自分を忘れた悪魔

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五話 雨

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「はぁ…靴……落とすかと思った…。速く飛びすぎだろ、すこしは担がれてる俺の身にもなれ!」

 ビターは喉奥で唸る声を出しながら文句を垂れつつオレの後ろをついてくる。オレはビターの宿にまた向かおうと思ったが、途中まで歩いた所で道を忘れてぼうっと景色を眺めてしまう。

「…こっちだ、テッド。」

 オレが目を遣っていた向きとは反対方向へ腕を引かれる。思い出した訳ではなかったが、「あぁ、そうだった。」なんて笑顔と共に口に出して着いて行く。

「朝に地獄に出かけ、たった数時間で人間界に戻るとはな。まだ昼じゃねぇか、なんも意味ねぇ…」

 伸ばしていた羽はピアス程のサイズに元通りになる。ビターはやはり日光を浴びると具合が悪そうだ。然し、歩けないことは無いと今知った。深い溜息を吐いてソファーに寝転がるビターの姿。彼は宿に着いたというのに何時までも言うことを聞いてオレが渡した靴の箱をずっと両手で抱えている。

 其の箱をそっと取って、箱を開け中身に入れられた今のオレとお揃いの人間界の靴を取り出した。男性サイズ。革靴ではあるがエナメルに加工された部分がある。なんの意味もないであろう装飾が独特なデザインでオレは好みだった。オレは勝手に、横になる彼の足元へしゃがんで靴の大きさを確かめてみた。

「ワオ…ピッタリだマイフレンド…」

 丸くかっぴらいたままの双眸を、ぱちりと瞬かせて嬉しさが口角に反映される。

「うわ、人の足見るなりニヤニヤすんな、気持ち悪ぃ。普通に履いてくれって言えよ」

 そう言ってビターは足元にいるオレの肩を爪先で軽くつついた。重たそうな身体を起き上がらせてお揃いの靴に履き替えてくれる。其の姿をオレは何時までも見ていたいと思うほどに、とても感動的な瞬間に感じられた。

「すっごくお似合いだ!オレが思った通り、洒落てます。ビターは服が素敵なんですから、これくらい靴も拘らないと」

「余計な世話だ!」

 声音は怒っているようにも感じられたが、ビターは壁に掛けられているカレンダーの今日の日付を眺める。9月26日。雑に囲うため使われた赤いマジックペンが近くの机へ転がっていた。自分で、自分の誕生日の日を記していたようだ。靴の音を鳴らして隣に立つと、彼を見下ろしてオレは肩に手を置く。

「泣いてねーし。」

「何も言ってませんよビター。」

 本当は、素直で可愛らしい性格なのだろうと確信に変わった。其のまま、ビターは本格的に泣き出してしまったため、オレは彼を再びソファーに寝転がるよう促した。嬉し泣き…にしては、長いな。

「そんなに泣いて、どうしたんですか?」

 静かなこの宿の中では、小さな飲み込む音まで拾い上げるほどだ。嬉しいだけで、ここまで泣くものなのだろうか?オレには感覚があまり分からず首を傾げる。

「…悪魔の癖に気遣いか?」

 ぽた、ぽた。まるでビターの涙に合わせるみたいに窓の外は少しずつ暗くなり、やがて雨が降り始めた。大粒ではない、1番濡れる感覚のあるか細い雨だ。

「…俺は、吸血鬼の親から産まれたんだ。吸血鬼ってのは、吸血することで相手を仲間に引き入れる事が出来る。単なる栄養補給としても吸血をするがな。」

 ビターは袖で涙を拭って、自分の話を始めた。何故か、オレのゆらゆらと蠢く悪魔の尻尾の方を1点に見詰めている。

「俺はごく普通の、生きた人間だった。でも、心は違かった。死んでたんだ。確かに心だけが死んでいた。誰も愛してくれない…もう全てを終わらせてしまおうなんて川に身を投げ捨てようと外に出た時…その時は夜中で、母親とばったり。そんで、吸血で仲間にされたことによって、俺は不老不死になってしまった」

 それが、涙を流す理由になるのだろうか?〝愛〟。オレにはまだよくわからない。何処からが愛で、どこまでが愛で─そもそも、何を愛と呼ぶのか。

「まぁある意味、最初はラッキーだと思ったが…その母親は男の吸血鬼と遊ぶ毎日。其れをたまたま部屋で見かけてしまっただけで、俺は直ぐに家から追い出された。でも、よかったんだ。気持ち悪い光景をもう目にしなくて済む、家族ってもんに囚われずひとりで生きていける、それが快感だと思って。…で、ひとりで生きていたら、君に出会ったってわけだ」

「……あぁ、」

 オレは曖昧な言葉が出る。なんだ?この感覚は。何だか何処かで聞いた事のあるような、似た何かを見たことがあるような─そんな感覚がした。悪魔になってからというもの、ほぼずっと笑顔でいたオレは、思わず其の口角を下げる。

「…なんだよ。」

 少し膨れた表情で、ビターは此方を見てきた。ほんの一瞬、身体の中の熱い何かが、冷めてしまった気がする。




「っ?!」

 地獄。死神は大理石の空間で普段通りモニターで次の死者を迎えるべく、生きた犯罪者の様子を眺めていた。そんな中、その大広間の壁際に何百もの赤い炎が燃えるうちのひとつの炎が揺らめき、微かに白っぽく変化する。
 これは、悪魔の心そのものをあらわす炎。死神はそれを管理している。地獄に堕ちて、人間を愛さぬよう忠告し、悪魔として名前を授ける。その瞬間から名前を授けられた悪魔の心は、この場所へ反映され監視される事となるのだ。

「アルバート……なぜお前が…」

 赤い炎が白色へと変化していくのは、心の変化とも言える。残虐なことばかり繰り返す悪魔の本能よりも、愛や思いやりを知ってしまうと、こうなるのぁ。死神は不思議で仕方がなかった。あれだけ生前、愛を嫌った魂が悪魔の本能に負ける事が。

「ダメだ、よしてくれアルバート…。俺はもう誰の魂も始末したくない…」



 そしてやがて、人間界は夜を迎えた。

「ン~ッ、腹減った!人間狙いに行くぞ、君も来るか?」

「いきまーす」

 ビターが活動的になる時間だ。片手にナイフと袋を持って、ビターは外に出ていく。そういえば、彼は普通に吸血せずにストックするんだったなぁ、なんて思い出しながらオレは後ろをついていった。


「キャアアアアアアアア!!!」

「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!」


 未だ止んでいない雨と相まって、騒がしい夜だ。これでは世間に通称名称まで態々つけられる理由に頷ける。人間界では悪魔の本能は薄れるが、完全に消滅する訳では無いオレは、特別その行為が酷いものだとは思うこともなく眺めていた。

「もう何袋もストックしてる。そんなに要ります?地獄でまた狙われやすくなりますよ?何故だか知りませんが」

 腕を組んで、壁に寄りかかっているオレは片手をヒラヒラとさせて瞳を空に持ち上げて問い掛けた。目の前で人間は腕や足を切り落とされている。其の部位を持ち上げて、流れる血液を口に含みゴクゴクと飲んでもまだ無くならない程の出血量だった。満足した様子で残りは袋にいれていく。

「知らないのか?悪魔は生きた人間の血を飲むことで人間界に人間として生き返れるっていう古くからの迷信があるんだ。老人や低級の悪魔なんかはそれを信じてる奴が多い。だからな?俺は地獄でも有名人さ、ハハ。」

「ハハハ。」

 軽く、笑い返す。喜ばしいような表情をしているが、きっと其れが嫌で人間界に暮らしているのだろう。まぁ、元々人間界で仲間にされた吸血鬼だとはいえ、地獄に行き来出来る存在ならずっと夜のままの地獄の方が環境的には良いはずだ。あそこは悪魔だけでなく、人間の形のままの死者も多く存在する。いい条件だろうに。

 そんなことを考えているとビターはまだ足りないのか、ナイフについた血を少し振り払ってから遠くに見える人影を追っていってしまう。ビターはナイフや袋ごと自分の身体を小さな虫の姿に変化させた。吸血鬼はこんなことも出来るのか、なんて感心した笑顔で両腕を背中で組む何時もの姿勢で、彼の後ろをまたついていった。

 その人間の真後ろまで到着した時、ビターは元の姿へと戻って背後からナイフを振り翳す。その音に気付いた人間は間一髪でナイフを避けた。

「オー!ブラボー…」

 結局音で気付かれているではないか。虫になって移動した意味を殆ど成していないが、普段はきっとこれで成功してきたんだろう。

「あっぶねぇなぁ…ビターじゃん、いや俺死ぬ…!」

「………………あ。」

 有名な吸血鬼の姿に驚き逃げようとする男性。だが、オレの方を見て立ち止まった。

「…あ。」

 オレまで同じ文字を口にする。染めてある金色の髪に、黒いTシャツ。そのうえから、白いシャツ。忘れっぽいオレでも、完全に覚えていた。その男性は前もこの付近で会った、大学生の─唯一オレを怖がらずカッコイイとまで言ってくれた人間だ。

「あ~~~~~~!!ご主人~!」

「悪魔にまたあえた、やべーかっけぇ~!!」

 オレとその男性は思い切り互いに抱擁した。

「…は?何だ君ら、知り合いか?…」

 悪魔と人間が、仲の良さそうな違和感にビターは顔を顰めて此方を見詰める。

「ええ、この方はオレを怖がらずに言葉を交わしてくれた…ええとその…?」

 友人であるビターにこの人間を紹介をしようと思ったが、名前を聞いていなかった為紹介に困る。じ、と笑顔のまま人間を見詰めた。

「あー、俺、その辺の大学生やってるカオルです─って、悪魔は吸血鬼の友人なん?」

「あぁカオル!そう、カオルです。そうですとも、彼とは友人ですよ。親友とも言えるでしょうか。」

 取ってつけたように人間の名前をきくなり紹介すると、自慢気にオレはビターと腕を組み引き寄せて人間に見せ付けた。

「オイ、テッド。君は生きた人間とこんなにも仲良く出来るのか?まさか…冗談なら笑えねぇぞ?」

「何故そんなジョークを言う必要があるんです?オレは生きた人間が好きです。色んなことをしているし、とてもエネルギッシュで魅力的なので!そんな中でもオレから逃げないでいてくれたご主人はとても貴重な方なんですよ?」

「ご主人ってなんでそんな呼び方してんだ?─」

 ビターの目の前で、オレとその人間は会話を続ける。暗い顔をしたビターは、ひとつため息をついて背を向けて歩いていってしまった。
  
「兵士が危ねぇだろ?俺、兄貴と二人暮しだし、兄貴も悪魔嫌いじゃねぇから来る?家。」

「えっ、いいんですか?」

 そんな会話をした瞬間、地面に溜まる雨水を靴で勢いよく踏ん付けてビターはこちら振り返り、吸血鬼特有の長く鋭利な歯を見せて大声を上げた。

「また俺を置いていくんだな、そうやってどいつもこいつも!」

 その場が沈黙をする。まるでそんなつもりは無かった。何も状況がわかっていないオレは、1度瞬きをする。

「いや、置いていくつもりなんてありませんよビター?貴方もオレたちと暮らせばいい。あの宿に置いてあるもの全て持ってきましょう?手伝いますよ。それにカオルは、切り落とすのはゴメンでも吸血はさせてくれるみたいですし!」

「ええ?!まぁ…お前の友人ならそれでいいけど…」

 へらりと笑って、完全な善意を互いにビターへぶつけたつもりだった。だが、どうしても彼にはこの状況が癪に障るようだ。

「断る。生きた人間と暮らせ?冗談じゃない。俺は人間の血を吸うが、人間のことは嫌いなんだ。友人だとか家族だとか言いながら直ぐに捨てる。結局は自分を守るため、その為ならついた嘘さえも己の真実だと思い込むバカな輩だろ?」

 再び、場が沈黙した。オレはまたもビターの言葉に、心の奥で揺らめく何かが冷えていく気がした。何故だ?何故、ビターの言うことが理解できる?オレは悪魔で、人間のことなんて忘れている。何もかもを忘れている。それなのに。

「それについて行く奴も同類だ。同類に反吐が出る。悪魔。君の事だよ。君はハンサムだと思っていたが、生きた人間と仲を深めるなんてな。せいぜい楽しくやれ」

最後にその言葉を残して、ビターはひらりと手を振る。

「待ってビター!貴方をひとりにするつもりなんて少しも─!」

そう言って手を伸ばしたが、ビターはカラスの姿へと変形して遠くへ飛び立ってしまった。オレは姿が完全に見えなくなってしまうところまで目で追った。カオルがオレの腰元に手を置いて、気まずそうに項に手を当てている。

「俺、なんかすげえ嫌われてね…?ごめんな悪魔。あんなふうになってるビターは初めて見た。仲直りしてくれよ。じゃあな、俺帰るから。」

ポン、と腰を仕上げに軽く叩いてカオルすらも背を向ける。オレはその場に1人になってしまった。ただ振り続ける雨音が、興味深いものでもなんでもない。ただ、ただ─騒がしかった。
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