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第四章:「大陸統一戦争」
第62話:奴隷王の解放
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⸻夜明けの砂漠は、血のように赤かった。
前夜の戦火の名残が、まだ地を焦がしている。
風が吹き、砂の粒が舞い上がる中――
リアは静かに立っていた。
倒れた砦の上、手にはまだ戦闘の余韻が残る。
「……蓮、あんた、もう動いてるの?」
少し離れた場所で、蓮は瓦礫の上にしゃがみ込み、何かを調べていた。
焼け焦げた鎖、崩れた石柱、そして――檻の跡。
「この国には、戦争だけじゃなく“人間の枷”も残ってる。」
彼はそう言って鎖を拾い上げた。
錆びついた鎖の一端には、まだ小さな血痕がこびりついていた。
セリナが近づき、淡い声で呟く。
「奴隷制度……。聞いていました。サルバードでは“労働奉仕”の名目で、民が売られていると。」
リアが眉をひそめる。
「そんなの、ふざけんなって話だろ。」
「だから行く。」
蓮は立ち上がる。
その瞳には、夜明けよりも鋭い光が宿っていた。
「砂の都の地下に、“奴隷王アドラ”がいる。
すべての鎖を操る支配者だ。」
リアの耳がぴくりと動いた。
「“王”って……また敵かよ。」
セリナが小さく微笑む。
「いいえ――今度は、救う番です。」
⸻
砂の都《アダマス》の中心部、地下迷宮。
そこは、女神の神殿よりも深く、光の届かぬ世界だった。
石造りの壁に無数の鉄格子。
鎖の音と、呻き声。
リアはその光景に、思わず歯を食いしばる。
「ひでぇ……これが、人間のやることかよ。」
セリナが詠唱を始め、杖の先に淡い光を灯す。
「気をつけて。ここは監視用の魔法陣が張り巡らされています。
……“信仰”による支配の象徴です。」
「信仰?」リアが振り返る。
セリナの声は冷たく響いた。
「祈れば救われる、と人々に信じさせ、奴隷たちに“労働こそ赦し”と刷り込む。
神の名の下に――自由を奪った。」
リアの爪が床を削った。
「そんなもん、神でもなんでもねぇ。」
その時だった。
地下の奥から、低い声が響いた。
「……誰だ。異端者どもか。」
光の奥、鉄の玉座の上に、一人の男が座っていた。
鎖のように絡まった金属の衣を纏い、瞳は濁った銀色。
「貴様らが“砂帝国を倒した”という者か。」
蓮は一歩前に出る。
「お前が――アドラか。」
「……そうだ。」
男の声は低く、乾いていた。
「俺はこの国の“鎖”そのもの。
民が逃げ出さぬよう、自らの手足で縛る役を担ってきた。」
「なぜそんなことを?」
「そうするしかなかった。
逃げれば、女神の光が空から降り、すべてを焼く。
俺は民を守るために、自ら鎖になったのだ。」
リアが一歩踏み出す。
「そんなの間違ってる! 守るために縛るなんて、誰も幸せにならない!」
アドラはリアを見据える。
「……狼の娘よ。お前も、かつて“檻の中”にいたのだろう?」
リアの身体が強張る。
一瞬、目の奥に、かつての炎と悲鳴が蘇る。
人間に追われ、家族を殺され、鎖につながれた過去。
「……ああ。だけど、蓮がその鎖を壊してくれた。」
彼女は胸を叩く。
「だから、今度はあたしが壊す番だ!」
アドラがゆっくりと立ち上がる。
「鎖を断てば、天の罰が下る。それでも――やるか?」
「上等だよ。」
リアの瞳が金色に光る。
「“狼の血”をなめんな。」
⸻
轟音が響いた。
アドラの鎖が宙を舞い、蛇のようにリアへ襲いかかる。
鉄と魔力が絡み合い、空気が震える。
リアは跳び、爪で鎖を裂いた。
「こんなもん、怖くねぇ!」
だが、切っても切っても再生する。
アドラの身体から新たな鎖が伸び、彼の腕や胸に食い込んでいた。
「見ろ。俺自身が、鎖でできている!」
「だったら――その鎖ごと再利用してやるよ!」
リアが吼え、蓮が前に出る。
「リア、下がれ。《リサイクル・ドライブ》――展開!」
床下の魔法陣が反転し、鎖の魔力が一瞬で流れを変える。
アドラの足元から立ち昇る光の柱。
「なっ……何をした!?」
「鎖を“縛る”んじゃなく、“繋げる”ようにした。」
蓮の声が響く。
「お前の力は本来、人を閉じ込めるためじゃない。
人と人を繋げるための“絆”の魔法だったんだ。」
アドラの目が見開かれる。
鎖が次々と崩れ、彼の身体を覆っていた金属が溶けていく。
リアが拳を握った。
「ほら見ろ。あんたは、あたし達の敵じゃない!」
光が収まった時、そこに立っていたのは、鎖のない男――アドラだった。
疲弊した顔に、初めて人間らしい表情が浮かぶ。
「……自由、なのか。俺が……?」
蓮が頷いた。
「お前は、もう奴隷王じゃない。」
セリナが微笑む。
「今度は、あなたが民を導く番ですよ。」
アドラは膝をつき、深く頭を垂れた。
「――ありがとう。“再生の勇者”たちよ。」
⸻
地上。
解放された奴隷たちが歓声を上げていた。
鎖が消え、砂の都に初めて自由の風が吹いた。
リアは広場の中央に立ち、両手を広げた。
「みんな! あたしたちは自由だ!
もう誰にも、縛られない!!」
歓声が砂漠を揺らし、人々が泣きながら抱き合う。
その光景を見て、セリナが呟いた。
「彼女は……“民の英雄”ですね。」
蓮は小さく笑った。
「そうだな。俺たちの再生は、まだ続く。」
リアが振り返り、笑顔で叫ぶ。
「さぁ蓮、次はどこ行く!?」
蓮は遠く北の空を見つめた。
「――北方だ。鉄血の女王が待っている。」
前夜の戦火の名残が、まだ地を焦がしている。
風が吹き、砂の粒が舞い上がる中――
リアは静かに立っていた。
倒れた砦の上、手にはまだ戦闘の余韻が残る。
「……蓮、あんた、もう動いてるの?」
少し離れた場所で、蓮は瓦礫の上にしゃがみ込み、何かを調べていた。
焼け焦げた鎖、崩れた石柱、そして――檻の跡。
「この国には、戦争だけじゃなく“人間の枷”も残ってる。」
彼はそう言って鎖を拾い上げた。
錆びついた鎖の一端には、まだ小さな血痕がこびりついていた。
セリナが近づき、淡い声で呟く。
「奴隷制度……。聞いていました。サルバードでは“労働奉仕”の名目で、民が売られていると。」
リアが眉をひそめる。
「そんなの、ふざけんなって話だろ。」
「だから行く。」
蓮は立ち上がる。
その瞳には、夜明けよりも鋭い光が宿っていた。
「砂の都の地下に、“奴隷王アドラ”がいる。
すべての鎖を操る支配者だ。」
リアの耳がぴくりと動いた。
「“王”って……また敵かよ。」
セリナが小さく微笑む。
「いいえ――今度は、救う番です。」
⸻
砂の都《アダマス》の中心部、地下迷宮。
そこは、女神の神殿よりも深く、光の届かぬ世界だった。
石造りの壁に無数の鉄格子。
鎖の音と、呻き声。
リアはその光景に、思わず歯を食いしばる。
「ひでぇ……これが、人間のやることかよ。」
セリナが詠唱を始め、杖の先に淡い光を灯す。
「気をつけて。ここは監視用の魔法陣が張り巡らされています。
……“信仰”による支配の象徴です。」
「信仰?」リアが振り返る。
セリナの声は冷たく響いた。
「祈れば救われる、と人々に信じさせ、奴隷たちに“労働こそ赦し”と刷り込む。
神の名の下に――自由を奪った。」
リアの爪が床を削った。
「そんなもん、神でもなんでもねぇ。」
その時だった。
地下の奥から、低い声が響いた。
「……誰だ。異端者どもか。」
光の奥、鉄の玉座の上に、一人の男が座っていた。
鎖のように絡まった金属の衣を纏い、瞳は濁った銀色。
「貴様らが“砂帝国を倒した”という者か。」
蓮は一歩前に出る。
「お前が――アドラか。」
「……そうだ。」
男の声は低く、乾いていた。
「俺はこの国の“鎖”そのもの。
民が逃げ出さぬよう、自らの手足で縛る役を担ってきた。」
「なぜそんなことを?」
「そうするしかなかった。
逃げれば、女神の光が空から降り、すべてを焼く。
俺は民を守るために、自ら鎖になったのだ。」
リアが一歩踏み出す。
「そんなの間違ってる! 守るために縛るなんて、誰も幸せにならない!」
アドラはリアを見据える。
「……狼の娘よ。お前も、かつて“檻の中”にいたのだろう?」
リアの身体が強張る。
一瞬、目の奥に、かつての炎と悲鳴が蘇る。
人間に追われ、家族を殺され、鎖につながれた過去。
「……ああ。だけど、蓮がその鎖を壊してくれた。」
彼女は胸を叩く。
「だから、今度はあたしが壊す番だ!」
アドラがゆっくりと立ち上がる。
「鎖を断てば、天の罰が下る。それでも――やるか?」
「上等だよ。」
リアの瞳が金色に光る。
「“狼の血”をなめんな。」
⸻
轟音が響いた。
アドラの鎖が宙を舞い、蛇のようにリアへ襲いかかる。
鉄と魔力が絡み合い、空気が震える。
リアは跳び、爪で鎖を裂いた。
「こんなもん、怖くねぇ!」
だが、切っても切っても再生する。
アドラの身体から新たな鎖が伸び、彼の腕や胸に食い込んでいた。
「見ろ。俺自身が、鎖でできている!」
「だったら――その鎖ごと再利用してやるよ!」
リアが吼え、蓮が前に出る。
「リア、下がれ。《リサイクル・ドライブ》――展開!」
床下の魔法陣が反転し、鎖の魔力が一瞬で流れを変える。
アドラの足元から立ち昇る光の柱。
「なっ……何をした!?」
「鎖を“縛る”んじゃなく、“繋げる”ようにした。」
蓮の声が響く。
「お前の力は本来、人を閉じ込めるためじゃない。
人と人を繋げるための“絆”の魔法だったんだ。」
アドラの目が見開かれる。
鎖が次々と崩れ、彼の身体を覆っていた金属が溶けていく。
リアが拳を握った。
「ほら見ろ。あんたは、あたし達の敵じゃない!」
光が収まった時、そこに立っていたのは、鎖のない男――アドラだった。
疲弊した顔に、初めて人間らしい表情が浮かぶ。
「……自由、なのか。俺が……?」
蓮が頷いた。
「お前は、もう奴隷王じゃない。」
セリナが微笑む。
「今度は、あなたが民を導く番ですよ。」
アドラは膝をつき、深く頭を垂れた。
「――ありがとう。“再生の勇者”たちよ。」
⸻
地上。
解放された奴隷たちが歓声を上げていた。
鎖が消え、砂の都に初めて自由の風が吹いた。
リアは広場の中央に立ち、両手を広げた。
「みんな! あたしたちは自由だ!
もう誰にも、縛られない!!」
歓声が砂漠を揺らし、人々が泣きながら抱き合う。
その光景を見て、セリナが呟いた。
「彼女は……“民の英雄”ですね。」
蓮は小さく笑った。
「そうだな。俺たちの再生は、まだ続く。」
リアが振り返り、笑顔で叫ぶ。
「さぁ蓮、次はどこ行く!?」
蓮は遠く北の空を見つめた。
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