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攻略対象file4:最恐の暗殺者
90.はじめてのおつかい
しおりを挟む「いいですかフェリアル様。ぜっっったいに、俺の傍を離れちゃダメですよ」
「うん。わかった」
「ヤりたい盛りのガキ共…こほんっ、元気な青年たちがうようよ存在する場所だということを忘れないでくださいね。知らない人には?」
「ついていかない」
「よろしい」
学園の裏に控えた馬車の中で、シモンと最後の確認を真剣に済ませる。相変わらず過保護で心配性のシモンは、僕が何度頷いても不安げな表情を崩さなかった。
僕はもう九歳なのだ。来年の春には十歳。そんなに心配しなくたって、お兄さんの僕に任せておけば絶対に大丈夫だというのに。
何より、学園は帝国中の貴族令嬢や令息が一堂に会する場所ということもあり、安全面は皇宮に匹敵するほどと言われている。
ゲームで登場した、暗殺を生業とするとある攻略対象者。彼でさえ貴族学園への侵入だけは失敗したと話していたから、ここで何か事件に巻き込まれる可能性は万に一つも無いだろう。
「シモンが迷子にならないように、僕がしっかりシモンを守る。だから、大丈夫だよ」
「こ…心強いです…」
ふむ、その苦い微笑は一体何なのだろうか。
「クッキーよし。シモンよし」
ぴし、ぴし、と指さして最終確認を完了する。
人に指をさすのはダメなので、シモンの確認はじーっと目で確かめるだけに留めた。シモンいる、よし。
ショルダータイプの小さな鞄の中身を確認し、シモンがきちんと着いてきているかも確認。全て終わらせ、問題無しと顔を上げると、シモンがこくりと頷いて馬車の扉を開いた。
射し込む外の光と共に、楽しそうなたくさんの声が遠くから響く。
時刻はちょうどお昼時。作戦の決行を目前に、緊張する心をきゅっと引き締めた。
* * *
「あわ…あわわ……」
緊急事態が発生してしまった。
僕は今、学園の中庭…その草陰に身を隠しているところである。
草陰から出た数メートル先には、昼食や休憩を楽しみに来たであろうたくさんの生徒たちが。一歩でも動けばアウトという状態だ。
いや、別に見つかっても困ることはない。学園に許可は取っているし、やましいことをしに来たわけでもない。だから堂々と表に出てもいいのだが、如何せん恐怖が拭えないのだ。
僕は元々人と接するのが苦手だ。いつもはシモンやライネスがいるからそれほど恐怖は感じないけれど、一人となると上手く勇気が湧かない。兄様達ほどの年の人が相手となるとなおさら。
きっと絶対に不審がられる。なんだこのちっこいの、という反応をされるに違いない。大公…パパにも散々そうしていじられたからわかるのだ。
「どうしよう…シモン…シモン…」
かたかたと震えながら、無駄だと分かっていてもシモンの名を呼んでしまう。ついさっきはぐれて…いや、迷子になってしまったシモンのことを。
レオの元に行こうとるんるんと歩いていた時、僕が綺麗な蝶々に見惚れてしまったことが発端だった気がする。
綺麗だなと少し追いかけている間に、シモンが忽然と消えてしまったのだ。僕が守ると言ったのに、それを遂行できずシモンを迷子にしてしまった…その後悔がじわじわと湧き上がる。
再会したら守れなくてごめんねと謝ろう。迷子にさせてごめんね、怖かったよねと。
「シモン探さなきゃ…きっといまごろ、迷子になって怖いって泣いてる…」
くすんくすんと涙を拭いながら心を叱咤する。怖いのは迷子になったシモンの方なのだから、僕はしっかりしないと。
お兄さんの僕がしっかりシモンを保護して、今度こそしっかり守るのだ。
「がんばれ…がんばる…僕、がんばる…」
よし、と顔を上げ、思い切って草陰から飛び出した。
恐怖を誤魔化すために瞑っていた瞳を、シーンと静まり返る空間にきょとんとしながら恐る恐る開く。さっきまで楽しそうに談笑したり昼食を取ったりしていた生徒たちは、僕の姿を視界に入れて目を丸くしていた。
大衆からの注目を浴びている。その状況を理解するなり恐怖がじわじわと湧き上がって、零れそうな涙を堪えながら立ち上がった。
「ぁ……」
情けない声だけが発され、言葉を紡ぐことが出来ない。
硬直する生徒たちを前に瞳を揺らし、一番近くに立っていた数人の男子生徒たちの元にとぼとぼと歩み寄った。鞄の紐をきゅっと握り締めながら、そろりと男子生徒たちを見上げて声をかける。
「…ご…ごめんください…」
「え…!?あ、うん!?」
どうしたの?と優しい言葉が返されてほっとした。
あたふたと彷徨わせていた視線を戻し、迷子のシモンを助けるためだからと自分に言い聞かせて弱む心を叱咤する。すうっと深呼吸をした後、思い切って問い掛けた。
「ちゃ、茶色の、お団子の…かっこいい、お兄さん。見ませんでしたか…?」
「茶色のお団子の、お兄さん…?」
「うん…うにょうにょしてる子、連れてる…かっこいいお兄さん…」
「うにょうにょしているものを連れている…?うーん…分からないな…誰のことだろう…」
そっか…と肩を落としながらも感謝の言葉を口にする。
シモンは学園の生徒ではないし、ここの生徒が分からなくて当然だ。しょんぼりと眉を下げる僕を見て何を思ったのか、ふと男子生徒の一人がしゃがみこみ、優しい声音で問い掛けてきた。
「君は、どこかの生徒の弟くん?お兄さんと、はぐれちゃったのかな?」
「うぅん…兄様たちと、お友だちに、おかしお届けにきました。迷子は、一緒にきてた侍従です」
「えーっと…お兄様たちと、お兄様のお友達に、お菓子を届けに来たんだね?それで、侍従とはぐれて、迷子になっちゃったんだ」
「迷子は、侍従です。僕は、迷子の侍従を、がんばって探してました」
「あぁー…うんうん、なるほど。侍従が迷子になっちゃったから、心配で探してたんだね。すごいね、かっこいい、えらいね」
よしよしと頭に撫でられてこくんと頷く。
よかった、少しパニックになって上手く話せなかったけれど、ちゃんと言葉の意味を読み取って理解してくれたらしい。優しそうな人に話しかけることが出来て安心だ。
「ぼく、お名前言えるかな?一緒に、お兄様のところに行ってみようか」
すごく優しい人だ、と目を見開く。
こくこくと頷いて名乗ろうと口を開いた直後、不意に辺りの喧噪がざわざわと勢いを増した。驚いて振り返ると同時に、ふと全身に大きな影がかかる。
背後に立っていた大きな体躯の人物を見上げ、思わずぱちぱちと瞬いた。
初めに目に映ったのは、見覚えのある黒いフェイスベール。
「お久しぶりです、フェリアル様」
「ギデオン…?」
正面に膝をついて礼をするのは、レオの護衛騎士であるギデオンだ。
遠巻きにギデオンを見つめている女子生徒たちのきゃっきゃとした黄色い悲鳴が聞こえてくる。一部の男子生徒からも熱い視線が向けられている辺り、どうやらギデオンは物凄くモテているらしい。
それにしても、どうしてギデオンがここに?首を傾げる僕に、ギデオンは相変わらずの無表情で淡々と語る。
「殿下の命で参りました。フェリアル様の匂いを中庭から感じる故、捕獲して連れてこいと」
「ほかく…」
せめて保護と言ってほしかった。それではまるで獣のように思われているみたいだ。
…いや、そんなことよりも一番は。
「……ばれてた…サプライズ失敗…」
がくんと肩を落とす。
まさかバレていたなんて…とは言え、このくらいは少し考えればわかっていたことだ。レオの超人的な嗅覚について良く知っていたし、そう驚くようなことでもない。
ここは潔く諦めて、普通にレオに会いに行こう。溜め息を吐いてギデオンに向き直り、レオのところに案内してほしいと頼む前にふとあることを思いついた。
「匂いで、他の人の場所もわかる?」
「えぇ。殿下がその者の匂いを把握していれば可能です」
それなら…と考える。二人は何度か会っていたから、抜け目のないレオなら当然既に匂いを把握しているに違いない。
「シモンの場所、しりたい。シモン、迷子になっちゃったの」
早く助けに行かないと。ふんすと息巻いてそう言うと、ギデオンは一瞬ピタリと硬直した。
「…。……侍従が、迷子になったのですか?」
「うん。シモン迷子。早くたすけないと、シモン泣いちゃう」
「ははぁ…なるほど…」
「影にさわってたけど、来ない。ハプニングに、巻き込まれてるのかも」
さっきまで木陰に隠れてずっと影に触れていた。けれどいつまで経ってもシモンは現れなかった。
あらかた説明し終えると、ギデオンは「それは災難でしたね」と感情の籠らない声で頷いた。
すっと立ち上がって周囲を見渡し、実は…と把握していなかった情報を淡々と答える。
「学園内では、原則魔力を使用することが出来ません。魔術、呪術、たとえ血や命を賭けた誓約だろうと、学園の結界を突破することは不可能です。故に、奴も今頃焦っていることでしょう」
「し…しらなかった」
そういえば、そういうことをゲームでも語られていたようなそうでないような…。
驚いて固まる僕の前を見下ろし「それにしても…」とギデオンが首を傾げる。訝し気な視線を向けられて困惑する僕に、ギデオンは相変わらず淡々とした声音を零した。
「あれは相当な手練れと見受けましたが。その監視を躱してちょこまかと逃げ回るなど、どうやらフェリアル様には何らかの素晴らしい素質があるようですね」
「に、逃げてない…」
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