余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない

上総啓

文字の大きさ
55 / 400
攻略対象file4:最恐の暗殺者

90.はじめてのおつかい

しおりを挟む
 

「いいですかフェリアル様。ぜっっったいに、俺の傍を離れちゃダメですよ」

「うん。わかった」

「ヤりたい盛りのガキ共…こほんっ、元気な青年たちがうようよ存在する場所だということを忘れないでくださいね。知らない人には?」

「ついていかない」

「よろしい」


 学園の裏に控えた馬車の中で、シモンと最後の確認を真剣に済ませる。相変わらず過保護で心配性のシモンは、僕が何度頷いても不安げな表情を崩さなかった。
 僕はもう九歳なのだ。来年の春には十歳。そんなに心配しなくたって、お兄さんの僕に任せておけば絶対に大丈夫だというのに。

 何より、学園は帝国中の貴族令嬢や令息が一堂に会する場所ということもあり、安全面は皇宮に匹敵するほどと言われている。
 ゲームで登場した、暗殺を生業とするとある攻略対象者。彼でさえ貴族学園への侵入だけは失敗したと話していたから、ここで何か事件に巻き込まれる可能性は万に一つも無いだろう。


「シモンが迷子にならないように、僕がしっかりシモンを守る。だから、大丈夫だよ」

「こ…心強いです…」


 ふむ、その苦い微笑は一体何なのだろうか。


「クッキーよし。シモンよし」


 ぴし、ぴし、と指さして最終確認を完了する。
 人に指をさすのはダメなので、シモンの確認はじーっと目で確かめるだけに留めた。シモンいる、よし。

 ショルダータイプの小さな鞄の中身を確認し、シモンがきちんと着いてきているかも確認。全て終わらせ、問題無しと顔を上げると、シモンがこくりと頷いて馬車の扉を開いた。
 射し込む外の光と共に、楽しそうなたくさんの声が遠くから響く。

 時刻はちょうどお昼時。作戦の決行を目前に、緊張する心をきゅっと引き締めた。




 * * *




「あわ…あわわ……」


 緊急事態が発生してしまった。
 僕は今、学園の中庭…その草陰に身を隠しているところである。

 草陰から出た数メートル先には、昼食や休憩を楽しみに来たであろうたくさんの生徒たちが。一歩でも動けばアウトという状態だ。
 いや、別に見つかっても困ることはない。学園に許可は取っているし、やましいことをしに来たわけでもない。だから堂々と表に出てもいいのだが、如何せん恐怖が拭えないのだ。
 僕は元々人と接するのが苦手だ。いつもはシモンやライネスがいるからそれほど恐怖は感じないけれど、一人となると上手く勇気が湧かない。兄様達ほどの年の人が相手となるとなおさら。

 きっと絶対に不審がられる。なんだこのちっこいの、という反応をされるに違いない。大公…パパにも散々そうしていじられたからわかるのだ。


「どうしよう…シモン…シモン…」


 かたかたと震えながら、無駄だと分かっていてもシモンの名を呼んでしまう。ついさっきはぐれて…いや、迷子になってしまったシモンのことを。

 レオの元に行こうとるんるんと歩いていた時、僕が綺麗な蝶々に見惚れてしまったことが発端だった気がする。
 綺麗だなと少し追いかけている間に、シモンが忽然と消えてしまったのだ。僕が守ると言ったのに、それを遂行できずシモンを迷子にしてしまった…その後悔がじわじわと湧き上がる。
 再会したら守れなくてごめんねと謝ろう。迷子にさせてごめんね、怖かったよねと。


「シモン探さなきゃ…きっといまごろ、迷子になって怖いって泣いてる…」


 くすんくすんと涙を拭いながら心を叱咤する。怖いのは迷子になったシモンの方なのだから、僕はしっかりしないと。
 お兄さんの僕がしっかりシモンを保護して、今度こそしっかり守るのだ。


「がんばれ…がんばる…僕、がんばる…」


 よし、と顔を上げ、思い切って草陰から飛び出した。

 恐怖を誤魔化すために瞑っていた瞳を、シーンと静まり返る空間にきょとんとしながら恐る恐る開く。さっきまで楽しそうに談笑したり昼食を取ったりしていた生徒たちは、僕の姿を視界に入れて目を丸くしていた。
 大衆からの注目を浴びている。その状況を理解するなり恐怖がじわじわと湧き上がって、零れそうな涙を堪えながら立ち上がった。


「ぁ……」


 情けない声だけが発され、言葉を紡ぐことが出来ない。
 硬直する生徒たちを前に瞳を揺らし、一番近くに立っていた数人の男子生徒たちの元にとぼとぼと歩み寄った。鞄の紐をきゅっと握り締めながら、そろりと男子生徒たちを見上げて声をかける。


「…ご…ごめんください…」

「え…!?あ、うん!?」


 どうしたの?と優しい言葉が返されてほっとした。
 あたふたと彷徨わせていた視線を戻し、迷子のシモンを助けるためだからと自分に言い聞かせて弱む心を叱咤する。すうっと深呼吸をした後、思い切って問い掛けた。


「ちゃ、茶色の、お団子の…かっこいい、お兄さん。見ませんでしたか…?」

「茶色のお団子の、お兄さん…?」

「うん…うにょうにょしてる子、連れてる…かっこいいお兄さん…」

「うにょうにょしているものを連れている…?うーん…分からないな…誰のことだろう…」


 そっか…と肩を落としながらも感謝の言葉を口にする。
 シモンは学園の生徒ではないし、ここの生徒が分からなくて当然だ。しょんぼりと眉を下げる僕を見て何を思ったのか、ふと男子生徒の一人がしゃがみこみ、優しい声音で問い掛けてきた。


「君は、どこかの生徒の弟くん?お兄さんと、はぐれちゃったのかな?」

「うぅん…兄様たちと、お友だちに、おかしお届けにきました。迷子は、一緒にきてた侍従です」

「えーっと…お兄様たちと、お兄様のお友達に、お菓子を届けに来たんだね?それで、侍従とはぐれて、迷子になっちゃったんだ」

「迷子は、侍従です。僕は、迷子の侍従を、がんばって探してました」

「あぁー…うんうん、なるほど。侍従が迷子になっちゃったから、心配で探してたんだね。すごいね、かっこいい、えらいね」


 よしよしと頭に撫でられてこくんと頷く。
 よかった、少しパニックになって上手く話せなかったけれど、ちゃんと言葉の意味を読み取って理解してくれたらしい。優しそうな人に話しかけることが出来て安心だ。


「ぼく、お名前言えるかな?一緒に、お兄様のところに行ってみようか」


 すごく優しい人だ、と目を見開く。
 こくこくと頷いて名乗ろうと口を開いた直後、不意に辺りの喧噪がざわざわと勢いを増した。驚いて振り返ると同時に、ふと全身に大きな影がかかる。
 背後に立っていた大きな体躯の人物を見上げ、思わずぱちぱちと瞬いた。

 初めに目に映ったのは、見覚えのある黒いフェイスベール。


「お久しぶりです、フェリアル様」

「ギデオン…?」


 正面に膝をついて礼をするのは、レオの護衛騎士であるギデオンだ。
 遠巻きにギデオンを見つめている女子生徒たちのきゃっきゃとした黄色い悲鳴が聞こえてくる。一部の男子生徒からも熱い視線が向けられている辺り、どうやらギデオンは物凄くモテているらしい。

 それにしても、どうしてギデオンがここに?首を傾げる僕に、ギデオンは相変わらずの無表情で淡々と語る。


「殿下の命で参りました。フェリアル様の匂いを中庭から感じる故、捕獲して連れてこいと」

「ほかく…」


 せめて保護と言ってほしかった。それではまるで獣のように思われているみたいだ。
 …いや、そんなことよりも一番は。


「……ばれてた…サプライズ失敗…」


 がくんと肩を落とす。
 まさかバレていたなんて…とは言え、このくらいは少し考えればわかっていたことだ。レオの超人的な嗅覚について良く知っていたし、そう驚くようなことでもない。
 ここは潔く諦めて、普通にレオに会いに行こう。溜め息を吐いてギデオンに向き直り、レオのところに案内してほしいと頼む前にふとあることを思いついた。


「匂いで、他の人の場所もわかる?」

「えぇ。殿下がその者の匂いを把握していれば可能です」


 それなら…と考える。二人は何度か会っていたから、抜け目のないレオなら当然既に匂いを把握しているに違いない。


「シモンの場所、しりたい。シモン、迷子になっちゃったの」


 早く助けに行かないと。ふんすと息巻いてそう言うと、ギデオンは一瞬ピタリと硬直した。


「…。……侍従が、迷子になったのですか?」

「うん。シモン迷子。早くたすけないと、シモン泣いちゃう」

「ははぁ…なるほど…」

「影にさわってたけど、来ない。ハプニングに、巻き込まれてるのかも」


 さっきまで木陰に隠れてずっと影に触れていた。けれどいつまで経ってもシモンは現れなかった。

 あらかた説明し終えると、ギデオンは「それは災難でしたね」と感情の籠らない声で頷いた。
 すっと立ち上がって周囲を見渡し、実は…と把握していなかった情報を淡々と答える。


「学園内では、原則魔力を使用することが出来ません。魔術、呪術、たとえ血や命を賭けた誓約だろうと、学園の結界を突破することは不可能です。故に、奴も今頃焦っていることでしょう」

「し…しらなかった」


 そういえば、そういうことをゲームでも語られていたようなそうでないような…。

 驚いて固まる僕の前を見下ろし「それにしても…」とギデオンが首を傾げる。訝し気な視線を向けられて困惑する僕に、ギデオンは相変わらず淡々とした声音を零した。


「あれは相当な手練れと見受けましたが。その監視を躱してちょこまかと逃げ回るなど、どうやらフェリアル様には何らかの素晴らしい素質があるようですね」

「に、逃げてない…」


しおりを挟む
感想 1,709

あなたにおすすめの小説

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜

COCO
BL
「ミミルがいないの……?」 涙目でそうつぶやいた僕を見て、 騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。 前世は政治家の家に生まれたけど、 愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。 最後はストーカーの担任に殺された。 でも今世では…… 「ルカは、僕らの宝物だよ」 目を覚ました僕は、 最強の父と美しい母に全力で愛されていた。 全員190cm超えの“男しかいない世界”で、 小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。 魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは── 「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」 これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新! Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新! プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした

リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。  仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!  原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!  だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。 「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」  死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?  原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に! 見どころ ・転生 ・主従  ・推しである原作悪役に溺愛される ・前世の経験と知識を活かす ・政治的な駆け引きとバトル要素(少し) ・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程) ・黒猫もふもふ 番外編では。 ・もふもふ獣人化 ・切ない裏側 ・少年時代 などなど 最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。

悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放

大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。 嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。 だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。 嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。 混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。 琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う―― 「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」 知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。 耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】

古森きり
BL
【書籍化決定しました!】 詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります! たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました! アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。 政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。 男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。 自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。 行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。 冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。 カクヨムに書き溜め。 小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。