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1人向け・看病系
雨の日の帰り道。(側ににいてくれる)
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今日は少し買いすぎましたね。
構いませんよ、荷物はそのまま置いておいてください。
え、あ、まあ、確かに一気に運ぶのは無理そうですが...。それなら、少しだけお願いできますか?
ありがとうございます。それじゃあ、残りは俺が運ぶから。
...なんだか足どりが覚束ない様子な気が...っ!危ない!
だ、大丈夫ですか?
いえ、荷物は拾うのでそこで待っててください。
それだと濡れちゃうか...あそこまで歩けますか?ここに座っててください、すぐ戻るので。
荷物はこれで全て拾えたでしょうか...?
そうですか、それならよかった。
それより、体調は大丈夫ですか?ふらふらしてたの見てたので...。
怪我はなさそうですが、動ける状態ではなさそうですね。
僕のことはどうか気にしないでください。
頭痛、とかですか?あとはめまいとか...いえ、ご迷惑でなければあなたが動けるようになるまで側にいます。
それにしても、すごい雨でしたね。こんなに地面がぬかるんでいたら転んだりもしますよね。
...本当に大丈夫でしたか?
あ、ちょっとだけ足見せてもらえますか?
やっぱり腫れてますね。冷やすものってこれくらいしか持ってないけど、少しはマシになると思います。
すみません、俺がもっと気をつけていればあなたに怪我をさせずにすんだのに...。
いえ、あなたに荷物を持ってもらいすぎていたんです。
やっぱり俺が運ぶべきでした。
謝らないでください。あなたはただ転んでしまっただけで、何も悪くありませんから。
俺も次から気をつけます。だから、あなたは怪我をしないように。いい?
それじゃあ、はい。指切りで約束しましょう。
...もう少しだけ距離がありますが、行けそうですか?
それじゃあ、はい。あなたは俺の手を持ってて。
やっぱり荷物はもう一度取りにくることにします。
部屋に入ったら、まずは温まってください。
それから、もし余裕があるようなら...紅茶を淹れて待ってて。
すぐ戻るからちゃんと温まって待ってて。
体調悪いなら、横になってていいから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
独りで帰るとき、大雨のなか転んで荷物をぶちまけてしまって...それで思いつきました。
近くに恋人がいたらこんな感じだったのでしょうか...?
構いませんよ、荷物はそのまま置いておいてください。
え、あ、まあ、確かに一気に運ぶのは無理そうですが...。それなら、少しだけお願いできますか?
ありがとうございます。それじゃあ、残りは俺が運ぶから。
...なんだか足どりが覚束ない様子な気が...っ!危ない!
だ、大丈夫ですか?
いえ、荷物は拾うのでそこで待っててください。
それだと濡れちゃうか...あそこまで歩けますか?ここに座っててください、すぐ戻るので。
荷物はこれで全て拾えたでしょうか...?
そうですか、それならよかった。
それより、体調は大丈夫ですか?ふらふらしてたの見てたので...。
怪我はなさそうですが、動ける状態ではなさそうですね。
僕のことはどうか気にしないでください。
頭痛、とかですか?あとはめまいとか...いえ、ご迷惑でなければあなたが動けるようになるまで側にいます。
それにしても、すごい雨でしたね。こんなに地面がぬかるんでいたら転んだりもしますよね。
...本当に大丈夫でしたか?
あ、ちょっとだけ足見せてもらえますか?
やっぱり腫れてますね。冷やすものってこれくらいしか持ってないけど、少しはマシになると思います。
すみません、俺がもっと気をつけていればあなたに怪我をさせずにすんだのに...。
いえ、あなたに荷物を持ってもらいすぎていたんです。
やっぱり俺が運ぶべきでした。
謝らないでください。あなたはただ転んでしまっただけで、何も悪くありませんから。
俺も次から気をつけます。だから、あなたは怪我をしないように。いい?
それじゃあ、はい。指切りで約束しましょう。
...もう少しだけ距離がありますが、行けそうですか?
それじゃあ、はい。あなたは俺の手を持ってて。
やっぱり荷物はもう一度取りにくることにします。
部屋に入ったら、まずは温まってください。
それから、もし余裕があるようなら...紅茶を淹れて待ってて。
すぐ戻るからちゃんと温まって待ってて。
体調悪いなら、横になってていいから。
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独りで帰るとき、大雨のなか転んで荷物をぶちまけてしまって...それで思いつきました。
近くに恋人がいたらこんな感じだったのでしょうか...?
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