物置小屋

１人向け・看病系

困ったときの約束(アレルギー)

ただいま…って、どうかしたの？具合悪い？顔中真っ赤になってるのは、熱があるから？
そういうわけじゃないのか…ああ、分かった。
新しい化粧品を試してみるんだって言ってたよね？それ関係？ちょっと借りるね。
そっか、この色素が入ってるからアレルギー反応が…薬は飲んだ？
駄目だよ、我慢してて大丈夫な状況じゃない。
顔が赤く腫れてるし、なんだかすごく痒そうだし…これ飲んだら休んで。
息苦しくない？分かった。だけどもしどこか変だと思ったら我慢せず言ってね。

…あ、起きた？さっきよりましになったみたいでよかった。
謝らないで。この状態で買ったなら入ってるかどうかなんて分からないもんね。
今はどんな感じ？やっぱりちょっと気分悪いか…。俺にできることはある？
側にいるだけじゃ足りない気がして…本当に、これでいいの？
分かった。それじゃあこうして手を繋いでいよう。
今はまだ何か食べる気分にはなれないでしょ？だったら夕飯の準備はもう少ししてからでいいし、今はくっついていたい。
苦しいのをひとりで我慢するの、大変だったでしょ？
そういうときは連絡して。どんなときでも駆けつけてみせるから。
俺が外に出てるからって遠慮してくれたんだろうけど、連絡はもらえた方が嬉しい。…約束だよ。
肩？いいよ、いくらでもかしてあげる。
眠れそうならもうひと眠りしちゃっても大丈夫。
こうやってずっと隣にいるから。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
アレルギー持ちの恋人を綴ってみました。