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第1章:帝国での暮らしを始める
第14話:弟子が受けた依頼は龍でした………って龍!?
さて、どんな依頼を受けようか。
ミラやヒュイと依頼板を見に来た俺はどんな依頼を受けようかと、目を細めながら考えていた。俺らはガーネットランクだし、受けられない依頼はないけど、やっぱり危険な依頼は避けたいな…………。
いくら強いとはいえ、負けないことは無い。慢心するのが1番の敵だ、ということを忘れてはいけない。
「ヒュイ、ミラ。依頼は2人が決めてくれ。」
「ん、わかった。」
ここは冒険者としての歴が俺より長い2人に任せるのが適作だろう。俺が選んで、変な依頼でも受けたら大変なことになるしな。
─────1時間後
………なぜこうなった。
今、俺の目の前には羽を持ち、鋭い目付きをしている大きな鳥………でもなくてトカゲ………じゃない。やっぱりこれ、
「龍………だよな?」
俺の目の前には俺が豆粒サイズに見える程にそびえ立つ大きなドラゴンが俺らの前に立ちはだかっていた。恐らくこれが今回の討伐依頼のターゲットだろう。
「うん。シア師匠もいるし、ちょっと難しい依頼受けちゃった。」
そんな受けちゃった、みたいなノリでいうなよミラ。そんな右手でグッてやっても許さないぞ。それの、この世界では龍の強さが色に現れている。
いやこの世界色々と級が決められていすぎだろ。いやまぁ、この世界以外のことなんも知らないけど。なんなら、この世界以外に世界があるのかも知らないけど。
まぁこれも下から順に
竜 ←龍にはなれないけどパーティー推奨(白色)
青龍←竜とほぼ強さは変わらないが色がある
緑龍←中堅パーティーでやっとレベル
紫龍←ランク上位のパーティーじゃないと依頼受理✕
赤龍←単独討伐するなら神級上位ではないと無理
黒龍←現在だと単独は聖級1位,パーティーでも聖級3人 以上のパーティーじゃないと倒せない。過去に観測されているのは3体のみ。最後は300年前。
といった感じだ。
「で、俺の目の前にいるのは紫………だよな?」
紫って………龍の中でも高位のやつだぞ?当然強いし、さっき説明した通り普通だったら上位パーティで討伐するやつだ。
「師匠ならできる。」
できるどうこうの話じゃないんだが。しかもこの2人は全く俺に加勢してくれる気配もないし、恐らく俺1人で頑張れということだろう。
「まぁ、いいか………かかってこい!紫龍!」
そう啖呵をきった俺は、自分の足で地面を踏み込み、紫龍に飛びかかっていた。
「………縮小(レダクション)。」
───ゴシャッ
人間に当てたら即死するほど縮小で圧縮した魔力を思いっきり紫龍に当てたら、こんなに鈍い音がなった。
───ドオォオオオォン!
倒した………ってことでいいんだよな?
俺たちの目の前で腹をみせて倒れた龍を前に、俺らは安心しきっていた………そう、安心しきってしまっていたのだ。
───バンッ!
その瞬間、龍の腹が破裂し、辺りの木々が倒れ地面が削られ、辺りが更地になってしまった。俺らは全員ギリギリで守護結界を貼ったから助かったものの、1歩間違えれば危なかった。
「行く前に油断はするなって心に念じてたんだけどな………。」
龍は体内に人間なんか比にならないほどの膨大な魔力を秘めていて、生気が消えるとその膨大な魔力が魔力回路を圧迫し、体が破裂する。俺らはかなり高度な守護結界を貼ったからいいものの、並の守護結界なら魔力中毒で死に至るほどこの龍の魔力は多かった。
「そりゃ紫龍だもんな………!」
辺りの砂埃が晴れてきた頃、やっと守護結界の後ろに居たヒュイとミラの姿を視認することが出来た。
「これギルドに持ってったら売れるんだよな?」
腹が破裂してしまったが、その他に体自体はあまり損傷はなかった。その代わり辺りは植物は絶対に育たないであろう土地になってしまったがな。
「えぇ、売れると思いますよ。」
良かった。帝国に来て教師として働いてまだ日も浅いしまだ給料を貰ってないから、まだ俺1文無しなんだよな。
「それじゃ、ギルドに換金しに行くか。」
───ギルドにて
『え、えっと、白金貨1枚と金貨3枚ですね。』
ギルドに来て紫龍を換金してもらった俺は、信じられない額のお金に焦っていた。
『は!?あいつ一体何を狩ってきたんだ?』
『紫龍だってよ!やべぇなあいつ!』
ギルド内がザワつく。正直、俺の方が何が起こっているのか分からない。少し命の危険はあったが、そんな満身創痍になる訳でもない依頼で、何年かは自由に生きることのできる額をもらったからだ。
「これはシア師匠が貰っちゃってください。」
「えぇ?いいのか?」
「うん。師匠しか戦ってないし、私も異論はない。」
「そ、そうか。ありがとう。」
正直ありがたい。さっきも思ったが、俺は1文無しなのだ。でも確か白金貨1枚で金貨100枚分だったよな?帝国に来る時の馬車で銀貨17枚とかだった、ということは………。
「ミラたち………太っ腹過ぎない………か?」
自分でその右手に持ったお金を貰った訳だが、ミラたちはそれを全て俺にくれた。一体この2人は、この数日でどれだけ稼いだのだろうか………?
・・・・・・・・・あとがき・・・・・・・・・
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ミラやヒュイと依頼板を見に来た俺はどんな依頼を受けようかと、目を細めながら考えていた。俺らはガーネットランクだし、受けられない依頼はないけど、やっぱり危険な依頼は避けたいな…………。
いくら強いとはいえ、負けないことは無い。慢心するのが1番の敵だ、ということを忘れてはいけない。
「ヒュイ、ミラ。依頼は2人が決めてくれ。」
「ん、わかった。」
ここは冒険者としての歴が俺より長い2人に任せるのが適作だろう。俺が選んで、変な依頼でも受けたら大変なことになるしな。
─────1時間後
………なぜこうなった。
今、俺の目の前には羽を持ち、鋭い目付きをしている大きな鳥………でもなくてトカゲ………じゃない。やっぱりこれ、
「龍………だよな?」
俺の目の前には俺が豆粒サイズに見える程にそびえ立つ大きなドラゴンが俺らの前に立ちはだかっていた。恐らくこれが今回の討伐依頼のターゲットだろう。
「うん。シア師匠もいるし、ちょっと難しい依頼受けちゃった。」
そんな受けちゃった、みたいなノリでいうなよミラ。そんな右手でグッてやっても許さないぞ。それの、この世界では龍の強さが色に現れている。
いやこの世界色々と級が決められていすぎだろ。いやまぁ、この世界以外のことなんも知らないけど。なんなら、この世界以外に世界があるのかも知らないけど。
まぁこれも下から順に
竜 ←龍にはなれないけどパーティー推奨(白色)
青龍←竜とほぼ強さは変わらないが色がある
緑龍←中堅パーティーでやっとレベル
紫龍←ランク上位のパーティーじゃないと依頼受理✕
赤龍←単独討伐するなら神級上位ではないと無理
黒龍←現在だと単独は聖級1位,パーティーでも聖級3人 以上のパーティーじゃないと倒せない。過去に観測されているのは3体のみ。最後は300年前。
といった感じだ。
「で、俺の目の前にいるのは紫………だよな?」
紫って………龍の中でも高位のやつだぞ?当然強いし、さっき説明した通り普通だったら上位パーティで討伐するやつだ。
「師匠ならできる。」
できるどうこうの話じゃないんだが。しかもこの2人は全く俺に加勢してくれる気配もないし、恐らく俺1人で頑張れということだろう。
「まぁ、いいか………かかってこい!紫龍!」
そう啖呵をきった俺は、自分の足で地面を踏み込み、紫龍に飛びかかっていた。
「………縮小(レダクション)。」
───ゴシャッ
人間に当てたら即死するほど縮小で圧縮した魔力を思いっきり紫龍に当てたら、こんなに鈍い音がなった。
───ドオォオオオォン!
倒した………ってことでいいんだよな?
俺たちの目の前で腹をみせて倒れた龍を前に、俺らは安心しきっていた………そう、安心しきってしまっていたのだ。
───バンッ!
その瞬間、龍の腹が破裂し、辺りの木々が倒れ地面が削られ、辺りが更地になってしまった。俺らは全員ギリギリで守護結界を貼ったから助かったものの、1歩間違えれば危なかった。
「行く前に油断はするなって心に念じてたんだけどな………。」
龍は体内に人間なんか比にならないほどの膨大な魔力を秘めていて、生気が消えるとその膨大な魔力が魔力回路を圧迫し、体が破裂する。俺らはかなり高度な守護結界を貼ったからいいものの、並の守護結界なら魔力中毒で死に至るほどこの龍の魔力は多かった。
「そりゃ紫龍だもんな………!」
辺りの砂埃が晴れてきた頃、やっと守護結界の後ろに居たヒュイとミラの姿を視認することが出来た。
「これギルドに持ってったら売れるんだよな?」
腹が破裂してしまったが、その他に体自体はあまり損傷はなかった。その代わり辺りは植物は絶対に育たないであろう土地になってしまったがな。
「えぇ、売れると思いますよ。」
良かった。帝国に来て教師として働いてまだ日も浅いしまだ給料を貰ってないから、まだ俺1文無しなんだよな。
「それじゃ、ギルドに換金しに行くか。」
───ギルドにて
『え、えっと、白金貨1枚と金貨3枚ですね。』
ギルドに来て紫龍を換金してもらった俺は、信じられない額のお金に焦っていた。
『は!?あいつ一体何を狩ってきたんだ?』
『紫龍だってよ!やべぇなあいつ!』
ギルド内がザワつく。正直、俺の方が何が起こっているのか分からない。少し命の危険はあったが、そんな満身創痍になる訳でもない依頼で、何年かは自由に生きることのできる額をもらったからだ。
「これはシア師匠が貰っちゃってください。」
「えぇ?いいのか?」
「うん。師匠しか戦ってないし、私も異論はない。」
「そ、そうか。ありがとう。」
正直ありがたい。さっきも思ったが、俺は1文無しなのだ。でも確か白金貨1枚で金貨100枚分だったよな?帝国に来る時の馬車で銀貨17枚とかだった、ということは………。
「ミラたち………太っ腹過ぎない………か?」
自分でその右手に持ったお金を貰った訳だが、ミラたちはそれを全て俺にくれた。一体この2人は、この数日でどれだけ稼いだのだろうか………?
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