、穴が空くほど見詰める。

茎の部分を右手に握り、上下に動かして扱きながら左手の指先で雁首の部位を少し強めに押していく。


「すごい…おっきくて、こんな形をしてるんだ…」


「い、痛いっ…!イテェっ!やめろ!見んな!」


「少し痛いのが好きでしょう?師匠は。だってトロトロ先走り垂らしてるじゃないですか。やぁらし。」


キリアンはガインの鈴口に爪の先を押し付ける。


「んくぅうっ!!」


「まさか、痛いのでイッちゃいそう?駄目だよ、ガイン…まだ俺が満足出来てない。」


キリアンはガイン自身の先端、放出口を親指の腹で強く押さえつけながら、茎の根本を強く締め付ける。


「見足りない。もっとガインのやらしい姿を見せて。」


「む、無理だ!出る…!もう、出るからっ…!」


「いや、出せないでしょ?塞いでるから。出るんじゃなくて、出したいんだよね?師匠。」


「………っん………もぉ…!無理っ」


ガインは苦しそうに下唇を噛んで、真っ赤な顔で首を左右に振る。

辛そうな姿を見れば可哀想と思うよりも嗜虐心を煽られた様に、もっと恥ずかしがらせて耐えさせて、追い詰めて追い詰めてと苛めたくなる。


「あー…たまんない…突っ込みたい………」


キリアンが思わず本音を口にするが、ガインの耳には入らなかった様で、吐精を遮られたままで苦しげに眉を寄せるガインは額に汗を浮かせ、お漏らしを我慢する子の様に下半身が不規則に揺れ動く。

その動きが、淫らで艶かしい。


「ガイン、手を出せ。私のを握れ。」


「は…はぁ?…な、何で…??」


「何で?お前は、主の私より先にイくつもりか?私をイかせてからだろう?」


これ以上は考える余裕もないのか、ガインの手がキリアンのトラウザーズの中に入る。

ガインは他人の性器に等、触れた事が無い。

恐る恐るとキリアンの性器をやんわりと握り、言われるままにゆっくりと擦り始めた。

ガインの表情に、戸惑いと恥ずかしがる様子が伺える。

自分が受け身での羞恥とはまた違い、「こんな事をして本当に良いのだろうか?」的な恥ずかしがり方。

しかも意外とたどたどしい。

自慰行為自体、経験が少ないのかも知れない。


何とウブで可愛いのだろう。

本当はお尻が無理なら、その口に咥えさせたかった。

喉の奥まで咥えさせて、その姿を見下ろしたかった。

だが、今はガインのぺニスを片手で押さえつけて放出を塞き止めているので態勢的に出来なかった。


「っ…なぁ…キリアン…も……っああっ!」


「まだ俺がイって無い。ガイン、早く出したいなら、頑張って俺をイかせろ。」


強くガイン自身の根本を締め付けながら、鈴口を爪の先でグリグリと苛める。

塞ぎ切れない先走りが、ピュルッと飛ぶのを戒める様に、更に強く爪を放出口に立てた。


「はうんっ!!い、イッツぅ…」


「痛いって言いながら、気持ち良くなってるのか?何て、やらしい身体をしてるんだ…ガインは。ふふふ…。」


痛さゆえか、放精を遮られた苦しさからか、真っ赤な顔でうっすらと涙を浮かべるガインの表情を見ているだけでキリアンは興奮してしまう。


キリアンの自身を遠慮がちに緩く握り込んだガインの手の内側で、トクンと脈打ったキリアン自身をグイグイとなすりつける。

互いの手に互いのモノを握り込んでいるのに、その扱いの違いが可笑しくなる程に違う。

遠慮がちなガインに対しキリアンは遠慮などせず、むしろ狂い咲かせたい位に苛めたい。


「ほら、もっと強く握れ。私を早くイかせろ。でないと、いつまで経ってもイけないぞ?」


「キリアンっ…!ちょっ…!先をそんな強く…!あくっ…!も…駄目だ、頼む…ゆ、許してくれ……」


涙目になり許しを乞うガインの姿に、腰の辺りから背筋をゾクゾクと微電流の様なモノが這い上がってくる。

その姿を見ているだけで、ガインを服従させ、征服したような気分になる。

キリアンは無意識の内に腰を前後に動かしており、ガインの手の平に射精した。

同時にガインのぺニスも指の戒めを解いてやり、その精を手の平に受け止めてやる。


「ふぁあ……あ……」


戒めから解放されたガインの甘い声を聞き、たまらずキリアンはガインの頭をはだけさせた胸に抱き締めた。


「ガイン!……俺は……お前が……。」


好きだ…愛してる!!


キリアンは、ガインに自分の本心を伝えようと思った。

だが……本心を伝えれば、ガインはきっと距離を置く。

ミーシャが人質役をしてくれている意味が無くなる。


世の恋人同士の様に、心を繋ぎ合ってから互いに求め合う様に身体を繋げる行為が、キリアンとガインでは難しい。

キリアンがガインを縛り付けて縛り付けて、逃げられなくなる程ガチガチに縛ってから、心を奪うしか方法が思い付かない。

愛娘のミーシャの身を案じ、皇帝には逆らえない一配下として城に縛り付けて

やがて無理矢理犯してでも、自分に縛り付ける。


「……気に入っている。だから、私から逃げる事は許さん。」


キリアンは、グッタリ脱力しているガインの唇に自分の唇を重ね、ガインの渇いた唇を舐めた。


「随分、疲れた様だな。部屋まで送って行こうか?ガイン。」


「へ!?いっ!いえ!!自分で帰ります!!」


ガインが我に返り、慌てて乱れた衣服をそれなりに直しドアに向かう。


「ガイン。もう一度言う。私から逃げる事は絶対に許さん。いいな。」


「…はっ!」


執務室の扉から出たガインは、廊下に一人になった瞬間、茹でたタコの様にボッと真っ赤になった。


「何だこれ……何なんだこれは!!クッソ恥ずかしいじゃねぇか!!」


自室の方に速足で向かいながらぶつぶつと独り言つ。


「クッソ恥ずかしい!!…が……嫌じゃなかったんだよなぁ……なぁんでだろ?」


自室に戻ってからもガインは考え込む。

先ほどの行為の発端は、キリアンが自分に欲情しないのか?とガインに、訳の分からない質問をしてきた所からだった。


欲情……キリアンを女性に見立てて抱きたいと……???

そんな事は、これっぽっちも思わなかった。


では、最終的に欲情してなかったかと聞かれたならば、しっかり射精してるんだから欲情していたのだと思う。


……そもそも俺の欲情って、どんなんだ???


「ううーーん……???」


ガインは自身でも解らなくなってしまった。



感想 4

あなたにおすすめの小説

嫌われ将軍(おっさん)ですがなぜか年下の美形騎士が離してくれない

天岸 あおい
BL
第12回BL大賞・奨励賞を受賞しました(旧タイトル『嫌われ将軍、実は傾国の愛されおっさんでした』)。そして12月に新タイトルで書籍が発売されます。 「ガイ・デオタード将軍、そなたに邪竜討伐の任を与える。我が命を果たすまで、この国に戻ることは許さぬ」 ――新王から事実上の追放を受けたガイ。 副官を始め、部下たちも冷ややかな態度。 ずっと感じていたが、自分は嫌われていたのだと悟りながらガイは王命を受け、邪竜討伐の旅に出る。 その際、一人の若き青年エリクがガイのお供を申し出る。 兵を辞めてまで英雄を手伝いたいというエリクに野心があるように感じつつ、ガイはエリクを連れて旅立つ。 エリクの野心も、新王の冷遇も、部下たちの冷ややかさも、すべてはガイへの愛だと知らずに―― 筋肉おっさん受け好きに捧げる、実は愛されおっさん冒険譚。 ※12/1ごろから書籍化記念の番外編を連載予定。二人と一匹のハイテンションラブな後日談です。

【完結】一生に一度だけでいいから、好きなひとに抱かれてみたい。

村松砂音(抹茶砂糖)
BL
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました! ありがとうございました!! いつも不機嫌そうな美形の騎士×特異体質の不憫な騎士見習い <あらすじ> 魔力欠乏体質者との性行為は、死ぬほど気持ちがいい。そんな噂が流れている「魔力欠乏体質」であるリュカは、父の命令で第二王子を誘惑するために見習い騎士として騎士団に入る。 見習い騎士には、側仕えとして先輩騎士と宿舎で同室となり、身の回りの世話をするという規則があり、リュカは隊長を務めるアレックスの側仕えとなった。 いつも不機嫌そうな態度とちぐはぐなアレックスのやさしさに触れていくにつれて、アレックスに惹かれていくリュカ。 ある日、リュカの前に第二王子のウィルフリッドが現れ、衝撃の事実を告げてきて……。 親のいいなりで生きてきた不憫な青年が、恋をして、しあわせをもらう物語。 ※性描写が多めの作品になっていますのでご注意ください。 └性描写が含まれる話のサブタイトルには※をつけています。 ※表紙は「かんたん表紙メーカー」さまで作成しました。

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される

マンスーン
BL
​王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。 泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。

俺は夜、社長の猫になる

衣草 薫
BL
冤罪で職を追われた葵は、若き社長・鷹宮に拾われる。 ただし条件は――夜は“猫”として過ごすこと。 言葉を話さず、ただ撫でられるだけの奇妙な同居生活。 タワマン高層階の部屋で、葵は距離を崩さない鷹宮に少しずつ惹かれていく。 けれど葵はまだ知らない。自分が拾われた本当の理由を。

処刑される悪役令息に転生したらなぜか推しの騎士団長がグイグイ近づいてくる

猫に小判
BL
交通事故で死んだはずの会社員・田中悠人は、気がつくとBL小説『恋と陰謀~はじまりは夜に~』の世界に転生していた。 しかも転生先は、原作で処刑される悪役令息エリオット。 当然そんな未来は回避したい。 原作知識を頼りに慎重に立ち回るつもりだったのに、気づけば王宮を揺るがす事件に巻き込まれていき――。 さらに困ったことに、原作で一番の推しだった騎士団長ガイウスがやたらと距離を詰めてきて……? 平穏に生きたい元悪役令息と、過保護な騎士団長がじれじれ距離を縮める話。 ガイウス(騎士団長)×エリオット(元悪役令息)

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。