物置小屋

１人向け・イベント系

紅葉色の想いを・訪れる明日ルート(分岐2)

大丈夫ですか？もし酔いそうでしたらすぐ仰ってくださいね。…なんて、もう限界近いのは分かってるけど。
お疲れ様。少し休もう。


顔色、だいぶよくなったみたいで安心した。
そのまま掴まってて。謝る必要なんてないよ。家までもう少しだし、こうやって合法的にくっついていられるのはちょっと嬉しいんだ。
…はい、到着。人が増えると予想はしてたけど、あそこまでとは思わなかった。
おろすよ。もう少し横になってて。
ごめん。人混み苦手なの知ってるのに、もう少し下調べしておくべきだった。
楽しかった？本当に？そっか…。今度はもう少しゆっくり過ごそう、
今夜はもう休んだ方が…未来の話？…ごめん、珍しいなと思って吃驚しただけ。
それ、さっき拾ってたやつ？…押し花にして栞にでもしようか。
そうすればきっと、今の楽しかったって気持ちを閉じこめておけるだろうから。
…辛いことや苦しいことも沢山あったけど、君にはその分これから幸せになってほしい。
君が笑っている明日…俺が望むのはそういう未来。…俺も、一緒に？
君がそれを望んでくれるなら、どこまでだってついていく。
これからもおかえりって言ってくれる？それから一緒にご飯を食べて、ありふれたことで笑いあって…そんな未来があったらきっと素敵だ。
特別なことはいらない。君が隣にいてくれれば、それだけで幸せだから。
…あれ、もしかして照れてる？そういうところも好きだよ。
君もそういう未来を考えてるの？…そっか。そんなふうに思ってくれているの、すごく嬉しい。
眠れそうにないなら紅茶でも淹れようか？…分かった。いつものやつ淹れてくるね。

いつものは…あった。淹れたらすぐ戻ろう。
それにしても、あんなの狡いだろ。…大好きなあなたの隣にいられたら幸せだなんて。
俺はずっと君だけの幸せを願っていたのに、やっぱり好きだな。
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こちらの分岐はもしも話をする内容にしてみました。
未来のことを語らうふたりは、その間だけ灰暗い過去を忘れられる…というイメージで綴ってみました。