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12■きらめき☆楽園バースデー SIDE:歩(了)
21.サプライズ!
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本邸に着くと取りあえずオレとノンは客室に連れていかれた。
空也と珠希がにっこり笑って、
「シャワー浴びてそこにある服、着て一階のフロアにおいで」
と言われ、部屋のドアをパタンと閉じられた。
「…そういえば今日はサバイバルだったから随分汚れてるね、僕ら」
「あ。ほんとだー。服も破けてる! 」
楽しかったなーとけらけらと笑って、オレたちはシャワーを浴びて、下着のまま部屋に戻った。
「この箱のことかな? 服って」
「ん? ああ、あけてみよっ」
パカっと、黒い箱をあけると、綺麗に包まれたスーツが入っていた。
…と、思ったんだけど…
「まぁ、オシャレだとは思うけどね…オレとしてはもっと大人っぽいのがよかった…」
フリルのシャツ、リボンに、イギリスの子供が履いてそうなハーフパンツにジャケット。
「僕、思うに、これ…」
「伯父さん!? やっぱ」
オレとノンの予想は一致した。
「んー、まぁいいや、オレら何着ても似合っちゃう」
「あゆってば」
鏡の前でわざとかわいこちゃんポーズをとるオレを見て、ノンがくすくすと笑った。
「さ、みんな待ってるよ、あゆ、行こう」
「うん」
オレたちは顔を見合わせて、にかっと笑うと部屋をでて、廊下を歩いて緩やかにカーブを描いた階段を下りた。
階段をおりる途中、さっき言ってたフロアに、みんなが集まっていて、なんか豪華な飾り付けがしてあった。
そして、まん中にでっかいケーキ!!!
『誕生日おめでとう!』
オレがケーキを見て叫び出す前に、みんなが声をそろえて言って、クラッカーなんかならしたりするもんだから、びっくりした。
「あれ? え? 」
オレとノンは戸惑いつつも、みんなのいるフロアに下りて行くと、いきなり聞き覚えのあるあの声がした。
「ノンノンー! アユアユー! やっぱり似合う! かわいい!!!」
身構える暇も、今回も逃し、伯父さんの熱烈なハグをオレ達二人はうけた。
「おじさん!? 」
「ごめんね、今日はせっかくバースデイパーティなのに、仕事があるからすぐ帰らなきゃいけないんだ。でも顔だけでも見れて良かった。おめでとう、二人とも」
忙しいのに、わざわざオレたちの為に来てくれたんだって分かって、オレたち二人は最高の笑顔で応えた。
「ありがとう! 」
空也と珠希がにっこり笑って、
「シャワー浴びてそこにある服、着て一階のフロアにおいで」
と言われ、部屋のドアをパタンと閉じられた。
「…そういえば今日はサバイバルだったから随分汚れてるね、僕ら」
「あ。ほんとだー。服も破けてる! 」
楽しかったなーとけらけらと笑って、オレたちはシャワーを浴びて、下着のまま部屋に戻った。
「この箱のことかな? 服って」
「ん? ああ、あけてみよっ」
パカっと、黒い箱をあけると、綺麗に包まれたスーツが入っていた。
…と、思ったんだけど…
「まぁ、オシャレだとは思うけどね…オレとしてはもっと大人っぽいのがよかった…」
フリルのシャツ、リボンに、イギリスの子供が履いてそうなハーフパンツにジャケット。
「僕、思うに、これ…」
「伯父さん!? やっぱ」
オレとノンの予想は一致した。
「んー、まぁいいや、オレら何着ても似合っちゃう」
「あゆってば」
鏡の前でわざとかわいこちゃんポーズをとるオレを見て、ノンがくすくすと笑った。
「さ、みんな待ってるよ、あゆ、行こう」
「うん」
オレたちは顔を見合わせて、にかっと笑うと部屋をでて、廊下を歩いて緩やかにカーブを描いた階段を下りた。
階段をおりる途中、さっき言ってたフロアに、みんなが集まっていて、なんか豪華な飾り付けがしてあった。
そして、まん中にでっかいケーキ!!!
『誕生日おめでとう!』
オレがケーキを見て叫び出す前に、みんなが声をそろえて言って、クラッカーなんかならしたりするもんだから、びっくりした。
「あれ? え? 」
オレとノンは戸惑いつつも、みんなのいるフロアに下りて行くと、いきなり聞き覚えのあるあの声がした。
「ノンノンー! アユアユー! やっぱり似合う! かわいい!!!」
身構える暇も、今回も逃し、伯父さんの熱烈なハグをオレ達二人はうけた。
「おじさん!? 」
「ごめんね、今日はせっかくバースデイパーティなのに、仕事があるからすぐ帰らなきゃいけないんだ。でも顔だけでも見れて良かった。おめでとう、二人とも」
忙しいのに、わざわざオレたちの為に来てくれたんだって分かって、オレたち二人は最高の笑顔で応えた。
「ありがとう! 」
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