【R18】熊の様な45歳の近衛隊長は、22歳の美貌の皇帝に欲しがられています。

DAKUNちょめ

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その女神は容赦無し。

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その日は朝から薄暗く、空はどんよりとした厚い雲に覆われていた。


非番明けである今日のガインの仕事は、朝からの兵士達の訓練と午後からの模擬試合に立ち会う日で、少し遅れて訓練場に行った。


なぜ遅れて行ったかと聞かれれば、寝坊したのと足腰の筋肉が張って痛かったのと、尻が痛くて素早く動けなかったからだ。  


誰かさんのせいで!!



正式な試合では無いからとガインはカーキ色のトラウザーズに白いシャツ、それに軍用ブーツを履いたラフな格好で訓練場に向かった。


朝は兵士達が自ら行う訓練であり、現場はガインの有能な部下である騎士のノーザンを指導員としているので、痛む身体に鞭打ってまで行く必要は無い。

部下のノーザンにも「午後の模擬試合の時にだけ来て下されば大丈夫ですから」と言われていたのだが、真面目なガインは若い兵士達が成長する姿を見たいからと、昼前に訓練場に向かっていた。


訓練場に向かう長い廊下を歩きながら空を見れば、今にも降り出しそうな空模様。

これは午後の模擬試合は無くなるかもな…と思いつつ訓練場に到着したガインは、訓練場を見た途端に膝から崩れ落ちた。


「あ、隊長。来て下さったのですね。

…非番の翌日にしては、かなり疲れたご様子ですが…。大丈夫ですか?」


ノーザンは28歳の青年で、ガインの頼れる部下の一人だ。

銀髪の髪を後ろに撫で付けており眼鏡を掛けたインテリ系な見た目で、それなりに美形。

常に冷静で、熱くなったガインを止める、ガイン冷やし係でもある。


そんなノーザンの前でガインは足を開いてしゃがんだ状態の膝の上に延ばした両腕を置き、自身の足下を見る様にガックリと項垂れた。


訓練場にはガインと同じ様に白いシャツと黒いトラウザーズにブーツ姿の皇帝が、剣を持ち新人の兵士達と剣を交えていた。


めちゃくちゃ良い笑顔で。


「……なぁノーザンよ。

何で皇帝陛下、御自らが新兵なんぞに稽古つけてんだ?暇か?」


ガインは頭を下げたまま隣のノーザンに尋ねる。


「良く分かりませんが陛下はご自身がガイン隊長の愛弟子であるから、新兵達の兄弟子であるとかおっしゃいまして。

その流れで稽古をつける事に。

……いやぁ、お強いですね……陛下のうるわしい見た目に騙された被害者が続出しております。」


広い訓練場に居る若い新兵達は皆、地面に寝転がるか膝をつくかしており、練習用の剣を持って立つキリアンを囲む状態で誰もが立ち上がれないでいる。


「皇帝陛下が強いのは戦争を経験していない新兵以外の皆が知ってる。

お前だって知っているだろうが。なんで止めなかったんだよ。

こんなんじゃ模擬試合なんか出来んぞ。」


ガイン的にはキリアンの剣の強さより、そのタフさに驚く。

ガインの知る限り、今朝のキリアンは余り寝ていない。


━━キリアン、明け方近くまで俺を寝かせてくれなかったよな!

それで20人ばかり居る新兵相手に稽古つけるって、どんだけタフなんだよ!絶倫か!化け物か!━━


「どちらにしろ今日の空模様では模擬試合は無理だろうと陛下が仰有ってました。」


ポツリポツリと大粒の雨粒が訓練場に落ちて来る。

やがてザザアっと土砂降りの雨が降り出し、先輩兵士達が立てないでいる訓練場の新兵達の身体を起こして肩を貸し、食堂のある兵舎の方に走って来た。

兵舎の食堂に兵士達が集まり、ガインと部下のノーザンも先に食堂にて雨宿りをしていた。


「ガイン、来ていたのか!」


あからさまに嬉しそうに微笑むキリアン。

雨露滴る金糸の髪を搔き上げ、濡れた白いシャツは肌に貼り付き透けており、キリアンの白磁の様な肌とバラの花びらの様な淡紅色の胸の部分が見えていた。


回りの兵士達から、ほうっと感嘆のため息が漏れる。

どこからともなく「女神の様だ…」と、キリアンの美しさを讃える声が上がる。


「へ、陛下…濡れたお召し物のままでは、お身体に障ります。さ、お脱ぎ下さい。」


若い新兵に混ざって、新兵ではあるがそこまで若くはない男が一人キリアンに駆け寄った。

キリアンの隣に立ち、キリアンの肩に手を掛けようとする。

はぁはぁと荒く鼻で呼吸をし、高揚した表情をした男の姿を見た

ガインとノーザン、そして新兵以外の兵士達皆が、「あ。」という表情をした。

「グエッ!!」


「無礼者。誰が私に触れて良いと言った。」


にっこりと女神の様な笑顔のキリアンは男の顔は見ずに、真っ直ぐ横に伸ばした右手で男の首を掴んでいた。


「陛下、申し訳御座いません。新兵にはまだ、教育が行き届いておりませんでした。」


ノーザンが前に進み出て、キリアンに首を掴まれている男をそっと後ろから引いてキリアンの右手から救い出す。


「本日は模擬試合も無理でしょうし、我々は今から食堂にて座学にて指導をしていきます。

陛下もお疲れでしょう、お召し物も替えなくてはなりませんでしょうし、お部屋へお戻り下さい。」


「そうか午後の訓練は中止か。だったら私はガインを連れて…」


「それはなりません。陛下。

隊長には今から新兵一人ずつに面接をして頂くので。」


キリアンとノーザンのやり取りをハラハラと見ていたガインは、ノーザンの言葉に「そうそう!」と激しく頷く。


「……分かった。では、私は部屋に帰ろう。」


不機嫌そうに濡れた髪を搔き上げ、キリアンは眉間にシワを刻んだしかめっ面のまま兵舎を出て行った。

キリアンの後を、近衛兵がついて行く。

食堂の兵士達、全員が頭を下げ皇帝の背を見送った。



「それにしても、毎回こうゆう輩が数人は来ますね。

陛下が女役だって噂を鵜呑みにして、何とか出来るんじゃないかと勘違いする馬鹿。」


ノーザンはキリアンから救い出した男を食堂の床に放り出した。

ガインは頭を掻きながらため息を漏らして「まぁな」と頷く。

回りの兵士達もガインと同じ様に頷き、床に尻をついた男に冷たい眼差しを向ける。


「く、首!首を締めるなんて、陛下はあんまりじゃないですか!?俺はただ、濡れた服を…!」


「あれは首を締めたんじゃない。

ノーザンが止めなきゃ、お前は、あのまま首の骨を折られていたかも知れん。

陛下は女みたいだからって自分を甘く見る奴には容赦無いからな。」


ガインが脅す様にボソッと言って、手の平をヒラヒラさせた。

頷いたノーザンが男の襟首を掴んで立たせる。


「お前はクビだ。陛下はお前を忘れない。

お前を見る度に不機嫌になられたら、こっちもとばっちり受けるんでな。おい、連れてけ!」


「え!?あ、ちょっと待ってくれ!そんな…!」


男は兵士達にズルズルと引き摺って連れて行かれた。


「もうクビか。相変わらず手厳しいなぁ、ノーザン。」


「隊長が甘過ぎるんでしょう。特に陛下には。

……余り、陛下に手綱を握られ過ぎないで下さいよ。

乗られ過ぎるのも程々に。

隊長の仕事に支障をきたす様では困りますからね。」


「…………へ!?あ、ああ、そうだな。

かつての弟子に振り回されないようにするわ!」


ガインが一瞬焦った。

乗られる、の意味をそのまま実際の行為を指しているのかと思ってしまった。

いや、昨夜の自分はキリアンに乗られてはいない。

むしろ、自分が乗った。

身体の中心を貫かれ繋がったままで。


「……うっわ、思い出しちまった……思い出すだけで疲れる……。」


食堂の椅子に座り、テーブルの上に腕を真っ直ぐ伸ばして上身を乗せた状態でグッタリと突っ伏したガインが低い声で呟いた。









ろくに休めなかった非番の日が終わったばかりの深夜、真っ裸のガインは椅子に座るキリアンの膝に座らされていた。


「子供の頃は、俺が師匠の膝の上にこうやって座らせて貰ってたね。

いつも干したフルーツを口に運んで貰って。」


「ふぁあっ!!こんなんと、ち、違う!」


キリアンの膝に座るガインの後孔には、ガインの中心を貫くキリアンの楔が深く埋まっており、大きく開いた大木の様な大腿部の上に置かれたキリアンの手は、ガインの足を上から押さえつけて膝から立ち上がる事を許さない。


「違わないよ?ガインはこうやって俺を膝に乗せて…こんな風に指先でフルーツを摘んで…。」


キリアンの指先がガインの乳首をキュッと摘んで指の腹で捏ねる。


「違う!そんな事してねぇ…!あっ!うぅッ!あっ!」


キリアンの左手指先が、摘んだガインの胸の粒に強弱を付け捏ねたり引っ張ったりと不規則な刺激を与えていく。

立ち上がって埋まった楔を抜かない様にとガインの太ももを押さえた右手の平で、キリアンは柔い毛に覆われたガインの太ももを撫で回し、滑らせる様に移動させた手の平で内股をまさぐると、鬱蒼と繁る樹海に立つ巨樹を根本の宝珠ごと持ち上げた。


「なななナニやってんだぁあ!!あ!くはっ!うくっ!」


「ホント、ガインは乳首が弱い。子どもが出来たら、ちゃんとオッパイあげれんの?感じ過ぎて無理なんじゃない?ねぇ。」


ガインの抵抗を奪うには、これが一番だと知っているキリアンは容赦無くガインの胸の実を苛め、同時にまだ知らないガインを識ろうと貪欲に責める場所を探す。


「あっ!ぁあ!ッが、ガキなんか出来ねぇよ!!

あっ!あぁっ!そ、ソコっ…触んな!」


「駄目だ。ガインの中に俺の知らない場所が在るなんて許し難い。全て俺のモノなのだから。」


キリアンはガインの繁みの真ん中を手の平で掬い上げる様にし、手の中に納めた双珠をクリクリと回す様に愛でながら、下から腰を突き上げてガインの重たい身体を縦に揺さぶる。


「ふぐぁっ!い、いきなり動くんじゃ…!…ツっ…ぅく…」


「駄目だった?そんな事無いよね。気持ち良さ気に締め付けて来てるもの。もう少し速くした方がいい?」


腰掛けた椅子の上でキリアンが大腿筋と臀部の筋肉に力を入れ下半身を力強くバウンドさせ、ガインと繋がった楔を抜き差しさせた。

同時に双珠を解放した右手が竿を握っており、抜き挿しされる楔に合わせて根本から先に向けて何度も茎を扱いていかれる。


「ちがっ…!そんな、中も外もこすったら…!やっ…!やぁあ…!」


「やぁって言った。そんな可愛い声出す!?ねぇ、まだまだ隠してんじゃないか?可愛い所。俺に全部見せて。」


キリアンの膝の上で大股を開いたままの全裸のガインが、ペニスや乳首を苛められて逃げまどう様に、大きな身体を艶めかしく揺らす。


「あっ!あふっ…!中っ…!こすっ…!ひ、引っかかる…!あぁ!」


扱かれて溢れ出したガインの先走りは茎を伝いキリアンの手をネチャネチャに濡らし、キリアンはそれを結合部位の縁に塗りたくった。


「クパァって拡がってるよ、ガインのヤラシイお口が。ここ、ガインのお汁で、もっと滑りが良くなるからね。ほら、突いていくよ?」


キリアンの下からの突き上げの速度が増し、濡らした結合部位からクッチョンクッチョンと音が鳴る。

ガインの柔らかくなった蜜壺の内側でキリアンの性器のカリ部が内壁に引っ掛かる。


「うああッ!あっ!ぁひっ…!ソコ…!ソコ、す……!スキ…!」


「ええ?どこぉ?ちゃんと言わないと分からないよ、師匠。」


ガインの背後でキリアンがほくそ笑み、呟く。


「やっぱり師匠は、やらしい身体をしている。もっと俺の為だけに淫らになって。」



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