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8■きらめく初夏☆物憂い木漏れ日 SIDE:歩(了)
7.図書室へ行こう
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テスト、テスト…意識して周りを見渡すと、みんなテスト一色になっていた。
範囲がどうとか、あの問題がどうとか。あちこちからテストの話題が飛び交っている。
うぅん…お腹、痛い。
体が拒絶しているよぉ。
「竜は勉強してるの? 」
「オレは赤点さえとらなきゃいい」
「そっか、じゃあ大丈夫なんだ」
「赤点とらない自信はある」
うーん、それってどうなんだ。頭いいのかよくないのかわかんないな。
「あゆぅ、教えてあげようか? お勉強」
「うん? うーん、ありがとう。いいよ、オレ今日図書室に行ってみる。もしかして雰囲気かえればやる気がでるかも」
「歩、頑張って。希くんは余裕らしいね。きっと歩も大丈夫だよ」
「ありがと。じゃーまたな」
オレはなんとか自分の体にテスト前だという雰囲気を教える為、この学園に来て始めて図書室に入った。
図書室、というより、図書館だな。ここは学園の敷地の校舎とはまた別の建物だった。
見たこともないような背表紙もいっぱいで、多分すごい量の本が置いてあるんだろうなってことは、初めてきたオレにもわかった。
お、やっぱ図書室と言えば、みんな勉強してるね。
空いてる席を探そうと、奥へ歩いて行くと、背の高い、すらっとしたサラサラの黒髪の後ろ姿が見えた。
「春日さーん」
オレは周りに迷惑にならないように、春日さんの後ろにそっと近付いて、小さな声で呼んだ。
「歩くん。よく会うね」
「ほんとだ。春日さん何してんの? 」
「僕? 生徒会で使う、この学園の資料を選んでる所だよ。歩くんは勉強? 」
「んー、そのつもりなんだけどぉ…」
やっぱり雰囲気だけ味わったところでやる気なんてでるわけないよな。
「ふふ。歩くんも旅行、行くんだよね? 」
「うん、そのつもり…だけど」
「追試はいいけど、その後補習とかになると行けなくなるからね。まぁ大丈夫だとは思うけど」
「あ、あはは…。あ、これ持ってくの? 」
「うん、生徒会室に運ぶよ」
「オレも手伝うよ。一人じゃ一回で運べないでしょ? 」
「ありがとう、歩くんは優しいね」
「え? へへ」
優しいとか、誉められちゃった。ふふふ。
範囲がどうとか、あの問題がどうとか。あちこちからテストの話題が飛び交っている。
うぅん…お腹、痛い。
体が拒絶しているよぉ。
「竜は勉強してるの? 」
「オレは赤点さえとらなきゃいい」
「そっか、じゃあ大丈夫なんだ」
「赤点とらない自信はある」
うーん、それってどうなんだ。頭いいのかよくないのかわかんないな。
「あゆぅ、教えてあげようか? お勉強」
「うん? うーん、ありがとう。いいよ、オレ今日図書室に行ってみる。もしかして雰囲気かえればやる気がでるかも」
「歩、頑張って。希くんは余裕らしいね。きっと歩も大丈夫だよ」
「ありがと。じゃーまたな」
オレはなんとか自分の体にテスト前だという雰囲気を教える為、この学園に来て始めて図書室に入った。
図書室、というより、図書館だな。ここは学園の敷地の校舎とはまた別の建物だった。
見たこともないような背表紙もいっぱいで、多分すごい量の本が置いてあるんだろうなってことは、初めてきたオレにもわかった。
お、やっぱ図書室と言えば、みんな勉強してるね。
空いてる席を探そうと、奥へ歩いて行くと、背の高い、すらっとしたサラサラの黒髪の後ろ姿が見えた。
「春日さーん」
オレは周りに迷惑にならないように、春日さんの後ろにそっと近付いて、小さな声で呼んだ。
「歩くん。よく会うね」
「ほんとだ。春日さん何してんの? 」
「僕? 生徒会で使う、この学園の資料を選んでる所だよ。歩くんは勉強? 」
「んー、そのつもりなんだけどぉ…」
やっぱり雰囲気だけ味わったところでやる気なんてでるわけないよな。
「ふふ。歩くんも旅行、行くんだよね? 」
「うん、そのつもり…だけど」
「追試はいいけど、その後補習とかになると行けなくなるからね。まぁ大丈夫だとは思うけど」
「あ、あはは…。あ、これ持ってくの? 」
「うん、生徒会室に運ぶよ」
「オレも手伝うよ。一人じゃ一回で運べないでしょ? 」
「ありがとう、歩くんは優しいね」
「え? へへ」
優しいとか、誉められちゃった。ふふふ。
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