【R18】熊の様な45歳の近衛隊長は、22歳の美貌の皇帝に欲しがられています。

DAKUNちょめ

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悲劇の皇女と純朴な少年だった中年男。

━━幽霊塔━━

この塔は高貴な血を持つ罪人を幽閉する為に100年以上前に建てられた。

だが、この塔に関する記述はほぼ無い。

何か大きな事件があり隠蔽されたと言うより、幽閉に使うような事態が無かったため記す必要も無く…と言った方が正しいらしいが……

この塔について、俺でさえ知らない隠された何かをガインは知っているのだろうか━━


「ガインは…この塔で何があったか知っているのか?」


簡単に開いてしまった幽霊塔の扉を身体が通れる分だけ開いてキリアンが塔内に入る。

ガインより先に塔に入ったキリアンに焦ったガインが、慌てて塔内に入り、守るようにキリアンを抱き寄せた。


「陛下!私より先に行ってはなりません!」


抱き寄せられ、ガインの胸にキリアンが顔を埋める。

仕事を終えた後の騎士服からガインの乾いた汗の匂いが立ち昇り、キリアンの鼻腔をくすぐる。
余りにも香ばしく食指をそそる薫りに、キリアンは思わず目眩がしそうになった。

騎士服を着たガインに、皇帝という立場で守られるように抱き寄せられている。
よくありそうで、実は滅多に無いシチュエーション。


━━すっご…いいニオイ…漢クサイ…漢クサイのに発情したメスみたいなニオイがする…
仕事を終えて俺の寝所に来る時は、身体を拭いてから着替えて来る事も多いし…
久しぶりに嗅いだ仕事後のニオイたまんなァ…━━


堪らずにキリアンは、ガインの騎士服の胸元に顔面をグリグリ押し付け香りを堪能しながら、ガインの厚みのある身体をギュっと抱き締めた。

その行為がガインには恐怖心から縋るようにも見えたらしく、ガインはキリアンの背に腕を回し、庇うように身体の内側にキリアンを抱き込んだ。


「陛下…大丈夫です、何があっても私が陛下をお守り致しますから…。
ですから、そのように怯えなくとも大丈夫です。」


怯えているのはガイン自身であり、恐怖心に打ち克つように自身に言い聞かせてる風にも思えるセリフだが…

怯えていると思われている方が好都合と感じたキリアンはガインの腕の中でコクンと頷いて子どもみたいな声で小さく「うん…」と返事をした。

自分がガインの庇護欲を掻き立てていると考えるだけでも楽しくて堪らない。


「ガイン…ここで何があったか知ってる…?」


キリアンはガインの胸元で顔を見上げ、あざとく眉尻を下げ上目遣いで怯えた表情を見せながら尋ねた。


「ええ…陛下もご存知でしょう。
この塔に出るという悲劇の死を遂げた皇女、マリーゴールド様の話を。」


「……皇女……マリーゴールド………」


ガインの口から重々しく告げられた名前にごくりと息を飲み、キリアンは震える声でその名を復唱した。





━━━━ だ れ ━━━━





キリアンの頭の中では、歴代皇帝の名前をはじめ、その殆どの血族を把握している。

100年ほど前から、皇族籍に身を置いた者は母セレスティーヌや義母カリーナの様に国外から嫁いで来た者も全て記憶しているが、庶子も含めそんな女性が居た記録はない。


「そのマリーゴールド姫様の話って…どんなのだったっけ…。あまりにも恐ろしくて…忘れちゃった…。」


「100年ほど前の話になります。
皇女マリーゴールド様は…父君である当時の皇帝のお気に入りの食器を割ってしまい、皇帝の怒りを買い塔に幽閉されました。
その後、マリーゴールド様は塔の裏にある古井戸に身を投げて自らの命を断ちました。」



━━突っ込み所が多過ぎて…どうしよう。
城外で生まれた庶子ならともかく、皇帝の娘として城にいた皇女の中にマリーゴールドなんて娘が存在した記録は無い。
何より食器を割った位で皇女が塔に幽閉なんて有り得ないし、塔に幽閉されている身なのに塔の外にある井戸に身を投げた?……どうやって。━━



聞いているだけで段々可笑しくなってきたキリアンだが、笑いたいのを何とか堪えた。

ガインがこれを事実だと思い込み恐れているのは事実で………

おや?皇女が死んだのは理解したが…ガインが『怖がる要因』にまでまだ届いてない。


「その話…誰から聞いたの…?ガイン。
それに…お姫様が亡くなったのは分かるけど…ガインが怖がっているのはナゼ?」


「この話は私が幼い頃に、当時は皇太子だったグレアムと共に塔の前に連れて来られて聞かされました。
私の父親に。」


「父上もガインと一緒に、この塔を訪れてマリーゴールド様の話を聞いたんだね…。」


キリアンの父グレアムは、自分が幼い頃にされたのと同じ事をキリアンとケンヴィーにした様だが……

いかんせん語り手の語り方が下手過ぎたのか、聞き手であるキリアンとケンヴィーが可愛げの無い素直さに欠けるひねくれた子どもだったためか、微塵も恐怖など感じず、ゆえにまったく記憶に残ってなかった。


マリーゴールド姫のこの話が作り話だとするならば、ガインの父親であるヴィルムバッハ将軍は意外な才能を持っている事になる。


幼少時代のガインと父グレアムが純粋で素直な聞き手だったのもあるかも知れないが、あんな熊みたいなナリをした脳筋の極みのような将軍に、子どもが怖がるような物語を作り、上手く語れるとは……

ミーシャの小説家としての才能は、ここから来ているのかも知れない。


ガインの胸に抱き着いて会話をしながら、キリアンは塔のエントランスで目線を方々に向けていった。

扉を開いてすぐに吹き抜け状態の広いエントランス、そして正面に階段があり、踊り場を経て左右に階段が続く。

おどろおどろしい廃墟のような外観とはまったく異なり、扉からエントランス、二階へと続く階段の中央にはエンジ色の絨毯が敷かれており、控えめだが豪華だ。

ホコリ一つ無く清潔に保たれた塔の内部に人の手が入っているのは理解したが、元々の造りからして普通の屋敷であり、人を幽閉をするような場所ではない。


「ええ……グレアムもかなり怯えておりました。
何しろ……父が言うには、この塔に近付いた者の所には夜になるとマリーゴールド様の霊が現れると。
枕もとですすり泣きながら『1枚…2枚…』と食器を数え始めるのだそうで……。」



━━マリーゴールド姫の霊が来ると知ってて、わざわざ塔の近くに連れて行かれたと。
だったら最初から塔の前に連れて来なければ良かったじゃないか、なんて考えもしなかったのかな。━━



と突っ込みたいが、それは塔の存在を教え、かつ今後は近付かないようにするための将軍の策なのだろう。


「枕もとでさめざめと泣きながら食器を数えるだけ?」


「皇女様がどんな風に現れるのかを父が再現してくれました。
すすり泣きながら悲しげな声で『6枚…7枚…』と食器を数えていき…
『8枚…9枚……1枚…1枚足りない…父の大事な皿を割ったのは…………お前かァ!!!!!!!』」


ガインは、当時の将軍の語りを真似て、悲しげな消え入りそうな声で食器を数える再現をし、最後にキリアンの耳に口を近付けて威すように大声を出した。

怖い話でビクついている所で急に大声を出して驚かせる、怖い話の定番のような展開。

途中で先が見えてしまったキリアンには怖がる要素も驚く要素も無かったが、そこは怯えたフリをして「キャッ!」とガインにしがみつく。


「……怖い……それで……その夜、マリーゴールド姫はガインの枕もとに現れたの?」


キリアンは小刻みに震えながら小声でガインに訊ねて顔を見上げた。
ガインは複雑そうな顔で首を横に振り「いいえ」と答える。

そりゃそうだろうな、単なる作り話だし…とキリアンが顔を隠すようにうつむき加減になり小さく笑った。


「ただ……その日の夜の私は、皇女様が現れるのだろうとベッドの中でずっと身構えながら震えておりまして……それで、ちょっとしたトラウマになってしまったんですが……。

あの日の私はベッドから出る事が出来ず、寝小便を垂れてしまいまして。」


「えっ……寝小便?……って……?」


俯かせた頭の上でガインが口にした思わぬ単語に、キリアンが顔を上げてガインに聞き返す。

目を大きく見開いて見上げるキリアンと目が合ったガインは、キリアンが寝小便の意味を分かっておらずに訊ねているのかと思った。


「寝小便とは、おねしょの事ですな。」


「………おねしょって…………?」


「おねしょも分かりませんか。ですから……
私が恐怖心から、お漏らししたって意味で……ッ!!」


ガインが話している最中、トラウザーズの上からガインの股間がやんわりとキリアンの手の平に包み込まれた。

何の前触れも無しに唐突に股ぐらをまさぐられたガインは反応が遅れ、ただただ、「えぇ?」「えぇ?」「えぇ~!?」と理解が出来ないと困惑した表情を見せながらキリアンを突き放せないでいた。


「………はぁー……。駄目だよガイン…俺はね…今日は自重しなきゃと頑張って自制していたんだよ……。
なのに…ねぇ…なんてパワーワードを投げ付けて来たのかな。」


「はぁ!?いやっ、意味が…意味が分からんのですが!
ちょ、こんな所でナニしとるんですかっ!」


キリアンは抱き着いたガインの大きな身体を、エントランス中央にある絨毯の敷かれた階段の方にグイグイと押してゆく。

強い力で押され続けて階段の間際まで来たガインの踵が階段の1段目にコツンと当たり、そのままバランスを崩して倒れるように腰を下ろし、階段に座る格好となった。


「ガインの……お漏らしする恥ずかしいトコ見せて。」


「ナニ言っとるんですか!!
こんな歳して、ションベンなんか垂らしたりしませんて!!」


階段に膝を乗せたキリアンは、階段を背にしたガインに乗るように身体を密着させて擦り寄り、騎士服のボタンに右手を掛け器用に外してゆく。

左手は早くもガインのトラウザーズの中にあり、だらんと下がった馬首を直に握り込んでいた。


「同じ場所から、違う汁をいっぱい垂れ流してくれたら良いんだよ。
勿論、子どもの頃と同じ液体を垂れ流しても、俺は嬉しいけどね。」


ガインが手にしていたランプは階段の端に置かれており、情慾に染まり、いびつにほくそ笑むキリアンの表情が揺らぐ炎に照らされる。


「こっ、こっ、こんな場所で、出来るワケねぇだろ!
憤怒した皇女様が現れて呪われるわ!」


「現れないよ、呪いを纏う悪霊と化した者は愛の力に近付く事が出来ないんだよ。
強く愛し合う、そこに生まれる愛の力はセイなる力だからね。
負の感情に囚われた死者にセイの力は眩し過ぎるんだ。」



━━セイ…………生?……聖?………性??━━



思考が定まらず混乱中のガインが呆けている間に騎士服は大きく左右に開かれ、トラウザーズも前部分が腿までずり降ろされていた。


「ちょ…!待って下さい!まっ…待てって!!
ま………あ!」


半勃ちの馬首の先の括れを指先でコチョコチョとくすぐられる。

緩く持ち上がるガインの馬首の頭を人差し指に乗せクイと持ち上げたキリアンは馬首の尖端に口付けると、鈴口の小さな穴を尖らせた舌先でグリグリとほじくり出した。


「ンくぅ!陛下…や、やめて下さい!…私……俺ッ…!
仕事が終わってすぐに来たから…汚いし、汗くさ…ンんッ!」


「汚い?汗クサイ?どれも騎士である素のガインのままじゃないか。
クラクラするほどやらしくて、美味しそうでしかないよ。
幼い頃から嗅ぐ度に、むしゃぶりつきたくなっていた匂いだ。
あの頃はむしゃぶりつくのを我慢していたけど、今はもう我慢なんてしない。」


段々と硬度を増してきたガインの太い茎を手の平に強く握り込み、手の平をスライドさせて強めに扱く。

キリアンは馬首の尖端の鈴口に唇を当て、啜るようにヂュルッと強く吸い付いた。


「ふぁっ!い、イタッ…強く扱き過ぎっ…!あ、あ、そんな強く吸ったら…!」


「強く吸ったら?ふふっ…だってガインはちょっと痛い位に苛められるのが好きだろ?
苛められると、すぐ可愛く発情するんだもんな。」


「あっ!ああぁ!…や、駄目だっ…こんなトコで、そんなトコぉ!」


えんじ色の絨毯が敷かれた階段の真ん中でガインがビクッビクッっと大きく身悶える。

完全に屹立した雄根の先からは淫汁が滲み出し、キリアンの尖らせた舌先に乗る。

だが、ガインの雄根はまだ精を放つには至らず、キリアンは腿まで下げたガインのトラウザーズを掴んで膝下まで下げ、ズルっと足から引き抜いた。


「なっ!ナニしやがるんですか!!」


「ガインのお漏らしを見たいと言ったじゃないか。
集中出来ないのか、ガインが全然出さないからさ…。
もっと乱れさせてあげようかなっと。」


下半身が剥き出しになったガインの片足を大きく曲げさせ、あらわになった臀部の中央に指先を運んだキリアンは、谷間の中心にあるすぼみにクチュと指を挿入した。


「キッ………!!!キリアン!指を挿れんなッ!
馬鹿ッ!ばッ…あっ!あふぁ!」


「ガインはやっぱりオンナのコだねぇ、前よりもコッチの方が反応が良い。
ほら、気持ち良くなるまで掻き回してあげるよ。」



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