物置小屋

黒蝶

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1人向け・other

目指す明日

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こんばんは。今日も花壇の水やり?
俺も手伝うよ。遠慮しないで。
…毎日ひとりだとつまらないでしょ?たまには俺と話でもしようよ。
どうしたの?…ゆっくり話して。
君が緊張しているのは分かってるつもりだけど、急いで一気に話そうとしなくていい。
どんな言葉でも、俺はちゃんと聞きたいから。

…成程。それでいつも花の世話をしているんだね。
この花壇の花たちは幸せだね。
君に気にかけてもらえるってことは、元気に育つ可能性が高いってことでしょ?
花との対話を大事にしているのも見ていて分かる。
肥料の分量を変えたり、あげる水の量を調節したり…それって誰にでもできることじゃないと思う。
人話すのは緊張して苦手だって言いながら、俺と会話してくれてるし…本当に嬉しいんだ。
最近はこういう時間も悪くないなって思う。
ずっと独りだったから、人と触れ合えるのは楽しい。
…君が俺にくれたんだよ。この楽しみも、ふたりの温かさも。
だから、自分なんかなんて思わないで。
俺も人といるのはあんまり得意じゃないんだけど、一緒に過ごすなら君がいい。
また明日、ここで一緒に水やりしよう。
ふたりで世話した方が絶対早いし、花が咲くところが見たいんだ。
君と一緒なら、どんな日でも最後は笑って過ごせる気がするんだ。
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よく分からない雰囲気になってしまいました。
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