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世界を敵に回しても、それは自分ひとりのもの。
キリアンの要望は理解している。
方法が分からない訳でも無い。
要するに口に咥えろと言ってるんだろ?そこまでは分かる。
だが俺は、分かってない……のかも知れない。
だってよ……口に入れた後、どうすんだ?
ガインはキリアンの前に膝をついたまま、顔を上げ不安そうに無言でキリアンを見る。
目が合ったキリアンは、ニコリと優しく微笑むが、やらなくて良いとは言ってくれない。
とりあえず、一回口に含んで………………………
いや、コレを口に含むってスゲー勇気要るだろ!
ガインは再びキリアンの顔を見上げた。
不安げな表情に加え、更に『無理!』との訴えを込めてキリアンに視線を送るが、キリアンはニコニコと微笑みながらガインの頭を優しく撫でた。
「じゃあ、今から師匠の尻をひん剥いて挿れていい?」
━━ナニを、おっしゃっているのやら!!━━
キリアンの言葉に焦ったガインは、キリアンの茎を口の中に迎え入れた。
少し柔かった茎は、ガインの口の中でグンと膨張し質量と硬度を増す。
「ンンんぐ…!グッ…!」
「師匠……師匠の口が俺のを咥えてる所を見下ろすの、何だか凄くいい…。」
ガインは戸惑いと焦りを表情に出した。
こんな太く長さのある物を口に入れた事等、無い。
しかも、歯を立て傷をつけない様に意識しながら咥えていなければならない。
ガインには、ただただ苦しく顎の疲れるこの行為の意味が分からない。
「おや、師匠…動きが止まってるね。どうして良いか分からないのかな……
ホント、ウブだよね。可愛い…。」
クスクスと笑ったキリアンは、ガインの後頭部に手を当てると、ガインの頭を押さえ、その手を前後に動かし始めた。
「んグッ!!?ぐうっ!!」
「苦しい?我慢してね、ガイン。
ああ、舌先使って俺のの側面も可愛がってよ。」
ガインを見下ろすキリアンの表情が上気し、乾いた唇を濡れた舌先で舐める。
喉の奥まで硬い杭を捩じ込まれ、咳き込む様なその苦しさに涙を滲ませたガインの姿はキリアンの嗜虐心と征服欲を煽り、キリアンは愛しさゆえにガインを責める事を止められなかった。
「なんて…なんて、可愛い顔をするんだガイン!
好き過ぎて止まらない…!もうメチャクチャにしたい!」
「んくっ!!ンぷ!ンンッ!」
ガインの口から、ガインの唾液にまみれたキリアンのペニスがクッチョクッチョと音を立てて出入りする。
苦しげに眉を寄せ目尻に涙が浮かぶガインの姿に、ゾクゾクと擽ったく痒い微電流の様な感触が、キリアンの腰から背筋をゾゾゾッと這い上がる。
「ああ、駄目だ…ガインの子宮の中も、口の中も俺の精子で満たしたい。飲んで!」
キリアンはガインの髪を指に絡ませながら頭を掴み、ガインの頭を前後させながら自身の腰を前に突き出す。
喉の奥深くまで咥え込ませたまま、キリアンはガインの口中に精液を吐き出した。
「!!ンブフォッ!!っ…ぷあっ!!」
吐き出された精を腔内で全て受け切る事が出来ず、苦しさからガインはキリアンの手を振り払う様にして咥えたモノを口から出した。
キリアンの竿から放たれた残滓がガインの口の周りに掛かり、トロリと顎先から溢れる。
「ゲホッ…ケホ……っンン…ケホ…」
キリアンの精を顔に浴びたガインは、床に膝をついたまま苦しそうに咳き込んだ。
キリアンは自分が放った精液に塗れ汚れたガインの姿に、自分の所有物だと名を刻んだ気がした。
「ガイン……何て綺麗なんだろうね……俺の最愛の妻は……」
「……………綺麗?……ケホッ……アタマおかしいぞ…ッコホ……」
このドロドロな状態がキレイだと?意味わからん!
手の甲で白濁液を拭いながら跪いた状態のガインの腕を、キリアンが掴んだ。
力任せにガインの腕を引っ張り上げて、ガインを立たせると同時にキリアン自身も立ち上がる。
立ち上がらせたふらつくガインの足元を爪先ですくい、態勢を崩させ、ベッドに両手をつかせる格好でガインの腰を曲げさせた。
「ちょっと待て!!は、話が違う!!」
「無理だった。あまりに可愛くて綺麗で美味しそうで。
俺の奥さんが。」
ベッドに両手をついたガインの腰回りの生地がたくし上げられた。
ガインの上半身は甲冑を身に纏っているが、腰回りは下地のコートがスカートの様な状態になっているだけで無防備な状態だ。
それを捲り上げられて、トラウザーズをずり降ろされた。
「ば、バカ!!嘘だろ!」
「ガインが悪いんだよ?そんな色っぽい顔をして俺を誘うから」
外気に触れた固く結ばれたガインの窄みに、具合を確かめる様にぬプッと指が入って来る。
たった一本の細い指が、入り口を拡げるように外側に向け円を描く様にグリングリンと回され始めた。
「さ、誘ってねぇ!さ、……あ…ぅ…!ンン!」
「時間が無いんだっけ?じゃあ、もう食べていいかな…ねぇ…いいよね?」
ガインの内側を掻き回す指が増え、狭い入り口をぐりぐりと拡げながらヂュポヂュポと出し入れが繰り返される。
ベッドに両手をついた状態で尻を上げたガインは、内側を掻き回されながら囁かれるキリアンの甘いオネダリ声に、尾を振り餌を待つ犬の様に尻を振った。
「だ、駄目だ…!こんな事っ…して…誰かに見られたら…!!ふぁあっ!!あッ……!!」
ぐぬうっと指より太く、硬い樹木の幹がメリメリとガインの内側に根を張るようにめり込んで来る。
「見られても俺は構わないんだけど。
この際だし、特にあのババァには知られてもいいと思う。」
「や、嫌だ…!誰にも知られたくない…!ぃや…!だ!」
ガインはいまだ初恋をひた隠しにしたい、うぶな幼い少女の様な事を言う。
キリアンにとってこれは、いい歳をした大人が…との呆れよりも、まさしくガインの初恋が自分であるとの証明の様で、その拙い幼さが嬉しい。
かつては、女性の一人や二人と関係があってもおかしくないだろうと思っていたガインが、この歳になるまで誰とも肌を重ねた事が無いと知ってからは、キリアンのガインに対する独占欲に拍車がかかった。
まっさらな清いガインの身体に自分の全てを刻んで行き、自分だけの所有物にする。
もう世界中の何を敵に回してでも、ガインの何をも誰にも渡したくはない。
「じゃあ、二人だけの秘密。ガインは俺だけのモノでいてね?」
「はっ…!あぁっ…!あぅっ…!」
「誰かにガインが色目を使うのも許さないけど……
…勝手に奪われる事も許さないよ?
そんな事になったら…俺は自分を抑える自信無いからね。」
キリアンは自身の吐いた言葉に、要らぬ想像を働かせてしまった。
想像だけで嫉妬する。苛立ちが激しくなる。
「ひぁっ!!ちょっ…!!き、キリアン!!あっ!だ、駄目だっ!激しっ…!もっ…!抑えろ…!!こ、声がっ…!!漏れ…!!」
泣きそうな情けない表情のガインが両手で自分の口を押さえる。
部屋に湿った様な粘着性のある大きな水音が響く。
グジュッグジュッと音を鳴らし結合部位から飛沫が飛び散る。
濡れた肌が叩き合うパンパンと小気味いい音がガインの抑え切れない声を隠すが、それでも低く上擦った情けない嬌声が漏れ続ける。
「あっ!も、もうっ!早く終わっ…!」
「早く終われ?俺と繋がってるのがイヤなの?
こんなに腰を振ってよがってんのに?」
「ちがっ…!違う!違うぅうッ!!あああっ!!」
ベッドに顔を押し付けながら両手の平で口を押さえる。
ガイン自身は声を殺そうと試みるが、入り口を拡げられ内側の肉壁を擦られながら身体の中心を突き上げられると、喉の奥からも無意識に声が溢れる。
「ンッ!ンんっ!や、ぐあっ!」
兵士としての長い人生の中、苦痛に対しては身体を慣らし情けなく声を上げないようにと鍛えてきたつもりのガインでも、最近知ったばかりの肉体の快楽に抗う術を知らない。
真正面から受け入れ、そのまま受け流せずに全て享受する。
「嫌じゃないだろうガイン。私の雄を咥え込んだ孔が心地良さげに歌を歌っているではないか。
クチュクチュとな…。」
繋がったままのガインの孔の縁を、ムニと左右に引っ張る。
先程まで固く閉じていた秘肉の結び目はキリアンを受け入れるべく柔らかく門を開き、深く受け入れ逃さぬ様にヒダを巻き付ける。
「あうっ…!陛下っ…キリアン!も、人が…!呼びに来る…!!」
━━コンコン━━
まさしく、ガインの言ったタイミングで部屋の扉がノックされた。
ガインは慌てる様に更に強く口を押さえる。
キリアンは躊躇う様子を一切見せず、ガインの中を侵し続けながらドアの向こうに声を掛ける。
「何の用だ?」
「夕食の用意が整いましたので、食堂の方に案内をと……」
扉の向こう側で、この城の使用人であろう控え目な男の声がキリアンの問いに答えた。
「なら、支度をするからドアの前で暫く待っているように。」
「ッう!!…………ッッ!!!ふぅっ!!」
キリアンは使用人の男に、その場から立ち去る様に言わずにドアの前に立たせ待機させた。
その状態で、ガインの後ろの孔を激しく突いて声を出す様に促す。
「声、我慢…出来る?ふふっ」
「ッッ!!………!!」
ガインは声を漏らさない様に強く口を押さえながら、背後のキリアンに強い抗議の視線を向ける。
━━お前!!フザケんなよ!!いい加減にしやがれ!!━━
「………師匠…俺ねぇ……小さい頃から、俺を叱る師匠も凄く好きだったんです。
ギロッと睨む眼光は鋭く、とてもかっこ良くて……組み敷きたかったぁ。」
キリアンはガインの背後で、クスリと小さな笑い声を落とし、ガインの腰を掴み、ラストスパートとばかりに激しく下肢を叩き付けた。
バチュバチュと煩い音を部屋中に響かせるも、ガインは自身の手に嵌めた革の手袋を噛み声を極力抑える。
「ああ、快楽に耐え忍ぶガインの姿…何と奥ゆかしくて美しい…
さすがは皇帝の妻、私の妃だ。」
━━アホな事ばっか言ってんなぁあ!!━━
心で叫ぶが声には出せない。
文句の一つでも言ってやろうと口を開けば、きっと言葉より先に喘ぎ声が出てしまう。
「……ッぷぅ!!」
文句でも喘ぎでも無く、身体が跳ね上がると同時に変な呼吸が漏れた。
ガインの内側の奥深い場所で、キリアンの芯がドクドクと強く脈打ち内壁をノックしながら熱い波を放つ。
同時にガインもトラウザーズの内側に、精を放ち絶頂を迎えていた。
方法が分からない訳でも無い。
要するに口に咥えろと言ってるんだろ?そこまでは分かる。
だが俺は、分かってない……のかも知れない。
だってよ……口に入れた後、どうすんだ?
ガインはキリアンの前に膝をついたまま、顔を上げ不安そうに無言でキリアンを見る。
目が合ったキリアンは、ニコリと優しく微笑むが、やらなくて良いとは言ってくれない。
とりあえず、一回口に含んで………………………
いや、コレを口に含むってスゲー勇気要るだろ!
ガインは再びキリアンの顔を見上げた。
不安げな表情に加え、更に『無理!』との訴えを込めてキリアンに視線を送るが、キリアンはニコニコと微笑みながらガインの頭を優しく撫でた。
「じゃあ、今から師匠の尻をひん剥いて挿れていい?」
━━ナニを、おっしゃっているのやら!!━━
キリアンの言葉に焦ったガインは、キリアンの茎を口の中に迎え入れた。
少し柔かった茎は、ガインの口の中でグンと膨張し質量と硬度を増す。
「ンンんぐ…!グッ…!」
「師匠……師匠の口が俺のを咥えてる所を見下ろすの、何だか凄くいい…。」
ガインは戸惑いと焦りを表情に出した。
こんな太く長さのある物を口に入れた事等、無い。
しかも、歯を立て傷をつけない様に意識しながら咥えていなければならない。
ガインには、ただただ苦しく顎の疲れるこの行為の意味が分からない。
「おや、師匠…動きが止まってるね。どうして良いか分からないのかな……
ホント、ウブだよね。可愛い…。」
クスクスと笑ったキリアンは、ガインの後頭部に手を当てると、ガインの頭を押さえ、その手を前後に動かし始めた。
「んグッ!!?ぐうっ!!」
「苦しい?我慢してね、ガイン。
ああ、舌先使って俺のの側面も可愛がってよ。」
ガインを見下ろすキリアンの表情が上気し、乾いた唇を濡れた舌先で舐める。
喉の奥まで硬い杭を捩じ込まれ、咳き込む様なその苦しさに涙を滲ませたガインの姿はキリアンの嗜虐心と征服欲を煽り、キリアンは愛しさゆえにガインを責める事を止められなかった。
「なんて…なんて、可愛い顔をするんだガイン!
好き過ぎて止まらない…!もうメチャクチャにしたい!」
「んくっ!!ンぷ!ンンッ!」
ガインの口から、ガインの唾液にまみれたキリアンのペニスがクッチョクッチョと音を立てて出入りする。
苦しげに眉を寄せ目尻に涙が浮かぶガインの姿に、ゾクゾクと擽ったく痒い微電流の様な感触が、キリアンの腰から背筋をゾゾゾッと這い上がる。
「ああ、駄目だ…ガインの子宮の中も、口の中も俺の精子で満たしたい。飲んで!」
キリアンはガインの髪を指に絡ませながら頭を掴み、ガインの頭を前後させながら自身の腰を前に突き出す。
喉の奥深くまで咥え込ませたまま、キリアンはガインの口中に精液を吐き出した。
「!!ンブフォッ!!っ…ぷあっ!!」
吐き出された精を腔内で全て受け切る事が出来ず、苦しさからガインはキリアンの手を振り払う様にして咥えたモノを口から出した。
キリアンの竿から放たれた残滓がガインの口の周りに掛かり、トロリと顎先から溢れる。
「ゲホッ…ケホ……っンン…ケホ…」
キリアンの精を顔に浴びたガインは、床に膝をついたまま苦しそうに咳き込んだ。
キリアンは自分が放った精液に塗れ汚れたガインの姿に、自分の所有物だと名を刻んだ気がした。
「ガイン……何て綺麗なんだろうね……俺の最愛の妻は……」
「……………綺麗?……ケホッ……アタマおかしいぞ…ッコホ……」
このドロドロな状態がキレイだと?意味わからん!
手の甲で白濁液を拭いながら跪いた状態のガインの腕を、キリアンが掴んだ。
力任せにガインの腕を引っ張り上げて、ガインを立たせると同時にキリアン自身も立ち上がる。
立ち上がらせたふらつくガインの足元を爪先ですくい、態勢を崩させ、ベッドに両手をつかせる格好でガインの腰を曲げさせた。
「ちょっと待て!!は、話が違う!!」
「無理だった。あまりに可愛くて綺麗で美味しそうで。
俺の奥さんが。」
ベッドに両手をついたガインの腰回りの生地がたくし上げられた。
ガインの上半身は甲冑を身に纏っているが、腰回りは下地のコートがスカートの様な状態になっているだけで無防備な状態だ。
それを捲り上げられて、トラウザーズをずり降ろされた。
「ば、バカ!!嘘だろ!」
「ガインが悪いんだよ?そんな色っぽい顔をして俺を誘うから」
外気に触れた固く結ばれたガインの窄みに、具合を確かめる様にぬプッと指が入って来る。
たった一本の細い指が、入り口を拡げるように外側に向け円を描く様にグリングリンと回され始めた。
「さ、誘ってねぇ!さ、……あ…ぅ…!ンン!」
「時間が無いんだっけ?じゃあ、もう食べていいかな…ねぇ…いいよね?」
ガインの内側を掻き回す指が増え、狭い入り口をぐりぐりと拡げながらヂュポヂュポと出し入れが繰り返される。
ベッドに両手をついた状態で尻を上げたガインは、内側を掻き回されながら囁かれるキリアンの甘いオネダリ声に、尾を振り餌を待つ犬の様に尻を振った。
「だ、駄目だ…!こんな事っ…して…誰かに見られたら…!!ふぁあっ!!あッ……!!」
ぐぬうっと指より太く、硬い樹木の幹がメリメリとガインの内側に根を張るようにめり込んで来る。
「見られても俺は構わないんだけど。
この際だし、特にあのババァには知られてもいいと思う。」
「や、嫌だ…!誰にも知られたくない…!ぃや…!だ!」
ガインはいまだ初恋をひた隠しにしたい、うぶな幼い少女の様な事を言う。
キリアンにとってこれは、いい歳をした大人が…との呆れよりも、まさしくガインの初恋が自分であるとの証明の様で、その拙い幼さが嬉しい。
かつては、女性の一人や二人と関係があってもおかしくないだろうと思っていたガインが、この歳になるまで誰とも肌を重ねた事が無いと知ってからは、キリアンのガインに対する独占欲に拍車がかかった。
まっさらな清いガインの身体に自分の全てを刻んで行き、自分だけの所有物にする。
もう世界中の何を敵に回してでも、ガインの何をも誰にも渡したくはない。
「じゃあ、二人だけの秘密。ガインは俺だけのモノでいてね?」
「はっ…!あぁっ…!あぅっ…!」
「誰かにガインが色目を使うのも許さないけど……
…勝手に奪われる事も許さないよ?
そんな事になったら…俺は自分を抑える自信無いからね。」
キリアンは自身の吐いた言葉に、要らぬ想像を働かせてしまった。
想像だけで嫉妬する。苛立ちが激しくなる。
「ひぁっ!!ちょっ…!!き、キリアン!!あっ!だ、駄目だっ!激しっ…!もっ…!抑えろ…!!こ、声がっ…!!漏れ…!!」
泣きそうな情けない表情のガインが両手で自分の口を押さえる。
部屋に湿った様な粘着性のある大きな水音が響く。
グジュッグジュッと音を鳴らし結合部位から飛沫が飛び散る。
濡れた肌が叩き合うパンパンと小気味いい音がガインの抑え切れない声を隠すが、それでも低く上擦った情けない嬌声が漏れ続ける。
「あっ!も、もうっ!早く終わっ…!」
「早く終われ?俺と繋がってるのがイヤなの?
こんなに腰を振ってよがってんのに?」
「ちがっ…!違う!違うぅうッ!!あああっ!!」
ベッドに顔を押し付けながら両手の平で口を押さえる。
ガイン自身は声を殺そうと試みるが、入り口を拡げられ内側の肉壁を擦られながら身体の中心を突き上げられると、喉の奥からも無意識に声が溢れる。
「ンッ!ンんっ!や、ぐあっ!」
兵士としての長い人生の中、苦痛に対しては身体を慣らし情けなく声を上げないようにと鍛えてきたつもりのガインでも、最近知ったばかりの肉体の快楽に抗う術を知らない。
真正面から受け入れ、そのまま受け流せずに全て享受する。
「嫌じゃないだろうガイン。私の雄を咥え込んだ孔が心地良さげに歌を歌っているではないか。
クチュクチュとな…。」
繋がったままのガインの孔の縁を、ムニと左右に引っ張る。
先程まで固く閉じていた秘肉の結び目はキリアンを受け入れるべく柔らかく門を開き、深く受け入れ逃さぬ様にヒダを巻き付ける。
「あうっ…!陛下っ…キリアン!も、人が…!呼びに来る…!!」
━━コンコン━━
まさしく、ガインの言ったタイミングで部屋の扉がノックされた。
ガインは慌てる様に更に強く口を押さえる。
キリアンは躊躇う様子を一切見せず、ガインの中を侵し続けながらドアの向こうに声を掛ける。
「何の用だ?」
「夕食の用意が整いましたので、食堂の方に案内をと……」
扉の向こう側で、この城の使用人であろう控え目な男の声がキリアンの問いに答えた。
「なら、支度をするからドアの前で暫く待っているように。」
「ッう!!…………ッッ!!!ふぅっ!!」
キリアンは使用人の男に、その場から立ち去る様に言わずにドアの前に立たせ待機させた。
その状態で、ガインの後ろの孔を激しく突いて声を出す様に促す。
「声、我慢…出来る?ふふっ」
「ッッ!!………!!」
ガインは声を漏らさない様に強く口を押さえながら、背後のキリアンに強い抗議の視線を向ける。
━━お前!!フザケんなよ!!いい加減にしやがれ!!━━
「………師匠…俺ねぇ……小さい頃から、俺を叱る師匠も凄く好きだったんです。
ギロッと睨む眼光は鋭く、とてもかっこ良くて……組み敷きたかったぁ。」
キリアンはガインの背後で、クスリと小さな笑い声を落とし、ガインの腰を掴み、ラストスパートとばかりに激しく下肢を叩き付けた。
バチュバチュと煩い音を部屋中に響かせるも、ガインは自身の手に嵌めた革の手袋を噛み声を極力抑える。
「ああ、快楽に耐え忍ぶガインの姿…何と奥ゆかしくて美しい…
さすがは皇帝の妻、私の妃だ。」
━━アホな事ばっか言ってんなぁあ!!━━
心で叫ぶが声には出せない。
文句の一つでも言ってやろうと口を開けば、きっと言葉より先に喘ぎ声が出てしまう。
「……ッぷぅ!!」
文句でも喘ぎでも無く、身体が跳ね上がると同時に変な呼吸が漏れた。
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