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安城院雫はそれを問う
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「それでエロ神さまとはどんな話をしたのかしら?」
あの後、元の先輩とそのまま先輩の家に来ていた。
先輩は自分でも彼女に取り憑かれていたことはわかっていたが、その内容まではわからないようだった。
図書室という場所だったこともあるし、それ以上に記憶の話を僕は咀嚼することができずにいた。先輩は先輩でそんな僕の様子を見て何かを察したのか、それについて問うことはなかった。
先輩に誘われるがままに、一緒にお風呂に入った。
先輩は今日も水着姿だったが、今日は昨日と違う花柄のワンピースだった。
互いの体を洗い合って責め合い、先輩を五回絶頂させた。
そうして同じ湯船に浸かった。
先輩の家の浴槽は僕たち二人が向き合っても、余裕はあったが、先輩は僕の方に体をあずけてきた。
「その、先輩そんなに密着されると。その……」
水着の質感に圧迫されて僕のものは勃起していた。
「確かに硬いのが背中に当たるわね」
先輩は意に介さずに話を続ける。
「それで、エロ神さまとはどんな話をしたのかしら?」
とここで冒頭に戻るわけだ。
僕はその問いに悩んでいた。
どう話すか、いや、そもそも話すべきなのか迷ったが、それでもこれは二人の関係なのだからと、話すことにした。
しかし、エロ神さまからの要望と、記憶のことと、どちらから話せばいいのだろう。
僕は直感的に重たい方から話すことにした。
「その。エロ神さまが言うには、先輩が試練を乗り越えたら、ここ一週間の記憶はなくなっちゃうそうで。……条件付きだそうですが」
「ああ、そのことなのね」
先輩がなんてことなさそうに言うので、僕は驚いた。
「先輩は知ってたのですか?」
「まあね。それで川上くんはそれにショックを受けていたわけね」
「なんというか。先輩とこんな風になれると思ってもみなかったので、先輩はどうかわかりませんけど、なくしたくないなって思ってしまって。いや、身勝手ですいません」
「そう……なんだ。でも、そのことはあまり気にしなくてもいいわよ」
先輩は耳を真っ赤にしながら。
「その。あんっ。そうなる予定はないから。ああんっ」
そう言い切ると、大きな悦声を上げた。
「それじゃあ、先輩は条件も知っているんですね」
「知ってるけど、その、まだ聞かないでくれるかしら。その件は大丈夫だからね。川上くんにこのタイミングで話したのは、あの神さまの意地悪だと思うといいわよ」
先輩はその背中をあずけるようにも垂れてくる。
僕は抱きしめるようにその細い体を抱きしめてみる。
そうするだけで幸福な心地で、さきほどまでの不安は消えていく。
「それで話はそれだけだったのかしら?」
「いえ、もう一つ」
「ならそっちがメインだったのじゃないかしら」
僕はエロ神さまの要望を思い出す。
先輩との話で落ち着いていた僕のものに快楽が蘇り、再びそそり勃つ。
「……その。そっち関係のことなのね?」
「やっぱりこっちは話すのは、やめにしませんか。あの神さまのお願いみたいなものなので、別にこのまま指輪のゲージさえ貯まれば問題ないと思いますよ」
「川上くんがそんなに躊躇うことなのね」
先輩は体を起こすと、僕の方へ向き直る。
その大きな瞳で、まっすぐに僕の目を見つめてくる。
「大丈夫だから、私を信じて言ってみて」
「じゃあ、言いますけど。ひかないで下さいね」
僕は最後まで言い切る為に勢いをつける。
「エロ神さまは、先輩の屈辱で感じる姿が見たいでそうですっ!」
「えっ!?」と先輩は絶句した
「だから、そういうプレイをして欲しいとそういう話でした」
先輩は二秒ぐらい、たっぷりと言葉を失った。
そうして、僕の言葉を反芻し終えたのか呆れるように首を振った。
「まったく、もう。あの神さまは」
「やっぱり、やめておきましょう。記憶のこととも関係ないなら無理にすることもないですし」
僕はやっぱりやめた方がと思って、先輩に提案する。
あんまりひどいことをして、先輩に嫌われたくない。
けれど、 先輩は僕の方を見て、何かを小さく呟いた。
それははっきりとは聞こえなった。
「いいわよ。しましょう。何をされるのかわからないけれど」
「本当ですかっ!」
「まったく、なんで嬉しいなのかしら、川上くんは。ほんとにHなんだからっ」
「先輩ほどではないと思いますけど」
「私のは、あの神さまのせいだからっ!」
「それがなくても、先輩はだいぶHだと思いますけどね」
ここまできて僕が笑うと、先輩も吹き出した。
「それでエロ神さまが望むのは、具体的にはどういうことなのかしら?」
「それは後でのお楽しみということで」
僕はそこで言葉を切ると、先ほどからむずむずしていた股間に目を向ける。
そこにはそそり勃ったものがある。
「その前にだ……雫」
僕の言葉に、雫はもうスイッチが入っている。
その目は僕のものを欲しそうに見ている。
まるで犬が餌を与えられたようにと言っても、言い過ぎではないぐらいに。
その表情にはぶんぶんと尻尾を振る様子すら思い浮かぶほどだ。
実際には揺れているのはその胸だが。
雫は本当にHだ。
「雫、命令だ。気持ちよくしろ」
「はい、ご主人様」
僕は腰を浮かせると、湯船から自らのものを出して雫に口で奉仕させた。
あの後、元の先輩とそのまま先輩の家に来ていた。
先輩は自分でも彼女に取り憑かれていたことはわかっていたが、その内容まではわからないようだった。
図書室という場所だったこともあるし、それ以上に記憶の話を僕は咀嚼することができずにいた。先輩は先輩でそんな僕の様子を見て何かを察したのか、それについて問うことはなかった。
先輩に誘われるがままに、一緒にお風呂に入った。
先輩は今日も水着姿だったが、今日は昨日と違う花柄のワンピースだった。
互いの体を洗い合って責め合い、先輩を五回絶頂させた。
そうして同じ湯船に浸かった。
先輩の家の浴槽は僕たち二人が向き合っても、余裕はあったが、先輩は僕の方に体をあずけてきた。
「その、先輩そんなに密着されると。その……」
水着の質感に圧迫されて僕のものは勃起していた。
「確かに硬いのが背中に当たるわね」
先輩は意に介さずに話を続ける。
「それで、エロ神さまとはどんな話をしたのかしら?」
とここで冒頭に戻るわけだ。
僕はその問いに悩んでいた。
どう話すか、いや、そもそも話すべきなのか迷ったが、それでもこれは二人の関係なのだからと、話すことにした。
しかし、エロ神さまからの要望と、記憶のことと、どちらから話せばいいのだろう。
僕は直感的に重たい方から話すことにした。
「その。エロ神さまが言うには、先輩が試練を乗り越えたら、ここ一週間の記憶はなくなっちゃうそうで。……条件付きだそうですが」
「ああ、そのことなのね」
先輩がなんてことなさそうに言うので、僕は驚いた。
「先輩は知ってたのですか?」
「まあね。それで川上くんはそれにショックを受けていたわけね」
「なんというか。先輩とこんな風になれると思ってもみなかったので、先輩はどうかわかりませんけど、なくしたくないなって思ってしまって。いや、身勝手ですいません」
「そう……なんだ。でも、そのことはあまり気にしなくてもいいわよ」
先輩は耳を真っ赤にしながら。
「その。あんっ。そうなる予定はないから。ああんっ」
そう言い切ると、大きな悦声を上げた。
「それじゃあ、先輩は条件も知っているんですね」
「知ってるけど、その、まだ聞かないでくれるかしら。その件は大丈夫だからね。川上くんにこのタイミングで話したのは、あの神さまの意地悪だと思うといいわよ」
先輩はその背中をあずけるようにも垂れてくる。
僕は抱きしめるようにその細い体を抱きしめてみる。
そうするだけで幸福な心地で、さきほどまでの不安は消えていく。
「それで話はそれだけだったのかしら?」
「いえ、もう一つ」
「ならそっちがメインだったのじゃないかしら」
僕はエロ神さまの要望を思い出す。
先輩との話で落ち着いていた僕のものに快楽が蘇り、再びそそり勃つ。
「……その。そっち関係のことなのね?」
「やっぱりこっちは話すのは、やめにしませんか。あの神さまのお願いみたいなものなので、別にこのまま指輪のゲージさえ貯まれば問題ないと思いますよ」
「川上くんがそんなに躊躇うことなのね」
先輩は体を起こすと、僕の方へ向き直る。
その大きな瞳で、まっすぐに僕の目を見つめてくる。
「大丈夫だから、私を信じて言ってみて」
「じゃあ、言いますけど。ひかないで下さいね」
僕は最後まで言い切る為に勢いをつける。
「エロ神さまは、先輩の屈辱で感じる姿が見たいでそうですっ!」
「えっ!?」と先輩は絶句した
「だから、そういうプレイをして欲しいとそういう話でした」
先輩は二秒ぐらい、たっぷりと言葉を失った。
そうして、僕の言葉を反芻し終えたのか呆れるように首を振った。
「まったく、もう。あの神さまは」
「やっぱり、やめておきましょう。記憶のこととも関係ないなら無理にすることもないですし」
僕はやっぱりやめた方がと思って、先輩に提案する。
あんまりひどいことをして、先輩に嫌われたくない。
けれど、 先輩は僕の方を見て、何かを小さく呟いた。
それははっきりとは聞こえなった。
「いいわよ。しましょう。何をされるのかわからないけれど」
「本当ですかっ!」
「まったく、なんで嬉しいなのかしら、川上くんは。ほんとにHなんだからっ」
「先輩ほどではないと思いますけど」
「私のは、あの神さまのせいだからっ!」
「それがなくても、先輩はだいぶHだと思いますけどね」
ここまできて僕が笑うと、先輩も吹き出した。
「それでエロ神さまが望むのは、具体的にはどういうことなのかしら?」
「それは後でのお楽しみということで」
僕はそこで言葉を切ると、先ほどからむずむずしていた股間に目を向ける。
そこにはそそり勃ったものがある。
「その前にだ……雫」
僕の言葉に、雫はもうスイッチが入っている。
その目は僕のものを欲しそうに見ている。
まるで犬が餌を与えられたようにと言っても、言い過ぎではないぐらいに。
その表情にはぶんぶんと尻尾を振る様子すら思い浮かぶほどだ。
実際には揺れているのはその胸だが。
雫は本当にHだ。
「雫、命令だ。気持ちよくしろ」
「はい、ご主人様」
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