113 / 423
攻略対象file5:狡猾な魔塔主
閑話.フェリアルまっちょ化計画!(終)
しおりを挟む「本当に大丈夫ですか…?転びませんか…?蝶々追いかけませんか…?」
「大丈夫。ころばない。蝶さんおっかけない」
「うぅ…不安です…心配です…」
とっても心配そうなシモンをよしよしと撫でて、さっき話し合って決めた訓練内容を実行すべく動き出した。
訓練所をぐるっと一周。サムさんは僕の緊張を解すためなのか「本当は百周くらい余裕でするんですけどね~」と面白い冗談を言ってくれた。
とにもかくにも、まずは体力づくり。体力が絶望的な状態では、模擬戦闘どころかまともに剣を振るうことも出来ないらしい。
僕には僕専用の聖剣、きのくんがいるけれど、実践となるときのくんは少し危うい。きのくんだとすぐに叩き切られてしまうらしいから、実戦用の第二の相棒と出会うべく体力づくりに励もうという心意気。
きのくんはシモンに預け、ぐるっと一周のスタート地点に立つ。
準備おっけーとサムさんにキリリッとした顔を向けると、微かに心配の色を滲ませた顔でサムさんがこくっと頷いた。
「それじゃあ行きますよー。はい、よーい…」
どん!!という声と共に走り出す。しゅばばーっと光の速さで駆け抜ける僕を見て、サムさんとシモンが何やら戦慄の表情を浮かべた。
「え……お、おそ…っんん、こほんッ。きゃわわですフェリアル様!頑張ってください!」
「絶望的に運動のセンスが無いな……」
走るのに必死だから声は聞こえないけれど、きっと僕のあまりの速さに感動しているのだと思う。
えっへんと上機嫌に足を動かし、二人がすごいすごいと褒めてくれる様を想像しながらゴールに急いだ。
とたとた、とたとた。
風を切るようによいしょよいしょと走り、一周の半分を過ぎた頃。やがて近くなってきた二人の姿、そしてシモンの「フェリアル様!もう少しです!」という励ましに、ほんの一瞬ふっと気が緩んでしまった。
やったやった、もうちょっとだ。そんな呑気な気の緩みを見せた途端、突然視界がぐらりと傾いた。一瞬時が止まったような感覚の後、ずてんっ!という鈍い音が遅れて聞こえる。
「わぷっ…!」
「フェリアルさまぁぁ!!」
すってんころりん。足を滑らせてするっと傾いた体は、顔から勢いよく地面に倒れた。
手も足も伸ばしてちーんと倒れる僕…を見て驚愕と絶望の入り混じった声を上げるシモン。ドタドタと獣のような足音が轟いたかと思うと、がしっと体を掴まれて抱き起された。
ぐるんっと回った視界に映り込んだのは、目を大きく見開いたシモンの顔。いつもより丸く大きくなって見えやすくなった瞳には、おでこと膝からつつーっと血を流した僕の姿が映っている。
わぁ、怪我しちゃったなぁ。まだ状況把握の追い付かない頭でそんなことをふわふわ考えていると、目の前にあるシモンの表情があわわわ…!と絶望一色に滲んだ。
例えるなら、ムンクの叫びみたいな顔。
「あ…あぁ、あぁぁ…!!フェリアル様のお顔が…!可愛い可愛いご尊顔がぁぁ!!」
「シモン。おちついて。だいじょぶだから」
「ぐあぁぁ!!」
ど、どうしよう。シモンが狂ってしまった。完全に自我を見失っている…。
ぐあー!と叫びながら時折涙すら浮かべるシモン。正直、ほんのちょっとだけ怖い。
とっても悲しそうなシモンを見ると僕まで何だか悲しくなってきて、潤んだ瞳と震える声で「なかないで…シモン、いいこいいこ…」と頭をなでなでする。
おでこからたらーっと伝ってくる生暖かい感触を気にも留めず撫で続けていると、ふいに近付いてきたサムさんが僕の横に膝をついた。
僕のおでこに指を当ててじーっと何かを確認すると、やがてほっとしたように息を吐く。
「傷は浅いみたいですね。手当てすればすぐに治りますよ」
膝の傷も同じように確認して頷くサムさん。どうやら転んで出来てしまった傷は、全て大した怪我ではないらしい。
よかったよかったと安堵して、ぎゅーっと僕に抱き着くシモンをむぎゅぎゅっと抱き締める。だいじょぶだよーと教えてあげると、目元を真っ赤に腫らしたシモンがぶわっと号泣し始めた。
「うぅ…よかった…よかった…重傷だったら今頃腹を切っているところでした…」
「……うん?おなか、きる…?」
「えぇ。責任とけじめをつけないと。あ、腹の前に指ですよね。はは、すみません」
「……」
シモンがやーさんみたいなことを言っている…。
現代だったら真っ黒いスーツに拳銃を忍ばせているんだろうなぁ…とえらく細かい描写まで浮かぶくらいには、今のシモンのやーさんっぷりが本物に見えた。
指は大事だから切っちゃだめだよ、と念のために約束しておく。
僕が転ぶ度にシモンの指が危機に瀕するなんて、僕の方がまともに出歩けなくなりそうだ。
「うぅん…」
「フェリアル様?どうしました?そんな可愛い顔をして……う…ぐぅ、可愛いお顔が…っ」
ぐぬぬ…と苦い顔をするシモンに、ふと湧き上がった気持ちをそのまま伝えた。
「僕…やっぱり剣術やめる」
「えっ、ど、どうしてですか…?」
「シモンの指と、おなかと命、ぜんぶとっても大切だから…」
「っ…!フェリアル様…!!」
剣術をして強くなったとしても、守りたいみんなのことを守れないんじゃ意味が無い。
それには当然シモンも含まれているから、シモンがぼろぼろになってしまうなら、無理に剣術を習う必要は無いのではと思えてきた。
ぱあっと嬉しそうに顔を輝かせるシモンをなでなでして、サムさんの方を静かに振り返る。
しゅん……と肩を落としながら、ごめんなさいと頭を下げた。
「サムさん。ごめんなさい。わがままいっぱい……」
「良いんですよ。挑戦して、合わないなと分かったんですからそれで十分です。フェリアル様はよく頑張りましたよ」
えらいえらい、とよしよし撫でられて目頭が熱くなる。
僕の急なわがままに巻き込まれたというのに、サムさんの表情はとっても優しくて温かい。こういうところはシモンそっくりだ。
泣いて感覚が機敏になったせいか、不意に膝と額がじくじく痛み出す。
それほど大きな怪我ではないし、むしろ小さな傷だけれど、それでもなぜか鈍く痛んだ。
無言で瞳をうるうるにして、唇をきゅっと引き結んで。ぽろぽろと大粒の涙を零す僕を見た二人は、一瞬ぎょっとしながらも直ぐに僕を抱えて立ち上がった。
抱き上げたのはシモン。心が落ち着く甘い匂いが首元から漂って、すんすんすると体からふわぁっと力が抜けた。
「大変です副団長!フェリアル様は泣くと破壊級に可愛くなってしまう体質を持っているんです!早くしないと尊死しますよ!」
「何言ってんだ馬鹿……と言いたい所だけど確かにマズいな。可愛すぎる」
シモンの首にすりすりと顔を擦り寄せる。
ふと顔を離すと、首に真っ赤なそれがついてしまっていることに気がついてあわあわ慌てた。
大変。シモンの首に血をつけちゃった。慌てて手でごしごししてみるけれど、血は拭うどころか更に広がってしまう。
「あわ、あわわ……」
あまりに混乱していたから、頭上で繰り広げられる二人の会話は当然聞こえなかった。
「え…な、なんか…マーキングされてるんですが……」
「シモンは僕のもの~ってことじゃないか?良かったな」
「ぐぇっ!そ、そんな!俺はとっくにフェリアル様のものなのに……ぐへ、ぐへへ」
「変態出てるぞ」
慌ただしくどたどたと、訓練所内にある医務室へ向かう。
その後はひたすら額と膝を手当てして、ガーゼやら包帯やらで何だか痛々しい姿になった僕を、シモンが大袈裟すぎるくらいに心配してくれた。
見た目はこんなだけれど、傷自体は小さくて浅いので何も心配はいらない。
それでも、シモンを不安にさせてしまったことには少し心が痛んだ。
よしよし、とシモンをなでなでして、何か元気になることを……と考えてみる。
「シモン。おやつ、チーズケーキがいい」
「……!勿論です!スペシャル仕様のチーズケーキをご用意させていただきます!」
今日のおやつの時間。何にしようかなと悩んで答えを口にすると、シモンは嬉しそうに頷いた。
「シモンも、いっしょにたべるの」
「一緒ですか!やったぁ!」
「サムさんもいっしょ。迷惑かけたから、おわび」
「副団長も一緒ですか……やったぁ」
「あからさまに棒読みになるのやめろ」
ぺしっとシモンをひっぱたくサムさん。二人の様子をほわほわと眺めて、やっぱりいつも通りが一番だと頷いた。
分かりにくい強さは無いけれど、僕は剣術で得られるものとは別の力で強くなろう。そうして、その別の力でみんなを守るのだ。
名案にこくこく頷いて、それがいいと納得した。
「きのくんにも、お水あげる」
「そうですねっ!聖剣様にもおやつをあげましょう!」
「え……木の枝にまで慈愛を……?」
「木の枝じゃないです聖剣きの様です!」
「あ、そ、そうか……」
僕の代わりにぷんすかしてくれたシモンにむぎゅっと抱きつく。
シモンは出会ったばかりのきのくんのことも大切な仲間として認識してくれるみたいだ。うれしい。
「またすってんころりんしたら駄目なので、邸までは抱っこで行きましょうね」
「うむ。ぎゅ」
「はぅ…きゃわすぎ…。ぎゅ、しましょうねっ。ぎゅーっ」
ぎゅっと抱っこでよしよしされる。
思っていた一日とは大分違う展開になってしまったけれど、シモンとサムさんと僕、そしてきのくんの四人でチーズケーキをもぐもぐ出来るようになったから良しとしよう。
ふわふわと満足気な僕を見下ろし、シモンはまるで自分事を喜ぶかのように、ふにゃあっと嬉しそうな笑顔を浮かべた。
593
あなたにおすすめの小説
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
この世界は僕に甘すぎる 〜ちんまい僕(もふもふぬいぐるみ付き)が溺愛される物語〜
COCO
BL
「ミミルがいないの……?」
涙目でそうつぶやいた僕を見て、
騎士団も、魔法団も、王宮も──全員が本気を出した。
前世は政治家の家に生まれたけど、
愛されるどころか、身体目当ての大人ばかり。
最後はストーカーの担任に殺された。
でも今世では……
「ルカは、僕らの宝物だよ」
目を覚ました僕は、
最強の父と美しい母に全力で愛されていた。
全員190cm超えの“男しかいない世界”で、
小柄で可愛い僕(とウサギのぬいぐるみ)は、今日も溺愛されてます。
魔法全属性持ち? 知識チート? でも一番すごいのは──
「ルカ様、可愛すぎて息ができません……!!」
これは、世界一ちんまい天使が、世界一愛されるお話。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。
※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました!
えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。
※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです!
※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。