32 / 120
妄想は親馬鹿にまで。
しおりを挟む
ガインは重ねた枕に背中を寄り掛からせ深く腰掛けた状態で、両膝を胸に付ける様な態勢を強いられる。
繋がった箇所がキリアンの前に晒され、羞恥心を煽られて逃げたくなっている顔を穴が開きそうな程間近でキリアンに見られ、ガインは顔を片手の平で覆って首を横に振った。
━━駄目だ声を押し殺すのだって限度がある!やめてくれ!━━
ガインの潤んだ目での訴えはキリアンの嗜虐心を更に煽り逆効果となる。
だがキリアンにはそのガインの行動が、そうなる事を望んでやっている打算的な物に見えなくもない。
「そんなに顔を真っ赤にして…気持ちいいんだ?」
「!!うっ動ッ…!動かすな!!うぁ…!は、ひぁ!」
キリアンはガインの両膝を胸の方に押し倒したまま、腰を規則正しく打ち込んだ。
いななく馬の首の様に大きく縦に揺れ動くガインの性器の先端から、白い汁がぴゅるっと細く飛ぶ。
「ガインが生む俺の子は、賢くて可愛いんだろうなぁ。
なにしろ二人の愛の結晶だからね。この世で一番賢く可愛いに決まっているよね。」
ガインが先走りを飛ばしたのを見たキリアンがニィっと笑い、楽しげに意味不明な事を言い始めた。
急遽始まったキリアンの親バカ妄想にガインが焦る。
「うっ!生めるワケねぇだろ!子どもなんか!
馬鹿なコト言ってんじゃ…ッんはぁッ!!あっ!あっ!」
グッポグッポと抽挿は続けられ、ガインの先走りが大樹の幹を伝い根元の茂みを濡らし双珠の脇を流れ、キリアンを咥え込んでくぱぁと開いた孔の淵を濡らす。
「俺は、いい父親になると思うよ?俺達の愛する子だもの。
乳母なんかに任せきりにしないで、お世話もちゃんとするつもり。」
濡れた孔の滑りが良くなり、茎が孔を出入りする音がゴジュゴジュゴジュと忙しないモノに変わった。
「ンやぁあ!き、キリッ…!!声っ…!出るっ!」
「前まで、ガインの口から出る『や』は、ヤメロのヤだったんだけどね…クスクス。
最近では、ヤメロの回数減ったよね?このヤは『やぁん』のヤ?
ママはパパにおねだりが上手になったよね。」
ガインが下唇を噛んで否定の意味を込め違う!とフルフルと首を横に振る。
いつだって、今だって、「やめろ!」とガインは言いたい。
だが全身に刻み込まれ覚えてしまった快楽と、同時に惜しみ無く与えられる愛の心地好さを識った身体が、ガインの口からやめろ!と言わせる、いとまを与えない。
嬌声の方が先に口から漏れてしまう。
「ちゃんと、我が子のオシメ替えもするよ?今、こうやって練習させて貰ってるんだしね。
足をもっと上げて、お尻見せて。
さぁ、いい子だねー」
「態勢が同じってだけで、オムツを替える赤ん坊と一緒にすんじゃねぇよ!!
やめろ!!バカ!!」
色んな意味で恥ずかし過ぎた。
なので意外にシッカリ、やめろと言えてしまった。
キリアンは笑いを堪える様にキュッと結んだ口から、時々堪えきれずにププッと噴き出す。
ガインは自身がからかわれているのだと理解している。
そしてキリアンは……愛しいガインの様々な反応を見たいが為に、ワザと軽口を叩いて人をからかって楽しんでいる。
いや、キリアンの場合は半ば本気かも知れないが…。
そんな状態でも、ガインを味わい尽くしたい貪欲なキリアンは腰を動かす事だけは止めやしない。
二人の繋がる部位の下が濡れて液溜まりを作り、時折肌が当たってチャプチャプと水溜りで戯れる様な音がする。
「ふざけんな……や、やめ……ンやぁ…!なかっ…!」
「うん、奥さんの気持ち良い所をいっぱい可愛がってあげてるよ?優しい旦那様だろう?ガリガリって引っ掻いて、コンコンってノックしてあげる。」
繋がったままのガインの腰が跳ね上がり、淫らにクネクネと動き回りながら、後退っていく。
浮いたガインの腰を掴んで引き戻し、ガインの腰が逃げるのをキリアンが追う様にしてゴンっと最奥を突き上げた。
「ンンひぁあ!!奥ウゥ!」
「師匠、さりげに逃げようとしたでしょ?
乱れ過ぎて溺れるのが怖いからって。だめ、逃さないよ。
今夜は孕むほど注ぐって言ったじゃん。
よがり狂って欲しい位だよ。」
「だ、駄目だっ!やめっ…!ヤダぁ!!」
キリアンを制止しようとしたガインの口から出た言葉に、キリアンが一瞬硬直した様に止まった。
一瞬止まったキリアンだったが、すぐに目を輝かせてガインに埋めた茎を、バチュンっと根元まで全て飲み込ませた。
「なにそれ!!!ヤダぁって!
ヤダぁって、師匠が子どもみたいな言い方をした!?
何なのソレ!可愛くてたまらないんだけど!
ガインそっくりな、そんな子ども欲しい!俺、滅茶苦茶、甘やかして溺愛する!!ねぇ、子作りしよ!!」
「なななナニ言ってんだぁあ!!皇帝陛下の乱心にも程があるだろうが!
いい加減にしやがれ!ここを何処だと思ってんだ!」
根元まで楔を埋めたキリアンが、楔の根元に生えた金の柔毛をガインの孔周りにザリザリ擦りつける様に腰をグリグリ押し付けてくる。
「ここが何処って、天国だけど。」
━━なんだと??天国??いや、よそン国の城の中…━━
「ガインの中は、なんて心地よいんだろう…ああ、ヌメヌメと温かくて柔らかくて…なのにギュッと強く抱き締めてきて…気持ち良すぎて弾けそう。ここが天国でなくてドコだと?」
いかん、キリアンに話が通じてない。
「そういう事じゃなくてっ…!んはっ!あぅあ!」
「俺を天国にいざなう女神が、そんなに美味しそうに噛んでくれたら…応えるしかないじゃないか。ねぇ?」
繋がったまま太腿を高く上げられ、ガインの臀部がキリアンの大腿部に乗せられる。
キリアンの杭を上から咥え込む格好になったガインは、ベッドが軋む度に浮かんだ身体が、自重によりズシンと落ちて深くキリアンを飲み込む。
「意味がわからん!!ングぁ!奥ッ…!あ、当たるっ!」
「パクパクしてるよ、俺の愛しい女神のやらしいメス孔が。
俺のを味わうように噛みしめてさぁ。」
縦に動かされる身体に伴い、ズグズグと出入りする杭を飲むガインの孔が、ヌラヌラになったキリアンの茎を食む度にブジュブジュと卑猥な音を奏でる。
「そんなに美味しそうに食べてくれるなんて嬉しいよ。
ご褒美に、師匠も天国にイかせてあげる。」
「ひぁっ…!や、駄目っ…!」
繋がった二人の腹部に挟まれた状態の、そそり勃つガインの竿がキリアンの手に握られた。
キリアンはガインのペニスを強めに握り込み、時折カリの括れや裏筋に爪を立て痛痒いチリッとした刺激を与えながら竿を扱き始める。
「ま、待てっ!そ、そんなのぉ!!む、ムリっ!声がっ!」
「最近の師匠、孔でメスイキ出来るようになったから、ペニスを扱いてイクの久々じゃない?
でも、中もしっかり擦るからね。俺の子種でガインの子宮を満たしてあげる。」
キリアンはガインに制止されればされる程、欲情する。
激しくガインのペニスを扱きながらも、下から突き上げる動きも止めない。
逃げ場を無くした串刺し状態の最愛の妻の肢体が、自分の腿の上でユサユサと動く度に頭を激しく振り乱し声を出すのを堪え、涙目で口をパクパクさせる姿をウットリ眺める。
「さぁ、愛しい我が妃……ガイン。その身に俺の愛を受け止めて。」
「ひゅああっ!や、やぁ…!駄目っ…も、もぉぉ!!」
ガガガガっと連打する様に下方から最奥を突き上げられる。
ミチミチに内側を満たした熱い楔に浮き出た筋やカリの括れがガインの粘膜をこそぎながら激しく脈打ち、ガインの胎内の壁をビクンビクンと叩きながら無遠慮に精子を放流した。
「んんんくぅ!!」
キリアンによる内側の放精とペニスへの激しい扱きに促され、ガインは真っ赤になった顔を涙と汗でグチャグチャにさせた状態で、繋がる二人の腹部の間に、ビュルビュルと精を放った。
「あぁ…すっご……やぁらし……なんて顔を見せてくれんの……色っぽい……」
キリアンは顎の下に掛かったガインの精を指先で拭い、レルんと舐め取る。
ガインはそんなキリアンを見ながら、色っぽいのも、やらしいのも、キレイも美しいも女神だという喩えも全部、自分ではなくキリアンに当て嵌まるのだと思わずにはいられない。
そもそも、それらの単語のどれもが自分にはそぐわないとしか思えない。
その世間一般的な考えが、キリアンには通用しないのだが。
「んあっ!!ふあ…」
ズルッと楔が抜かれ、ジワジワと塞がった後孔から岩清水が湧き出る様にタラタラとキリアンの白濁色の液体が垂れてガインの尻肉を濡らしていく。
「なんて淫靡な光景だろう…。ガインのお尻がヤラシイ事に。」
キリアンの手がガインの臀部に置かれ、ミュイっと親指で孔の淵を引っ張る。
まだ伸縮が続いている孔は簡単にクパッと口を開き、中からコプッと液が溢れた。
「な、ナニしやがるんだ!!拡げるんじゃねぇ!」
「駄目だよ、ガインの子宮に俺の子種を染み込ませるんだから。」
ニイッと微笑んだキリアンはガインの片脚を持ち上げて自分の肩に乗せ、足を閉じる事を禁じた状態で中指と薬指を揃えてガインの後孔に挿し入れた。
「むぁっ!?し、染みこっ…!?んぁあ!!」
「そう、ガインの子宮の壁に隙間なく擦り込んでねぇ…ガインの身体の全部に俺の精子の味を覚えさせるの。で、まずは内側から。」
孔に挿し込まれたキリアンの指先が、軟膏を擦り込んでいくようにグリグリと内側の壁に指をなすり付ける。
時折中で指を曲げ、ワザとガインの弱点でもある前立腺を刺激したりする。
「や、やめろ!や、やめ…やぁ!やめてく……ンン!!」
「そんな、犬みたいに嬉しそうにお尻振って…。
ペニスも尻尾みたいにブンブン揺れて…。
大丈夫だよ、安心して。絶対にやめないから。ふふっ」
クチクチと挿した指を多方向に動かし、内側を突いたり、肉壁に擦り付けたりを繰り返す。
立てて重ねた枕に寄り掛かって座る様な状態だった身体がずり下がり、泥沼に沈む様にガインの身体が柔らかな枕に仰向けで深く沈んだ。
「あっ…や、やめろ、ソコ…ひぁん!!」
クチクチ、ヌチュヌチュと孔を拡げて中を掻き回すキリアンが、時折ビクッと大きく跳ねるガインの身体を愉しげに見詰めていた。
「師匠のメス孔がヨダレ垂らしながらヒクヒクしてる。
どうしよう、可哀想で見てらんない。」
「か、可哀想なもんか!!もう、擦り込んだ!染み込んだ!!
充分味わったから勘弁してくれ!!」
ガインがサァッと青ざめた。
もう、その言葉に続く文言がアレしか思いつかない。
「駄目、指じゃ奥まで届かないし。
何より、そんな可哀想な愛妻の大事な場所は、俺がしっかり慰めてあげないとね。」
ズイ、と怒張したキリアンの凶器の様な雄根がガインの視界に入った。
「さぁ、子作り二回戦行こうか!」
━━やっぱり、そうなるんかい!!━━
繋がった箇所がキリアンの前に晒され、羞恥心を煽られて逃げたくなっている顔を穴が開きそうな程間近でキリアンに見られ、ガインは顔を片手の平で覆って首を横に振った。
━━駄目だ声を押し殺すのだって限度がある!やめてくれ!━━
ガインの潤んだ目での訴えはキリアンの嗜虐心を更に煽り逆効果となる。
だがキリアンにはそのガインの行動が、そうなる事を望んでやっている打算的な物に見えなくもない。
「そんなに顔を真っ赤にして…気持ちいいんだ?」
「!!うっ動ッ…!動かすな!!うぁ…!は、ひぁ!」
キリアンはガインの両膝を胸の方に押し倒したまま、腰を規則正しく打ち込んだ。
いななく馬の首の様に大きく縦に揺れ動くガインの性器の先端から、白い汁がぴゅるっと細く飛ぶ。
「ガインが生む俺の子は、賢くて可愛いんだろうなぁ。
なにしろ二人の愛の結晶だからね。この世で一番賢く可愛いに決まっているよね。」
ガインが先走りを飛ばしたのを見たキリアンがニィっと笑い、楽しげに意味不明な事を言い始めた。
急遽始まったキリアンの親バカ妄想にガインが焦る。
「うっ!生めるワケねぇだろ!子どもなんか!
馬鹿なコト言ってんじゃ…ッんはぁッ!!あっ!あっ!」
グッポグッポと抽挿は続けられ、ガインの先走りが大樹の幹を伝い根元の茂みを濡らし双珠の脇を流れ、キリアンを咥え込んでくぱぁと開いた孔の淵を濡らす。
「俺は、いい父親になると思うよ?俺達の愛する子だもの。
乳母なんかに任せきりにしないで、お世話もちゃんとするつもり。」
濡れた孔の滑りが良くなり、茎が孔を出入りする音がゴジュゴジュゴジュと忙しないモノに変わった。
「ンやぁあ!き、キリッ…!!声っ…!出るっ!」
「前まで、ガインの口から出る『や』は、ヤメロのヤだったんだけどね…クスクス。
最近では、ヤメロの回数減ったよね?このヤは『やぁん』のヤ?
ママはパパにおねだりが上手になったよね。」
ガインが下唇を噛んで否定の意味を込め違う!とフルフルと首を横に振る。
いつだって、今だって、「やめろ!」とガインは言いたい。
だが全身に刻み込まれ覚えてしまった快楽と、同時に惜しみ無く与えられる愛の心地好さを識った身体が、ガインの口からやめろ!と言わせる、いとまを与えない。
嬌声の方が先に口から漏れてしまう。
「ちゃんと、我が子のオシメ替えもするよ?今、こうやって練習させて貰ってるんだしね。
足をもっと上げて、お尻見せて。
さぁ、いい子だねー」
「態勢が同じってだけで、オムツを替える赤ん坊と一緒にすんじゃねぇよ!!
やめろ!!バカ!!」
色んな意味で恥ずかし過ぎた。
なので意外にシッカリ、やめろと言えてしまった。
キリアンは笑いを堪える様にキュッと結んだ口から、時々堪えきれずにププッと噴き出す。
ガインは自身がからかわれているのだと理解している。
そしてキリアンは……愛しいガインの様々な反応を見たいが為に、ワザと軽口を叩いて人をからかって楽しんでいる。
いや、キリアンの場合は半ば本気かも知れないが…。
そんな状態でも、ガインを味わい尽くしたい貪欲なキリアンは腰を動かす事だけは止めやしない。
二人の繋がる部位の下が濡れて液溜まりを作り、時折肌が当たってチャプチャプと水溜りで戯れる様な音がする。
「ふざけんな……や、やめ……ンやぁ…!なかっ…!」
「うん、奥さんの気持ち良い所をいっぱい可愛がってあげてるよ?優しい旦那様だろう?ガリガリって引っ掻いて、コンコンってノックしてあげる。」
繋がったままのガインの腰が跳ね上がり、淫らにクネクネと動き回りながら、後退っていく。
浮いたガインの腰を掴んで引き戻し、ガインの腰が逃げるのをキリアンが追う様にしてゴンっと最奥を突き上げた。
「ンンひぁあ!!奥ウゥ!」
「師匠、さりげに逃げようとしたでしょ?
乱れ過ぎて溺れるのが怖いからって。だめ、逃さないよ。
今夜は孕むほど注ぐって言ったじゃん。
よがり狂って欲しい位だよ。」
「だ、駄目だっ!やめっ…!ヤダぁ!!」
キリアンを制止しようとしたガインの口から出た言葉に、キリアンが一瞬硬直した様に止まった。
一瞬止まったキリアンだったが、すぐに目を輝かせてガインに埋めた茎を、バチュンっと根元まで全て飲み込ませた。
「なにそれ!!!ヤダぁって!
ヤダぁって、師匠が子どもみたいな言い方をした!?
何なのソレ!可愛くてたまらないんだけど!
ガインそっくりな、そんな子ども欲しい!俺、滅茶苦茶、甘やかして溺愛する!!ねぇ、子作りしよ!!」
「なななナニ言ってんだぁあ!!皇帝陛下の乱心にも程があるだろうが!
いい加減にしやがれ!ここを何処だと思ってんだ!」
根元まで楔を埋めたキリアンが、楔の根元に生えた金の柔毛をガインの孔周りにザリザリ擦りつける様に腰をグリグリ押し付けてくる。
「ここが何処って、天国だけど。」
━━なんだと??天国??いや、よそン国の城の中…━━
「ガインの中は、なんて心地よいんだろう…ああ、ヌメヌメと温かくて柔らかくて…なのにギュッと強く抱き締めてきて…気持ち良すぎて弾けそう。ここが天国でなくてドコだと?」
いかん、キリアンに話が通じてない。
「そういう事じゃなくてっ…!んはっ!あぅあ!」
「俺を天国にいざなう女神が、そんなに美味しそうに噛んでくれたら…応えるしかないじゃないか。ねぇ?」
繋がったまま太腿を高く上げられ、ガインの臀部がキリアンの大腿部に乗せられる。
キリアンの杭を上から咥え込む格好になったガインは、ベッドが軋む度に浮かんだ身体が、自重によりズシンと落ちて深くキリアンを飲み込む。
「意味がわからん!!ングぁ!奥ッ…!あ、当たるっ!」
「パクパクしてるよ、俺の愛しい女神のやらしいメス孔が。
俺のを味わうように噛みしめてさぁ。」
縦に動かされる身体に伴い、ズグズグと出入りする杭を飲むガインの孔が、ヌラヌラになったキリアンの茎を食む度にブジュブジュと卑猥な音を奏でる。
「そんなに美味しそうに食べてくれるなんて嬉しいよ。
ご褒美に、師匠も天国にイかせてあげる。」
「ひぁっ…!や、駄目っ…!」
繋がった二人の腹部に挟まれた状態の、そそり勃つガインの竿がキリアンの手に握られた。
キリアンはガインのペニスを強めに握り込み、時折カリの括れや裏筋に爪を立て痛痒いチリッとした刺激を与えながら竿を扱き始める。
「ま、待てっ!そ、そんなのぉ!!む、ムリっ!声がっ!」
「最近の師匠、孔でメスイキ出来るようになったから、ペニスを扱いてイクの久々じゃない?
でも、中もしっかり擦るからね。俺の子種でガインの子宮を満たしてあげる。」
キリアンはガインに制止されればされる程、欲情する。
激しくガインのペニスを扱きながらも、下から突き上げる動きも止めない。
逃げ場を無くした串刺し状態の最愛の妻の肢体が、自分の腿の上でユサユサと動く度に頭を激しく振り乱し声を出すのを堪え、涙目で口をパクパクさせる姿をウットリ眺める。
「さぁ、愛しい我が妃……ガイン。その身に俺の愛を受け止めて。」
「ひゅああっ!や、やぁ…!駄目っ…も、もぉぉ!!」
ガガガガっと連打する様に下方から最奥を突き上げられる。
ミチミチに内側を満たした熱い楔に浮き出た筋やカリの括れがガインの粘膜をこそぎながら激しく脈打ち、ガインの胎内の壁をビクンビクンと叩きながら無遠慮に精子を放流した。
「んんんくぅ!!」
キリアンによる内側の放精とペニスへの激しい扱きに促され、ガインは真っ赤になった顔を涙と汗でグチャグチャにさせた状態で、繋がる二人の腹部の間に、ビュルビュルと精を放った。
「あぁ…すっご……やぁらし……なんて顔を見せてくれんの……色っぽい……」
キリアンは顎の下に掛かったガインの精を指先で拭い、レルんと舐め取る。
ガインはそんなキリアンを見ながら、色っぽいのも、やらしいのも、キレイも美しいも女神だという喩えも全部、自分ではなくキリアンに当て嵌まるのだと思わずにはいられない。
そもそも、それらの単語のどれもが自分にはそぐわないとしか思えない。
その世間一般的な考えが、キリアンには通用しないのだが。
「んあっ!!ふあ…」
ズルッと楔が抜かれ、ジワジワと塞がった後孔から岩清水が湧き出る様にタラタラとキリアンの白濁色の液体が垂れてガインの尻肉を濡らしていく。
「なんて淫靡な光景だろう…。ガインのお尻がヤラシイ事に。」
キリアンの手がガインの臀部に置かれ、ミュイっと親指で孔の淵を引っ張る。
まだ伸縮が続いている孔は簡単にクパッと口を開き、中からコプッと液が溢れた。
「な、ナニしやがるんだ!!拡げるんじゃねぇ!」
「駄目だよ、ガインの子宮に俺の子種を染み込ませるんだから。」
ニイッと微笑んだキリアンはガインの片脚を持ち上げて自分の肩に乗せ、足を閉じる事を禁じた状態で中指と薬指を揃えてガインの後孔に挿し入れた。
「むぁっ!?し、染みこっ…!?んぁあ!!」
「そう、ガインの子宮の壁に隙間なく擦り込んでねぇ…ガインの身体の全部に俺の精子の味を覚えさせるの。で、まずは内側から。」
孔に挿し込まれたキリアンの指先が、軟膏を擦り込んでいくようにグリグリと内側の壁に指をなすり付ける。
時折中で指を曲げ、ワザとガインの弱点でもある前立腺を刺激したりする。
「や、やめろ!や、やめ…やぁ!やめてく……ンン!!」
「そんな、犬みたいに嬉しそうにお尻振って…。
ペニスも尻尾みたいにブンブン揺れて…。
大丈夫だよ、安心して。絶対にやめないから。ふふっ」
クチクチと挿した指を多方向に動かし、内側を突いたり、肉壁に擦り付けたりを繰り返す。
立てて重ねた枕に寄り掛かって座る様な状態だった身体がずり下がり、泥沼に沈む様にガインの身体が柔らかな枕に仰向けで深く沈んだ。
「あっ…や、やめろ、ソコ…ひぁん!!」
クチクチ、ヌチュヌチュと孔を拡げて中を掻き回すキリアンが、時折ビクッと大きく跳ねるガインの身体を愉しげに見詰めていた。
「師匠のメス孔がヨダレ垂らしながらヒクヒクしてる。
どうしよう、可哀想で見てらんない。」
「か、可哀想なもんか!!もう、擦り込んだ!染み込んだ!!
充分味わったから勘弁してくれ!!」
ガインがサァッと青ざめた。
もう、その言葉に続く文言がアレしか思いつかない。
「駄目、指じゃ奥まで届かないし。
何より、そんな可哀想な愛妻の大事な場所は、俺がしっかり慰めてあげないとね。」
ズイ、と怒張したキリアンの凶器の様な雄根がガインの視界に入った。
「さぁ、子作り二回戦行こうか!」
━━やっぱり、そうなるんかい!!━━
31
あなたにおすすめの小説
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
嫌われ将軍(おっさん)ですがなぜか年下の美形騎士が離してくれない
天岸 あおい
BL
第12回BL大賞・奨励賞を受賞しました(旧タイトル『嫌われ将軍、実は傾国の愛されおっさんでした』)。そして12月に新タイトルで書籍が発売されます。
「ガイ・デオタード将軍、そなたに邪竜討伐の任を与える。我が命を果たすまで、この国に戻ることは許さぬ」
――新王から事実上の追放を受けたガイ。
副官を始め、部下たちも冷ややかな態度。
ずっと感じていたが、自分は嫌われていたのだと悟りながらガイは王命を受け、邪竜討伐の旅に出る。
その際、一人の若き青年エリクがガイのお供を申し出る。
兵を辞めてまで英雄を手伝いたいというエリクに野心があるように感じつつ、ガイはエリクを連れて旅立つ。
エリクの野心も、新王の冷遇も、部下たちの冷ややかさも、すべてはガイへの愛だと知らずに――
筋肉おっさん受け好きに捧げる、実は愛されおっさん冒険譚。
※12/1ごろから書籍化記念の番外編を連載予定。二人と一匹のハイテンションラブな後日談です。
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
またのご利用をお待ちしています。
あらき奏多
BL
職場の同僚にすすめられた、とあるマッサージ店。
緊張しつつもゴッドハンドで全身とろとろに癒され、初めての感覚に下半身が誤作動してしまい……?!
・マッサージ師×客
・年下敬語攻め
・男前土木作業員受け
・ノリ軽め
※年齢順イメージ
九重≒達也>坂田(店長)≫四ノ宮
【登場人物】
▼坂田 祐介(さかた ゆうすけ) 攻
・マッサージ店の店長
・爽やかイケメン
・優しくて低めのセクシーボイス
・良識はある人
▼杉村 達也(すぎむら たつや) 受
・土木作業員
・敏感体質
・快楽に流されやすい。すぐ喘ぐ
・性格も見た目も男前
【登場人物(第二弾の人たち)】
▼四ノ宮 葵(しのみや あおい) 攻
・マッサージ店の施術者のひとり。
・店では年齢は下から二番目。経歴は店長の次に長い。敏腕。
・顔と名前だけ中性的。愛想は人並み。
・自覚済隠れS。仕事とプライベートは区別してる。はずだった。
▼九重 柚葉(ここのえ ゆずは) 受
・愛称『ココ』『ココさん』『ココちゃん』
・名前だけ可愛い。性格は可愛くない。見た目も別に可愛くない。
・理性が強め。隠れコミュ障。
・無自覚ドM。乱れるときは乱れる
作品はすべて個人サイト(http://lyze.jp/nyanko03/)からの転載です。
徐々に移動していきたいと思いますが、作品数は個人サイトが一番多いです。
よろしくお願いいたします。
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件
ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。
せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。
クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom ×
(自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。
『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。
(全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390
サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。
同人誌版と同じ表紙に差し替えました。
表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる