57 / 62
第3章:始まるは学院対抗戦
第57話:合宿7日目①│序列3位、無慈悲のクラッシャー
しおりを挟む
───翌日
「シューファさん、お久しぶりです!」
次の日、俺はある人物を呼んでいた。
そう、目の前にいる若い爽やか系イケメンだ。
「あ、サラさんは会ったことあったけど君たちは初めましてだったね。」
その男は卓越したコミュニケーション能力で3人に話しかけていた。
「俺はラルト!聖級魔導師、序列3位だよ。
なぜかここに居るとかすれて見えるけどね………。」
そういうラルトの目には光が宿っていなかった。序列1位の俺と2位のサラがいるから、自分が目立たないのが悲しいのか………?
「聖級魔導師第3位………つまりセシリアさんよりも実力が上なんですね。」
「そうだよ!というか、セシリアは俺とシューファさんで稽古つけてたからね、それはそれは強いよ~。」
そう3人の自信をなくそうとしているラルトだったが、その目は真面目なことを発している目だ。おそらく、3人を試しているのだろう。
「俺も教えたっていっても、ほとんど俺は師匠というよりも親という感じだろう。」
「それもそうですね!大きくなるまでシューファさんの家に住んでシューファさんは父さんとも呼ばれてますしね。」
「先生はセシリアさんと仲がいいんですね。」
「一応な。仲がいいというのとはまた違った感じなんだけどな。」
そう、実はセシリアはもともと俺と一緒に住んでいて、俺とラルトで稽古をつけていた。そして強くなっていく途中、聖国にスカウトされて俺の元から旅立った。だからミラとも面識があって2人とも姉妹のようだ。
「それはそうと、俺は今日なんで呼ばれたんです?」
「………この3人に、魔術消去(キャンセル)を教えてほしい。」
「………シューファさん、それは本気なんですか。」
さっきまでおちゃらけてるようなイメージだったラルトが、真面目なトーンと口調に変わった。
「あぁ、本気だ。おれが見込んだ通りであれば、この3人のうち誰かは必ず習得できる。」
俺もまた、真面目な話し方でラルトに応えた。
その時、ラルトはいつものように顔を緩ませて話し始める。
「シューファさんが言うなら、そうなんでしょうね。それに俺も、さっき見た3人の目でもしかしたら………とも思いましたしね。」
やはりさっきのあれは、そのことをそのことを確認するためだったのか。
「あの、魔術消去って………どういう魔術なんですか?」
「あぁ、魔術消去は文字通り、“発動した魔術、発動する前の魔術に介入し、消去”する魔術だ。」
「そうそう!これは俺が創った魔術だし、色んな人に教えようとしたけど、実際に使えるようになったのは俺とシューファさんだけだから………。」
そこでラルトは1度言葉を区切り、3人に目を合わせてまた口を開く。
「諦めた時、俺はすぐに帰る。正直、俺の稽古は単調で疲れないが、だからこそキツイ。
お前らは俺………聖級魔導師第3位、またの名を『無慈悲のクラッシャー』の稽古に、ついてこられるかな?」
意地悪な顔をしながらそう言うラルトは、どこか期待しているような、何も関心を持っていないような、どちらとも感じ取らせ、感じ取らせない。そんな目を3人に向けてこちらに来いと言わんばかりに手招きをする。
それに応えるように3人はラルトの元へと向かう。
その刹那、3人の目の前からラルトの姿が消える。
次にラルトが現れた時は、目と鼻の先ほどの所にいた………
「っ………!!」
ラルトは拳を差し出す。だがそれよりも早く、3人は守護結界を張った。
「魔術消去。」
───トン
ハルトの右手は、守護結界を割ることなく、リオナの肩へと届く。その事実は3人にとってこれまで起きたことのないことで、起こることとも思っていなかった。
「これが魔術消去だ。もしこれまでに使えるやつで悪い奴がいたら、人殺しは簡単だったろうな………今みたいに自分の力を過信してるやつだと尚更な。」
「……………………。」
別に過信はしていなかっただろう。ただ、ラルトの拳を止められなかったという事実、それだけで3人に沈黙をつくるには充分だった。
「あんまりからかってやるなよ。」
「わかってますって~!じゃあ3人とも行くぞ。」
本当にわかったのだろうか………?
今度こそラルトについて行く3人は、妙に警戒しながらゆっくりと、ある程度の距離を空けながら付いて行った………信頼がない状態をつくってからスタートするなんて、ラルトらしいっちゃラルトらしいな。
ラルトはこれまで何十人、何百人とこの魔術を教えようとしてきた。だが、誰も使えることはなかった………その度、俺らには想像できないことを言われたらしい。「騙された。」「才能があるのを良いことに。」「どうせ俺は………。」
そんな言葉が生ぬるいほど。
その時はまだ、ラルトは序列5位だった。そして諦めようとした時、セシリアと出会った。セシリアは魔術消去を使えなくても、ラルトから離れることはなかった。それだけで、ラルトは救われた。
そのことからラルトは、信用出来る者以外とは関係を築かなかった。
「だからこそそれを糧に、ラルトは強くなったんだろうな………。」
その男の背中は、俺が初めて出会った時より大きく、頼もしかった。きっとこの3人の背中も、いつかは誰かが追いかける背中となるのだろう───。
「シューファさん、お久しぶりです!」
次の日、俺はある人物を呼んでいた。
そう、目の前にいる若い爽やか系イケメンだ。
「あ、サラさんは会ったことあったけど君たちは初めましてだったね。」
その男は卓越したコミュニケーション能力で3人に話しかけていた。
「俺はラルト!聖級魔導師、序列3位だよ。
なぜかここに居るとかすれて見えるけどね………。」
そういうラルトの目には光が宿っていなかった。序列1位の俺と2位のサラがいるから、自分が目立たないのが悲しいのか………?
「聖級魔導師第3位………つまりセシリアさんよりも実力が上なんですね。」
「そうだよ!というか、セシリアは俺とシューファさんで稽古つけてたからね、それはそれは強いよ~。」
そう3人の自信をなくそうとしているラルトだったが、その目は真面目なことを発している目だ。おそらく、3人を試しているのだろう。
「俺も教えたっていっても、ほとんど俺は師匠というよりも親という感じだろう。」
「それもそうですね!大きくなるまでシューファさんの家に住んでシューファさんは父さんとも呼ばれてますしね。」
「先生はセシリアさんと仲がいいんですね。」
「一応な。仲がいいというのとはまた違った感じなんだけどな。」
そう、実はセシリアはもともと俺と一緒に住んでいて、俺とラルトで稽古をつけていた。そして強くなっていく途中、聖国にスカウトされて俺の元から旅立った。だからミラとも面識があって2人とも姉妹のようだ。
「それはそうと、俺は今日なんで呼ばれたんです?」
「………この3人に、魔術消去(キャンセル)を教えてほしい。」
「………シューファさん、それは本気なんですか。」
さっきまでおちゃらけてるようなイメージだったラルトが、真面目なトーンと口調に変わった。
「あぁ、本気だ。おれが見込んだ通りであれば、この3人のうち誰かは必ず習得できる。」
俺もまた、真面目な話し方でラルトに応えた。
その時、ラルトはいつものように顔を緩ませて話し始める。
「シューファさんが言うなら、そうなんでしょうね。それに俺も、さっき見た3人の目でもしかしたら………とも思いましたしね。」
やはりさっきのあれは、そのことをそのことを確認するためだったのか。
「あの、魔術消去って………どういう魔術なんですか?」
「あぁ、魔術消去は文字通り、“発動した魔術、発動する前の魔術に介入し、消去”する魔術だ。」
「そうそう!これは俺が創った魔術だし、色んな人に教えようとしたけど、実際に使えるようになったのは俺とシューファさんだけだから………。」
そこでラルトは1度言葉を区切り、3人に目を合わせてまた口を開く。
「諦めた時、俺はすぐに帰る。正直、俺の稽古は単調で疲れないが、だからこそキツイ。
お前らは俺………聖級魔導師第3位、またの名を『無慈悲のクラッシャー』の稽古に、ついてこられるかな?」
意地悪な顔をしながらそう言うラルトは、どこか期待しているような、何も関心を持っていないような、どちらとも感じ取らせ、感じ取らせない。そんな目を3人に向けてこちらに来いと言わんばかりに手招きをする。
それに応えるように3人はラルトの元へと向かう。
その刹那、3人の目の前からラルトの姿が消える。
次にラルトが現れた時は、目と鼻の先ほどの所にいた………
「っ………!!」
ラルトは拳を差し出す。だがそれよりも早く、3人は守護結界を張った。
「魔術消去。」
───トン
ハルトの右手は、守護結界を割ることなく、リオナの肩へと届く。その事実は3人にとってこれまで起きたことのないことで、起こることとも思っていなかった。
「これが魔術消去だ。もしこれまでに使えるやつで悪い奴がいたら、人殺しは簡単だったろうな………今みたいに自分の力を過信してるやつだと尚更な。」
「……………………。」
別に過信はしていなかっただろう。ただ、ラルトの拳を止められなかったという事実、それだけで3人に沈黙をつくるには充分だった。
「あんまりからかってやるなよ。」
「わかってますって~!じゃあ3人とも行くぞ。」
本当にわかったのだろうか………?
今度こそラルトについて行く3人は、妙に警戒しながらゆっくりと、ある程度の距離を空けながら付いて行った………信頼がない状態をつくってからスタートするなんて、ラルトらしいっちゃラルトらしいな。
ラルトはこれまで何十人、何百人とこの魔術を教えようとしてきた。だが、誰も使えることはなかった………その度、俺らには想像できないことを言われたらしい。「騙された。」「才能があるのを良いことに。」「どうせ俺は………。」
そんな言葉が生ぬるいほど。
その時はまだ、ラルトは序列5位だった。そして諦めようとした時、セシリアと出会った。セシリアは魔術消去を使えなくても、ラルトから離れることはなかった。それだけで、ラルトは救われた。
そのことからラルトは、信用出来る者以外とは関係を築かなかった。
「だからこそそれを糧に、ラルトは強くなったんだろうな………。」
その男の背中は、俺が初めて出会った時より大きく、頼もしかった。きっとこの3人の背中も、いつかは誰かが追いかける背中となるのだろう───。
1
あなたにおすすめの小説
辺境の無能領主、聖女と信者に領地を魔改造されて聖地と化した件〜俺はただ、毎日ジャガイモを食って昼寝したいだけなんだが?〜
咲月ねむと
ファンタジー
三度の飯より昼寝が好き。特技は「何もしないこと」。そんなグータラ貴族の三男、アッシュ・フォン・バルバドスは、ついに厄介払いされ、狼が出るという噂のド辺境「ヴァルハラ領」を押し付けられた。
「これで心置きなくグータラできる」と喜んだのも束の間、領地は想像を絶する貧しさだった。今日の食事も、裏庭で採れたジャガイモだけ。そんな絶望的な日々を送るアッシュの元に、ある日、王都から一人の美しい聖女セレスティアがやってくる。
政争に敗れて左遷されてきたという彼女は、なぜかアッシュを見るなり「神託の主よ!」とひれ伏し、彼を現人神として崇め始めた!アッシュが空腹のあまり呟いた「天の恵みはないものか…」という一言で雨が降り、なけなしのジャガイDモを分け与えれば「聖なる糧!」と涙を流して感謝する。
こうして、勘違い聖女による「アッシュ教」が爆誕!
「神(アッシュ様)が望んでおられる!」という聖女の号令一下、集まった信者たちが、勝手に畑を耕し、勝手に家を建て、勝手に魔物を討伐し、貧しい村を驚異的なスピードで豊かにしていく!
俺はただ、ジャガイモを食って、昼寝がしたいだけなんだ。頼むから、俺を神と崇めるのをやめてくれ!
これは、何の力もない(はずの)一人の青年が、聖女と信者たちの暴走する信仰心によって、意図せずして伝説の領主へと成り上がっていく、勘違い領地経営ファンタジー!
掘鑿王(くっさくおう)~ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち~
テツみン
ファンタジー
『掘削士』エリオットは、ダンジョンの鉱脈から鉱石を掘り出すのが仕事。
しかし、非戦闘職の彼は冒険者仲間から不遇な扱いを受けていた。
ある日、ダンジョンに入ると天災級モンスター、イフリートに遭遇。エリオットは仲間が逃げ出すための囮(おとり)にされてしまう。
「生きて帰るんだ――妹が待つ家へ!」
彼は岩の割れ目につるはしを打ち込み、崩落を誘発させ――
目が覚めると未知の洞窟にいた。
貴重な鉱脈ばかりに興奮するエリオットだったが、特に不思議な形をしたクリスタルが気になり、それを掘り出す。
その中から現れたモノは……
「えっ? 女の子???」
これは、不遇な扱いを受けていた少年が大陸一の大富豪へと成り上がっていく――そんな物語である。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
Sランクパーティを追放されたヒーラーの俺、禁忌スキル【完全蘇生】に覚醒する。俺を捨てたパーティがボスに全滅させられ泣きついてきたが、もう遅い
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティ【熾天の剣】で《ヒール》しか使えないアレンは、「無能」と蔑まれ追放された。絶望の淵で彼が覚醒したのは、死者さえ完全に蘇らせる禁忌のユニークスキル【完全蘇生】だった。
故郷の辺境で、心に傷を負ったエルフの少女や元女騎士といった“真の仲間”と出会ったアレンは、新パーティ【黎明の翼】を結成。回復魔法の常識を覆す戦術で「死なないパーティ」として名を馳せていく。
一方、アレンを失った元パーティは急速に凋落し、高難易度ダンジョンで全滅。泣きながら戻ってきてくれと懇願する彼らに、アレンは冷たく言い放つ。
「もう遅い」と。
これは、無能と蔑まれたヒーラーが最強の英雄となる、痛快な逆転ファンタジー!
僻地に追放されたうつけ領主、鑑定スキルで最強の配下たちと共に超大国を創る
瀬戸夏樹
ファンタジー
時は乱世。
ユーベル大公国領主フリードには4人の息子がいた。
長男アルベルトは武勇に優れ、次男イアンは学識豊か、3男ルドルフは才覚持ち。
4男ノアのみ何の取り柄もなく奇矯な行動ばかり起こす「うつけ」として名が通っていた。
3人の優秀な息子達はそれぞれその評判に見合う当たりギフトを授かるが、ノアはギフト判定においてもハズレギフト【鑑定士】を授かってしまう。
「このうつけが!」
そう言ってノアに失望した大公は、ノアを僻地へと追放する。
しかし、人々は知らない。
ノアがうつけではなく王の器であることを。
ノアには自身の戦闘能力は無くとも、鑑定スキルによって他者の才を見出し活かす力があったのである。
ノアは女騎士オフィーリアをはじめ、大公領で埋もれていた才や僻地に眠る才を掘り起こし富国強兵の道を歩む。
有能な武将達を率いる彼は、やがて大陸を席巻する超大国を創り出す。
旧タイトル「僻地に追放されたうつけ領主、鑑定スキルで最強武将と共に超大国を創る」
なろう、カクヨムにも掲載中。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。
死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった!
呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。
「もう手遅れだ」
これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる