同僚がモフ度の高い神獣でした。【R18】【本編完結】

雲間香月

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デートしましょう。

6【R18】

 ──く、口で……! 

 びっくりしたのと恥ずかしいのとでぐるぐるしていると、「篠瀬さん」と耳元で神尾君の声が言う。

「触ってもいいですか」

 何を、と思ったところで、神尾君の人差し指がそっとブラジャーの下から差し込まれた。
 ここを触ってもいいですか、とお伺いを立てているのだ。

 息を飲んで、こくこくと首を振る。

「さ……さわってください」

 小さな声で言うと、神尾君が、はーっ、と何かに耐えるように大きなため息をついた。

「あんまり煽らないで」

「え、あっ」

 ブラジャーの下から両手が滑り込んできて、神尾君の手が直に私の胸に触れる。

「あ……、うあ、ぜ、全然ちがう」

 大きな掌が熱くて、揉み込まれる指先の感覚がダイレクトで、ぶわわ、と体が熱くなる。

「ほんっと、そういうとこ……!」

 苛立ったような神尾君の声が聞こえたかと思うと、先端にびり、と強い刺激が与えられた。

「いっ、ああっ」

「痛いですか」

 でも気持ちいいでしょ、と神尾君が囁く。

「んう」

 じんじん、と痺れるような感覚に頭の芯がぼうっとする。
 強く、弱く刺激を与えられて、私はふるふる首を振った。

「あ……あたま、おかしく、なりそう」

 何を言ったのかよく分からなかった。
 うわごとのような私の言葉に、神尾君がはた、と手を止める。

「篠瀬さん」

 協力して、と耳打ちされたかと思うと、インナーごとニットを首から引き抜かれた。

 当然のようにブラジャーも脱がせてから、神尾君が私の肩を押す。
 簡単に仰向けに戻されてしまって、私は反射的に両腕で胸を隠した。

「か、かみおくんっ、電気……っ、電気消してください」

 見られている。

 そのことが死ぬほど恥ずかしくて、私は涙目で懇願した。

「いいですけど」

 含むような声で言って、神尾君がリモコンに手を伸ばして照明の明かりをとしてくれる。 

 真っ暗、というわけではなかったが、幾分ほっとして私は体から力を抜いた。 
 と、そこへ、

「ひ」

 お腹のあたりをつ、となぞる神尾君の指先を感じて、びっくりする。
 ふ、と吐息だけで笑った神尾君の声が言う。

「視覚が制限されると、感覚の方が過敏になりませんか」

 た、確かに……!

 思いがけない効果に、明かりを、と言いかけて、いやそれも困る、と言葉をのんだ。

 どうしていいかわからずまごまごしているうちに、神尾君がスカートをぐ、と引き下げた。

「あ」

 あっという間に脱がされてしまって、もうどこを隠していいのか分からなくなる。
 恥ずかしさに縮こまっていると、する、と神尾君の右手が私の膝を撫でた。

「んっ」

 くすぐったい。
 くすぐったいのに、なんだか変な感じがする。

 そのままするするとふくらはぎに沿って移動した指先が、ソックスの中に滑り込むと、足首を掴んだ。

「えっ、わ、神尾君っ」

 ぐい、と片足を肩に担がれて、私は咎めるような声を上げた。
 大きく脚を開かれた格好で、死ぬほど恥ずかしい。

 私の呼びかけに、しかしもう、神尾君は手を止めたりしなかった。
 片手で器用にソックスを脱がせて、足の腹を親指で撫でる。

「んう」

 びく、と内股が震えるのを確認してから、神尾君が私のふくらはぎにキスをする。
 反射的に脚を引き戻そうとすると、素早く足首を掴まれて、そのまま足の裏にも口付けをされた。

「や、そんなとこ」

 抗議の声を上げるのに、神尾君は脚を離さない。
 それどころか、そのまま私のつま先に舌を這わせたのだ。

「ひゃあっ」

 与えられたことのない感覚に全身が震える。

「あっ、いや、やだぁっ」

 丹念に舐められる感触に思考がぐずぐず溶け出しそうだった。

 ──なんで、何でこんなに、全身が熱い。
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