異世界マフィアの悪役次男に転生したので生き残りに励んでいたら、何故か最強の主人公達に溺愛されてしまった件

上総啓

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五章

155.触りっこ※

 
 何度もスリスリで精液をぴゅっぴゅしてしまい、ロキが満足する頃には疲労困憊でぐったりと倒れ込んでしまった。
 ロキは二人分の精液が飛び散った俺の身体を丁寧に洗うと、動けない俺を抱っこしてお風呂に浸かってくれた。当然のように、お風呂の中でもぴーんとなったアレをくっつけた対面の姿勢である。

 その間もロキの手は妖しい動きを止めなかったから、結局ヴァレンティノ家の浴場をゆったりと楽しむことは出来なかった。むねん……。
 のぼせる直前で浴場を出たけれど、やっぱり動くことは出来ないので体を拭くところから着衣まで全部ロキにお任せだ。俺のお世話をするロキは、よく分からないがめちゃんこ上機嫌な様子だった。

 そんなこんなでお風呂タイムが終了し、今は相も変わらず抱っこでロキの部屋に戻ってきたところ。
 無言でベッドに向かっているのを見る限り、もうおねむの時間なのだろうか?確かに今日は疲れたものねーとうむうむ頷く最中、ふと甘ったるい香りが鼻孔を擽りぱちくり瞬いた。


「……ん、む?ロキ、なんか……へんなにおい、するぞ……?」


 その香りは蜂蜜とかお酒に近い甘さで、嗅げば嗅ぐほど頭がくらくらと酩酊する。
 ぐっすり眠れるお香でも焚いているのかな?と首を傾げる俺を優しくベッドに転がすと、ロキは隣にぱたんと寝転ぶことなく、俺の身体に覆い被さった。


「ん、んぅ……ロキ?ねない、のかぁ……?」


 欠伸混じりに尋ねると、ロキは俺のガウンをサッサと乱しながらふんわり笑顔で答えた。


「なに言ってるの、ルカ。今夜は触りっこする約束だったでしょ?まだ寝かせないよ」

「さわり、っこ?それなら、さっき……」

「え?ルカってばさっきのでもう満足したの?俺はまだまだ物足りないけどなー」


 そう言いながら、ロキは俺のおちんちんをふにゅっと片手で包み込む。
 俺がうにゅうにゅと抵抗するのを見ないフリして、強く擦ったり扱いたり。大分落ち着いてきていたのに、また全身をぐにゃりと歪めるみたいな快感に襲われ、ぐずぐずに溶かされてしまった。

 少量の精液をぴゅっと吹くのと同時に、ロキが俺の身体を抱き上げてシーツの上に座らせた。
 眩暈がしてゆらゆら揺れてしまうけれど、背もたれみたいに添えられたロキの手が辛うじて身体を支えてくれる。正直眠たくて仕方ないのだが、今度は一体何をやらせようってんだ?


「ルカ、ルカ。一緒に触りっこしよ?ね、俺の触って。きゅって、両手で包むだけでいいから」


 耳元で「おねがい」と官能的に囁かれた瞬間、爪先から頭の先まで酷い熱が勢いよく駆け巡る。
 思考を鈍らせる甘い香りと、どこか執着的な色を感じさせる声音。もはや状況の理解すら追い付かないまま、身体はロキの声に忠実に従い動き出した。

 ロキが今も尚ふにゅふにゅと俺のおちんちんを擦っているみたいに、俺もロキのおっきなそれをきゅっと両手で包み込む。
 ギリギリ両手で包み込めるくらい大きなそれは、俺が触れた途端更に膨張してピクッと震えた。


「ッは、はぁッ……そのまま、ごしごしって擦って……そう、上手だよ……」


 ロキが俺のおれにしたみたいににゅにゅっこすこすと擦る。元から硬いそれは擦るほど更に硬さを増していくものだから、その変化が慣れなくて思わず手を離してしまった。
 だってだって、それなりに柔らかさのある物体が擦れば擦るほど固くなってピクピク痙攣しだすなんて、ぶっちゃけめちゃんこ怖いだろう。
 ロキのはただでさえ並みよりもおっきくて、グロテスクな見た目をしているのだから尚更だ。


「うぅ、ろき、もうむりだぞ……こわいぞぉ……」

「怖い?うーん……これもまだ早かったかな。じゃあフェラも無理かー……」


 未知の経験と快感に怖くて泣き出してしまう。ロキはくしゃくしゃになった俺の顔を片手で拭いながら困り顔で眉尻を下げた。
 よく分からないが、とりあえずは俺のセリフに納得してくれたらしい。ロキから許しを得ておっきなおちんちんから手を離すと、ひょいっと抱っこされてよしよし撫でられた。


「ごめんねルカちゃん、ちょっと急ぎすぎたね。今日はもう終わりにしよう」

「うぐっ、うぅー……こわ、こわかったじょぉ……」

「怖かったね、ごめんね……俺のこと、嫌いになった?」

「ひぅっ、しゅ、しゅきぃぃーっ……ロキ、すきぃ……」


 頭はくらくらするし身体には力が入らないしでもう大混乱だ。
 そんな中、辛うじてロキのセリフでしっかり聞き取れたのは『俺のこと嫌い?』という問いだけ。
 突然どうしてそんな質問をするのか分からなかったけれど、ロキは大切で大好きな友達なので当然嫌いなわけがない。むぅっと首を振ると、ほっと安堵の息が聞こえて瞬いた。


「よかった……もう俺、ルカちゃんに嫌われたら生きていけないから……本当に安心した」


 背中に回る腕にぎゅうっと力が籠り、さっきよりも更にぬくぬくぽかぽかが増していく。
 硬い胸板にうりうりと顔を擦り寄せると、ロキがにまっと嬉しそうに微笑んだ。上機嫌みたいで何よりだけれど、一体頭スリスリの何がそんなに嬉しかったんだ……。


「んにゅ……むん、むぅ……ぐー、ぐぅー……」

「ん、眠い?もうおねむかな、ルカちゃん。一緒に寝ようか」


 さっきまでの甘ったるい雰囲気が大分収まってきたことを察し、安堵からか怒涛の眠気が突如襲ってきた。
 こっくりこっくりしながら何とか頷く。ロキは乱れた俺のガウンをちゃちゃっと直すと、俺をぎゅうっと抱っこしたままベッドにごろんと横になった。


「ん、んぅー……うぅむ……」


 ロキのぎゅーに包まれながらうにゅうにゅとベストポジションを探す。
 頭は胸板に擦り寄せて、身体は丸めてロキの両腕の中に収めて……っと。よしよし、完璧なぬくぬくポジションが完成したぜ。ふふん。


「ロキ、ろき。えっちなことしちゃ、メッだぞ……もう、おやすみだからな……」

「うんうん、安心して。起こさないように触るから。おやすみルカちゃん」

「うぅむ……」


 急激な眠気に逆らうことはせず、ロキの返答を半ば聞き流しながらふにゃりと目を閉じる。
 何やらガウンの裾から大きな手が侵入してくる気配を感じたけれど、深い睡魔に抗うことは出来なかった。むにゃむにゃ。
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