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予想だにしなかった現実。
「おい、キリアン…聞こえてるか?」
背中にピッタリとくっついて覆い被さるキリアンに話し掛けたガインは、宙に浮いたままの腕を背に回す。
手探りなので、どこに触れているか分からないがキリアンの身体に触れ、ポンポンと二度叩いた。
背中に張り付いたキリアンの身体がビクッと強張った震動が伝わる。
「………あ?…あー……」
ガインが低い声を出した。
━━色目って、もしかしたら…これか?
さっき、兵士用の食堂で若い見習いの頭を叩いたな、俺。
そういやぁ剣を教えてる時は、良く出来た時にキリアンの頭をぽんぽん叩いてやってたわ。
コイツには、特別だったよなこれ。マジか━━
「クックックッ…ハッハッハ!……ってェ」
まだ繋がった状態な為に笑うと尻と腹が痛い。
「………ガイン……すまない………。」
消え入りそうな声のまま謝るキリアンが、ズッと楔を抜く。
瞬間、ガインの身体がビクンと跳ねた。
背中が軽くなり、身体を離して起こした背後のキリアンにテーブルの上に乗ったままのガインが助けを求める。
「謝る前に身体を起こすの手伝ってくれ。自分じゃ身体が起こせん。石の上に腹が乗って身動き出来んくなった亀の気分だ。」
背後から腰と肩を支えられて、やっと身体を起き上がらせる事が出来たガインは、俯くキリアンの頭をポンポンと叩いた。
「謝る位なら最初っからすんな。…と言いたい所だが…まぁ…俺も謝らんとならんみたいだし……。」
「……………。」
と言うか、トラウザーズが膝までずり落ちて下半身モロだしで色々格好がつかん。
無言のキリアンを前にイチモツもろ出し状態のガインは、その状態でいる自分の姿よりも、今の状況の方が何だか居たたまれなく、この沈黙の間が恥ずかしい。
「……キリアン、皇帝陛下になった褒美だ。……今日1日、俺を好きにしていいぞ…?」
ガインの言葉に、俯いたキリアンの顔がバッと上がる。
そのキリアンの顔を見たガインは恥ずかしさのあまり、目を逸らした。
顔を上げたキリアンが見たガインの顔は、耳まで真っ赤になった顔で目線は直視出来ないのか横に逸らされ、口は真一文字に結ばれていた。
「師匠……本当に?…いい?」
改めて聞かれると、恥ずかしいが過ぎて逃げ出したくなる。
だから無言で、ガインは壊れたオモチャの様にカクカクと小刻みに頷いた。
「ガイン……!」
「うおっ…!?お、お、お、おい!!」
キリアンがガインの背と膝裏に腕を入れ、掬い上げる様に大きな身体を抱き上げた。
膝までずり落ちていたガインのトラウザーズが床にばさっと落ち、ボタンが無くなったシャツ一枚だけの姿になったガインがベッドに運ばれる。
「ま、待て!な、何かスゲー恥ずかしいんだが!ちょっと待てぇ!」
抱かれる覚悟は出来ても、この女性の様に扱われる照れ臭い行為が恥ずかし過ぎて逃げ出したい。
ガインには、こちら側の覚悟は出来て無かった。
「待てません!」
ベッドに下ろされたガインの上に、キリアンが身体を乗せる。
ガインの顔の前にキリアンの顔が近付き、顎が指先で持ち上げられて唇が重ねられた。
「んんっ…んぅ…」
毎回、呼吸困難に陥るまで貪る様に口内を蹂躙される口付けに少々トラウマ気味なガインは、苦しくなったら押し返そうとキリアンの肩に手を掛ける。
「……ふぁ……キリアン……?…な…んか…」
構えていたが予想に反し、柔らかな舌先をネットリと絡ませて、互いの吐息と味を交換し合う様な優しく甘い口付けをされた。
咥内に残るキリアンの味にクラリと眩暈がしそうになる。
「ガイン…なんか…ナニ?」
なんか……………って……知らん!!俺にも説明出来ん!!
互いの舌先を舐め合う様に空で重なる舌先から、テチュテチュとこれまた可笑しな音がする。
キリアンの手がガインのシャツをめくって左胸の上を滑り、乳首を見付けクンと強く押す。
「くはっ…!!は…ふぁ…!」
相変わらず乳首が弱点なガインの腰が反り返ってベッドから浮き、弾みで剥き出しのペニスが揺れ動く。
「そこっ…!触んなっ…!」
「触んな?無理だよガイン…俺は師匠の可愛い姿を全部見たい…俺だけの物にしたい……だから無理。」
キリアンの顔が胸に近付き、レルンと舌先で乳首を舐め上げる。
「ひゃぐっ…!!」
「それにねぇガイン…触んなって言って、ペニスこんなカチカチにしてんのに説得力無いでしょ?」
キリアンの左手がガインの勃起した竿を握り、ゆっくりと扱き始めた。
茎の部分を擦りながら雁首の括れと裏の筋を親指でクイクイと押して刺激していく。
慣れない場所への刺激はガインの身体が大きく跳ね上がり、分かり易い。
弱い場所、慣れない場所を重点的に責めていく。
胸の粒は唇で咥え、強く吸い付いたり引っ張ったりし、ペニスは手の平で愛で、括れを指先で苛め、溢れたガインの先走りを茎の根本や回りに塗っていく。
「ふぁ…!…んなトコ!!……触っ…ああっ!!」
━━突っ込まれる覚悟はしていたが……前戯っつーもんの存在を完全に忘れてたわ!!
こんな恥ずかしい事、俺、ずっとされんの!?
ずっと、こんな声聞かれんの!?
すっげぇ恥ずかしいんだが!!!━━
キリアンが、ガインの先走りに塗れた手を見せつけながら、その雫を舐め取っていく。
「ガインの美味しい……ねぇ師匠、顔が真っ赤…スゴい、やらしい顔してる…恥ずかしくて堪んない?…ふふ、可愛い…。」
「アホ!そんなワケ無ぇだろ!!……っくあっ!!」
ガインの先走りを舐め取って、キリアンの唾液を絡ませた左手指先が、ガインの尻の窪みにグヌッと入れられる。
「さっきは…痛かったよね…ごめん、師匠…今度は優しくするから。」
つうか、既にイテェ!!今もイテェ!!普通にイテェ!!
指だけでもイテェ!!
一回、突っ込んだからって、そんなすぐ慣れたりしねぇわな!
だが、自分から抱いていいとか言い出しといて、痛いからやめてくれなんて、絶対言えん!!
「くふっ!!くっ…!うっ…!」
ガインは目を閉じ、シャツの端を噛んで、なるべく声を殺そうとする。
大きく開かされた股の間で、キリアンの手が忙しなく動いている気配と、やがて窄まった肉壺に指が出入りする際のヂュポヂュポと卑猥な音が耳に入ってくる。
「ガイン、やめてくれって言っても無理だからね?もう止められないから。」
ヂュポン
指が勢い良く引き抜かれ、そのままズブブと指より径の大きい肉の幹が、ガインの狭い孔をほじくるように捩じ込まれてくる。
「ッッつぅ!!……ってぇ!!」
ベッドに寝た状態のガインを見下ろす様に、身体を起こしたキリアンが、大きく開いたガインの両足の太もも裏を押さえつけて腰を前後に動かし始めた。
「あ…スゴい、ガインの胎内あったかい…!キツくて気持ちいい…!」
「あぐっ…!ってぇ!」
痛がるガインの様子にキリアンがガインのペニスを握り込み、強めに扱きながら、先端の鈴口を親指の先でクチクチと叩いていく。
「まだお尻で気持ち良くはならないね。早く慣れて俺を覚えて欲しいから、このまま続けるよ?…でも、ガインにも気持ち良くなって欲しいから、こっちを苛めてあげる。」
慣れて欲しいって……
この先、何度もするような言い方をしやがる……
いや!無い無い!!今回は特別だから!!
皇帝になった、祝いとして……!!
「ふぁああっ!!」
ぐぐっとキリアンの身体が前に進み、繋がりを深くする。
まだ拓かれてない奥底を抉り、同時に性器を強めに握られ内側の残滓を絞り出す様に、きつく握った根本から先に向け手の平の輪を緩めていく。
「見て、師匠。師匠の、絞り出す度にピュルって、やらしい汁が出る。」
ええ?嘘だろ…そんな確認の意味を含めて、薄目を開けて目を下方に向ける。
キリアンの手に握られ、こちらに向けられた吐精口の小さな穴から、薄く白濁した液体がチョロっと流れており、キリアンの手が根本から先に向かって茎を扱くと、そのチョロチョロがピュルっと飛ぶ。
何てモン見せるんだ!!
痛さも忘れて、目をギュッとつむる。
自分の痴態を目の当たりにした様な気がして、見ていられない。
目を閉じたら、閉じたで卑猥な音がダイレクトに耳に入る。
ヌポヌポ、グジュグジュと濡れた孔をほじくる音が聞こえ、キリアンの浅く忙しない呼吸が耳に入る。
「ガイン、目を開けろ。見るんだ。俺に抱かれる自分の姿を。堪えるな。痛みも快感も。」
「くぅぅんッッ!!あふぁ…!キリアン…!」
戒める様に、ペニスの鈴口に爪が立てられる。
その痛さにゾクッと身体が震え、内側のキリアンをギュッと締め付ける。
怖々と目を開け、下方のキリアンを見る。
言われるがままに、今更ながらキリアンの姿を見る。
うっすら汗ばんだキリアンは、衣服の前をはだけさせており、喉元から臍まで肌が見えている。
毛の無い白磁の様な肌が…臍の下辺りからガインの股の間に隠れて見えなくなっているが、キリアンが身体を揺さぶる度に内側の肉壁が擦られ、繋がっている事を否が応にもなく再認識させられる。
そして、キリアンに握り込まれた己の性器。
有り得ないと言うよりは、想像だにしなかった光景を現実として目の当たりにすると、恥ずかしさが過ぎて身体の芯が震える。
思わず自身の手首を口に当て顔を半分隠し、見ろと命令された為に目だけはキリアンに向ける。
「ガイン、顔が赤い。もう、痛く無いだろう?強張った抵抗が無くなって、ネットリと柔らかく締め付ける様になってきたからな。ほら、気持ち良さげな音がする。」
「…そんな…説明すんな……ぁ……あ!!」
キリアンが下肢を揺らし、ゆっくりと内側で輪を描かれる。
クチュ…クチュ…と間を開けて聞こえてくる音に脳が揺さぶれる。
自身の痴態を見させられ、聞かされ、想像させられ、それだけで……
「ガイン…そんなに気持ちいい?嬉しいよ。今日は、イかせないなんて意地悪しないから、好きなだけイっていいよ?俺もいっぱい、ガインの中で出すから。」
「は…!?ふぇ…?ええっ…!」
噴水の様にビュルビュルと飛び出したガインの精液を、キリアンが手の平で傘を作り受け止める。
受け止められた白濁液は、ガインの性器の根本から臍までべっとり濡らし、ガインの体毛に絡んだ。
「何てやらしいんだろう……妄想の中の淫乱なガイン以上だよ。」
太い大腿部を掴んで引き寄せられ、キリアンの腰が激しく動き始める。
「うあ!ま、待て!待ってく…!あ!あ!」
「ガイン、ガインのお尻ん中、凄く気持ちいい…!ガイン、孕んで?いっぱい出すから俺の子どもを孕んで?」
何だか聞き捨てならない事を色々言われているような気がするが……
耳には入るが、そこから答える余裕がない。
キリアンの言葉に被せて聞かされる淫肉の交わる音に思考が犯されていく。
結合部からジュゴッジュゴッと泡を含んで濁った音がする。
「ふっ…ふぅ……あ…ぁあ……気持ち……い……」
「ガイン……今、女の子の顔をしている………いや、メスの顔だね。…………ガイン、愛してる!結婚しよう!!」
「ふぁあああっ!!!イっ…イくっ…!!」
内側にぶちまけられた熱湯の様なキリアンの熱い情液。
それを注がれた瞬間、再び自身の顔に飛沫が飛ぶ程に精液を放出させてしまった俺。
同時に絶頂を迎えて身体がビクンビクンと快感にわななく。
初めて尻で絶頂を迎えてしまった……。
つか……何かスゲーとんでもない事を言われなかったか?俺……。
背中にピッタリとくっついて覆い被さるキリアンに話し掛けたガインは、宙に浮いたままの腕を背に回す。
手探りなので、どこに触れているか分からないがキリアンの身体に触れ、ポンポンと二度叩いた。
背中に張り付いたキリアンの身体がビクッと強張った震動が伝わる。
「………あ?…あー……」
ガインが低い声を出した。
━━色目って、もしかしたら…これか?
さっき、兵士用の食堂で若い見習いの頭を叩いたな、俺。
そういやぁ剣を教えてる時は、良く出来た時にキリアンの頭をぽんぽん叩いてやってたわ。
コイツには、特別だったよなこれ。マジか━━
「クックックッ…ハッハッハ!……ってェ」
まだ繋がった状態な為に笑うと尻と腹が痛い。
「………ガイン……すまない………。」
消え入りそうな声のまま謝るキリアンが、ズッと楔を抜く。
瞬間、ガインの身体がビクンと跳ねた。
背中が軽くなり、身体を離して起こした背後のキリアンにテーブルの上に乗ったままのガインが助けを求める。
「謝る前に身体を起こすの手伝ってくれ。自分じゃ身体が起こせん。石の上に腹が乗って身動き出来んくなった亀の気分だ。」
背後から腰と肩を支えられて、やっと身体を起き上がらせる事が出来たガインは、俯くキリアンの頭をポンポンと叩いた。
「謝る位なら最初っからすんな。…と言いたい所だが…まぁ…俺も謝らんとならんみたいだし……。」
「……………。」
と言うか、トラウザーズが膝までずり落ちて下半身モロだしで色々格好がつかん。
無言のキリアンを前にイチモツもろ出し状態のガインは、その状態でいる自分の姿よりも、今の状況の方が何だか居たたまれなく、この沈黙の間が恥ずかしい。
「……キリアン、皇帝陛下になった褒美だ。……今日1日、俺を好きにしていいぞ…?」
ガインの言葉に、俯いたキリアンの顔がバッと上がる。
そのキリアンの顔を見たガインは恥ずかしさのあまり、目を逸らした。
顔を上げたキリアンが見たガインの顔は、耳まで真っ赤になった顔で目線は直視出来ないのか横に逸らされ、口は真一文字に結ばれていた。
「師匠……本当に?…いい?」
改めて聞かれると、恥ずかしいが過ぎて逃げ出したくなる。
だから無言で、ガインは壊れたオモチャの様にカクカクと小刻みに頷いた。
「ガイン……!」
「うおっ…!?お、お、お、おい!!」
キリアンがガインの背と膝裏に腕を入れ、掬い上げる様に大きな身体を抱き上げた。
膝までずり落ちていたガインのトラウザーズが床にばさっと落ち、ボタンが無くなったシャツ一枚だけの姿になったガインがベッドに運ばれる。
「ま、待て!な、何かスゲー恥ずかしいんだが!ちょっと待てぇ!」
抱かれる覚悟は出来ても、この女性の様に扱われる照れ臭い行為が恥ずかし過ぎて逃げ出したい。
ガインには、こちら側の覚悟は出来て無かった。
「待てません!」
ベッドに下ろされたガインの上に、キリアンが身体を乗せる。
ガインの顔の前にキリアンの顔が近付き、顎が指先で持ち上げられて唇が重ねられた。
「んんっ…んぅ…」
毎回、呼吸困難に陥るまで貪る様に口内を蹂躙される口付けに少々トラウマ気味なガインは、苦しくなったら押し返そうとキリアンの肩に手を掛ける。
「……ふぁ……キリアン……?…な…んか…」
構えていたが予想に反し、柔らかな舌先をネットリと絡ませて、互いの吐息と味を交換し合う様な優しく甘い口付けをされた。
咥内に残るキリアンの味にクラリと眩暈がしそうになる。
「ガイン…なんか…ナニ?」
なんか……………って……知らん!!俺にも説明出来ん!!
互いの舌先を舐め合う様に空で重なる舌先から、テチュテチュとこれまた可笑しな音がする。
キリアンの手がガインのシャツをめくって左胸の上を滑り、乳首を見付けクンと強く押す。
「くはっ…!!は…ふぁ…!」
相変わらず乳首が弱点なガインの腰が反り返ってベッドから浮き、弾みで剥き出しのペニスが揺れ動く。
「そこっ…!触んなっ…!」
「触んな?無理だよガイン…俺は師匠の可愛い姿を全部見たい…俺だけの物にしたい……だから無理。」
キリアンの顔が胸に近付き、レルンと舌先で乳首を舐め上げる。
「ひゃぐっ…!!」
「それにねぇガイン…触んなって言って、ペニスこんなカチカチにしてんのに説得力無いでしょ?」
キリアンの左手がガインの勃起した竿を握り、ゆっくりと扱き始めた。
茎の部分を擦りながら雁首の括れと裏の筋を親指でクイクイと押して刺激していく。
慣れない場所への刺激はガインの身体が大きく跳ね上がり、分かり易い。
弱い場所、慣れない場所を重点的に責めていく。
胸の粒は唇で咥え、強く吸い付いたり引っ張ったりし、ペニスは手の平で愛で、括れを指先で苛め、溢れたガインの先走りを茎の根本や回りに塗っていく。
「ふぁ…!…んなトコ!!……触っ…ああっ!!」
━━突っ込まれる覚悟はしていたが……前戯っつーもんの存在を完全に忘れてたわ!!
こんな恥ずかしい事、俺、ずっとされんの!?
ずっと、こんな声聞かれんの!?
すっげぇ恥ずかしいんだが!!!━━
キリアンが、ガインの先走りに塗れた手を見せつけながら、その雫を舐め取っていく。
「ガインの美味しい……ねぇ師匠、顔が真っ赤…スゴい、やらしい顔してる…恥ずかしくて堪んない?…ふふ、可愛い…。」
「アホ!そんなワケ無ぇだろ!!……っくあっ!!」
ガインの先走りを舐め取って、キリアンの唾液を絡ませた左手指先が、ガインの尻の窪みにグヌッと入れられる。
「さっきは…痛かったよね…ごめん、師匠…今度は優しくするから。」
つうか、既にイテェ!!今もイテェ!!普通にイテェ!!
指だけでもイテェ!!
一回、突っ込んだからって、そんなすぐ慣れたりしねぇわな!
だが、自分から抱いていいとか言い出しといて、痛いからやめてくれなんて、絶対言えん!!
「くふっ!!くっ…!うっ…!」
ガインは目を閉じ、シャツの端を噛んで、なるべく声を殺そうとする。
大きく開かされた股の間で、キリアンの手が忙しなく動いている気配と、やがて窄まった肉壺に指が出入りする際のヂュポヂュポと卑猥な音が耳に入ってくる。
「ガイン、やめてくれって言っても無理だからね?もう止められないから。」
ヂュポン
指が勢い良く引き抜かれ、そのままズブブと指より径の大きい肉の幹が、ガインの狭い孔をほじくるように捩じ込まれてくる。
「ッッつぅ!!……ってぇ!!」
ベッドに寝た状態のガインを見下ろす様に、身体を起こしたキリアンが、大きく開いたガインの両足の太もも裏を押さえつけて腰を前後に動かし始めた。
「あ…スゴい、ガインの胎内あったかい…!キツくて気持ちいい…!」
「あぐっ…!ってぇ!」
痛がるガインの様子にキリアンがガインのペニスを握り込み、強めに扱きながら、先端の鈴口を親指の先でクチクチと叩いていく。
「まだお尻で気持ち良くはならないね。早く慣れて俺を覚えて欲しいから、このまま続けるよ?…でも、ガインにも気持ち良くなって欲しいから、こっちを苛めてあげる。」
慣れて欲しいって……
この先、何度もするような言い方をしやがる……
いや!無い無い!!今回は特別だから!!
皇帝になった、祝いとして……!!
「ふぁああっ!!」
ぐぐっとキリアンの身体が前に進み、繋がりを深くする。
まだ拓かれてない奥底を抉り、同時に性器を強めに握られ内側の残滓を絞り出す様に、きつく握った根本から先に向け手の平の輪を緩めていく。
「見て、師匠。師匠の、絞り出す度にピュルって、やらしい汁が出る。」
ええ?嘘だろ…そんな確認の意味を含めて、薄目を開けて目を下方に向ける。
キリアンの手に握られ、こちらに向けられた吐精口の小さな穴から、薄く白濁した液体がチョロっと流れており、キリアンの手が根本から先に向かって茎を扱くと、そのチョロチョロがピュルっと飛ぶ。
何てモン見せるんだ!!
痛さも忘れて、目をギュッとつむる。
自分の痴態を目の当たりにした様な気がして、見ていられない。
目を閉じたら、閉じたで卑猥な音がダイレクトに耳に入る。
ヌポヌポ、グジュグジュと濡れた孔をほじくる音が聞こえ、キリアンの浅く忙しない呼吸が耳に入る。
「ガイン、目を開けろ。見るんだ。俺に抱かれる自分の姿を。堪えるな。痛みも快感も。」
「くぅぅんッッ!!あふぁ…!キリアン…!」
戒める様に、ペニスの鈴口に爪が立てられる。
その痛さにゾクッと身体が震え、内側のキリアンをギュッと締め付ける。
怖々と目を開け、下方のキリアンを見る。
言われるがままに、今更ながらキリアンの姿を見る。
うっすら汗ばんだキリアンは、衣服の前をはだけさせており、喉元から臍まで肌が見えている。
毛の無い白磁の様な肌が…臍の下辺りからガインの股の間に隠れて見えなくなっているが、キリアンが身体を揺さぶる度に内側の肉壁が擦られ、繋がっている事を否が応にもなく再認識させられる。
そして、キリアンに握り込まれた己の性器。
有り得ないと言うよりは、想像だにしなかった光景を現実として目の当たりにすると、恥ずかしさが過ぎて身体の芯が震える。
思わず自身の手首を口に当て顔を半分隠し、見ろと命令された為に目だけはキリアンに向ける。
「ガイン、顔が赤い。もう、痛く無いだろう?強張った抵抗が無くなって、ネットリと柔らかく締め付ける様になってきたからな。ほら、気持ち良さげな音がする。」
「…そんな…説明すんな……ぁ……あ!!」
キリアンが下肢を揺らし、ゆっくりと内側で輪を描かれる。
クチュ…クチュ…と間を開けて聞こえてくる音に脳が揺さぶれる。
自身の痴態を見させられ、聞かされ、想像させられ、それだけで……
「ガイン…そんなに気持ちいい?嬉しいよ。今日は、イかせないなんて意地悪しないから、好きなだけイっていいよ?俺もいっぱい、ガインの中で出すから。」
「は…!?ふぇ…?ええっ…!」
噴水の様にビュルビュルと飛び出したガインの精液を、キリアンが手の平で傘を作り受け止める。
受け止められた白濁液は、ガインの性器の根本から臍までべっとり濡らし、ガインの体毛に絡んだ。
「何てやらしいんだろう……妄想の中の淫乱なガイン以上だよ。」
太い大腿部を掴んで引き寄せられ、キリアンの腰が激しく動き始める。
「うあ!ま、待て!待ってく…!あ!あ!」
「ガイン、ガインのお尻ん中、凄く気持ちいい…!ガイン、孕んで?いっぱい出すから俺の子どもを孕んで?」
何だか聞き捨てならない事を色々言われているような気がするが……
耳には入るが、そこから答える余裕がない。
キリアンの言葉に被せて聞かされる淫肉の交わる音に思考が犯されていく。
結合部からジュゴッジュゴッと泡を含んで濁った音がする。
「ふっ…ふぅ……あ…ぁあ……気持ち……い……」
「ガイン……今、女の子の顔をしている………いや、メスの顔だね。…………ガイン、愛してる!結婚しよう!!」
「ふぁあああっ!!!イっ…イくっ…!!」
内側にぶちまけられた熱湯の様なキリアンの熱い情液。
それを注がれた瞬間、再び自身の顔に飛沫が飛ぶ程に精液を放出させてしまった俺。
同時に絶頂を迎えて身体がビクンビクンと快感にわななく。
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つか……何かスゲーとんでもない事を言われなかったか?俺……。
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