74 / 103
第4章 奴隷と暮らす
第3話
「どうぞ、アップルティーです」
「有難う」
目の前にはエルフが入れてくれた紅茶のティーカップがある。カップに入れられた紅茶からふわりと白い湯気が立ち込め、そこからストレートティーにほのかな甘味を含んだような香りを放っている。
そういえば、奴隷商館で出された紅茶の香りと似ているなとふと思い出しながら、熱いのは承知の上で、カップのハンドルに指を引っ掛け持ち上げると、少し傾けて飲んでみる。
(熱!)
という心の叫びは口には出さず、震えた手でそおっとカップをソーサーに置いた。猫舌なので、少し冷ましておくことにした。
ティーカップは全員分用意され、エルフに茶を振る舞われていた。ただの食後の紅茶というのもあるのだろうが、「少し話したいことがある」と皆が食べ終わった頃に伝えれば、エルフが「お話されるのであれば、お茶をお出ししましょうか?」と提案してくれたので、頼んだのだ。この調子で自己主張してくれると嬉しい。
エルフが着席したのを確認し、私は口を開いた。
「今から話すのは、これからのことについてだ。まず奴隷を購入するに至った理由を話したいと思う」
そう話し始めれば、真剣な眼差しで彼らは私を見てくる。あまりにも突き刺さる視線が痛くて身体が強張ってしまい、事前に話そうと思っていた内容をそのまま話して大丈夫だろうかと不安にかられる。
私は緊張を和らげるために、テーブル上で組んだ手に視線を移し、彼らの視線から逃れた。
「少し訳ありでな……秘密を厳守してくれる者というのが第一条件だった。だから、奴隷を買うことにした。
奴隷を買ってどうするのかだが、俺は田舎から来て知識がないから読み書きや最低限の常識を身につけたい。それから、魔力に少し問題があって、俺が力をつけるまでの間、守ってくれる人が必要だった。
ということで、これからおまえたちにやってもらう仕事だが、意思疎通は問題なくとも読み書きがまだまだなので、それを手伝ってほしい。あとは日常生活上の最低限の知識の指南と日頃の護衛、そして戦闘の指導を頼みたい」
やっと言い終えた、と肩の力を抜いて顔を上げてみれば、彼らは私の話した内容を理解しようとしたためか、暫く考え込んでいた。その間、私はアップルティーを啜る。少し冷めて丁度いい温度だ。
「訳あり……というのは、何でしょうか?」
声が小さいながらも、透き通るようなはっきりとしたこの口調は──狼人だ。私は、カップをソーサーに置いて、また手を組んだ。
「すまない……それはもう少し後になってから話したい。まだ、俺の覚悟が足りないのでな。今月中には必ず話すので、待っていてほしい」
そう話せば、狼人は「わかりました」と言った後、下がった。
(打ち明ける時期としては、もう少し落ち着いてきてからがいいんだけどな……)
でもあまり引き伸ばしても不安を煽るだけだろうし、と考えて今月中に話すことを約束した。
「訳ありの中には、その腰の袋のことも入っておるのか?」
(袋?)
龍人の指差す先には、登録収納の麻袋があった。無限にお金が湧いてくるとはいえ、私がここに手を入れない限りはただの袋にしか見えないはずなのに……。
「どういうことだ?」
焦りを隠しながら龍人にそう聞いた私の声は少しだけ低くなってしまっていたようだ。それを見逃さなかった龍人が目を細めたが、私はそれに気が付かなかった。
「我の魔眼には、魔力の流れを見る力がある。人も魔物も自身の意思なくしては、魔力を外部に放出することはない。魔石には魔力が魔結石には想像する力が必要で、その袋のような現象は起きない。だが、何故だ? その袋は常に魔力を放っているように見える。特にご主人がその袋に手を入れた時だな」
(魔力を、放っている?)
秘密がひとつバレてしまったという焦りはすぐにこなかった。それは、直ぐに押し寄せてきた大きな混乱の波に塗りつぶされ、知っている秘密の更に上をゆく秘密を見破られてしまったからだ。
「確かに秘密の中にはこの袋のことも入ってはいるが、魔力を纏っているとは知らなかったな……」
考え込むのは僅かな時間だった。狐人が「おいおい、ちょっと待てよ?」みたいな焦り引き攣った顔で乱入してきたからだ。
「まさか、国外逃亡してきたとかヤバイ秘密じゃないよね?」
「隠してる秘密の中に、犯罪に関することは一切ない。安心してくれ」
龍人の追求から逃れられたことに、狐人に内心感謝しつつ答えた後、ティーカップの底に少し残ったアップルティーをクイっと口の中へ全て入れ立ち上がり、シンクへ食器を置いた。
そして、アイテムボックスから大きめの麻袋を取り出し、その中へ腰につけた登録収納の麻袋を入れる。いま私の手は、登録収納の小さな麻袋の中にある。
「因みにおまえたちのことを奴隷として扱う気はない。立場としては使用人くらいに思っていてくれ。それと、就職おめでとう」
そう言って、椅子に腰掛けた彼らの目の前に置いていったのは、お金だ。大量の硬貨が小さな麻袋から出てきたら驚かれてしまうので、登録収納の麻袋を大きめの麻袋へ入れてカモフラージュしたのだ。
「これ、就職祝金な。雇用契約書は、また準備するから少し待っていてほしい。あと、俺、二階の客用の浴場へ入るから、おまえらは風呂を溜めてある方に入ってゆっくりしてこい。
俺の部屋は二階の図書室だったところの隣の隣の部屋な。おまえたちも好きな部屋を選んでゆっくり休め。ではな、また明日」
昨日と今日は色々あって混乱していることも多いだろうから、考える時間があった方がいいと、私はキッチンから退散することにした。その中に、龍人の鋭い質問から逃れたかったという理由も少しあったが。
キッチンの出入りする扉を半分開け、重要なことを伝えていなかったと思い出し、ドアノブに手をかけたまま顔だけを振り向かせた。
「あ、それと俺が浴場に入っている際は、中へ入ってこないでほしい。思春期の気難しいお年頃だしな、察してくれ」
そう一方的に彼らへ告げて、私はキッチンを後にした。
話の後半は、秘密に触れられて焦るあまり、彼らがどんな表情をして私の話を聞いていたのか分からなかった。彼らのどんな小さな変化も見逃さぬよう細心の注意を払っていたというのに、思い出せないことを残念に思う。
暗闇の中、複数の窓からホワイトスモークの月光が差し込む長い廊下をゆったり歩いていると、ふと思い出し、進む足をぴたりと止めた。
(あっ……アイテムボックスの中身、テーブルに置いたままだった。まぁいっか、ベッドはあるし……)
彼らが仕分けしてくれていた、家具のキューブボックスを持ってくるのを忘れたことに今更ながら気がついた隼人であった。
「有難う」
目の前にはエルフが入れてくれた紅茶のティーカップがある。カップに入れられた紅茶からふわりと白い湯気が立ち込め、そこからストレートティーにほのかな甘味を含んだような香りを放っている。
そういえば、奴隷商館で出された紅茶の香りと似ているなとふと思い出しながら、熱いのは承知の上で、カップのハンドルに指を引っ掛け持ち上げると、少し傾けて飲んでみる。
(熱!)
という心の叫びは口には出さず、震えた手でそおっとカップをソーサーに置いた。猫舌なので、少し冷ましておくことにした。
ティーカップは全員分用意され、エルフに茶を振る舞われていた。ただの食後の紅茶というのもあるのだろうが、「少し話したいことがある」と皆が食べ終わった頃に伝えれば、エルフが「お話されるのであれば、お茶をお出ししましょうか?」と提案してくれたので、頼んだのだ。この調子で自己主張してくれると嬉しい。
エルフが着席したのを確認し、私は口を開いた。
「今から話すのは、これからのことについてだ。まず奴隷を購入するに至った理由を話したいと思う」
そう話し始めれば、真剣な眼差しで彼らは私を見てくる。あまりにも突き刺さる視線が痛くて身体が強張ってしまい、事前に話そうと思っていた内容をそのまま話して大丈夫だろうかと不安にかられる。
私は緊張を和らげるために、テーブル上で組んだ手に視線を移し、彼らの視線から逃れた。
「少し訳ありでな……秘密を厳守してくれる者というのが第一条件だった。だから、奴隷を買うことにした。
奴隷を買ってどうするのかだが、俺は田舎から来て知識がないから読み書きや最低限の常識を身につけたい。それから、魔力に少し問題があって、俺が力をつけるまでの間、守ってくれる人が必要だった。
ということで、これからおまえたちにやってもらう仕事だが、意思疎通は問題なくとも読み書きがまだまだなので、それを手伝ってほしい。あとは日常生活上の最低限の知識の指南と日頃の護衛、そして戦闘の指導を頼みたい」
やっと言い終えた、と肩の力を抜いて顔を上げてみれば、彼らは私の話した内容を理解しようとしたためか、暫く考え込んでいた。その間、私はアップルティーを啜る。少し冷めて丁度いい温度だ。
「訳あり……というのは、何でしょうか?」
声が小さいながらも、透き通るようなはっきりとしたこの口調は──狼人だ。私は、カップをソーサーに置いて、また手を組んだ。
「すまない……それはもう少し後になってから話したい。まだ、俺の覚悟が足りないのでな。今月中には必ず話すので、待っていてほしい」
そう話せば、狼人は「わかりました」と言った後、下がった。
(打ち明ける時期としては、もう少し落ち着いてきてからがいいんだけどな……)
でもあまり引き伸ばしても不安を煽るだけだろうし、と考えて今月中に話すことを約束した。
「訳ありの中には、その腰の袋のことも入っておるのか?」
(袋?)
龍人の指差す先には、登録収納の麻袋があった。無限にお金が湧いてくるとはいえ、私がここに手を入れない限りはただの袋にしか見えないはずなのに……。
「どういうことだ?」
焦りを隠しながら龍人にそう聞いた私の声は少しだけ低くなってしまっていたようだ。それを見逃さなかった龍人が目を細めたが、私はそれに気が付かなかった。
「我の魔眼には、魔力の流れを見る力がある。人も魔物も自身の意思なくしては、魔力を外部に放出することはない。魔石には魔力が魔結石には想像する力が必要で、その袋のような現象は起きない。だが、何故だ? その袋は常に魔力を放っているように見える。特にご主人がその袋に手を入れた時だな」
(魔力を、放っている?)
秘密がひとつバレてしまったという焦りはすぐにこなかった。それは、直ぐに押し寄せてきた大きな混乱の波に塗りつぶされ、知っている秘密の更に上をゆく秘密を見破られてしまったからだ。
「確かに秘密の中にはこの袋のことも入ってはいるが、魔力を纏っているとは知らなかったな……」
考え込むのは僅かな時間だった。狐人が「おいおい、ちょっと待てよ?」みたいな焦り引き攣った顔で乱入してきたからだ。
「まさか、国外逃亡してきたとかヤバイ秘密じゃないよね?」
「隠してる秘密の中に、犯罪に関することは一切ない。安心してくれ」
龍人の追求から逃れられたことに、狐人に内心感謝しつつ答えた後、ティーカップの底に少し残ったアップルティーをクイっと口の中へ全て入れ立ち上がり、シンクへ食器を置いた。
そして、アイテムボックスから大きめの麻袋を取り出し、その中へ腰につけた登録収納の麻袋を入れる。いま私の手は、登録収納の小さな麻袋の中にある。
「因みにおまえたちのことを奴隷として扱う気はない。立場としては使用人くらいに思っていてくれ。それと、就職おめでとう」
そう言って、椅子に腰掛けた彼らの目の前に置いていったのは、お金だ。大量の硬貨が小さな麻袋から出てきたら驚かれてしまうので、登録収納の麻袋を大きめの麻袋へ入れてカモフラージュしたのだ。
「これ、就職祝金な。雇用契約書は、また準備するから少し待っていてほしい。あと、俺、二階の客用の浴場へ入るから、おまえらは風呂を溜めてある方に入ってゆっくりしてこい。
俺の部屋は二階の図書室だったところの隣の隣の部屋な。おまえたちも好きな部屋を選んでゆっくり休め。ではな、また明日」
昨日と今日は色々あって混乱していることも多いだろうから、考える時間があった方がいいと、私はキッチンから退散することにした。その中に、龍人の鋭い質問から逃れたかったという理由も少しあったが。
キッチンの出入りする扉を半分開け、重要なことを伝えていなかったと思い出し、ドアノブに手をかけたまま顔だけを振り向かせた。
「あ、それと俺が浴場に入っている際は、中へ入ってこないでほしい。思春期の気難しいお年頃だしな、察してくれ」
そう一方的に彼らへ告げて、私はキッチンを後にした。
話の後半は、秘密に触れられて焦るあまり、彼らがどんな表情をして私の話を聞いていたのか分からなかった。彼らのどんな小さな変化も見逃さぬよう細心の注意を払っていたというのに、思い出せないことを残念に思う。
暗闇の中、複数の窓からホワイトスモークの月光が差し込む長い廊下をゆったり歩いていると、ふと思い出し、進む足をぴたりと止めた。
(あっ……アイテムボックスの中身、テーブルに置いたままだった。まぁいっか、ベッドはあるし……)
彼らが仕分けしてくれていた、家具のキューブボックスを持ってくるのを忘れたことに今更ながら気がついた隼人であった。
あなたにおすすめの小説
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!
由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。
しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。
そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。
「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」
やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった。しかしハルの血が特殊だと知ったダンピールはハルを連れ帰って?
いっそ美味しい『血』(治癒)と『体液』(バフ)と『癒し』を与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!
1000年ぶりに目覚めた「永久の魔女」が最強すぎるので、現代魔術じゃ話にもならない件について
水定ゆう
ファンタジー
【火曜、木曜、土曜、に投稿中!】
千年前に起こった大戦を鎮めたのは、最強と恐れられ畏怖された「魔女」を冠する魔法使いだった。
月日は流れ千年後。「永久の魔女」の二つ名を持つ最強の魔法使いトキワ・ルカはふとしたことで眠ってしまいようやく目が覚める。
気がつくとそこは魔力の濃度が下がり魔法がおとぎ話と呼ばれるまでに落ちた世界だった。
代わりに魔術が存在している中、ルカは魔術師になるためアルカード魔術学校に転入する。
けれど最強の魔女は、有り余る力を隠しながらも周囲に存在をアピールしてしまい……
最強の魔法使い「魔女」の名を冠するトキワ・ルカは、現代の魔術師たちを軽く凌駕し、さまざまな問題に現代の魔術師たちと巻き込まれていくのだった。
※こちらの作品は小説家になろうやカクヨムでも投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
騎士団長のお抱え薬師
衣更月
ファンタジー
辺境の町ハノンで暮らすイヴは、四大元素の火、風、水、土の属性から弾かれたハズレ属性、聖属性持ちだ。
聖属性持ちは意外と多く、ハズレ属性と言われるだけあって飽和状態。聖属性持ちの女性は結婚に逃げがちだが、イヴの年齢では結婚はできない。家業があれば良かったのだが、平民で天涯孤独となった身の上である。
後ろ盾は一切なく、自分の身は自分で守らなければならない。
なのに、求人依頼に聖属性は殆ど出ない。
そんな折、獣人の国が聖属性を募集していると話を聞き、出国を決意する。
場所は隣国。
しかもハノンの隣。
迎えに来たのは見上げるほど背の高い美丈夫で、なぜかイヴに威圧的な騎士団長だった。
大きな事件は起きないし、意外と獣人は優しい。なのに、団長だけは怖い。
イヴの団長克服の日々が始まる―ー―。
※84話「再訪のランス」~画像生成AIで挿絵挿入しています。
気分転換での画像生成なので不定期(今後あるかは不明ですが)挿絵の注意をしてます。
異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。