喉の奥の気持ち

さのこと

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初日

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春になり入学の季節がきた。
私は私立東皇(とうおう)学園という高校に
入学をする。
不安ではないが、慣れない。
ザ・女子高生になれる自信がないので、スカートも短くはしてないし、メイクもしない私が浮いている気がします。
「やっぱ無理ー。」
「いや、長いよスカート。ひより足長いから変ではないけど、女子高校生だよ?
もーちょい折ろうよ。」
「これでも毎日忙しいから折ってる暇なんてないんですー。」
親友である加奈とは登校中会うことが多い。
まー、同じ下車駅だから、そりゃそうなるのだが、
「ところで加奈は連と同じ高校なんでしょ?」
「うん。たまたまだけどねー。ひよりは部活決めた?」
「うん!軽音楽部に入ろうと思ってるんだー!」
「えっ!なんか楽器できたっけ?、、、ボーカル?」
「せーかーい。」
「ひより歌上手いもんねー。」
「ありがとっ。あっ。ここでお別れか。また会えるといいね。」
「そーだね。じゃっ!」
加奈とわかれてから、一人学校へ歩き始める。
軽音楽部へ入ろうと思ったのは、中学の友達にバンド好きがいてたくさん話を聞いているうちに、私自身もバンドが好きになってしまったのだ。
しっかし、連と同じ学校かー。もう小学校卒業してから、一回も会ってないな。もう諦めた方がいいのかな。
そう考えながら歩いてるといつの間にか到着していた。

ガラガラっ
教室の電気はついていなかったので、誰もいないことは確認できた。
黒板に貼ってある出席番号の通りに座り、
ウォークマンを取り出し、
イヤホンをして、
寝た。
初日だし、安易に話しかける人もいないだろうけど、これは私の必殺技だ。
一人きりの時は「私寝てるだけですよ感」をかもしだす。これなら誰も傷つくことはない。
でも、あえていうなら心に少しくる、、、。
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